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お手紙と脅威
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朝食を食べ終え、じいやと一度部屋に戻る道中に最近俺専属になった新米メイドさん…ムースが声をかけてきた
「ナギ様、カイナン帝国の皇太子様よりお手紙が届いておりますよ!」
「本当!?直ぐにお返事を書かなきゃ!」
「此方で御座います!」
「ありがとう、ムース」
手渡されたお手紙は、見た事ない縦型の形でサラサラとした触り心地の良い紙質の便箋
そこに綺麗な紫色の花の模様が刻まれている…すっごく綺麗!!!
「私も見た時感動したのです!!皇太子様ってなんてセンスのあるお方なのって!!ナギ様にもきぃっとお似合いになりますよ!!!」
「に、似合うかなあ…でもありがと」
「ムース……手紙等含め他国から送られてきたものは必ず部屋にて渡せと何度教えましたか?」
「あっ……ご、ごめんなさい執事長…」
特に何も考えず貰ったお手紙に舞踊っていたが
隣にいたじぃやは鋭くムースの失態を注意していた…おじいちゃんだけれど執事長の威厳が凄いや
「もし重要な書類だったらどうするのですか?如何に万全な警備がなされているとはいえ危険な行為に変わりありません。しかもその御手紙は皇太子様のものです、ご兄弟がその御手紙の存在をしってしまったらどうするか分かったもんじゃあありませんね?」
「はい、仰る通りで……」
「それにムース、ナギ様が如何に優しいとはいえ礼節は弁えなさいとあれ程言っているでしょう?唯の友達では無いのですよ。身も心も捧げるべき主人です。貴方にはその自覚が~ーーーーー………」
「……たすけて…………」
「…ムース、ごめん」
じぃやの説教はとてつもなく長い
俺はムースを置いて、こっそり部屋へ戻ることにした
ここで、俺は一つ大きな過ちを犯していた
じぃやは言っていた
「ご兄弟がその御手紙の存在をしってしまったらどうするか分かったもんじゃあありませんね?」
と。
俺は、大人しく説教が終わるまで待っていればよかったのだ
そうしておけば
「よぉ、ナギ」
「………に、にいさま、おぉおおおはようございます」
「随分震えてんな、寒いか?」
ダズ兄様という脅威に、直接出会わなくて済んだと言うのに
「ナギ様、カイナン帝国の皇太子様よりお手紙が届いておりますよ!」
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「此方で御座います!」
「ありがとう、ムース」
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「あっ……ご、ごめんなさい執事長…」
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隣にいたじぃやは鋭くムースの失態を注意していた…おじいちゃんだけれど執事長の威厳が凄いや
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「はい、仰る通りで……」
「それにムース、ナギ様が如何に優しいとはいえ礼節は弁えなさいとあれ程言っているでしょう?唯の友達では無いのですよ。身も心も捧げるべき主人です。貴方にはその自覚が~ーーーーー………」
「……たすけて…………」
「…ムース、ごめん」
じぃやの説教はとてつもなく長い
俺はムースを置いて、こっそり部屋へ戻ることにした
ここで、俺は一つ大きな過ちを犯していた
じぃやは言っていた
「ご兄弟がその御手紙の存在をしってしまったらどうするか分かったもんじゃあありませんね?」
と。
俺は、大人しく説教が終わるまで待っていればよかったのだ
そうしておけば
「よぉ、ナギ」
「………に、にいさま、おぉおおおはようございます」
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