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炎の竜と清流の巫女
拾壱
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時はサルベエと新狗郎がナイトに任じられた翌日。
浅賀新狗郎は由布に向かうサルベエを送り出すと、国王フランシスコの屋敷へと向かった。
昨日も訪れた謁見の間に向かい、回廊を歩いていると、庭で一人の女が立っているのが目に入った。
「姫、お早うございます」
女は声に気付くと振り向いて目を輝かせた。
「新狗郎様!」
小走りに走り寄ってくる。
「本日から父上の近侍と伺っております。マセンティアは嬉しゅうございます」
女の名前はマセンティア。国王フランシスコの末の娘である。
「姫は何をなさっていたのですか」
「これです」
マセンティアは手からぶら下げていた物を差し出した。木でできた十個程度のかけらが紐で繋がっている。脱力した人のようにも見える。
「これは、人形ですか」
「そうです。まるで生きているように動くのですよ」
マセンティアがかちゃかちゃ動かして見せるが、木のかけらはバラバラに動くばかりで、とても生きているようは見えなかった。
「むう……」
納得のいかない顔のマセンティアに、
「修練あるのみ、ですよ」
と言って肩を叩く新狗郎。マセンティアは顔を赤らめた。
遠くからゴーンと鐘が鳴る。
「おっと、そろそろ時間です。これにて失礼を」
辞去すると、名残惜しそうなマセンティアに背を向けて謁見の間に向かった。
「参りましてございます」
「きたか。サルベエのやつは泣いておらなんだか?」
肘をつき退屈そうな顔で、フランシスコは言った。新狗郎がサルベエを送り出してきたことはお見通しのようだ。
「殿、サルベエは立派な侍にございますよ。その言葉はあんまりではございませんか?」
「あいつは甘さが抜けきらんからの。まあよい、戯れはここまでとしよう。行くぞ、新狗郎」
どこにとは言わず、フランシスコはスタスタと部屋の外へと出て行ってしまった。昨日同様に、新狗郎は慌てて後を追うことになった。
屋敷を出ると、東に向かって歩き、寒川の岸辺に出た。川に沿ってそのまま下流へと歩いていく。このまま行けばすぐに海に出るだろう。
「ワシに何か聞きたいことはないか?」
新狗郎が必死に追いかけていると、フランシスコは急に立ち止まり振り向いた。
「かまわんからワシの横に来い。お前はサルベエとは違って賢いからの。歩きながら、すべて答えてやろう」
「……では恐れながら」
新狗郎は昨日から最も気になっていた疑問をぶつけることにした。
「敵の真の狙いと、清流の巫女の正体をお教えください」
昨日の話から、南蛮のアルケミストが清流の巫女を狙っていることは見当がついた。だが、その理由が分からない。
「ふむ、それは話せば長くなる。ここで話すには時間が足りぬな」
フランシスコは髭を擦りながら考え込んだ。誤魔化そうとしているわけではなさそうだ。事情は入り組んでいるらしい。
「新狗郎。ワシが六郷満山の寺に入れられていたことは知っておるか」
「存じております」
六郷満山は日本でも有数の修験道の修行場である。本来、王族のフランシスコが送られるような場所ではない。だが、周囲の王族から後継失格と評定されたフランシスコは、追放同然に山奥の寺に押し込まれていたのだ。
失格の烙印を押されたフランシスコは、やがて幾多もの困難を乗り越え国王として返り咲くことになる。だが、それはまた別の話である。
「お前には寺で聞いた昔話をしてやろう。それで十分のはずじゃ」
川沿いを歩きながら、フランシスコは新狗郎に語り出した。
昔々、日本がまだ日本と名乗る前のこと。一人の巫女がこの地に現れた。争いばかりの世の中を嘆いた巫女は、六郷満山の奥地に籠り、とある秘術を編み出した。
その秘術は「鬼道」と呼ばれ、八万の神の力を借りる強大なものだった。
