13 / 57
1章
13
今日も変わらずベンチで時間を潰していれば
「なーつ。」
「あっ、優人さん」
やって来た優人さんに声を掛けられ並んでお話をする
すると「なつってさ今日の夜予定あったりする?」少し躊躇いがちに聞かれる
「今日の夜はあるけど、どうしたの?」
「いや、いつもここで話すだけだからなんかご飯とか行けたらいいなとか思って、、、」
「えっ?」
「悪い、、、予定あるんなら無理だよな。忘れて。」
「今日は無理だけど、俺も優人さんとご飯行きたいよ。」
「ほんとか?」
「うん」
「じゃあ明日とかは、、、」
そう言われて急いで明日の予定を確認する
明日も何人かいるけど夕方以降に入ってる人はいなかった
「明日なら大丈夫!!」
"行ける!" そう思ったら何だか嬉しくて思わず勢いよく返事をしてしまう
「おぉ、、ビックリした、、、それならさ明日ここで待ち合わせて行こう。」
そう言うと携帯を取り出し「何か変更があった時の為連絡先教えて?」と言われ急いで伝えれば「明日楽しみだな!」と笑顔を向けられる
その笑顔にいつかと同じように胸が激しく反応する
"何なんだろこれ、、、"
そう思いながら連絡先に追加された優人さんの名前を見つめた
すると携帯が着信画面に変わる
この後ご飯に行く予定のかずさんからだった
優人さんに「ごめん、電話出てくる。」そう言って少し離れた所で電話に出る
「なつくんごめんね、今大丈夫?」
「大丈夫。」
「仕事そろそろ上がれそうだから迎えに行くよ。」
「ほんと?ありがとう。今ね駅近くの公園にいるんだ。」
「分かった、今から向かうね。」
電話を終えすぐに戻れば何だか浮かない顔をした優人さんが目に入る
「ごめん、お待たせ。大丈夫?」
「んっ。大丈夫だけどなんで?」
「なんか顔が暗かった?から、、、」
「そう?何ともないよ。」
そう言って笑うからそれ以上は何も言えなかった。
その後も変わらず話していれば [もう着くよ!]とかずさんからメッセージが届く
「俺そろそろ行かなきゃ。」
「あっ、もう?」
「うん!かずさ、、、あっ、、いや何でもない。じゃぁまた!」
「おぅ、、、またな。」
優人さんに別れを告げて分かりやすい場所へ移動する
すると「なつくん!」と名前を呼ばれた。
見ればもう既に着いていたかずさんが手を振っていた
「かずさん!早かったですね!」
「道が空いててね。思ったより早く来れたんだ。じゃぁ行こうか!」
そう言って助手席のドアをあけてくれる
お礼を言って乗り込み出発する
連れてきてもらったお店はほんとに美味しくて、、、食べる手が止まらなくなる俺をかずさんは相変わらずニコニコ眺めていた
それにやっぱり少しの恥ずかしさを感じ「かずさんも食べて下さい!」そう言ってかずさんの目の前に料理を差し出す
一瞬驚いた表情をしたかずさんはすぐに笑顔になれば「なつくんが食べさせてくれるの?」なんて言葉を発するから、思いがけずそう取れる行動をした事に顔を赤くしてしまう
「あっ、これは、、ちがっ、、!!」そう慌てる姿にクスクス笑いながら「なつくんってほんと可愛いね。」なんて言うものだから余計に赤くなる顔を隠しきれなくて、、、
結局俺は最後まで顔を赤くしたまま過ごすことになった
あなたにおすすめの小説
人気アイドルの俺、なぜかメンバー全員に好かれてます
七瀬
BL
デビュー4年目の人気アイドルグループ「ECLIPSE(エクリプス)」に所属する芹沢 美澄(せりざわみすみ)は、昔からどこか抜けていてマイペースな性格。
歌もダンスも決して一番ではないはずなのに、なぜかファンからもメンバーからも目を離されない存在だった。
世話焼きな幼なじみ、明るく距離の近い同い年、しっかり者で面倒見のいい年上、掴みどころのない自由人、そして無言で隣にいるリーダー——。
気づけば、美澄の周りにはいつも誰かがいて、当たり前のように甘やかされていく。
こわがりオメガは溺愛アルファ様と毎日おいかけっこ♡
なお
BL
政略結婚(?)したアルファの旦那様をこわがってるオメガ。
あまり近付かないようにしようと逃げ回っている。発情期も結婚してから来ないし、番になってない。このままじゃ離婚になるかもしれない…。
♡♡♡
恐いけど、きっと旦那様のことは好いてるのかな?なオメガ受けちゃん。ちゃんとアルファ旦那攻め様に甘々どろどろに溺愛されて、たまに垣間見えるアルファの執着も楽しめるように書きたいところだけ書くみたいになるかもしれないのでストーリーは面白くないかもです!!!ごめんなさい!!!
運命の番ってそんなに溺愛するもんなのぉーーー
白井由紀
BL
【BL作品】(20時30分毎日投稿)
金持ち社長・溺愛&執着 α × 貧乏・平凡&不細工だと思い込んでいる、美形Ω
幼い頃から運命の番に憧れてきたΩのゆき。自覚はしていないが小柄で美形。
ある日、ゆきは夜の街を歩いていたら、ヤンキーに絡まれてしまう。だが、偶然通りかかった運命の番、怜央が助ける。
発情期中の怜央の優しさと溺愛で恋に落ちてしまうが、自己肯定感の低いゆきには、例え、運命の番でも身分差が大きすぎると離れてしまう
離れたあと、ゆきも怜央もお互いを思う気持ちは止められない……。
すれ違っていく2人は結ばれることができるのか……
思い込みが激しいΩとΩを自分に依存させたいαの溺愛、身分差ストーリー
★ハッピーエンド作品です
※この作品は、BL作品です。苦手な方はそっと回れ右してください🙏
※これは創作物です、都合がいいように解釈させていただくことがありますのでご了承くださいm(_ _)m
※フィクション作品です
※誤字脱字は見つけ次第訂正しますが、脳内変換、受け流してくれると幸いです
流れる星、どうかお願い
ハル
BL
羽水 結弦(うすい ゆずる)
オメガで高校中退の彼は国内の財閥の一つ、羽水本家の次男、羽水要と番になって約8年
高層マンションに住み、気兼ねなくスーパーで買い物をして好きな料理を食べられる。同じ性の人からすれば恵まれた生活をしている彼
そんな彼が夜、空を眺めて流れ星に祈る願いはただ一つ
”要が幸せになりますように”
オメガバースの世界を舞台にしたアルファ×オメガ
王道な関係の二人が織りなすラブストーリーをお楽しみに!
一応、更新していきますが、修正が入ることは多いので
ちょっと読みづらくなったら申し訳ないですが
お付き合いください!
当たり前の幸せ
ヒイロ
BL
結婚4年目で別れを決意する。長い間愛があると思っていた結婚だったが嫌われてるとは気付かずいたから。すれ違いからのハッピーエンド。オメガバース。よくある話。
初投稿なので色々矛盾などご容赦を。
ゆっくり更新します。
すみません名前変えました。
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。