歴史ファンタジー 小説一覧

137
1

泥中に燃ゆ

中原がまだ一つの王朝として定まらぬ、遥かなる昔。 漢の始祖・劉邦には、史書に決して記されることのない“異能”があったという。 人の心を惹き寄せ、抗えぬ恋慕と執着を呼び起こす香り。 見つめられれば思考は溶け、声を聞けば心は縛られる―― それらを備える者は「帝王の印」を宿すと、密やかに語り継がれてきた。 その印は祝福であると同時に、呪いでもあった。 欲望を煽り、愛と狂気を同時に引き寄せるがゆえに、 持つ者は守られ、奪われ、弄ばれる宿命を背負う。 延喜四年、卯月。 辺境の村・琢県で続く二日二晩の難産。 産屋を満たす、かすかで甘美な馨りは、 やがて後に「劉備玄徳」と呼ばれる男の誕生を告げる兆しだった。 彼は王として生まれたのではない。 ただ、抱かれ、求められ、守られ、縛られる存在として―― 多くの男たちの想いと欲に翻弄される運命を、最初から背負っていた。 これは、 覇を唱える英雄たちの物語ではない。 英雄たちに愛され、欲され、囚われる “劉備玄徳・総受け”のための三国志BL幻想譚である。 泥中に沈み、なお燃え続けるものは、 王の器か、それとも――愛という名の業か。 歴史の裏に咲く、耽美と宿命の物語 『泥中に燃ゆ』、ここに開幕。 漢の始祖・劉邦にまつわる“帝王の印”の口伝。 その血と香りを巡り、時代の胎動の中で運命が再び動き出す。
BL 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 239,197 最終更新日 2026.07.23 登録日 2026.01.26
2

境内へようこそ ~氏子の孫とポンコツ御使いの狐。神様も妖怪も来る、だいたい軽口の稲荷神社~

境内へようこそ ~氏子の孫とポンコツ御使いの狐。神様も妖怪も来る、だいたい軽口の稲荷神社~
古い稲荷神社を手伝う高校生・浦部駿は、生まれつき「人には見えないもの」が見える。だが本人はそれを特別とは思っていない。掃除やじいちゃんの用事のほうが、いつだって先だ。 境内で雑用をこなす金髪の狐娘・玉も、その日常の一部。主・宇迦御霊を怒らせ、罰として御使い――要するに雑用係を押しつけられたポンコツである。ドヤ顔はプロ級、機嫌の芯はたいてい甘味。だが駿の死んだ魚みたいな目には、彼女の魅了も大見得もまるで通じない。 そんな神社に、神様も、妖怪も、次から次へと顔を出す。神話の愚痴も物騒な脅しも、駿の中では近所のトラブルにすり替わっていく。だいたいは軽口と、いつもの音量。 それでも――笑っているあいだにこぼれる玉の「言いにくい昔」は、いつしか断片では収まらなくなっていく。現実主義の氏子の孫と、プライドだけは一人前の狐の、少し不思議で、だんだん目が離せなくなる神社の話。
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 97,868 最終更新日 2026.07.23 登録日 2026.07.03
3

秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~

秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
☆俺はお前を何度も抱き、俺なしではいられぬ淫らな身体にする。宿命という名の数奇な運命に翻弄される王子達☆ ―俺はそなたを玩具だと思ったことはなかった。ただ、そなたの身体は俺のものだ。俺はそなたを何度でも抱き、俺なしではいられないような淫らな身体にする。抱き潰すくらいに抱けば、そなたもあの宦官のことなど思い出しもしなくなる。― モンゴル大帝国の皇帝を祖父に持ちモンゴル帝国直系の皇女を生母として生まれた彼は、生まれながらの高麗の王太子だった。 だが、そんな王太子の運命を激変させる出来事が起こった。 そう、あの「秘密」が表に出るまでは。
BL 完結 長編
感想数 0 文字数 175,071 最終更新日 2022.11.24 登録日 2022.10.24
4

大和型戦艦4番艦 帝国から棄てられた船~古(いにしえ)の愛へ~

大和型戦艦4番艦 帝国から棄てられた船~古(いにしえ)の愛へ~
東北大地震が発生した1週間後、小笠原清秀と言う青年と長岡与一郎と言う老人が道路巡回車で仕事のために東北自動車道を走っていた。 この1週間、長岡は震災による津波で行方不明となっている妻(玉)のことを捜していた。この日も疲労困憊の中、老人の身体に異変が生じてきた。徐々に動かなくなる神経機能の中で、老人はあることを思い出していた。 長岡が青年だった頃に出会った九鬼大佐と大和型戦艦4番艦桔梗丸のことを。 ~1941年~大和型戦艦4番艦111号(仮称:紀伊)は呉海軍工廠のドックで船を組み立てている作業の途中に、軍本部より工事中止及び船の廃棄の命令がなされたが、青木、長瀬と言う青年将校と岩瀬少佐の働きにより、大和型戦艦4番艦は廃棄を免れ、戦艦ではなく輸送船として生まれる(竣工する)ことになった。 船の名前は桔梗丸(船頭の名前は九鬼大佐)と決まった。 輸送船でありながらその当時最新鋭の武器を持ち、癖があるが最高の技量を持った船員達が集まり桔梗丸は戦地を切り抜け輸送業務をこなしてきた。 その桔梗丸が修理のため横須賀軍港に入港し、その時、長岡与一郎と言う新人が桔梗丸の船員に入ったが、九鬼船頭は遠い遥か遠い昔に長岡に会ったような気がしてならなかった。もしかして前世で会ったのか…。 それから桔梗丸は、兄弟艦の武蔵、信濃、大和の哀しくも壮絶な最後を看取るようになってしまった。 ~1945年8月~日本国の降伏後にも関わらずソビエト連邦が非道極まりなく、満洲、朝鮮、北海道へ攻め込んできた。桔梗丸は北海道へ向かい疎開船に乗っている民間人達を助けに行ったが、小笠原丸及び第二号新興丸は既にソ連の潜水艦の攻撃の餌食になり撃沈され、泰東丸も沈没しつつあった。桔梗丸はソ連の潜水艦2隻に対し最新鋭の怒りの主砲を発砲し、見事に撃沈した。 この行為が米国及びソ連国から(ソ連国は日本の民間船3隻を沈没させ民間人1.708名を殺戮した行為は棚に上げて)日本国が非難され国際問題となろうとしていた。桔梗丸は日本国から投降するように強硬な厳命があったが拒否した。しかし、桔梗丸は日本国には弓を引けず無抵抗のまま(一部、ソ連機への反撃あり)、日本国の戦闘機の爆撃を受け、最後は無念の自爆を遂げることになった。 桔梗丸の船員のうち、意識のないまま小島(宮城県江島)に一人生き残された長岡は、「何故、私一人だけが。」と思い悩み、残された理由について、探しの旅に出る。その理由は何なのか…。前世で何があったのか。与一郎と玉の古の愛の行方は…。
ライト文芸 完結 長編 R15
感想数 5 文字数 61,139 最終更新日 2024.03.31 登録日 2024.03.31
5

