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第一章「チュートリアルダンジョン」
第八話「宝箱の中身」
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第一層のボスを倒した僕は軽く休憩を取る事に、まだお昼には早いので携帯食糧を齧り水分を少しだけ補給する事にした。
ファイトラビットの体をぼーっと眺めているといつものように光に包まれ消えていく。
だけど何かいつもと違う様子で光がそのまま大きくなっていく。
僕は目を逸らさずその光を見つめていた。
光が消えたと思うとそこには銀色に輝く宝箱が存在していた。
それと同時に声が響く
(レベルアップしました)
(世界で初めてのボス討伐を確認いたしました、称号「挑みし者」を獲得し、宝箱の位を一つ上げました。)
レベルも上がったようだけど宝箱も気になるので念のためトラップの危険も考慮し、鑑定をかけてみる。
-------鑑定結果-------
宝箱(銀)
3色存在する宝箱のうちの1つ
それなりにレアな物が出る。
-------鑑定終了-------
トラップも無さそうだし、開けてみようか?
宝箱を開けると中には3つのアイテムが入っていた。
本が2冊と剣のようなものだった。
こんな時は鑑定に頼り、情報を集める。
まずは本からだ。
-------鑑定結果-------
転職の書
転職の書を開くと開いた者が現在なる事の出来る職業が表示され、なりたい職業を決めて念じる事で転職が出来るようになる本。
使用制限は無い。
初級魔法の書(全)
5属性の初級魔法を覚えることが出来る魔導書、本を読むと本は消える。
-------鑑定終了-------
ま、魔法だ!
という事は魔法使いに転職しなくても初級魔法なら使えるって事だよね?
転職も気になるから帰ったら早速読んでみよう!
次は剣を見てみよう、武器があるかどうかはダンジョンではきっと大事だから戦える武器が手に入るのは素直にありがたい。
-------鑑定結果-------
魔剣ラビルス
ファイトラビットを一人で倒した者にのみ扱える魔剣、魔剣としての格は低いが扱いやすさはかなりのもの。
-------鑑定終了-------
魔剣とは本当にゲームみたいだな。
宝箱から装備が出るなんて完全にゲームの世界だし、世界初称号で宝箱自体もいいものをくれるなんて妙に優しいのは何故だろう?
疑問はいろいろあるけれど貰えるものは貰っておこう。
宝箱の中身をリュックへとしまい剣を手に持つ。
準備も出来たので次のエリアへ向かってみよう。
テンプレなら上位種とかの登場だったりするけどここの難易度を考えるとそこまでではない気がする。
なんというか優しい設計な気がするんだよね。
ボス部屋の奥に気付けば階段が現れていたのでそこへと入り下っていく。
階段は入り口同様そこまで長くはなくすぐに次の階層へと辿り着いた。
その入り口にあたる部分にはモンスターの姿はなく、魔方陣のようなものがあった。
おそらくあそこに乗ると上に戻れるのだろうか。
上に戻れるのであればこれからの探索に役立つので試しに乗ってみる事にする。
上に乗ると魔方陣は青く光り、一瞬ふわっとした感覚に襲われた。
戻ってきたのか分からないので一度階段を戻ってみるとそこは僕の部屋だった。
やはり、転移の機能が存在するようだったのでこれからの探索が捗りそうだ。
ファイトラビットの体をぼーっと眺めているといつものように光に包まれ消えていく。
だけど何かいつもと違う様子で光がそのまま大きくなっていく。
僕は目を逸らさずその光を見つめていた。
光が消えたと思うとそこには銀色に輝く宝箱が存在していた。
それと同時に声が響く
(レベルアップしました)
(世界で初めてのボス討伐を確認いたしました、称号「挑みし者」を獲得し、宝箱の位を一つ上げました。)
レベルも上がったようだけど宝箱も気になるので念のためトラップの危険も考慮し、鑑定をかけてみる。
-------鑑定結果-------
宝箱(銀)
3色存在する宝箱のうちの1つ
それなりにレアな物が出る。
-------鑑定終了-------
トラップも無さそうだし、開けてみようか?
宝箱を開けると中には3つのアイテムが入っていた。
本が2冊と剣のようなものだった。
こんな時は鑑定に頼り、情報を集める。
まずは本からだ。
-------鑑定結果-------
転職の書
転職の書を開くと開いた者が現在なる事の出来る職業が表示され、なりたい職業を決めて念じる事で転職が出来るようになる本。
使用制限は無い。
初級魔法の書(全)
5属性の初級魔法を覚えることが出来る魔導書、本を読むと本は消える。
-------鑑定終了-------
ま、魔法だ!
という事は魔法使いに転職しなくても初級魔法なら使えるって事だよね?
転職も気になるから帰ったら早速読んでみよう!
次は剣を見てみよう、武器があるかどうかはダンジョンではきっと大事だから戦える武器が手に入るのは素直にありがたい。
-------鑑定結果-------
魔剣ラビルス
ファイトラビットを一人で倒した者にのみ扱える魔剣、魔剣としての格は低いが扱いやすさはかなりのもの。
-------鑑定終了-------
魔剣とは本当にゲームみたいだな。
宝箱から装備が出るなんて完全にゲームの世界だし、世界初称号で宝箱自体もいいものをくれるなんて妙に優しいのは何故だろう?
疑問はいろいろあるけれど貰えるものは貰っておこう。
宝箱の中身をリュックへとしまい剣を手に持つ。
準備も出来たので次のエリアへ向かってみよう。
テンプレなら上位種とかの登場だったりするけどここの難易度を考えるとそこまでではない気がする。
なんというか優しい設計な気がするんだよね。
ボス部屋の奥に気付けば階段が現れていたのでそこへと入り下っていく。
階段は入り口同様そこまで長くはなくすぐに次の階層へと辿り着いた。
その入り口にあたる部分にはモンスターの姿はなく、魔方陣のようなものがあった。
おそらくあそこに乗ると上に戻れるのだろうか。
上に戻れるのであればこれからの探索に役立つので試しに乗ってみる事にする。
上に乗ると魔方陣は青く光り、一瞬ふわっとした感覚に襲われた。
戻ってきたのか分からないので一度階段を戻ってみるとそこは僕の部屋だった。
やはり、転移の機能が存在するようだったのでこれからの探索が捗りそうだ。
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