歴史・時代 小説一覧

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大奥の帳簿姫~捨てられた武家娘は、女たちの涙と幕府の裏金を暴きます~

大奥の帳簿姫~捨てられた武家娘は、女たちの涙と幕府の裏金を暴きます~
《開催中コンテスト アルファポリス・第12回歴史時代小説大賞 投票受付中》 あらすじ 下級旗本の娘・瀬尾弥生は、算術と帳簿整理だけが取り柄の地味な武家娘だった。 父の借金、母の浪費、妹の嫁入り支度、婚約者の家の帳簿。 家のため、婚約者のため、妹のため。 弥生はずっと黙って支えてきた。 だがある日、婚約者の榊原直之は、弥生に婚約破棄を告げる。 「お前は賢すぎて、女として可愛げがない」 「菊乃の方が、妻にふさわしい」 直之が選んだのは、弥生の妹だった。 家族は弥生を守らなかった。 母は「姉なのだから妹の幸せを祝え」と言い、父は家の体面だけを気にした。 すべてを失った弥生に与えられたのは、大奥の古帳簿を整理する仕事。 誰もが嫌がる、地味で埃っぽい役目だった。 しかし、弥生は気づいてしまう。 薬代、反物代、扶持米、嫁入り支度金。 帳簿に残された数字の奥に、女たちの涙と、幕府を揺るがす不正が隠されていることに。 「数字は、嘘をつきません。嘘をつくのは、いつも人です」 捨てられた武家娘は、算盤ひとつで大奥の闇を暴く。 婚約者を奪った妹。 娘を道具扱いした母。 女中たちを食い物にする御用商人。 そして幕府中枢に巣食う男たち。 これは、泣き寝入りしてきた女たちの恨みを帳簿に刻み、ひとつずつ裁いていく、江戸大奥ざまぁ時代劇。 短め紹介文 婚約者に捨てられ、妹に居場所を奪われた下級旗本の娘・瀬尾弥生。 家族にも見放された弥生が辿り着いたのは、大奥の古帳簿を整理する仕事だった。 だが、彼女が帳簿を開いた時、そこに記されていたのは単なる数字ではなかった。 薬代の水増し、反物代の横領、消えた女中の名、偽りの証文。 大奥の帳簿には、女たちの涙と幕府の闇が残されていた。 「数字は、嘘をつきません」 算盤ひとつで婚約者を、妹を、毒親を、御用商人を、幕府の権力者を追い詰める。 捨てられた武家娘による、痛快でドロドロな大奥ざまぁ時代劇。
歴史・時代 連載中 長編
文字数 292,798 最終更新日 2026.06.07 登録日 2026.05.29
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出雲阿国の大阪城妖物語り~その女が視るのは不思議か謀か?

戦国×あやかし×陰謀――時々、料理香る大阪城は未だ築城中。 人の世と隣合わせの妖界から意図せず招かれる小さき妖物達。 様々な想いが宿った品の形を借りてやって来る彼らを速やかに還す役目を担う不思議を視る目を持つ娘、露音は神聖な巫女たる出雲阿国の名を継いだばかり。その重圧に耐える中、不思議を”視る者”達を束ねる宿祈院(やどりぎいん)から与えられた役目は天正18年(1590年)に起こった小田原征伐に勝利し、名実ともに天下人となった豊臣秀吉が住まう大阪城の監視であった。まるで、忍び者のようにその身分を隠して下級の侍女として過ごす露音だが、穢れた地の上に建てられた城には頻繁に妖物が招かれる始末。さらに人の悪意も見え隠れして、彼女の思惑とは裏腹に不吉な事件が頻発する。 本物の忍び者に、秘密を抱えた人間、様々な人の思いと嘘が入り混じる中、露音が目撃するのは不思議かそれとも謀か? 戦国の世の終焉が見え隠れする時代で、巫女、改め、宿祈師を自称する若き娘の物語が始まる。 ※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 【主な登場人物】 露音(つゆね)……不思議を視る出雲阿国の名を継いだ娘。 朝霧朔之助(あさぎり さくのすけ)……大阪城のすべての膳を司る膳所衆に属する料理人だが…? 千春(ちはる)……侍女仲間。 綾乃(あやの)……侍女仲間。 南の方(みなみのかた)……豊臣秀吉の側室。 実部吉信(みべ よしのぶ)……武器庫番。 棟方清六(とうかた せいろく)……大工。 第12回歴史・時代小説大賞にエントリーしてます。 完結まで毎日、一話ずつ更新予定。 よろしくお願いします!
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 64,281 最終更新日 2026.06.07 登録日 2026.05.19
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一休暁鴉伝 ー室町怪異譚ー