戦国転生・内政英雄譚 ― 豊臣秀長の息子として天下を創る

戦国時代に転生した先は、豊臣秀吉の弟にして名宰相――豊臣秀長の息子だった。 現代では中世近世史を研究する大学講師。 史実では、秀長は早逝し、豊臣政権は崩壊、徳川の時代と鎖国が訪れる。 ならば変える。 剣でも戦でもない。 政治と制度、国家設計によって。 秀長を生かし、秀吉を支え、徳川の台頭を防ぎ、 戦国の終わりを「戦勝」ではなく「国家の完成」にする。 これは、武将ではなく制度設計者として天下を取る男の物語。 戦国転生×内政改革×豊臣政権完成譚。 (2026年6月28日記) 小説家になろう及びカクヨムでの連載に集約することにし、こちらでの投稿は休載とさせていただきます。 楽しみにしていただいていた読者様には大変申し訳ありません。
ファンタジー 連載中 長編 R15
感想数 3 文字数 358,753 最終更新日 2026.06.22 登録日 2026.01.16
6

ジャンヌ・ダルクがいなくなった後

オルレアンの乙女と呼ばれ、祖国フランスを救ったジャンヌ・ダルク。 彼女がいなくなった後のフランス王家 シャルル7世の真実の愛は誰のものだったのか… シャルル7世の王妃マリー・ダンジューは 王家傍系のアンジュー公ルイ2世と妃アラゴン王フアン1世の娘、ヨランの長女として生まれ、何不自由なく皆に愛されて育った。 マリーは王位継承問題で荒れるフランス王家のため、又従兄弟となるシャルルと結婚する。それは紛れもない政略結婚であったが、マリーは初めて会った日から、シャルルを深く愛し、シャルルからも愛されていた。 『…それは、本当に…?』 今日も謎の声が彼女を追い詰める…
歴史・時代 完結 短編 R15
文字数 40,956 最終更新日 2025.11.24 登録日 2025.11.02
7

落花流水、掬うは散華―歴史に名を残さなかった新選組隊士は、未来から来た少女だった―

落花流水、掬うは散華―歴史に名を残さなかった新選組隊士は、未来から来た少女だった―
京都旅行中にタイムスリップしてしまった春。 そこで出会ったのは壬生浪士組、のちの新選組だった。 不思議な力のおかげで命拾いはしたものの、行く当てもなければ所持品もない。 あげく剣術経験もないのに隊士にされ、男装して彼らと生活をともにすることに。 現代にいた頃は全く興味もなかったはずが、実際に目にした新選組を、隊士たちを、その歴史から救いたいと思うようになる。 が、春の新選組に関する知識はあまりにも少なく、極端に片寄っていた。 そして、それらを口にすることは―― それでも。 泣いて笑って時に葛藤しながら、己の誠を信じ激動の幕末を新選組とともに生きていく。  * * * * * タイトルは硬いですが、本文は緩いです。 事件等は出来る限り年表に沿い、史実・通説を元に進めていくつもりですが、ストーリー展開上あえて弱い説を採用していたり、勉強不足、都合のよい解釈等をしている場合があります。 どうぞ、フィクションとしてお楽しみ下さい。 この作品は、小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。 「落花流水、掬うは散華 ―閑話集―」も、よろしくお願い致します。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/807996983/195613464 本編では描ききれなかった何でもない日常を、ほのぼの増し増しで書き綴っています。
ライト文芸 連載中 長編 R15
感想数 3 文字数 995,625 最終更新日 2023.02.06 登録日 2021.04.28
8

落ち武者・歴史は知らない理系リーマン、化学チートで戦国を駆ける

落ち武者・歴史は知らない理系リーマン、化学チートで戦国を駆ける
超一流大学の化学科卒、大手重化学工業メーカーに就職したエリートリーマン。入社3年目にして将来のノーベル賞候補?と言われる程の活躍をみせる。が、好事魔多し、身辺のスキャンダルが発覚し、地方の閑職に左遷されてしまう。ついたあだ名は【落ち武者】。 人生初の挫折!昇進の目がなくなった彼は、現実逃避するかのように異世界物に目覚め、書籍、コミック、小説投稿サイトまで読み漁り、異世界ゲームにもはまる日々を送る。 やがて、年末、久々に実家に帰郷しようと新幹線に乗った彼が、辿り着いた処は・・・ 【おことわり】 長さ・重量始め様々な単位は、全て現代日本の単位を使用しています。 小説家になろうで書いていた小説です。処女作で序盤が稚拙な構成だったので、アルファポリス様にて清書して公開しています。
SF 完結 長編 R15
感想数 0 文字数 93,720 最終更新日 2022.06.16 登録日 2022.05.24
9

維新竹取物語〜土方歳三とかぐや姫の物語〜

維新竹取物語〜土方歳三とかぐや姫の物語〜
月を見つめるお前は、まるでかぐや姫だな。 幼き歳三は、満月に照らされた女を見て呟いた。 会社勤めの東雲薫(しののめ かおる)は突如タイムスリップし幼い”歳三”と出会う。 暫らくの間土方家で世話になることになるが、穏やかな日々は長く続かなかった。 ある日川に流され意識を失うと、目の前に現れたのは大人の”歳三”で…!? 幕末を舞台に繰り広げられるタイムスリップ小説。 新選組だけでなく、長州や薩摩の人たちとも薫は交流を深めます。 歴史に疎い薫は武士の生き様を見て何を思い何を感じたのか、是非読んでいただければ幸いです。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 2 文字数 223,871 最終更新日 2025.07.22 登録日 2021.01.04
10

