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悟の世界
暮らし。Ⅱ
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「ついたわよ。あなた達も入ってみる?」
ナオミの母はやはり、からかって二人に言った。町の夜が深く、夜風が彼女の頬をなでる。彼女の声は色っぽくより一層、艶やかに映った。
「ふふっ。相変わらず、からかい上手ですね。」
サトルは微笑みながらやんわりと断りを入れた。
それよりもサトルはミノルにこの町の夜を知ってほしかった。自分が好きなこの町の夜を知って、何かを感じ取ってほしかった。
そしてサトルはミノルはこの世界にいるべきではないとも思っていた。
二人はナオミの母に別れを告げ、どことも無く歩き始めた。
最初に口を開いたのはサトルだった。
「僕はこの町が好きなんだ。特に夜が面白いよ。昼ももちろん面白いけれど、夜の方が面白い。興味深い人たちがいるんだ。紹介して回るよ。」
サトルはミノルにこの町を紹介したがった。自分とこの町の仲間達で作り上げたこの町を親友に自慢したくもあった。
ミノルはこれに乗った。
彼はサトルがこの世界に来てからどんなことをしてきたのか、そしてなぜこの世界では生きていたいと、楽しいと思えているのかそれを探求したかった。
石畳を歩いているとボロ服を着た5~6名の男達がなにやら集まっていた。
いかにも治安の悪い地域にたむろするまるでホームレスの集団のようだった。サトルはこの町を見せたがるくせにその実態は治安が悪いんじゃないかとミノルは思った。
「まずは彼らかな。」
サトルは例のホームレスの集団のような集まりを指差しながらそう言った。
ミノルは驚いた。彼の元の世界だったらばその職責を持ってして、職務質問をしなければならないような集団に思えたからだ。
「彼ら?何かたむろしているようだけどもしかしてサトルが追い払ったりするのかい?もしそうなら俺も力を貸すけどさ」
ミノルは例の集団を町の治安を乱す敵だと思い込んだ。
「ははっ 彼らの事を何かホームレスの集団だとでも思ってるのかい?人を見かけで判断しちゃあダメだよ君」
サトルはからかうように、また、窘めるようにそう言った。かえってミノルは疑問に思った。彼らがホームレスの集団ではないとしたら何なのだろう。もし、ただ貧困層の男達が集まっているだけならとんだ期待はずれだと思った。
そんなものは元居た現実世界で鬱陶しいほど見てきた。彼らに再三注意しても何も変わらなかったのを思い出す。
社会の下層にいる人たちは何を言っても無駄なのだとあきらめていた時期もある。その時期と彼の頭ので”死”について考えていた時期は重なる。
サトルは何が言いたいのだろう?
確かに彼は世の中を儚げに見ていた。世の中を諦観の念で眺めていた。しかしそれが嫌になって、この世界へ自殺と言う凶悪な毒を用いてやってきたのではないのだろうか。
そうだとしたらここで何もしない、何も変わらない貧困層を俺に見せて何の意味がある?ミノルの脳内は混乱していた。そしてつい口を開く。
「貧困層の人々かい?それなら元居た現実世界でよく見たじゃないか。何もこっちの世界で見せなくたって俺は職業上良くこういった人々と関わってきた。そして、こういった人々は何をしても変わらないものだと知っているんだ」
ミノルは脳内に溜まった混乱を吐き出した。もしこの言葉が例の集団に聞こえたら間違いなく絡まれるだろうと思っていた。
しかし、絡まれたところでこちらに非はないし、むしろ貧困層なら努力しろと注意してやるといった心構えであった。
「君はまだまだ視野が狭いよ。見かけで判断しちゃあダメだと言ったろ。」
だったら彼らは何をしているのか。なおさらミノルには分からなかった。そして二人は例の集団と対面した。