巫女はこの力を持って、乱れた国を平定した。そして国が平和になったことを見届けると、鎮護国家のために、借り受けた力を「木」「火」「土」「金」「水」の五つに振り分けて、この国の各地に授けたという。
巫女から鎮護の加護を得たこの国のことを、巫女の名をとって、トヨの国と呼ぶことになったそうな。
「むろんただの昔話ではないぞ。現にワシは六郷満山で木の力を目にしたことがある。あれは人の手に余るものじゃ。本来であれば、な」
海のほうを見ながらフランシスコは言った。すでに港が近く船の影がぼんやりと見えた。
「南蛮人が使うアルケミーとは、これら自然の力を操るための技じゃ。五つの力が奴らの手に渡れば、世界はやつらのほしいままとなる」
黙って話を聞いていた新狗郎は俯いて考える。
「その五つの力がどこにあるか、殿はご存知なのですか?」
「ワシとて在処を知っておるのは木の力と水の力だけよ。他の力も捜索したいのじゃが手が足りん。この件だけは真に信用のおけるものにしか任せられんからな」
「さすれば、水の力は清流の巫女が持っているというわけですか」
「さすが察しがよいのう。サルベエを山奥にやった理由もわかるであろう」
「水の力が狙われている、というわけですね」
「ちと違うな。狙われているのは全てじゃ。木火土金水、全ての力が狙われておる。やつらはすでにこの国の各地に間者を忍ばせて、五つの力を探しておる。水の力はワシですら所在を突き止めておるくらいじゃ。見つかるのは時間の問題じゃろう」
フランシスコは口惜しげに吐き捨てた。
「分かるか? 五つの力が奪われるのが先か。それともワシらが五つの力を使いこなすのが先か。これはそういう戦なのじゃ」
新狗郎を真っ直ぐに見つめて、フランシスコは言った。真摯な眼差しを受けて、新狗郎はゴクリと唾を飲み込んだ。
「お主に作ってもらうのはただの水軍ではない。水の力を扱いこなすための南蛮式水軍じゃ」
「恐れながら、拙者などには荷が重すぎまする」
あまりに突拍子もない話に、新狗郎は謙遜抜きで弱音を吐いた。フランシスコはゆっくりと首を振る。
「いや、お主にしかできん。知っておるのだぞ? お主がこそこそとコレジオでアルケミーを学んでいたことなどな」
新狗郎は目を見開いた。この国王はどこまで知っているのか。
「さて。まずは、水軍のお手本を見せてもらおうではないか」
すでに港は目の前だった。フランシスコが木戸の前で脚を止める。そこは南蛮船の停泊地、沖の浜への入り口だった。
浅賀新狗郎は由布に向かうサルベエを送り出すと、国王フランシスコの屋敷へと向かった。
昨日も訪れた謁見の間に向かい、回廊を歩いていると、庭で一人の女が立っているのが目に入った。
「姫、お早うございます」
女は声に気付くと振り向いて目を輝かせた。
「新狗郎様!」
小走りに走り寄ってくる。
「本日から父上の近侍と伺っております。マセンティアは嬉しゅうございます」
女の名前はマセンティア。国王フランシスコの末の娘である。
「姫は何をなさっていたのですか」
「これです」
マセンティアは手からぶら下げていた物を差し出した。木でできた十個程度のかけらが紐で繋がっている。脱力した人のようにも見える。
「これは、人形ですか」
「そうです。まるで生きているように動くのですよ」
マセンティアがかちゃかちゃ動かして見せるが、木のかけらはバラバラに動くばかりで、とても生きているようは見えなかった。
「むう……」
納得のいかない顔のマセンティアに、
「修練あるのみ、ですよ」
と言って肩を叩く新狗郎。マセンティアは顔を赤らめた。
遠くからゴーンと鐘が鳴る。
「おっと、そろそろ時間です。これにて失礼を」
辞去すると、名残惜しそうなマセンティアに背を向けて謁見の間に向かった。
「参りましてございます」
「きたか。サルベエのやつは泣いておらなんだか?」
肘をつき退屈そうな顔で、フランシスコは言った。新狗郎がサルベエを送り出してきたことはお見通しのようだ。