紅蓮の島にて、永久の夢

紅蓮の島にて、永久の夢
美貌の軍人であり貴族でもあるアレクサンダーは、順調に出世し、美しい婚約者との結婚が決まっていた。 だが、周囲の邪悪な姦計によって、結婚式の日に拉致され、異国の島の宮殿に幽閉される。 さらに彼を陥れた憎い男たちに手酷い調教を受け、〝女〟として身体を作り変えられ、やがて宮殿の主でもある異国の王子に凌辱される。 アレクサンダーの国によって祖国を滅ぼされた王子は、その憎しみをアレクサンダーにぶつけ、彼を徹底的に辱め、男娼に落とそうとする。 身体を変えられ、日々過酷な調教を受けながらも、誇りを失わないアレクサンダーだったが、やがて彼は秘められた真実を知る……。 ※ この作品は(当然ながら)完全なフィクションで、歴史ファンタジーですが、作中の雰囲気を高めるために、現在では不適切な言葉も使用しています。抵抗がある方はご遠慮ください。  十八歳未満の方もご遠慮ください。  
BL 完結 長編 R18
感想数 4 文字数 238,836 最終更新日 2025.10.12 登録日 2023.08.16
11

小野小町が現在日本に~歌に惹かれ恋焦がれ~

小野小町が現在日本に~歌に惹かれ恋焦がれ~
夜の帳が下りた、東京の片隅。喧騒からは少し離れた、古いレンガ造りの建物の横に、23歳の木山タカオは立っていた。彼の隣には、小さなアンプと、開けられたギターケース。その中には、数枚の小銭と、手書きの「木山タカオ - 届く歌を求めて」というサイン。 タカオは、いつものように、どこか物憂げな表情でアコースティックギターの弦を爪弾く。彼の歌声は、夢と現実に折り合いをつけられない自分自身の、中途半端な焦りをそのまま映し出していた。 冷たい夜風が、彼のデニムジャケットの襟を揺らす。タカオは、いつか古典の授業で聞いた、その儚い歌を思い浮かべた。 “花の色は うつりにけりな いたづらに……” その一首が、彼自身の、色褪せていく日々と重なった。タカオは、自然と、その歌に自分だけの、少し寂しげなメロディーを乗せ始める。 “Hana no iro wa, utsurinikerina, itazurani……” 彼の指が、弦の上を滑る。歌声は、彼自身の心から、夜の空気へと溶け出していく。 その時だ。 演奏の途中、ひとりの女性が立ち止まる。 タカオは、彼女を見た瞬間、時間が止まったかのような錯覚に陥った。 黒髪。白い肌。しかし、何よりも彼を硬直させたのは、彼女が纏っているものだった。 現代の服ではない。それは、何重にも重ねられた、豪華絢爛な絹の衣――十二単(じゅうにひとえ)。紅、紫、金、緑……。夜の街灯の下で、その鮮やかな色彩は、まるでそこだけが平安時代の宮廷であるかのように、異様な存在感を放っていた。 彼女の瞳には、千年の時を超えて語り継がれてきたような、深い哀しみが宿っている。 タカオは、驚きと混乱でギターを弾く手が止まりそうになったが、歌を止めることはできなかった。 彼女は、じっとタカオを見つめている。彼女の瞳は、タカオの歌声の奥にある、彼自身の魂を見つめているようだった。 そして、彼女は静かに、しかし、その場の空気を一瞬にして変えるような声で、呟いた。 「……わが歌……」 その瞬間、タカオの指が完全に止まった。 千年の時を越えて、小野小町が現代に現れた。彼女自身の詠んだ歌が、“音”として、目の前の若者の声で蘇ったのだ。十二単の豪華な色彩が、夜の東京の街角で、静かに、そして圧倒的な違和感を持って、二人の運命の出会いを告げていた。
ライト文芸 連載中 短編
感想数 0 文字数 42,177 最終更新日 2026.05.07 登録日 2026.03.19
12

『一杯の麦茶から始まる一期一会 〜18歳の千利休と恋を知らない女社長〜』

『一杯の麦茶から始まる一期一会 〜18歳の千利休と恋を知らない女社長〜』
高木奈緒、30歳。 彼女は、ただの喫茶店マスターではない。 無類のお茶好きが高じて起業し、今や「1000 break(サウザンド・ブレイク)」を本店に、計10店舗のカフェを展開する若き女性経営者。 その手腕は鋭く、淹れる一杯は人の心をほどく。さらに、誰もが思わず振り返るほどの美貌まで持ち合わせていた。 けれど、その20代のすべてをお茶と仕事に捧げてきた奈緒に、恋愛経験は一度もない。 彼女にとって人生とは、「至高の一杯」で客を笑顔にすること――ただそれだけだった。 そんな奈緒には、社長となった今でも欠かさず続けている日課がある。 それは、自らの原点である本店「1000 break」の店先を、毎朝自分の手で掃き清めること。 その日も、いつものように箒を動かしていた。 朝の澄んだ空気の中、静かに店前を整えていた奈緒の前に、ひとりの青年が現れる。 現代の街並みにはまるでそぐわない、薄茶色の着物姿。 ふらつくような足取りでこちらへ近づいてきたその青年は、奈緒の目の前でかすれた声を絞り出した。 「な、何か……飲み物を……」 今にも倒れそうな様子に、奈緒は息をのむ。 ただごとではないと察し、すぐに彼を店の中へ招き入れた。 こだわりの内装が施された静かな店内。 奈緒が彼の前にそっと差し出したのは、よく冷えた一杯の麦茶だった。 18歳だというその青年は、差し出されたグラスを両手で受け取ると、喉の渇きを癒やすように一気に飲み干した。 琥珀色の液体が体の奥まで染み渡っていく。ようやく人心地ついたのか、彼は大きく息を吐き、少しだけ表情を和らげた。 奈緒はその様子を見届けてから、静かに尋ねる。 「……お名前を、聞いてもいいですか?」 すると青年は背筋をすっと伸ばし、まっすぐ奈緒を見つめた。 その目には、年若さに似合わぬ凛とした光が宿っている。 「私は、田中与四郎です」 その名を聞いた瞬間、奈緒の全身を衝撃が貫いた。 一般の人間なら、どこか古風な名前だと受け流したかもしれない。 だが、お茶をこよなく愛し、お茶の世界に人生を捧げてきた彼女が、その名を知らないはずがなかった。 ――田中与四郎。 それは後に“茶聖・千利休”となる人物が、若き日に名乗っていた幼名そのものだった。 なぜ、戦国の世を生きるはずの若き利休が、現代の喫茶店に現れたのか。 お茶に人生を捧げ、恋を知らぬまま30歳を迎えた美しき女性社長。 そして、のちに天下一の茶人となる18歳の青年。 本来なら交わるはずのなかった二人の時間は、「1000 break」で差し出された一杯の麦茶をきっかけに、静かに、けれど確かに動き始める。 これは、お茶に魅せられた二人が時を超えて出会い、やがて若き日の千利休が、年上の美しき喫茶店主・奈緒に恋をしていく―― そんな数奇で不器用な恋の、ほんの幕開けの物語。
ライト文芸 連載中 長編
感想数 0 文字数 22,960 最終更新日 2026.04.09 登録日 2026.04.03
13