「やぁこんばんわ。仕事はどう?順調かい?」
サトルは慣れた口調で話し出す。随分と親しそうに見えた。サトルは退廃的な趣味を持った男だったが、社会の下層にいる人物となれなれしく話しているところを見るのはミノルにとって初めてだった。
「ヘぇ 順調でさぁ 最近はここら辺の石畳は全部、綺麗に掃除しちまいましたよ。」
例の集団のリーダー格であろう人物がサトルの問に答えた。ミノルは驚いた。彼らは町を掃除していたのだ。それも
この夜中に。ボランティアだろうか?でもなぜボロ服を着た連中がボランティアなどするのだろうか?何か秘密があるに違いないと思ったミノルは声に出して聞いた。
「ボランティアかなにかで町を掃除しているんですか?」
彼らはきょとんとした表情を見せた。まるで言葉が通じないようだった。しかしサトルとの会話では言葉は通じていたから言葉に不自由しているわけではないと言うことは分かる。少しの沈黙の後、向こうから口を開いてくれた。
「その、ぼらんてぃあ ってぇのは良く分かりませんがわし等はここら辺を掃除してますぜ。」
ミノルは感心した。そして悟の言うとおりなのだと感動した。人は見かけで判断してはならない!自分はなんて愚かだったのだろうと思っていた。そしてサトルが言う。
「ふふっ いつもありがとう。がんばってくださいね」
そう言うとサトルは歩き始めた。ミノルも当然それについていく。そして今、自分の中に沸いた感情を率直に投げかけた。
「すごいじゃないかサトル!彼ら下層の人々を更生させたのか!?あんな身なりなのにボランティアだなんて!」
ミノルは興奮していった。しかし、サトルの表情は冷静そのものだった。
「そんなに世の中甘くないよ。ホームレスが無給でボランティアなんてしないさ。」
彼はぴしゃりと言ってのけた。だとしたら彼らは何なのだ?
そう思っているとサトルがさらに口を開く。
「この町の人からお金を集めて彼らの給料にしてるんだ。それでこの町の掃除は全部彼らに丸投げさ。」
ミノルは唖然とした。まず、この町の掃除はすべて彼らホームレスがしていることに驚いた。そしてどうやってホームレス達にそんな仕事を、しかも町の人からお金を集めるだなんてとても彼らだけではできないだろうと思った。
やはり、質問せざるを得なかった。
「どうやって、ホームレスがあんなことをやってるんだい?町の人からお金を集めるなんて、そんな信用彼らに無いだろう?」
サトルは微笑んでいた。その微笑みにはまるで子供を見るような優しさが含まれていた。
「僕が町の人々に声をかけたんだよ。僕が声をかける前までホームレス達は無法者で厄介者扱いだったし、町には掃除をしたがる人なんていないから困ってた。そこで思いついたんだよ。こうすれば、ホームレス達は給金がもらえて最低限の暮らしはできるだろう。それに町の人々は町が綺麗になって喜ぶ。」
ミノルはまたも驚かなくてはならなかった。そんな大それた事をこのサトルがやってのけるなんて。彼がそんなにも善人だなんて思っても見なかった。
「すごいじゃないか!立派だよ!さすがサトルだなぁ!」
感嘆の言葉を投げかけた。しかし、サトルの顔は無表情に固定されていた。
「そんなことはないよ。謙遜じゃなくてね。僕達が元居た世界だったらどうだと思う?本来は町の人たちが協力して掃除するんじゃないかな?それにホームレス達も確かにいたけれど保護する制度もあったよね?この町にはそれが無かった。だから僕が、僕達が少しずつ少しずつ変えていったんだよ。それに大切なことは僕がやったことじゃない。大切なのは”工夫次第、考え方次第で人は良い方向に変われる”って事だよ。」
最後の言葉がミノルの胸に響いた。自分は今まで工夫次第、考え方次第で良い方向に変えられるだなんて考えたことがあっただろうか?