一休暁鴉伝 ー室町怪異譚ー
「世に不思議なし――されど不思議あり」 風狂の禅僧と忍びが、妖と人の業に挑む室町怪異譚。 悟後の修行を続ける一休宗純は、お上の志能備サビトとともに、行く先々で不可解な出来事に関わってゆく。 宗純の掲げる知恵の燈明は、時代を覆う深き迷霧を払うことができるか――。 ※一話完結型の連作短編です。途中からでもお楽しみ頂けます。 <参考文献> ・一休宗純/石井恭二(現代文訳)『一休和尚大全 上・下』河出書房新社 ・村上健司(編著)『改訂・携帯版 日本妖怪大辞典』KADOKAWA ・水木しげる『決定版 日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様』講談社 ・多田克己『百鬼解読』講談社
歴史・時代 連載中 長編
感想数 1 文字数 68,962 最終更新日 2026.06.07 登録日 2026.04.30
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大河ドラマで平泳ぎ 豊臣兄弟

大河ドラマで平泳ぎ 豊臣兄弟
大河ドラマ「秀吉兄弟」に関する緩い感想エッセイです。 ※他の小説投稿サイトでも公開しています。
エッセイ・ノンフィクション 連載中 ショートショート
感想数 0 文字数 11,725 最終更新日 2026.06.01 登録日 2026.01.02
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名もなき姫の手記

名もなき姫の手記
宮城の片隅で、忘れられた公主は“物語”を拾いはじめた。 誰にも期待されず、誰にも憎まれず、ただ静かに生きる――それが彼女の望みだった。 けれどある夜、炎がひとつの妃を奪う。 「いい人だった」 その言葉だけが残り、彼女の喜びも悲しみも、誰の記憶にも残らないまま。 ならば、私が書く。 史書が王侯将相しか記さないなら、灰に埋もれた名を、私の筆で掬い上げる。 後宮の噂、王府の旧仆の証言、花街の帳簿、そして皇帝の沈黙。 小さな糸をたどるほど、見えてくるのは―― 女たちが「選べなかった」人生と、燃え尽きても消えない決意。 これは、名もなき姫が“見てしまった”物語。 そして、書かれなかった人々を、世界に残すための物語。
キャラ文芸 連載中 長編
感想数 0 文字数 24,822 最終更新日 2026.02.09 登録日 2026.02.08
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機(はた)に咲く ~天保の京の町に、雪華よ舞え!

機(はた)に咲く ~天保の京の町に、雪華よ舞え!
天保の京の町。奢侈禁止令が出て景気が冷え込む中、 帯問屋の冨美屋の嫡男、半次郎は戯作に夢中で家業には見向きもしない。 そんな半次郎が、大晦日の深夜に祇園社で出会った男は……。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 35,972 最終更新日 2026.01.10 登録日 2025.05.31
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対話体小説 小話集

ネット小説には、対話体小説が向いている。 登場人物が二人か三人による、ほぼ対話で進行する小説。 情景を抑えて、その場のやり取りを様々に想像していただく。 作者は登場人物の邪魔をしない、語るにまかせて筆をすべらす。 登場人物よ、どんどこと勝手にしゃべってほしい。私は、書き留める。 さあ、出てこいや……
歴史・時代 連載中 ショートショート
感想数 0 文字数 44,108 最終更新日 2026.01.06 登録日 2023.05.20
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県庁坂の〇〇さん