沈黙の街 渦の記憶

沈黙の街 渦の記憶
「これ、役所(役場の地図記号)じゃない?」 ​エトルリア語の古典碑文「マリアーノの円盤」の画像を見つめ、ライターの文香(ふみか)は突拍子もないひらめきを口にした。 古代言語の研究者・榊(さかき)は呆れ果てるが、文香の妄想は止まらない。 ​螺旋状に並ぶ難解な古代文字は、もしや「等高線」なのではないか? 文字の形を現代日本の「地図記号」に置き換え、手作業で地形図を起こしていく。                すると、不完全ながらも、日本のどこか「お茶の産地」に酷似した、海と川に囲まれた美しい丘陵都市の姿が浮かび上がり――。 ​ 挿絵あり 第1章画像 マリアーノの円盤の釈文(パブリックドメイン資料) 第2章の作中の画像はAI生成ツールを用いて作成・出力したものです
ライト文芸 連載中 長編
感想数 0 文字数 11,487 最終更新日 2026.07.23 登録日 2026.07.17
14

神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー

神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー
若く美しいカルナック城主オリヴィエは、従者トリスタンとともに狼に襲われている騎士を助けた。彼はフランス王シャルル七世に仕えるリッシュモン大元帥の使者で、二人に「オルレアン包囲戦への参戦」を求める。オリヴィエは二つ返事で快諾するが、トリスタンには出生の秘密と大いなる野望があった。 ジル・ド・レ伯爵と悪霊サラセンに導かれ、トリスタンはジャンヌ・ダルクを破滅させる陰謀に巻き込まれていく。 アレクサンドル・デュマ・フィス(小デュマ)の未邦訳小説「Tristan le Roux/赤髪のトリスタン」を底本にしています。原作は1850年刊行の近代フランス文学で、著作権保護期間である「死去から70年」以上経過しています。 ※表紙画像はPicrew「病み系男子メーカー」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。
歴史・時代 完結 長編
感想数 4 文字数 1,481 最終更新日 2022.05.30 登録日 2022.05.30
15

滅びの都と約束の旅 第1部 泡沫(うたかた)の夢~妖狐だった乙女の誓い~

滅びの都と約束の旅 第1部 泡沫(うたかた)の夢~妖狐だった乙女の誓い~
西域幻夢奇譚 ―草原のクロニクル― 序 滅びの都と約束の旅 第1部 泡沫の夢~妖狐をだった乙女の誓い~ 妖狐としての禁忌を犯した飛蝶は、茅山の道士・紫陽と驪龍の力を借りて西域へと逃れ、金(アルタイ)山の魔女との邂逅する。そして妖狐の力を手放し、人として生きることになった彼女は、陰謀に巻き込まれた高昌国王子一行と運命の出逢いをする。 これは飛蝶が、西域にその名を轟かせる義賊団の女頭領・女狐となるまでの物語。 ※第2部 高昌夢花録~復讐の終わりと新たな旅立ち~は2026年4月12日より連載中 後日譚 西域幻夢奇譚 ―草原のクロニクル―1 鎮綏椀傳奇(ちんすいわんでんき)~血塗られた呪いと贄の姫~(完結済)
歴史・時代 完結 長編
感想数 0 文字数 156,767 最終更新日 2026.04.12 登録日 2026.02.19
16

まひびとがたり

時は千年前――日ノ本の都の周辺には「鬼」と呼ばれる山賊たちが跋扈していた。 そこに「百鬼の王」と怖れ称された「鬼童丸」という名の一人の男――。 鬼童丸のそばにはいつも一人の少女セナがいた。 セナは黒衣をまとい、陰にひそみ、衣擦れの音すら立てない様子からこう呼ばれた。 「愛宕の黒猫」――。 そんな黒猫セナが、鬼童丸から受けた一つの密命。 それはのちの世に大妖怪とあだ名される時の帝の暗殺だった。 黒猫は天賦の舞の才能と冷酷な暗殺術をたずさえて、謡舞寮へと潜入する――。 ※コンセプトは「朝ドラ×大河ドラマ」の中高生向けの作品です。  平安時代末期、貴族の世から武士の世への転換期を舞台に、実在の歴史上の人物をモデルにしてファンタジー的な時代小説にしています。 ※※誤字指摘や感想などぜひともお寄せください!
歴史・時代 完結 長編
感想数 0 文字数 177,909 最終更新日 2024.03.24 登録日 2024.03.22
17

