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第3話 仮面の下の覚悟
少しだけ小ぎれいなラブホテルの一室。鏡に映る自分は、いつもの自分とは少しだけ違って見えた。
いつもより濃いめのピンクベージュのリップ。
目元はブラウンのグラデーションで軽く陰影をつけて、マスカラは二度塗り。
ベースメイクも、普段なら使わないリキッドファンデを塗っていて、Tゾーンには薄くハイライトが入っている。
それでも画面越しに見れば、たぶん印象は「地味」で「普通」だった。けれど、彼女にとっては違った。
「……ちょっと派手じゃないですか?」
メグミは眉尻を指でなぞった。
ビューラーで上げた睫毛が、なんだかよそ行きのまなざしみたいで落ち着かない。髪もいつもより巻かれていて、顔まわりに軽く影が落ちている。
「大丈夫。メグミさんらしさはちゃんと見えてるよ」
メイク担当の女性スタッフが、ぽんぽんと肩を叩いた。その言葉に乗せられたのか、メグミは無意識のうちに鏡の中で表情を作っていた。
大人しいが、女性的なメイク。でも、表情だけは、ほとんど素のままである。
雑談まじりの準備が続く中、メグミは椅子に腰をかけ、軽く息を吐いた。
スタッフの数は少ない。全部で4人。監督兼カメラマン、アシスタント、男優、そして女性のメイク担当がいる。
(……始まるんだ)
白い下着と、白いワンピース。メグミは衣装に身を包んだ。
***
AV女優・〇〇メグミのデビュー作の撮影が始まる。
内容は『スタートアップ ~みんなのAV女優~』。
主に企画単体系女優のデビューを取り扱うシリーズ。専属ではないが、素人でもない。ちゃんとパッケージに名前が載る。AV女優として、事務所からはそれなりに期待されている証左である。
「じゃあ、インタビューから入りますね。台本どおりで大丈夫ですから。緊張しなくていいですよ」
監督がそう言って笑うと、カメラの赤いランプが灯り、撮影が始まった。
「じゃあ自己紹介をお願いします」
「〇〇メグミ、22歳です。身長は150cmで、スリーサイズは、上から84、58、86……。バストは……、Dカップです」
「趣味とか、どんなことが好きですか?」
「趣味は読書……文系なので、小説をよく読みます」
「見た目は大人しめだけど、エッチには興味あるの?」
「……はい。自分でも……、結構……妄想はしますよ。恥ずかしいですけど」
カメラを持ってインタビューをする監督が笑う。それにつられて、少しだけ笑ってみせる。
用意された台本通りの受け答え。実際にはそんなに妄想ばかりしていたわけでもない。ただ、「そういうキャラ」としての自分が、いま画面に収められている。
(これがデビューか)
心は思っていたより落ち着いていた。
あの暑かった日、AVプロダクションに足を運んだときのように、心臓が張り裂けそうになるのかとも思った。初めての撮影の日、スタッフに言われるまま動いていたときのように、何も考えられなくなるのかとも思った。でも、今は冷静だった。
インタビューが終わり、次の撮影に入る前の空白の時間。ライトの角度を調整するスタッフを横目に、メグミはひとり水を飲みながら、紙に印刷されたスケジュール表を見ていた。
○○メグミ──名前があった。自分の名前が。
(私は、ここにいるんだ)
あのレビューが、全てを変えた。
『3番目の黒髪ロングの地味子。顔も胸も尻もそこそこ。基本的に地味。だけど刺さる人には刺さる。ていうか結構抜けた』
目立つ見た目ではないし、キャラも作り込めていない。事務所の人にも「デビューはできるけど、たぶんすぐに売れるタイプじゃない」と言われた。でも、だからこそ、やれるだけのことをやってみたい。そう思った。
学生時代にはどこか宙ぶらりんだった「表現」というものが、今、自分の身体という道具を通して、誰かに届くかもしれない。
(どこまでできるか、やってみるしかない……!)