県庁坂の〇〇さん
昭和二十年六月。国民学校の屋上でスケッチ をしていた大和は一人の女性と出会う。校庭 に佇んでいた女性は偶然見つけた子猫の身を 案じており、大和はその子猫を引き取ることに。   後日二人は再会を果たし、また会うことを 約束するのだが……。 時は太平洋戦争末期。岡山の市街地を舞台に 戦時下を生き抜いた人々の想いと葛藤を描く ヒューマン・ラブストーリー。 ※この物語は史実を基にしたフィクションです。 登場人物は実在しません。 ※表紙絵はたろたろ様のフリー画像からお借り しています。 <参考文献・webサイト> ・語りつぐ記憶 伝えていく平和への思い おかやまの戦争・戦災体験集 岡山市 ・『おかやまを語る 第一集』 ・『おかやまを語る 第二集』 ・『ふるさとの想い出写真集 明治大正 昭和岡山』 ・『岡山・玉野の昭和』 ・写真で見る岡山の戦災 岡山市 ・郷土資料 『昭和初期旧市内番地図』 ・新聞切抜集 『岡山わが町』 ・山陽新聞 さんデジ 県庁坂・スウェーデン坂・権現坂 平坦な岡山にも坂はある (コラム 岡山よざんごと) ・ホームページ 鹿島の軌跡 ~歴史の中から見えてくる ものがある~ 第三十三回『洋館の鹿島』 が建てた岡山県庁舎
ライト文芸 完結 短編
感想数 1 文字数 29,004 最終更新日 2025.06.30 登録日 2025.06.30
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緋の契り

緋の契り
はるか昔、人を食いし鬼が闊歩する時代。 突如として生まれた、莫大な力を秘めた少年陰陽師。 鬼と対峙する力こそ強大なものの、その力故に人々から恐れられ、虐げられてきた。 5年生きた少年陰陽師はふと、式神を召喚した。その名前は”朧”。 なぜ召喚したか。それは、自分を殺してもらうためだった。 しかし朧は、少年の内に秘めた思いに気づき、その願いを却下する。 その思いとはーー。
ファンタジー 完結 長編
感想数 0 文字数 45,469 最終更新日 2025.06.17 登録日 2025.06.17
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『朱星光月妖刀奇譚』

『朱星光月妖刀奇譚』は3部構成で成り立っております。 第1部見どころ  時に1580年戦国時代、恭之介の生まれ育った里が突如バケモノに強襲され里は崩壊し、幼馴染と多くの民を失う。生き残った恭之介は里の仇を取る為、伊賀の里を目指す。だが、恭之介は拾われた子だとこれまで育ててもらった父の遺言で知り驚くが気持ちは変わらなかった。その時、恭之介はそこで知り合った伊賀当主の娘、百井朝陽と出会い淡い恋を実らせ、束の間の安らぎを得た。しかし信長配下のバケモノが伊賀の里に迫ってきた。信長は全国布武の為、側近の森蘭丸は恭之介『新たなる命』を狙うことだった。バケモノ(妖邪衆)に対抗できる唯一の武器3本の妖刀の持つ恭之介、左之助、丈太郎は伊賀の忍びと協力して『天正伊賀の乱』で信長兵を迎え討つ。だが、蘭丸の攻撃によって恭之介が倒れ、時空の狭間へ連れ去らわれようとした時、朝陽は恭之介を庇って、時空の狭間へと飛ばされてしう。恭之介は朝陽が500年後で生きていることを妖刀伝承書で知り、朝陽を取り戻す為500年後の未来への行く手掛かりを知る森蘭丸を探すため、安土城へ挑む。 第2部、3部の見どころ  安土城で信長と蘭丸を倒した恭之介達だったが蘭丸によって再び時空の狭間が生じ、恭之介を道連れに蘭丸は共に時空の狭間へ落ちていった。鷹乃介は助けようと他の仲間たちと別れ、恭之介を追ったがそのままと共に時空の狭間へ落ちていく。 恭之介達が目を覚ました所は、これまでに見たこともない500年後の景色だった。 恭之介達は国の管理下の如月研究所の施設で保護され、そこで出会ったのは500年前に生き別れとなった朝陽だった。でも朝陽は記憶が無く、今は如月奏として1年間この時代を過ごしていた。恭之介達は朝陽の記憶を取る戻すべくこの時代に残り、恭之介は恭介と名を変え、出来るだけ奏の側にいることに決断する。 その為に奏が通う旭日高校へ編入し、そこでかつて共に戦った伊賀の仲間たちの子孫、つぐみ、優悟、俊輔、朱里(しゅり)と出会い、また、恭介に好意を寄せる世界トップアイドル聖歌も加わり、楽しい学校生活を送り始めた。しかし、平穏の時は長くはなかった。 蘭丸の魂が、生き残りの妖邪衆によって復活を遂げようとしていた。学校で起こる奇妙な事件に全生徒が巻き込まれ、恭介達は仲間たちと共に蘭丸を倒すべく挑むのであった。 恭介の出生の秘密と奏の本当の記憶、聖歌との出会い、蘭丸がなぜ恭介にこだわるのか、その悲しい復讐の理由が明らかになっていく。 舞台は過去から未来へと移り、恭介の運命と恭介をめぐる奏と聖歌の恋争い、友情を一杯詰め込んだ作品です。暇があったら読んでくださいね。
ファンタジー 完結 長編 R18
感想数 0 文字数 658,262 最終更新日 2024.12.27 登録日 2024.12.27
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トゥモロウ・スピーチ