それにサトルは”僕達”といった。きっと仲間がいるんだと思った。仲間と一緒にそんなことをするなんて元の世界のサトルからは考えられなかった。
「サトル。こっちの世界に来て何があったんだ?お前は確かに優しいやつだったけど世の中が嫌いで、こんな大それた事やるようなやつじゃなかったじゃないか。」
彼は本心を打ち明けた。
それに対してやはり優しい子供を見るような目でサトルは言った。
「もう少しいろいろ見て回ろうか」
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それよりもサトルはミノルにこの町の夜を知ってほしかった。自分が好きなこの町の夜を知って、何かを感じ取ってほしかった。
そしてサトルはミノルはこの世界にいるべきではないとも思っていた。
二人はナオミの母に別れを告げ、どことも無く歩き始めた。
最初に口を開いたのはサトルだった。
「僕はこの町が好きなんだ。特に夜が面白いよ。昼ももちろん面白いけれど、夜の方が面白い。興味深い人たちがいるんだ。紹介して回るよ。」
サトルはミノルにこの町を紹介したがった。自分とこの町の仲間達で作り上げたこの町を親友に自慢したくもあった。
ミノルはこれに乗った。
彼はサトルがこの世界に来てからどんなことをしてきたのか、そしてなぜこの世界では生きていたいと、楽しいと思えているのかそれを探求したかった。
石畳を歩いているとボロ服を着た5~6名の男達がなにやら集まっていた。
いかにも治安の悪い地域にたむろするまるでホームレスの集団のようだった。サトルはこの町を見せたがるくせにその実態は治安が悪いんじゃないかとミノルは思った。
「まずは彼らかな。」
サトルは例のホームレスの集団のような集まりを指差しながらそう言った。
ミノルは驚いた。彼の元の世界だったらばその職責を持ってして、職務質問をしなければならないような集団に思えたからだ。
「彼ら?何かたむろしているようだけどもしかしてサトルが追い払ったりするのかい?もしそうなら俺も力を貸すけどさ」
ミノルは例の集団を町の治安を乱す敵だと思い込んだ。
「ははっ 彼らの事を何かホームレスの集団だとでも思ってるのかい?人を見かけで判断しちゃあダメだよ君」
サトルはからかうように、また、窘めるようにそう言った。かえってミノルは疑問に思った。彼らがホームレスの集団ではないとしたら何なのだろう。もし、ただ貧困層の男達が集まっているだけならとんだ期待はずれだと思った。
そんなものは元居た現実世界で鬱陶しいほど見てきた。彼らに再三注意しても何も変わらなかったのを思い出す。
社会の下層にいる人たちは何を言っても無駄なのだとあきらめていた時期もある。その時期と彼の頭ので”死”について考えていた時期は重なる。
サトルは何が言いたいのだろう?
確かに彼は世の中を儚げに見ていた。世の中を諦観の念で眺めていた。しかしそれが嫌になって、この世界へ自殺と言う凶悪な毒を用いてやってきたのではないのだろうか。
そうだとしたらここで何もしない、何も変わらない貧困層を俺に見せて何の意味がある?ミノルの脳内は混乱していた。そしてつい口を開く。
「貧困層の人々かい?それなら元居た現実世界でよく見たじゃないか。何もこっちの世界で見せなくたって俺は職業上良くこういった人々と関わってきた。そして、こういった人々は何をしても変わらないものだと知っているんだ」
ミノルは脳内に溜まった混乱を吐き出した。もしこの言葉が例の集団に聞こえたら間違いなく絡まれるだろうと思っていた。
しかし、絡まれたところでこちらに非はないし、むしろ貧困層なら努力しろと注意してやるといった心構えであった。
「君はまだまだ視野が狭いよ。見かけで判断しちゃあダメだと言ったろ。」
だったら彼らは何をしているのか。なおさらミノルには分からなかった。そして二人は例の集団と対面した。
「やぁこんばんわ。仕事はどう?順調かい?」
サトルは慣れた口調で話し出す。随分と親しそうに見えた。サトルは退廃的な趣味を持った男だったが、社会の下層にいる人物となれなれしく話しているところを見るのはミノルにとって初めてだった。