「じゃあ、本番いきまーす」
監督の声とともに、カメラが回り始める。
メグミは深呼吸をして、ベッドの上で男優と向かい合った。
初めて、一歩踏み出せた気がした。「地味だけどエッチに興味津々な女の子」の仮面をかぶりながら、自分の中に渦巻く思いを、どこまで差し出せるか試そうとしていた。
まだ誰も、自分のことなんて知らない。上を見ればキリがないし、たぶんそこまで期待もされていない。でも今、この瞬間だけは、この画面の中でだけは、私は確かに存在している。今までは誰にも選ばれなかった私が、今、ここで確かに価値を持っている。
男優の手が、ゆっくりと彼女の頬に触れる。柔らかく、温度を確かめるように……。
メグミは視線を落とし、ほんのわずかに唇を噛んだ。演技ではない。ほんの一瞬だけ垣間見えた、素の自分。
始まった。空気はもう変わっている。
セックスが始まる。
白い布地がずらされて、露わになった胸元に空気が触れる。カメラが静かに寄ってくる気配。視線のようなプレッシャー。
(見られてる……)
そう思ったとき、ゾクリと背筋が震えた。
身体を見せる。誰にも知られたくなかった場所が、誰かの欲望のためにさらされていく。
けれど、そのことを、完全には否定できない自分がいる。それを改めて意識すると、なぜか膣の奥が熱を持ったような感覚にさえ包まれる。
学生時代、素人ととして何度か撮影はしていた。あのときも名義はメグミだった。でも、どこか他人事だった。
けれど今回は違う。AV女優・○○メグミとしての撮影。仮の名前でも、名乗っている。この画面の中では、逃げも隠れもできない。
大学卒業と同時に飛び込んだ、性を使う仕事。専業。もう後戻りはできない。
(逃げ道は、ない)
賽は投げられた。この画の中で何かを掴まなければ。何も残らない。
男優の舌が、首筋を這い、鎖骨をなぞり、そして乳首に到達する。
「……あっ」
甘く、抑えた声が漏れた。演技なのか何なのか、自分でもわからなかった。
乳首に絡む舌。軽く吸われ、舌先で転がされるたびに、体がぴくりと反応する。メグミは唇を噛んで耐えながらも、目を細め、胸元を差し出すように仰け反った。
自分の身体が、どんどん火照っていくのがわかる。
いつの間にか、ショーツの中が濡れている。
男優の手が太ももに伸び、ワンピースの裾をたくし上げていく。白いショーツの布地越しに、愛液を確認するように撫でられ、メグミは大きく息を吐いた。
「ちゃんと濡れてるね……」
男優が小さく囁く。その言葉に、羞恥と困惑が同時に押し寄せる。
(違う、私は……これは、演技……)
否定しようとしても、腰はもう逃げずに受け入れていた。身体が、覚悟よりも先に、男優を受け入れようとしている。
指先が布越しに割れ目をなぞる。柔らかな下の唇は、もうじんわりと蜜を湛えていた。
ショーツの布がずらされ、指が直に触れたとき、メグミの身体は小さく跳ねた。
「ん、く……っ」
熱い。恥ずかしい。だけど──もっと、奥へ触れてほしい。そんな矛盾した欲望が、心と身体を突き動かしていく。
(私は……今、ちゃんとここにいる)
カメラの向こうにいる誰かに、伝えたい。地味で、目立たなくても──ちゃんと、女として、ひとりの表現者として、ここにいるのだと。
男優の指が、クリトリスから膣口をなぞり、ゆっくりと膣内へ侵入してくる。
ぬるりと入った指が、奥を探るように動き出すと、メグミは思わず、シーツを握りしめていた。
声を出すのは恥ずかしい。でも、無言では何も伝わらない。
だから──演じる。いや、感じるままに。
「っ、あ、ん……そこ……気持ちいい、かも……」
カメラと目が合ったとき、思わず言葉が出ていた。
もう止まれなかった。膣奥を掻きまわされるたび、クリトリスを舐められるたび、メグミは脚をすり寄せ、腰を揺らし、感じるままに動き始めていた。
「……おまんこ、見せて」
男優の言葉で、メグミは股を開いた。ほとんど無意識だった。