トゥモロウ・スピーチ
1941年、クリスマス直前のマドリード。 矢嶋志貴は、上官の梶公使と共に、一人の青年と面会していた。母国の運命を、少しでも悲劇から遠ざけるために、彼の協力が必要だったのだ。 国を跨いだ諜報網を持つ、有能だが危険な男──テオバルド・アルヴァ・コルテス。しかし彼は、意外な人懐こさで志貴の心に入り込む。 「あんたにだけは、テオと呼ばれたい。……子供の頃の愛称だ、もう他に呼ぶ者もない」 陽気なラテンの色男の中に、時折垣間見える昏い情念と空虚な闇に強く惹かれる志貴と、付かず離れずの距離を保ちながらも愛を囁くテオバルド。 そして、幼馴染であり、年上の余裕と包容力で志貴を見守り甘やかす、駐在武官の衛藤一洋中佐。 「おいで志貴。──いつでもこうして、俺に甘えればいい」 2人から捧げられる強い情に戸惑いながらも、受け入れられずにいた志貴だったが、男たちの腕の中で、いつしか二人の想いに染められていく。 混迷を増す戦局の中、使命のために身動きが取れなくなっていく3人を、戦乱の大波が飲み込もうとしていた──。 ◇◇◇ ◼️性描写のある章には、※を付記しています。 ◼️濡れ場がかなり濃口ですので、苦手な方はご注意ください。 ◼️他サイトにも投稿しています。
BL 連載中 長編 R18
感想数 2 文字数 269,456 最終更新日 2024.11.11 登録日 2024.01.20
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令和聖戦記

令和聖戦記
この作品は戦国時代にタイムスリップしたと勘違いした剣道部の部員達はメモリーゲームのそれぞれの時代でそれぞれの道を歩き出す青春物語。21世紀、人間や歴史や文明の記憶を2次元化して保存できるメモリーゲームが開発された21世紀。 大学へやっとはいった落ちこぼれぎみの近徳は剣道部として頑張っていたが、 学園祭の日に剣道部の近徳達はネットで開かれたブレインマシンインターフェイスのゲームショーで新しく開発したメモリーゲームの被験者として選ばれるが、 事実を知らされていない剣道部の近徳達は実際にそれぞれの時代にタイムスリップしたと勘違いしてしまう。
ファンタジー 完結 短編
感想数 0 文字数 22,712 最終更新日 2024.08.20 登録日 2024.08.20
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19世紀の異端科学者はかく語る:The Pleasures of Life 1.2

19世紀の異端科学者はかく語る:The Pleasures of Life 1.2
風変わりな自称異端者のひとりごと—— 隣家に引っ越してきたダーウィンに愛され、科学者でありながら銀行経営者でもある、風変わりな准男爵サー・ジョン・ラボックの著書『The Pleasures of Life』を翻訳。 日本では無名だが、初版から二年で13版、三年で20版増刷。 英語圏では今も発行され続けている名著のひとつ。 なお、准男爵とはイングランドが戦費調達のために創設・販売した世襲称号のこと。いわゆる「金で買った爵位」「名ばかりの貴族」で、階級は貴族ではなく平民扱い。敬称はサー(Sir)で、ロード(Lord)とは呼ばれない。準男爵とも。 ◇ ◇ ◇ タイトルの「異端」は穏やかな言い方ではありませんが、本文中で「I am heretical enough(私は十分に異端だ)」と自称しているところから採用しました。 原著は1887年初版、著者のジョン・ラボック卿は1913年5月28日死没につき、著作権保護期間である「初版発行年および著者の死去から70年」以上経過しています。
感想数 1 文字数 1,636 最終更新日 2023.04.30 登録日 2023.04.30
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夫婦元結岩咲花(めおともとゆい いわにさくはな)~もう一つの四谷怪談~