「ヘぇ 順調でさぁ 最近はここら辺の石畳は全部、綺麗に掃除しちまいましたよ。」
例の集団のリーダー格であろう人物がサトルの問に答えた。ミノルは驚いた。彼らは町を掃除していたのだ。それも
この夜中に。ボランティアだろうか?でもなぜボロ服を着た連中がボランティアなどするのだろうか?何か秘密があるに違いないと思ったミノルは声に出して聞いた。
「ボランティアかなにかで町を掃除しているんですか?」
彼らはきょとんとした表情を見せた。まるで言葉が通じないようだった。しかしサトルとの会話では言葉は通じていたから言葉に不自由しているわけではないと言うことは分かる。少しの沈黙の後、向こうから口を開いてくれた。
「その、ぼらんてぃあ ってぇのは良く分かりませんがわし等はここら辺を掃除してますぜ。」
ミノルは感心した。そして悟の言うとおりなのだと感動した。人は見かけで判断してはならない!自分はなんて愚かだったのだろうと思っていた。そしてサトルが言う。
「ふふっ いつもありがとう。がんばってくださいね」
そう言うとサトルは歩き始めた。ミノルも当然それについていく。そして今、自分の中に沸いた感情を率直に投げかけた。
「すごいじゃないかサトル!彼ら下層の人々を更生させたのか!?あんな身なりなのにボランティアだなんて!」
ミノルは興奮していった。しかし、サトルの表情は冷静そのものだった。
「そんなに世の中甘くないよ。ホームレスが無給でボランティアなんてしないさ。」
彼はぴしゃりと言ってのけた。だとしたら彼らは何なのだ?
そう思っているとサトルがさらに口を開く。
「この町の人からお金を集めて彼らの給料にしてるんだ。それでこの町の掃除は全部彼らに丸投げさ。」
ミノルは唖然とした。まず、この町の掃除はすべて彼らホームレスがしていることに驚いた。そしてどうやってホームレス達にそんな仕事を、しかも町の人からお金を集めるだなんてとても彼らだけではできないだろうと思った。
やはり、質問せざるを得なかった。
「どうやって、ホームレスがあんなことをやってるんだい?町の人からお金を集めるなんて、そんな信用彼らに無いだろう?」
サトルは微笑んでいた。その微笑みにはまるで子供を見るような優しさが含まれていた。
「僕が町の人々に声をかけたんだよ。僕が声をかける前までホームレス達は無法者で厄介者扱いだったし、町には掃除をしたがる人なんていないから困ってた。そこで思いついたんだよ。こうすれば、ホームレス達は給金がもらえて最低限の暮らしはできるだろう。それに町の人々は町が綺麗になって喜ぶ。」
ミノルはまたも驚かなくてはならなかった。そんな大それた事をこのサトルがやってのけるなんて。彼がそんなにも善人だなんて思っても見なかった。
「すごいじゃないか!立派だよ!さすがサトルだなぁ!」
感嘆の言葉を投げかけた。しかし、サトルの顔は無表情に固定されていた。
「そんなことはないよ。謙遜じゃなくてね。僕達が元居た世界だったらどうだと思う?本来は町の人たちが協力して掃除するんじゃないかな?それにホームレス達も確かにいたけれど保護する制度もあったよね?この町にはそれが無かった。だから僕が、僕達が少しずつ少しずつ変えていったんだよ。それに大切なことは僕がやったことじゃない。大切なのは”工夫次第、考え方次第で人は良い方向に変われる”って事だよ。」
最後の言葉がミノルの胸に響いた。自分は今まで工夫次第、考え方次第で良い方向に変えられるだなんて考えたことがあっただろうか?
それにサトルは”僕達”といった。きっと仲間がいるんだと思った。仲間と一緒にそんなことをするなんて元の世界のサトルからは考えられなかった。
「サトル。こっちの世界に来て何があったんだ?お前は確かに優しいやつだったけど世の中が嫌いで、こんな大それた事やるようなやつじゃなかったじゃないか。」
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