Another Dystopia

PIERO

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2034年8月 総力戦(下)

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 元PS社の一番高い階層のとある一室に彼、時崎は窓から外の景色を見てチープハッカーが仕事を終えるのを待っていた。
 この会社に入る前に門番が何人かいたが既に始末し、後は中にいる人間を全て始末する。チープハッカーにとって一番簡単な業務であり、得意分野であることを理解していた時崎はその時間に一時間はかからないだろうと予測していた。

「オツカレサマ。仕事はちゃんとこなしたぜ社長?」

「社長か。あまり好きな呼び名ではない。いつも通り、教授と呼べ」

「おっと、これは失礼。
改めて報告だが、この建物に潜んでいた人間は全て排除したぜ。つまり、この建物にいるのは俺と教授、そして先生のコレクションだけということになる。
ここまでは大丈夫かい?」

「続けろ」

「世界の状況だが、各国よく戦っているよ。
だが、アメリカとドイツの旗色が少し悪い。ロボットを搭載したがすぐに対策されている。
ドイツはあの傭兵たちが、アメリカにはおそらくそこに鮫島がいるかもしれない」

「で?対策は?まさか無策というわけじゃないだろう?」

「まあな。
あれを既に稼働させている。あと一時間もあれば落ちるだろうさ」

「…計画では一斉にする手筈だが?」

「そこは考慮している。本命じゃない。いわゆる本命をカモフラージュするためのダミーだ。
最も、被害だけは本命に匹敵するがな」

 なら問題はないと教授は話を切り上げる。教授が外の景色をずっと眺めている様子にチープハッカーは疑問に感じたのかふと己の内に宿った疑問を問いかける。

「教授。外の景色を見て、何を楽しんでいるんだい?」

 すると教授は少し困った表情でチープハッカーの問いに答える。

「楽しむか。時にチープハッカー。お前はどんな時に楽しいと感じる?」

「いや、質問しているの俺なんだけど…。
はあ、そうだな。何かを壊すとき。それが人間ならなおタノシイネ」

「趣味が悪いな。さて、さっきの質問と回答だが、俺が楽しみと思っているのは一つ。変革だ。
今の世の中はひどく混乱している。世界が滅ぶ瀬戸際だからな。
だからこそ、その中で人間がどう動くのか気になって仕方ないのだ」

 するとチープハッカーはその問いに満足したのか、嗤い始めた。

「教授こそ趣味が悪いだろう。人が困惑する姿を見たいっていうのを綺麗に言い換えただけだろうに…っと、そう睨むなよ教授。それよりもいいのかい?こんなところにいてさ」

「…そうだな、だが餌は撒いた後は向こうからやってくるのを待つだけだ。
そら、お客さんが来たようだぞ?デモンストレーションを含み、おもてなしをしろチープハッカー」

 その言葉の意図を悟ったのかチープハッカー軽く返事をして部屋を後にする。誰もいなくなった後、時崎は宙を見つめ、独り言のように問いかける。

「混乱こそ、人間の本性が現れる。世界よ、俺にそれを見せてくれ」



 嘉祥寺の読み通り、今の道路に車は殆どなく、予想していた時間以上に早く渋谷に到着することができた。

「到着したな。嘉祥寺、これからどうする」

「やみくもに突撃したところで俺たちに勝ち目はない。
それに、あの門番を見てみろ」

 嘉祥寺の指さした先には人型のロボットが門番のように待ち構えていた。あの時対峙した竜ほどではないが、破壊するのはかなり困難だろう。

「まずはあれを何とかしないといけないか。
どうする?」

「誰か囮になる。というか、囮になるのは一択だな」

 嘉祥寺と作戦を進めていると突如、俺と嘉祥寺の肩をがっしりと掴んできた人物、白橋が顔を真っ青にして今にも吐きそうな表情で俺たちに訴えかける。

「弁田くん…何であなたは平気なのかしら?」

「?なんの話だ?」

「嘉祥寺の運転のことよ…。うぷ、気持ち悪いわ。
あんな雑な運転、初めて見たわ」

「ああ…まあ、学生時代に何度か隣に座っていたからな。
全く仕方ないが、こればかりは慣れだな」

 白橋は顔色悪く嘉祥寺を睨む。まあ無理もないだろう。
 嘉祥寺の運転スキルは常人では考えられない運転の速度とハンドルスキルで成り立っていると言える腕前だ。要するにペーパードライバーである。
 もし日常生活で嘉祥寺が運転している車を見つけたのであれば警察は危険運転として取り締まるだろう。実際、学生の頃に警察にお世話になり、そのたびに嘉祥寺の両親と教授が謝りに行っていた。