熱に浮かされるまま、深く、もっと深く……。どこまで自分をさらけ出せるか。どこまで、この「仮面」の下にある本当の自分を、映せるのか。
見知らぬ男に犯され、それをカメラに抜かれ、作品としてネットに痴態をばら撒く──今、覚悟は、メグミの仮面と自分の身体で証明していくしかなかった。
いつもより濃いめのピンクベージュのリップ。
目元はブラウンのグラデーションで軽く陰影をつけて、マスカラは二度塗り。
ベースメイクも、普段なら使わないリキッドファンデを塗っていて、Tゾーンには薄くハイライトが入っている。
それでも画面越しに見れば、たぶん印象は「地味」で「普通」だった。けれど、彼女にとっては違った。
「……ちょっと派手じゃないですか?」
メグミは眉尻を指でなぞった。
ビューラーで上げた睫毛が、なんだかよそ行きのまなざしみたいで落ち着かない。髪もいつもより巻かれていて、顔まわりに軽く影が落ちている。
「大丈夫。メグミさんらしさはちゃんと見えてるよ」
メイク担当の女性スタッフが、ぽんぽんと肩を叩いた。その言葉に乗せられたのか、メグミは無意識のうちに鏡の中で表情を作っていた。
大人しいが、女性的なメイク。でも、表情だけは、ほとんど素のままである。
雑談まじりの準備が続く中、メグミは椅子に腰をかけ、軽く息を吐いた。
スタッフの数は少ない。全部で4人。監督兼カメラマン、アシスタント、男優、そして女性のメイク担当がいる。
(……始まるんだ)
白い下着と、白いワンピース。メグミは衣装に身を包んだ。
***
AV女優・〇〇メグミのデビュー作の撮影が始まる。
内容は『スタートアップ ~みんなのAV女優~』。
主に企画単体系女優のデビューを取り扱うシリーズ。専属ではないが、素人でもない。ちゃんとパッケージに名前が載る。AV女優として、事務所からはそれなりに期待されている証左である。
「じゃあ、インタビューから入りますね。台本どおりで大丈夫ですから。緊張しなくていいですよ」
監督がそう言って笑うと、カメラの赤いランプが灯り、撮影が始まった。
「じゃあ自己紹介をお願いします」
「〇〇メグミ、22歳です。身長は150cmで、スリーサイズは、上から84、58、86……。バストは……、Dカップです」
「趣味とか、どんなことが好きですか?」
「趣味は読書……文系なので、小説をよく読みます」
「見た目は大人しめだけど、エッチには興味あるの?」
「……はい。自分でも……、結構……妄想はしますよ。恥ずかしいですけど」
カメラを持ってインタビューをする監督が笑う。それにつられて、少しだけ笑ってみせる。
用意された台本通りの受け答え。実際にはそんなに妄想ばかりしていたわけでもない。ただ、「そういうキャラ」としての自分が、いま画面に収められている。
(これがデビューか)
心は思っていたより落ち着いていた。
あの暑かった日、AVプロダクションに足を運んだときのように、心臓が張り裂けそうになるのかとも思った。初めての撮影の日、スタッフに言われるまま動いていたときのように、何も考えられなくなるのかとも思った。でも、今は冷静だった。
インタビューが終わり、次の撮影に入る前の空白の時間。ライトの角度を調整するスタッフを横目に、メグミはひとり水を飲みながら、紙に印刷されたスケジュール表を見ていた。
○○メグミ──名前があった。自分の名前が。
(私は、ここにいるんだ)
あのレビューが、全てを変えた。
『3番目の黒髪ロングの地味子。顔も胸も尻もそこそこ。基本的に地味。だけど刺さる人には刺さる。ていうか結構抜けた』
目立つ見た目ではないし、キャラも作り込めていない。事務所の人にも「デビューはできるけど、たぶんすぐに売れるタイプじゃない」と言われた。でも、だからこそ、やれるだけのことをやってみたい。そう思った。
学生時代にはどこか宙ぶらりんだった「表現」というものが、今、自分の身体という道具を通して、誰かに届くかもしれない。
(どこまでできるか、やってみるしかない……!)