「殿、サルベエは立派な侍にございますよ。その言葉はあんまりではございませんか?」
「あいつは甘さが抜けきらんからの。まあよい、戯れはここまでとしよう。行くぞ、新狗郎」
どこにとは言わず、フランシスコはスタスタと部屋の外へと出て行ってしまった。昨日同様に、新狗郎は慌てて後を追うことになった。
屋敷を出ると、東に向かって歩き、寒川の岸辺に出た。川に沿ってそのまま下流へと歩いていく。このまま行けばすぐに海に出るだろう。
「ワシに何か聞きたいことはないか?」
新狗郎が必死に追いかけていると、フランシスコは急に立ち止まり振り向いた。
「かまわんからワシの横に来い。お前はサルベエとは違って賢いからの。歩きながら、すべて答えてやろう」
「……では恐れながら」
新狗郎は昨日から最も気になっていた疑問をぶつけることにした。
「敵の真の狙いと、清流の巫女の正体をお教えください」
昨日の話から、南蛮のアルケミストが清流の巫女を狙っていることは見当がついた。だが、その理由が分からない。
「ふむ、それは話せば長くなる。ここで話すには時間が足りぬな」
フランシスコは髭を擦りながら考え込んだ。誤魔化そうとしているわけではなさそうだ。事情は入り組んでいるらしい。
「新狗郎。ワシが六郷満山の寺に入れられていたことは知っておるか」
「存じております」
六郷満山は日本でも有数の修験道の修行場である。本来、王族のフランシスコが送られるような場所ではない。だが、周囲の王族から後継失格と評定されたフランシスコは、追放同然に山奥の寺に押し込まれていたのだ。
失格の烙印を押されたフランシスコは、やがて幾多もの困難を乗り越え国王として返り咲くことになる。だが、それはまた別の話である。
「お前には寺で聞いた昔話をしてやろう。それで十分のはずじゃ」
川沿いを歩きながら、フランシスコは新狗郎に語り出した。
昔々、日本がまだ日本と名乗る前のこと。一人の巫女がこの地に現れた。争いばかりの世の中を嘆いた巫女は、六郷満山の奥地に籠り、とある秘術を編み出した。
その秘術は「鬼道」と呼ばれ、八万の神の力を借りる強大なものだった。
巫女はこの力を持って、乱れた国を平定した。そして国が平和になったことを見届けると、鎮護国家のために、借り受けた力を「木」「火」「土」「金」「水」の五つに振り分けて、この国の各地に授けたという。
巫女から鎮護の加護を得たこの国のことを、巫女の名をとって、トヨの国と呼ぶことになったそうな。
「むろんただの昔話ではないぞ。現にワシは六郷満山で木の力を目にしたことがある。あれは人の手に余るものじゃ。本来であれば、な」
海のほうを見ながらフランシスコは言った。すでに港が近く船の影がぼんやりと見えた。
「南蛮人が使うアルケミーとは、これら自然の力を操るための技じゃ。五つの力が奴らの手に渡れば、世界はやつらのほしいままとなる」
黙って話を聞いていた新狗郎は俯いて考える。
「その五つの力がどこにあるか、殿はご存知なのですか?」
「ワシとて在処を知っておるのは木の力と水の力だけよ。他の力も捜索したいのじゃが手が足りん。この件だけは真に信用のおけるものにしか任せられんからな」
「さすれば、水の力は清流の巫女が持っているというわけですか」
「さすが察しがよいのう。サルベエを山奥にやった理由もわかるであろう」
「水の力が狙われている、というわけですね」
「ちと違うな。狙われているのは全てじゃ。木火土金水、全ての力が狙われておる。やつらはすでにこの国の各地に間者を忍ばせて、五つの力を探しておる。水の力はワシですら所在を突き止めておるくらいじゃ。見つかるのは時間の問題じゃろう」
フランシスコは口惜しげに吐き捨てた。
「分かるか? 五つの力が奪われるのが先か。それともワシらが五つの力を使いこなすのが先か。これはそういう戦なのじゃ」
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