「あれ…時崎が嘉祥寺が嫌いな理由って…」

「おい、マスター。あたいはどうすればいいんだ?」

 考えていた思考を遮るように白橋の隣に座っていたアカネは足を組みつつこれからの行動についてどうするか質問する。
 流石ニューマンというべきか、嘉祥寺の運転を味わったにもかかわらず通常運転だ。

「それは嘉祥寺が話す。ところで堀田は今どこにいるんだ?」

「ここから四、五キロ先のところだな。
あたいの姉妹たちが厳重に運送しているぜ」

 俺はその報告を聞き、ここに到着するまで少し時間がかかると予測する。何故アカネがここにいるか。その理由は至極単純で即戦力が欲しかったからだ。
 堀田は先の戦いで負傷し、ロボットも少し破損している。出発前に簡易的に修復は終わったがまだ万全とまではいかない。
 そこでアカネ本体は先発組として俺たちと行動し、先に侵入できるように手筈を整える。後発組の堀田はロボットを運送しながらできる限り破損しているところを修復し、万全を期してPS社に挑むという手筈で行動している。

「それで、作戦は?あたいとしてはあまり堀田に戦わせることはしたくねぇ。気持ち悪いし」

「ふむ。
作戦はキョウカンが復活してから語るとしよう。
それまでの間、各々準備を整えたまえ。
武器が必要ならば、我の車体の裏に保管してある」

 その言葉を聞き、俺とアカネ、そして白橋は車から降り、バックドアへ向かう。その際、俺は安全の確認のため、周囲を見渡す。周囲に人気はなく、聞こえるのは風の音だけだ。静寂が包み込む空気の中、大きな音が響き渡る。振り向くとアカネが乱雑に車のバックドアを開けた音だ。

「へえ、あたいはこいつを使わせてもらおうか。
白橋はどうすんだ?」

「私はこれにするわ。まあ、チープハッカーと戦うには少し心もとないけど…。
そういえば、ノアはどうしたのかしら?作戦開始した時から見当たらないんだけど」

「ノア?ああ、あいつは…」

 直後、静寂だったこの場から何か音が響いた。音が発生した場所を振り向くと、先ほど門番していた人型のロボットがこちらを向いている。すると、人型ロボットは腕をこちらに向けた。まるで俺たちを標準にして狙っているかのように。
 嫌な予感がした俺はすぐさま白橋とアカネの服を掴み、車を盾に身を隠す。刹那、俺たちがいた場所に何かが通る。それが何だったかのは理解できなかったが、人の命を奪う類であることだけは即座に理解できた。

「あ、危なかった…。怪我はないか白橋、アカネ」

「ええ、私は大丈夫よ。ありがとうね弁田くん」

「あたいも問題ねぇ。けど、何でさっきまで無反応だったあのロボットが反応したんだ?」

「おそらくアカネが雑にバックドアを開いた時だな。
敵に気づかれた後で全く仕方ないが、もう少し静かに開けるべきだったな」

 するとアカネはばつが悪い表情をする。白橋もその理由に納得したのか相槌を打つ。
 先制攻撃をするつもりだったが、ばれてしまえばしょうがないと思い、俺は嘉祥寺に電話を繋ぐ。電話が繋がった時の開口一番は当然の如く呆れた声だった。

『兄弟よ。
面倒なことをしたな」

「視覚センサーだと思ったが、音響に反応するとは予想外だった。
嘉祥寺の方は問題ないか?」

『幸い、我の存在を奴らは認識していないのだろう。
だが、兄弟。
あのロボットを破壊するとなると困難を極めるぞ。
現に奴らは手のひらを兄弟たちに向けている』

「それだけわかれば充分だ。
嘉祥寺はそのまま電話を繋いで様子を見てくれ。
ロボットは何とかする」

 嘉祥寺と電話を繋いだまま、俺はアカネと白橋に状況を軽く伝える。すると二人は今の状況がそこまで深刻じゃないのか表情を変えずにさらっととんでもないことを言う。

「マスター。ようはあの人型ロボットをぶっ壊せばいいんだろ?」

「…まあ、そうだが。
随分と簡単に言ってくれるな」

「何が難しんだ?白橋なら難しいが、あたいなら簡単だ」

 まあ見てろとアカネは自信満々に言うと車の影から姿を出す。一体何を考えているのかと俺は驚愕する。俺の予感の通り、人型のロボットは手のひらをアカネに向け、何かを発砲する。
 するとアカネは一歩横にずれると簡単にその何かを避ける。だが、人型のロボットは発砲したその何かは一発だけではない。連射された何かはアカネに向かってハチの巣にしようと襲い掛かる。
 しかし、その光景にアカネは不敵な笑みを浮かべ、ただ一言呟く。