車にはねられて死んで気づいたらツンデレイケメンや新選組と共に霊界の裁判所で仕事をさせられてた話〜松山勇美の霊界異聞奇譚〜 番外編+α

車にはねられて死んで気づいたらツンデレイケメンや新選組と共に霊界の裁判所で仕事をさせられてた話〜松山勇美の霊界異聞奇譚〜 番外編+α
先日完結しました日本史ファンタジー小説「車にはねられて死んで気づいたらツンデレイケメンや新選組と共に霊界の裁判所で仕事をさせられてた話〜松山勇美の霊界異聞奇譚〜」の番外編です。小野たかむらと紫式部のユニークな逸話を元に書きました。おまけでキャラ設定集も付いてます。 ☆番外編 「救出大作戦!」 本編終了から現世でいうと約一年後。霊界裁判所に平安時代の天才作家、紫式部がやって来た!局長、近藤勇の補佐を勤めていた森久保良順のテンションは自身が歴史と古典オタクだという事もあり爆上がり↑↑ サインを貰おうと色紙と筆を持って紫式部に詰め寄るがドン引きされる。 何だかんだで紫式部の裁判が開始。が、近藤が彼女に下した判決はなんと「色恋を描き人々を惑わせた罪により地獄行き」あまりにも残酷な判決に良順は大激怒。彼女を救おうと近藤の説得を試みるが、頑固な近藤は全く意見を曲げない。「同じ平安貴族であるたかむらさんなら何とか近藤局長を説得してくれるはず!」と、良順が助けを求めると、小野たかむらも近藤の判決に大激怒。二人で説得を試みるが、それでも意見を曲げない近藤。良順とたかむらは何とか紫式部を救おうと奮闘する。 そんな中一言も喋る事なく一部始終を見ている紫式部、そして何故か巻き込まれる地獄の番人、土方歳三……。 果たして良順とたかむらは紫式部を無事に天国へ送る事ができるのか?紫式部は何かを語るのか?一見関係なさそうな土方が呼ばれたワケとは?近藤が頑なに自身の判決にこだわるワケとは? 霊界を舞台に一人の天才作家をめぐるドタバタ劇が再び幕を開ける! ☆キャラ紹介と解説、裏話 本編と番外編のネタバレを含みますので、ネタバレを回避したい方は充分にご注意ください。
キャラ文芸 完結 長編
文字数 27,232 最終更新日 2024.03.29 登録日 2024.03.29
18

晴ル日々好日 ――崖っぷち草臥れ小説家、文豪に成るまで死ねぬ――

晴ル日々好日 ――崖っぷち草臥れ小説家、文豪に成るまで死ねぬ――
絶望の淵に立つ青年小説家と、不思議な天才美少年小説家が出会って始まる大正浪漫風ブロマンス。 時は大正。それは、新たなる時代の到来による未来への希望に満ち溢れながら、その先に待つ地獄への道に少しずつ片足を踏み入れる時代。 小説家になる夢を持ちながら、自らの運命を呪い、人生に絶望し、命を絶とうとしていた青年・達川雷蔵は、首を吊るための縄を買った帰り道、出会い頭に少年とぶつかった。 美しい容姿をした彼は、数年前に文壇へ突如現れた正体不明の天才小説家・橘波留日と名乗ってみせる。 その事実を受け入れられずに声を荒げる雷蔵へ、波留日は「死ぬんだったら僕の世話係になっておくれ」と言い放ったのだった。 雷蔵は波留日と出会うことで、新しく広い世界を、文学を愛する様々な人々と繋がり、再び筆を執る。 雷蔵は書く。自らの生きた証を、自らの名を、この下らなくも愛しい世界へ残すために。 波留日は書く。自らが愛する作家を稀代の小説家にし、希望ある未来へ繋ぐために。 浪漫花開く大正時代にて、文藝の世界で藻掻く男達の人間ドラマ、此処に開幕! ※カクヨムで全話公開しています。 https://kakuyomu.jp/works/822139838750511652 ※感情と執着渦巻くブロマンスを目指していますが、生産元が腐っておりますので、想像逞しい方はBLとしてもお楽しみいただけると思います。 ※大正時代を舞台にしており、歴史上の出来事を多く取扱いますが、あくまでフィクションとしてお楽しみください。また、完全な歴史準拠ではなく、ファンタジー要素も含みます。美少年小説家なんてファンタジー以外の何物でもありませんものね。 ※作中で現在は不適切と思われる思想や表現が出てくる場合がありますが、筆者は差別には賛成していません。 また、特定の団体や思想を批判したりする意図は御座いません。あくまでフィクションとしてお楽しみください。 ※大正時代や花街・軍特有の言葉遣い、文化に対する描写への時代考証・正誤判定に対してAIを利用しました。 出力される文章をそのまま利用することはしておらず、時代考証に関してはサイト・書籍を閲覧するダブルチェックを行っています。
ファンタジー 完結 長編 R15
感想数 0 文字数 318,970 最終更新日 2026.06.29 登録日 2026.05.28
19

黄金郷の白昼夢

黄金郷の白昼夢
美貌の伯爵アベルは反逆者としてとらえられ、かつての親友であったバルトラ公爵に凌辱される。 「黄金郷の夢」の番外編です。 激しい性描写があるのでご注意ください。 ※この作品は「黄金郷の夢」をお読みいただいた方なら最初からおわかりですが、番外編であり、一種のパロディです。最初からお断りしておきますが、この物語は、〝もしも〟のお話です。ご了承のうえでお付き合いください。
BL 完結 長編 R18
感想数 0 文字数 149,531 最終更新日 2022.09.05 登録日 2022.02.15
20

戦国時代にタイムスリップ?武器なし 知識なし 度胸なし 高校生の天下取り!!

主人公・・・勝吉はクラスメイトに いじられていた。 「ホンマお前は、武将みたいな名前やな?」 「誰が武将じゃ!」 そんな、くだらない事を言い合う 毎日を過ごしていたのにまさか、 こんな事になるなんて・・ 人生ガラリと変わる戦国へ! ナヨナヨの高校生が、天下統一を目指す? かもしれない物語! 主人公・・勝吉(かつきち)→勝昌(かつまさ)      政信・・・(同盟領主)      直幸・・・(元敵対領主 家臣)
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 7,608 最終更新日 2026.05.19 登録日 2024.04.06
21

【短編集】✿三国志小話をAI挿絵と共に✿

【短編集】✿三国志小話をAI挿絵と共に✿
✿❀三国志小話をAI挿絵と共に❀✿ 正史や三国志演義のエピソードをギャグ、コメディ路線で小話にしました。 挿絵は三国志風のAIイラストです。 曹操、元譲、文若、董卓、伯符、公瑾、が多め。BL風です。
BL 完結 ショートショート R15
感想数 0 文字数 39,472 最終更新日 2023.09.12 登録日 2023.07.19
22