「じゃあ、本番いきまーす」
監督の声とともに、カメラが回り始める。
メグミは深呼吸をして、ベッドの上で男優と向かい合った。
初めて、一歩踏み出せた気がした。「地味だけどエッチに興味津々な女の子」の仮面をかぶりながら、自分の中に渦巻く思いを、どこまで差し出せるか試そうとしていた。
まだ誰も、自分のことなんて知らない。上を見ればキリがないし、たぶんそこまで期待もされていない。でも今、この瞬間だけは、この画面の中でだけは、私は確かに存在している。今までは誰にも選ばれなかった私が、今、ここで確かに価値を持っている。
男優の手が、ゆっくりと彼女の頬に触れる。柔らかく、温度を確かめるように……。
メグミは視線を落とし、ほんのわずかに唇を噛んだ。演技ではない。ほんの一瞬だけ垣間見えた、素の自分。
始まった。空気はもう変わっている。
セックスが始まる。
白い布地がずらされて、露わになった胸元に空気が触れる。カメラが静かに寄ってくる気配。視線のようなプレッシャー。
(見られてる……)
そう思ったとき、ゾクリと背筋が震えた。
身体を見せる。誰にも知られたくなかった場所が、誰かの欲望のためにさらされていく。
けれど、そのことを、完全には否定できない自分がいる。それを改めて意識すると、なぜか膣の奥が熱を持ったような感覚にさえ包まれる。
学生時代、素人ととして何度か撮影はしていた。あのときも名義はメグミだった。でも、どこか他人事だった。
けれど今回は違う。AV女優・○○メグミとしての撮影。仮の名前でも、名乗っている。この画面の中では、逃げも隠れもできない。
大学卒業と同時に飛び込んだ、性を使う仕事。専業。もう後戻りはできない。
(逃げ道は、ない)
賽は投げられた。この画の中で何かを掴まなければ。何も残らない。
男優の舌が、首筋を這い、鎖骨をなぞり、そして乳首に到達する。
「……あっ」
甘く、抑えた声が漏れた。演技なのか何なのか、自分でもわからなかった。
乳首に絡む舌。軽く吸われ、舌先で転がされるたびに、体がぴくりと反応する。メグミは唇を噛んで耐えながらも、目を細め、胸元を差し出すように仰け反った。
自分の身体が、どんどん火照っていくのがわかる。
いつの間にか、ショーツの中が濡れている。
男優の手が太ももに伸び、ワンピースの裾をたくし上げていく。白いショーツの布地越しに、愛液を確認するように撫でられ、メグミは大きく息を吐いた。
「ちゃんと濡れてるね……」
男優が小さく囁く。その言葉に、羞恥と困惑が同時に押し寄せる。
(違う、私は……これは、演技……)
否定しようとしても、腰はもう逃げずに受け入れていた。身体が、覚悟よりも先に、男優を受け入れようとしている。
指先が布越しに割れ目をなぞる。柔らかな下の唇は、もうじんわりと蜜を湛えていた。
ショーツの布がずらされ、指が直に触れたとき、メグミの身体は小さく跳ねた。
「ん、く……っ」
熱い。恥ずかしい。だけど──もっと、奥へ触れてほしい。そんな矛盾した欲望が、心と身体を突き動かしていく。
(私は……今、ちゃんとここにいる)
カメラの向こうにいる誰かに、伝えたい。地味で、目立たなくても──ちゃんと、女として、ひとりの表現者として、ここにいるのだと。
男優の指が、クリトリスから膣口をなぞり、ゆっくりと膣内へ侵入してくる。
ぬるりと入った指が、奥を探るように動き出すと、メグミは思わず、シーツを握りしめていた。
声を出すのは恥ずかしい。でも、無言では何も伝わらない。
だから──演じる。いや、感じるままに。
「っ、あ、ん……そこ……気持ちいい、かも……」
カメラと目が合ったとき、思わず言葉が出ていた。
もう止まれなかった。膣奥を掻きまわされるたび、クリトリスを舐められるたび、メグミは脚をすり寄せ、腰を揺らし、感じるままに動き始めていた。
「……おまんこ、見せて」
男優の言葉で、メグミは股を開いた。ほとんど無意識だった。
熱に浮かされるまま、深く、もっと深く……。どこまで自分をさらけ出せるか。どこまで、この「仮面」の下にある本当の自分を、映せるのか。
見知らぬ男に犯され、それをカメラに抜かれ、作品としてネットに痴態をばら撒く──今、覚悟は、メグミの仮面と自分の身体で証明していくしかなかった。
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