夫婦元結岩咲花(めおともとゆい いわにさくはな)~もう一つの四谷怪談~
    日本「最怖」の怪談話として、知らない人はいない鶴屋南北の「東海道四谷怪談」  文政八(1825)年、江戸中村座で初演されて以来、歌舞伎だけではなく、映画等で数え切れないくらいリメイクされた日本を代表する怪談です。  愛する夫・伊右衛門に騙され、毒を盛られ、非業の死を遂げた女性お岩さんの怨霊が伊右衛門や、彼に協力した者達を取り殺す!  この世で最も恐ろしいのは、欧米ホラーのような殺人鬼などではなく「人の念」・・・特に「怨念」である。  世界的にも人気の高い「Jホラー」の古典にして最高傑作・・・そう言い切って良いでしょう。  しかし、この四谷怪談には全く別の話があるというのです。  明治から昭和初期にかけて活躍した小説家、岡本綺堂(1872~1939)氏の短いエッセイ「四谷怪談異説」によると、伊右衛門とお岩さんは仲睦まじい夫婦で、お岩さんは貧困のためにやむを得ず夫婦別々に暮らしていた二人が再び元のように一緒に暮らせることを願って、奉公先のお稲荷様に毎日祈願していた貞女だというのです。  朝、皆が寝静まっている早朝に屋敷の庭先の稲荷に熱心に祈願しているお岩さんの姿を屋敷の主人が目撃し、彼女から事情を聞き、二人が一緒に暮らせるよう力添えをしてくれたため、伊右衛門・お岩夫婦は再び一緒に暮らせるようになったというハッピーエンドストーリー。  現存する「於岩稲荷」は、お岩さんが夫婦が再び一緒に暮らせることを願って祈願していた祠だと言います。  ・・・恐ろしい怪談話とは真逆の物語です。  本作は、そんな「もう一つの四谷怪談」を短編にしてみました。  タイトルの「夫婦元結岩咲花」は昔の歌舞伎・浄瑠璃の演目風に「めおともとゆい いわにさくはな」と読みます。  「元結」(もとゆい)は男女問わず髪を結う時に使う紐・糸のことで、伊右衛門・お岩夫婦が再び「元」に「結ばれる」とかけています。  なお、「半七捕物帳」で日本の「捕物小説」の祖となった岡本綺堂氏のエッセイ「四谷怪談異説」は、著作権が消滅しているため、青空文庫等で気軽に読むことが出来ますので併せてお読み頂けると幸いです。
歴史・時代 連載中 短編
感想数 1 文字数 5,507 最終更新日 2021.06.03 登録日 2021.05.31
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紫苑の誠

紫苑の誠
あなたの生きる理由になりたい。 これは、心を閉ざし復讐に生きる一人の少女と、誠の旗印のもと、自分の信念を最後まで貫いて散っていった幕末の志士の物語。 ※外部サイト「エブリスタ」で自身が投稿した小説を独自に加筆修正したものを投稿しています。
歴史・時代 完結 長編
感想数 0 文字数 73,985 最終更新日 2020.05.19 登録日 2020.05.14
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暗愚か名君か、ジャンヌ・ダルクではなく勝利王シャルル七世を主人公にした理由

暗愚か名君か、ジャンヌ・ダルクではなく勝利王シャルル七世を主人公にした理由
勝利王シャルル七世といえば「ジャンヌ・ダルクのおかげで王になった」と「恩人を見捨てた非情な暗愚」という印象がつきまとう、地味なフランス王です。 ですが、その生い立ちは「設定盛りすぎ」としか言いようがない。 これほど波乱の多い生涯を送った実在の人物はいないのでは…と思うほど、魅力的なキャラクターでした。 百年戦争はジャンヌだけじゃない。 知られざるキャラクターとエピソードを掘り起こしたくて……いや、私が読みたいから! ついに自給自足で小説を書き始めました。 ※表紙絵はPaul de Semantによるパブリックドメインの画像を使用しています。
感想数 0 文字数 2,101 最終更新日 2019.03.27 登録日 2019.03.27
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