転生聖女様、東大生コンビと共にタイムスリップ~利休編

転生聖女様、東大生コンビと共にタイムスリップ~利休編
前世、聖女であるにもかかわらず婚約者の王太子殿下から浮気をされ、婚約破棄されたばかりか死罪にあってしまう 目覚めれば、異世界日本の京都で老舗のお茶問屋の次期当主としてい女子東大生に転生していた 人数合わせの合コンで参加して、次から次へと高学歴学生を友達に加え、果ては大企業の御曹司と、ひょんなことからカラダの関係をもってしまい、そのまま結婚してしまう 学業以外では、猿の姿をしている比叡山の阿闍梨になりそこなった吹雪をティム氏、鯖街道では1000年を生きる白鹿など人ならざる隼人と契約する 実は、檸檬の家の蔵には仕掛けがあり、3代将軍家光の命で始まった「お茶壺道中」のためのものがあったのだ 蔵の中には、江戸時代へ抜ける扉と現代の東京へ抜ける扉が施されている 戦国時代、京の町で襲われかけていた大男を助けたところ、実はその大男は千利休で、織田信長のために堺から鉄砲の弾丸1000発を調達し、それを越前に届けるつもりだったようだ その際、檸檬と吹雪、隼人の1人と1匹と1頭が千利休に手助けしてしまうことになる とりあえず、お茶問屋の蔵から過去の世界へ行けることになり、京大生の旦那と東大生の先輩2人と、吹雪、隼人の神獣を従え奔走する話にするつもりです
ファンタジー 完結 長編
文字数 80,326 最終更新日 2024.01.09 登録日 2023.12.29
23

蒼天ノ華ー真説三國志ー

蒼天ノ華ー真説三國志ー
 『三國志』の時代にタイムスリップしてしまった清水弥子(シミズ ミコ)は、賊に絡まれていた美男子を助けるため、落ちていた錆刀を振り降ろす。 彼女はその時はじめて、人を助ける為に・・・・・・人を殺した。  幸か不幸か、助太刀した相手はあの有名な武将で。帰る道が分からない今、この世界に慣れるためにも彼について行く事にした弥子だが、其のことをきっかけにして平和な国で育ったはずの彼女を変えていく。 戦禍で身も心も傷付いた彼女に、彼らは寄り添い、戦を終わらせるため共闘する。 諸葛亮孔明の働きにより、献帝の目前にて三国間の長きに渡る闘いが調停された。 その最中『過去』へタイムスリップしたと思っていた彼女に『異世界の三國志』へトリップしていたという事実が明かされる。 彼女をこの世界に呼び寄せた者は、何を思って異世界へ引き寄せたのか。 争いが終結したはずの世界。黒い雲が全土に忍び寄り『物語ノ真実』を彼らは目にするのだった――・・・・・・。 ※三国志を知らなくても読めるライトな異世界恋愛ファンタジーです。 ※本作では字は『親しい間柄のみが知れる』名前として扱っており、事実とは異なっております。 ※間話は読まずとも本編に支障ありません。人物を掘り下げた小話です。 ※残酷な描写や非人道的な物事もございますが、全てフィクションです。
恋愛 連載中 長編
感想数 0 文字数 16,903 最終更新日 2021.11.20 登録日 2021.10.24
24

【完結】孔明の嫁選び、逆に見習え

【完結】孔明の嫁選び、逆に見習え
 ひょんなことから三国志の世界へと飛んでしまったギャル、黄月ルナ。運良く優しい老人に拾われ、老人の娘として生活する。そんなある日、背の高い若い男が訪ねて来て、彼との縁談が持ちあがる。  ルナは持ち前の明るさと度胸、奇抜さと勢いでこの世界を生きて行く。 ※この作品は三国志をモデルにしたフィクションです。史実上の人物や出来事とは一切関係ありません。史実や演義とは異なる部分が多々あります。
恋愛 完結 長編
感想数 0 文字数 199,131 最終更新日 2025.04.26 登録日 2024.12.22
25

最後の騎士 ~第六聖女遠征の冬~

最後の騎士 ~第六聖女遠征の冬~
これは、〈神の奇跡〉が伝承と化し、騎士が銃火に消えつつある戦場の物語。 二百年前に起こった、〈東からの災厄〉と呼ばれる壊滅的な戦災を経てなお、滅びゆく大陸を二分する〈教会〉と〈帝国〉は、その覇権を巡り争っていた。 雪荒ぶ北の〈帝国〉の地で、男たちはそれぞれの意志を胸に、戦場に臨む。 闘争に理由などない。しかし人は闘争に意味を求める。国家の大義、神への信仰、騎士の誇り……。憎悪、快楽、渇望……。他がため、そして己のため……。 それらは渦巻く意志となり、戦場に際限なき血を求める。 そして、〈教会〉の若き月盾の長と、〈帝国〉の騎士殺しの黒騎士の邂逅は、一つの時代の終わりを告げようとしていた。 ーーーーー *6人の視点人物による群像劇です。前線での戦闘を軸に話が展開するため、暴力描写が非常に多くなります *架空の世界を舞台としているため異世界ファンタジーに分類していますが、基本的に近世ヨーロッパの史観に基づいた世界です。魔法は過去の伝承程度に留まり、人間以外の異種族やモンスターは登場しません。 *後日譚『愚か者たちの戦場 ~狂悪なる黒竜の女王と、皆殺しの聖女~』 https://www.alphapolis.co.jp/novel/61509528/493718647
ファンタジー 完結 長編 R18
感想数 0 文字数 289,360 最終更新日 2021.05.02 登録日 2019.12.27
26

死者達の教養授業~鈴音先生の特別講師編!

死者達の教養授業~鈴音先生の特別講師編!
八百比丘尼~鈴音先生の不思議授業!の特別講師編です。鈴音先生に招かれた特別講師の先生方が、様々なテーマで自身の体験を元に語ってくれます。先生方の生きざまが、色々な悩みを解決してくれますよ!時折鈴音先生も面白い講釈をしてくれたりします。私の代表作、【八百比丘尼~鈴音先生の不思議授業!】の中編バージョンか、長編バージョンを読んで頂ければ、更に面白さが深まる事請け合いです!何卒よしなにお願い致します→https://kakuyomu.jp/works/1177354054922399527
キャラ文芸 連載中 長編
感想数 0 文字数 74,385 最終更新日 2026.07.03 登録日 2026.06.02
27

灯影、そして君の面影

それは明治15年。 長崎の佐世保の街で警察官の片山圭と商家の跡取り息子の山神蒼は出会い、正反対の2人が惹かれ合う。 ⚠️完全創作ですので、時代錯誤な描写や設定が多々ありますのでご了承ください。 場所や時代、人物も完全創作ですのでご了承ください。
BL 連載中 短編
文字数 14,403 最終更新日 2025.11.11 登録日 2025.10.31
28