「遅えな、おい。もっと早く撃てよ。
まあ、ただのロボットじゃあ、無理な話しか」

 アカネは連射されている何かをまるで予知しているかのように全て避ける。その様子はまるで華麗で無駄のないストリートダンスを踊っているようだった。
 そんなダンスを踊っているとやがてその時が訪れる。先ほどから発砲していた人型ロボットが空撃ちをする。つまり、弾切れが起きたのだ。それを好機と思ったのか、アカネは待機していた白橋に叫ぶ。

「白橋!今がチャンスだ!」

「了解!」

 一気に距離を詰めた白橋とアカネは何もできなくなった人型ロボットに容赦なく拳を振るう。
 白橋のストレートは人型ロボットの顔面、鳩尾、そして腹と三連打繰り出して陥没し、アカネは強烈な蹴りでロボットの首を破壊する。
 両者の攻撃は人型ロボットにとって致命傷だったらしく、糸が切れた人形のように沈黙する。敵を倒した白橋とアカネはハイタッチするが、俺はあっという間に殲滅に空いた顎がふさがらなかった。

「…嘉祥寺。白橋とアカネってこんなに強かったんだな」

『…兄弟よ。
キョウカンとアカネの虎の尾…否、竜の尾を踏まないように心得よう。
でなければ、我らの命が危うい…』

 その意見には同感と思いつつ、俺は周囲を観察する。門番だった敵は殲滅し、周囲に他の敵がいないことを確認する。だが、俺の心配は杞憂らしく、周囲に敵はいないだろう。

「悪いね弁田くん。早速だが、教授がお呼びだ。
ショウタイさせてもらう。ああ、その携帯電話は没収ね」

「な!?お前!」

 そしてその油断が命取りだった。背後から近寄ってきた敵の存在に気が付かなかった。
 背後から現れた人物、チープハッカーは俺の襟と洋服の腰を掴み、逃げられないように拘束する。瞬間、俺の真下が輝く。それが何か理解した俺は恐怖を覚え、逃げ出そうとする。
 白橋とアカネもチープハッカーの存在に気が付いたのか、すぐに駆け寄ろうとする。だが、それでもチープハッカーが起動したテレポーターの方が早かった。

「じゃあね。最上階でマッテイルヨ」

 その言葉を最後に、俺とチープハッカーはその場から消えた。そこから俺の意識は混濁する。
 人類初の転移ということだけあって俺の肉体が崩壊するとは別の感覚。肉体が分解され、再構成されるような不思議な感覚に襲われる。
 油断すれば意識が飛び、二度とこの世に戻れないことを本能的に悟った俺は気を強く持ち、時間間隔が不明なこの感覚を味わう。
 時間にして大体五秒か、または十秒ぐらいだろう。ようやく肉体に意識が入ったような奇妙な感覚をかんじた俺は瞼を開ける。

「オハヨウ。気分はどうだい?」

「てめぇ…」

「そう怒らないでよ。これは全部教授の指示なんだからさ」

 そういうとチープハッカーは教授のいる方へ顔を向ける。俺はチープハッカーが崇める教授、時崎と対面する。映像越しの対面なら一年前に出会ったが、こうして映像ではなく間近で対面するのは久しぶりのように感じた。

「久しぶりですね時崎教授」

「…ああ、本当に久しぶりだな弁田聡。
あいさつ代わりテレポーターを使ってみたが、人類初の使用に感想だどうだね?」

「最悪と言っておきましょうか。
あれは気を強く持たないと廃人になりますよ」

「そうか。なら、後で改良を加えないといけないな」

 素朴な雑談。これが敵ではなく教授と学生という立場であれば非常に面白い話ができたのだろうが、互いの立場は明白だ。教授と俺は敵同士。それだけは変わらぬ事実である。
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