13
件
待望の第一子の誕生後、カナデとコウの生活は激変した。
ふたりだけの穏やかな時間は、あっという間に子ども中心の毎日へ。
第二子を望むものの、仕事と育児の疲れで、夫婦の性生活はすっかり限界に。
ある日、カナデは妊活中にコウが見ているAVが気になり、「AVを見てもピンとこないなら、いっそ自分たちがほんとに興奮できるプレイを考えよう」と提案。
嫌々ながらも了承するコウとともに、ふたりの「性生活改造大作戦」が始まった。
……が、1か月後、ふたりの考えたプレイは妙な方向に仕上がっていて……!?
※本作は「ディスプレイの内と外」のスピンオフ作品です
「ディスプレイの内と外 〜見られる女と見る男の10年、少し前後のあれこれ〜」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/61509528/709972691
※本作には性表現を含む描写がありますが、性的な目的のための作品ではありません。登場人物の人生や心情を描くことを主眼としています
文字数 8,081
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.07.09
ユミは、かつて「見られる女」として生きていた。
けれど今は、ごく普通の会社員として、職場と家を往復する毎日を過ごしている。
ある日、実家で見つけた昔のスケッチブックをきっかけに、ユミは再び自分の心を表現することに向き合い始める。
描こうとしても描けない……。歳月を経てもペンは動かなかった。けれど、ある瞬間をきっかけに、ペンは再び走り始める。
自分を、自分の手で、もう一度見ようと思った。
過去の自分を見つめ、今の自分と向き合う中で、彼女は1枚の絵を描き上げる。
できあがったのは、誰に見せるわけでもない、彼女の小さな「自画像」だった。
※本作は「ディスプレイの内と外」のスピンオフ作品です
「ディスプレイの内と外 〜見られる女と見る男の10年、少し前後のあれこれ〜」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/61509528/709972691
文字数 2,110
最終更新日 2025.07.03
登録日 2025.07.03
彼女は、20歳でAV女優になった。
誰かの目に、何かを残したくて……。見られることで、自分を表現しようとした。
彼は、20歳で挫折し、引き篭もった。
誰かに見てほしかった。でも、誰にも届かなかった……。そして、画面の向こうに見つけた彼女を見続けた。
それぞれの10年。女は「見られる」ことで孤独と向き合い、男は「見る」ことで孤独を癒した。
交わることのないまま10年が過ぎた。その後、新たな環境でふたりは出会う。
ディスプレイを隔てて始まった、ふたりの10年と少しの物語。
「見られる女」と「見る男」、ふたりの視線が交わるとき、その先にあるものとは……。
※本作には性表現を含む描写がありますが、性的な目的のための作品ではありません。登場人物の人生や心情を描くことを主眼としています。
※コウとカナデのスピンオフ作品
「2人目の子どもを作ろう! 〜カナデとコウの性生活改造大作戦〜」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/61509528/77977723
※メグミさんのスピンオフ作品
「自画像」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/61509528/170976515
文字数 29,308
最終更新日 2025.06.27
登録日 2025.06.27
*本作には暴力、殺人、鬱、非人道的表現が含まれています。お楽しみください。
主人公が目覚めたとき、日本は中国との戦争に負け、核攻撃により滅んでいた。
主人公は自立型アシスタントAI〈A.I.R.〉システムを搭載したアイウェアを装着し、〈A.I.R.〉と協力して世紀末化した地での生活を始める。
これはその主人公が綴った日記の断片をまとめた資料となる。
文字数 14,341
最終更新日 2023.08.28
登録日 2023.08.19
聖女は戦いを生き延び、そして名を捨て新たな人生を歩む。
名もなき神の犬は、その御名の許に暗躍する。
英雄とともに戦う近衛兵は、新たな戦いへと身を投じる。
戦場へ向かう孫を見送る老兵は、ついに自らの戦いの終わりを悟る。
物語の主人公になろうとした少年は、その果てに闇を彷徨う。
……これは戦争の時代を生き、その果ての地で生きる者たちの物語。
文字数 8,366
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.08.22
これは、〈神の奇跡〉が伝承と化し、騎士が銃火に消えつつある戦場の物語。
二百年前に起こった、〈東からの災厄〉と呼ばれる壊滅的な戦災を経てなお、滅びゆく大陸を二分する〈教会〉と〈帝国〉は、その覇権を巡り争っていた。
雪荒ぶ北の〈帝国〉の地で、男たちはそれぞれの意志を胸に、戦場に臨む。
闘争に理由などない。しかし人は闘争に意味を求める。国家の大義、神への信仰、騎士の誇り……。憎悪、快楽、渇望……。他がため、そして己のため……。
それらは渦巻く意志となり、戦場に際限なき血を求める。
そして、〈教会〉の若き月盾の長と、〈帝国〉の騎士殺しの黒騎士の邂逅は、一つの時代の終わりを告げようとしていた。
ーーーーー
*6人の視点人物による群像劇です。前線での戦闘を軸に話が展開するため、暴力描写が非常に多くなります
*架空の世界を舞台としているため異世界ファンタジーに分類していますが、基本的に近世ヨーロッパの史観に基づいた世界です。魔法は過去の伝承程度に留まり、人間以外の異種族やモンスターは登場しません。
*後日譚『愚か者たちの戦場 ~狂悪なる黒竜の女王と、皆殺しの聖女~』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/61509528/493718647
文字数 289,360
最終更新日 2021.05.02
登録日 2019.12.27
冴えない日常に絶賛退屈中の男子中学生、宮田コージは、ある日、どこかのトイレで目を覚ます。
そこは終末を迎え崩壊した、無数の肉塊が跋扈する日本のどこかの都市。
コージはそこで生き残っていた女の子たちを仲間に、肉塊たちと戦いながら終末世界をサバイバルする!
……はずだった。
監視者と呼ばれる男、狂気の屍体愛好家。世界が崩壊しても続く、絶妙に保たれていた人間関係。そして何も起きないはずがなく……。
終末世界でサバイバル!をエンジョイしてるのはお前だけじゃない。
文字数 25,295
最終更新日 2020.01.02
登録日 2019.11.21
〈呪いの火〉、もしくは〈祝福の火〉と呼ばれた尋常ならざる力の暴走により、一つの王国が滅んだ。
火は全てを焼き尽くしたが、しかし何かの呪いか、それとも神の気まぐれか、焼かれてもなお死なぬ者たちがいた。
焼かれた者たちは、やがて王の玉座に集う。
燃える玉座に座る王は、国が滅んでもなお炎を奔らせる。
焼かれる玉座は、さらなる血の雨を求め燃え盛る。
その玉座は、生きている。
文字数 6,099
最終更新日 2019.06.28
登録日 2019.06.28
13
件