西遊記龍華伝

西遊記龍華伝
ー少年は猿の王としてこの地に君臨したー 中国唐時代、花果山にある大きな岩から産まれた少年は猿の王として悪い事をしながら日々を過ごしていた。 牛魔王に兄弟子や須菩提祖師を殺されその罪を被せられ500年間、封印されてしまう。 500年後の春、孫悟空は1人の男と出会い旅に出る事になるが? 心を閉ざした孫悟空が旅をして心を繋ぐ物語 そしてこの物語は彼が[斉天大聖孫悟空]と呼ばれるまでの物語である。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 862,148 最終更新日 2026.07.13 登録日 2022.04.16
29

車にはねられて死んで気づいたらツンデレイケメンや新選組と共に霊界の裁判所で仕事をさせられてた話〜松山勇美の霊界異聞奇譚〜

車にはねられて死んで気づいたらツンデレイケメンや新選組と共に霊界の裁判所で仕事をさせられてた話〜松山勇美の霊界異聞奇譚〜
20歳の松山勇美は和食レストランで働く令和のフリーター。両親は「近藤勇のように強い子に育って欲しい」との願いから彼女に「勇美」と名付ける程の新選組オタクだった。新選組を始め幕末の歴史を幼い頃から叩き込まれ、柔道も習った勇美は心身共に強くまた正義感に溢れ、常に周囲に対する思い遣りの心を忘れない人間だった。しかし、横断歩道を渡っている最中トラックにはねられそうになった知人を助けようとして急死してしまう。 気がつくと目の前に大きな扉があり、中には白い服を着た大勢の人間がいた。戸惑っていると「裁きの間」と書かれた部屋に呼ばれ、青いダンダラ模様の羽織を着た二人の男に出会う。 一人は切長の瞳が涼しげなクール系イケメン。もう一人は強面で眼光の鋭い大男。その二人は死後の世界ー霊界ーを訪れる死者を、生前の行いから「天国行き」か「地獄行き」かに決定する裁判長と補佐官だった。 「こちらはここ霊界を収めている局長、近藤勇殿である。私は小野たかむら。近藤局長の補佐をしている」 「近藤勇っ?!」 両親から新選組の話を聞いて育った勇美は目の前にいるのがその近藤勇本人だということに仰天。何が何だか分からない内に勇美の裁きが進行。だが、近藤勇による自身の判決を聞いた勇美はあまりの結果に驚愕する。 勇美の判決は?小野たかむらは何者なのか?勇美が近藤の補佐を務めることになる理由とは?そもそも何故、近藤勇が死後の世界で裁判長をしているのか? 「霊界」の秘密が徐々に明らかになり、同時にこの世界の存在を脅かす程の危機が彼らに迫るーー 多くの謎に包まれた死後の世界を舞台に、個性溢れる補佐隊員と新選組隊士達が平安を始め、現代の令和まで様々な時代を駆け回り、ドタバタを繰り広げる笑いあり涙ありの霊界お仕事ファンタジー開幕! ※実在する人物について史実に基づいてはいますが、作品の雰囲気に合わせる為かなり脚色をしています。 ※死後の世界について、参考にはしましたが宗教観は殆どありません。 ※新選組の知識がそれなりにある方を対象とした作品です。新選組の歴史を軽く頭に入れた上で読んで頂けると幸いです。
キャラ文芸 完結 長編
文字数 186,831 最終更新日 2024.03.23 登録日 2024.02.05
30

歴史のif妄想集

現代文で書かれた歴史関連本で出合った珍説・異説から妄想したストーリーの数々です。 三英傑と通称・生駒吉乃(いこまきつの)様関連のネタ多め。 全くの作り事なので、時代考証的におかしな箇所もありますし、歴史上の人物を単なるストーリー上のキャラクターとして扱っています。 学校の授業で習う歴史のお勉強には、全く役に立ちません。 但し、日本史の通説を知らないと読みこなせない仕掛けはあります。 (お勉強もがんばってね!) そして、チャットノベル形式多めです。 上記を踏まえて、お読み下さい。 【ゲーム・マンガ・映画・声劇などの脚本家・シナリオライター・原作者さんへ】 この作品を参考にしたり、そのまま使ったりする場合、事前にご連絡下さい。 基本的には、作品使用料や原案料をいただきます。 無断使用の場合は、著作権侵害となります。
大衆娯楽 連載中 短編
感想数 0 文字数 13,930 最終更新日 2025.04.13 登録日 2025.03.14
31

冬王と鞠姫

 元弘三(1333)年春。畿内周辺では鎌倉幕府を倒すべく様々な勢力が兵を挙げていた。その一方、鎌倉近郊では人間が変化した化け物『異形』が人々を苦しめていた。  鎌倉で異形退治をしていた少年冬王は、ある夜、異形に襲われそうになっていた鞠という少女を助ける。ところが鞠は、危険な目に遭ったにも関わらず、冬王に異形を殺さないよう頼んできた。何でも彼女は異形を元の人間に戻せると言うのだが…。  2014年執筆。2022年改稿。  小説投稿サイト『小説家になろう』にて同時掲載中。
歴史・時代 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 41,110 最終更新日 2022.12.25 登録日 2022.12.23
32

アンナ・アナクトル

アンナ・アナクトル
 1340年4月6日、トレビゾンド皇帝、バシレイオスが急死した。死因は新皇帝たるエイレーネー・パレオロギナから調査中であるとの発表がなされたが、人々は隠された真実を悟る。エイレーネーは子供ができないことを原因に夫に離縁された女だ、彼女が皇帝を殺したのだろう、と。  ひとまずエイレーネーを受け入れた市民ではあるが、その治世には混乱が続き、人々は新たなる皇帝を求める。  こうして、トレビゾンドは帝国最後の女帝を迎え入れることになった。正当なるメガス・コムネノスの血筋を血を引く女帝の、戦争と栄光の日々の行方は…!? *トレビゾンド帝国の歴史は不明な点が多いため、筆者独自の解釈や妄想等が多く含まれております。 *この物語では史実で存命の人物が故人であったり、史実と異なる立場にいたりしますが、そういうものとして受け入れて頂けると幸いです。 *二話以降は受験が終了次第、投稿の予定です。*四話あたりから、近親者(いとこ)への恋愛を含みます。苦手な方は避けてください。 *この物語ではアンナ・アナクトルの誕生を1310年ごろとして書いております。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 2,608 最終更新日 2025.08.29 登録日 2025.08.29
33

化物と雪

化物と雪
むかしむかし。 醜い姿のせいで村人から化物と呼ばれ忌み嫌われている男がいた。 そんな寂しく生きる男の元に、謎多き1人の娘が訪ねてくる。 その娘はとても優しく、美しかった。たとえ人でなくてもいいと思うほどに──
ライト文芸 連載中 長編
感想数 0 文字数 16,337 最終更新日 2024.03.30 登録日 2024.03.20
34

旅する神様御一行

神社に祀られ、神様に昇格した徳川家康(イエヤス)、坂本龍馬(リョウマ)、そして、ミチザネ(菅原道真)。危機に見舞われた現代の人間世界を危惧した三柱の元ニン(元人間)の神様は、苦しむ人間を助けることを出雲大社の「神有祭日本神様会議」で提案。しかし、その他の神様達から賛同を得られず、挙句の果てに人間の姿にされる始末。そして、現代の人間となった元カミ(元神様)三人衆は旅に出るのであった。
キャラ文芸 連載中 長編
感想数 0 文字数 1,639 最終更新日 2021.02.06 登録日 2021.02.06
35

北の大地

時は室町時代。 とある村に住んでいた地狐のセイは、親友レラの死をきっかけに、 レラの父親が住んでいたウスケシに向かう。 津軽海峡で溺れた聟はウスケシのとある村で治療師をしているミナという少女に助けられる。 ただ、ミナには自分の體を犠牲に、傷を癒すという特殊な能力があった。 ミナが住むコタンの村長、コシャマインに迎えられたセイは、コタンの人達とアイヌの様々な文化を経験していく。 しかし、昨年起こった和人による、アイヌ青年殺傷事件で、アイヌの人達は、和人に対し不信感が募っていた。 そして、コシャマインを筆頭に、和人と戦が起きてしまう。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 15,469 最終更新日 2024.04.14 登録日 2024.04.14
36

戦国Re:verse ― 織田信長編《紅蓮の覇者》

戦国Re:verse ― 織田信長編《紅蓮の覇者》
現代の大学生で、戦国シミュレーションゲームを制作していた僕…相馬 蓮は、ある夜、突如として光に包まれ、戦国時代へと飛ばされる。 そこで出会ったのは――若き美少女の姿をした「織田信長」。 凛とした覇気と圧倒的なカリスマを放ちながらも、恋愛に不器用で、孤独を抱えた少女。 僕は彼女に気に入られ、城に連れ帰られるが、家臣たちからは「うつけ」と嘲られる。 それでも信長の背中を支えると決めた僕は、やがて桶狭間、比叡山、本能寺へと続く、紅蓮の歴史に巻き込まれていく。 史実は史実のままに――だが最後に訪れるのは、誰も知らない「Re:verse(逆転)」の結末。 炎に包まれた本能寺の果てで、信長は現代へと甦る。 紅に染まる覇者と、異世界から来た青年。 ふたりが選ぶ未来は、戦国を超えて――。 ※この物語は、YouTubeで配信中の楽曲をベースに作成しているものです。良かったら楽曲の方も聴いてみてくださいね♫ 👉 https://www.youtube.com/@bontenmaru-z1v
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 154,137 最終更新日 2025.10.30 登録日 2025.08.29
37

覇王の影、狂信の刃

覇王の影、狂信の刃
主人公である影井薫(かげい かおる)は、信長の側近としてその光の最も近くに立つ者であった。薫は信長に対して、単なる忠誠心を超えた異常な感情を抱いていた。それは、愛とも敬意ともつかぬ狂気的な執着であり、信長の存在そのものが薫の人生の全てだった。
歴史・時代 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 2,479 最終更新日 2024.08.25 登録日 2024.08.24
38

そして戦いの果ての地で……

聖女は戦いを生き延び、そして名を捨て新たな人生を歩む。 名もなき神の犬は、その御名の許に暗躍する。 英雄とともに戦う近衛兵は、新たな戦いへと身を投じる。 戦場へ向かう孫を見送る老兵は、ついに自らの戦いの終わりを悟る。 物語の主人公になろうとした少年は、その果てに闇を彷徨う。 ……これは戦争の時代を生き、その果ての地で生きる者たちの物語。
ファンタジー 完結 ショートショート R15
感想数 0 文字数 8,366 最終更新日 2021.08.22 登録日 2021.08.22
39

吉野の雪を踏む

河内源氏アンソロジー「河内源氏大鑑」に寄稿したものです。発刊から一年以上経ちましたのでウェブ公開いたします。 源平合戦、奥州へ落ち延びる義経の吉野山でのお話です。 義経を騙す悪僧、それに気づき奔走するも義経から疑われる忠臣・佐藤忠信。 三大狂言の一つ、「義経千本桜」から着想を得た作品です。
キャラ文芸 完結 短編
感想数 0 文字数 10,124 最終更新日 2021.12.07 登録日 2021.12.07
40

みちのくニーベルング 奥州黄金奇譚

みちのくニーベルング 奥州黄金奇譚
「ジパングはカタイの東1500マイルに浮かぶ広大な島国だ。莫大な黄金を産出し、王の宮殿は金でできている」 マルコ・ポーロ著 東方見聞録より 西暦1689年日本。徳川泰平の江戸時代。東北を旅した漂泊の俳諧師、その名を松尾芭蕉。 後の世に奥の細道として知られる芭蕉の旅には、ある秘密が隠されていた。 江戸を出発して22日目の那須湯本。不自然な旅が続く。芭蕉は弟子の曾良を問い詰めた。 裏で糸を引いていたのは旧知の徳川光圀。光圀の狙いは奥州に隠された藤原の黄金と呼ばれるものであった。 与太話と一笑に付した芭蕉に那須の殺生石が静かに語りかける。 そして芭蕉は知る。黄金がもたらす力と、呪いを。 アテルイ、安倍貞任、奥州藤原、源義経。 繰り返されてきた奥州の悲劇。その影に存在した呪われし黄金。悲しき歴史に終止符を打つのは人か、鬼か。 これは山々が深き霧に沈む国(ニーベルング)の物語。 事実と虚構が織りなす一大スペクタクルロマン、ここに開幕!
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 33,284 最終更新日 2020.03.19 登録日 2020.01.30
137