伝奇小説 小説一覧

16件
1

蜈蚣切(むかできり) 史上最強の武将にして最強の妖魔ハンターである俺が語るぜ!

俺の名は藤太(とうた)。史上最強の武将にして、史上最強の妖魔ハンターだ。 言っておくが俺は歴史上実在した人物だ。平将門討伐の武功をたて、数々の鬼や妖怪を退治して民衆を救ったスーパーヒーローでありながら、現代(いま)の世の中で知名度がイマイチなことに憤慨した俺は、この冨井とかいう男に憑依して、お前らに俺の偉業を語ることにしたぞ!特に全国の佐藤という苗字の奴は必ず読め!なにしろ俺はお前らの祖だからな。それ以外の奴らも読め。そして俺の名を天下に知らしめろ!
2

O↔I

吐きぐせ病弱女と、ハイスぺ甘え下手女と、忠犬独占欲女の話 魔術師、一色遥は見た。人ならざる異様な魔力を。その源にいた、ある女の顔を。 大学生、美輪はじめは見た。これまでの道で犯した過ちを。その罪への、まだ赦されぬ罰を。 護衛官、日向円は見た。傷つけたもの傷ついたものを。その手は再び届かぬ、あのときの誓いを。 三者三様、好き嫌い。 相生相克、朝から晩まで。 笑いあり涙ありの珍道中。 交わってしまった以上は仕方ない。 一般社会から潜んで生きる。訳アリ三人の生活が始まりますよ。
3

――探偵事務所へようこそ!~ところであなたを愛しています

月が綺麗な冬の夜、ナイフを握りしめ男子高校生アオは路地裏を往く。 詰んだ人生の先で目にしたのは、女子高生を喰らう同級生アカネの姿だった。 口を血と脂で汚し、犬の様に四足を付き、行儀悪く肉を嚥下する彼女の姿は、悍ましく、厭らしく、淫靡で、扇情的で。 アオは途轍もなく美しいと感じてしまったのだ―― 史上最狂サイコパスホラー。読み終わった後、あなたの心に『おもしろい』と浮かぶでしょう。
4

えぞのあやめ

(ひとの操を踏みにじり、腹違いとはいえ弟の想い女を盗んだ。) (この報いはかならず受けよ。受けさせてやる……!) 戦国末期、堺の豪商今井家の妾腹の娘あやめは、蝦夷地貿易で商人として身を立てたいと願い、蝦夷島・松前に渡った。 そこは蝦夷代官蠣崎家の支配下。蠣崎家の銀髪碧眼の「御曹司」との思いもよらぬ出会いが、あやめの運命を翻弄する。 悲恋と暴虐に身も心も傷ついたあやめの復讐。 のち松前慶広となるはずの蠣崎新三郎の運命も、あやめの手によって大きく変わっていく。 それは蝦夷島の歴史をも変えていく・・・
5

クビ寸前のプロ野球選手ですが、異世界野球のパイオニアになります!

 宇賀神拓哉(28)はプロ野球チーム・東北ジャガーズ所属の崖っぷちプロ野球選手。大卒6年目で鳴かず飛ばずの宇賀神は、クビを覚悟しなければならないほど追い詰められている中、久し振りの一軍戦出場。  プロ野球選手として生き残るため、宇賀神はフェンス際の危険な打球にダイビングキャッチを試みる。その勢いでフェンスの扉にぶつかった宇賀神は、扉の向こうへ飛び込んでしまい--そのまま異世界へ突入!!  野球というスポーツそのものが存在しない異世界。日本への戻り方も分からない。でも、大好きな野球は続けたい! まだないなら今から広めればいいんだ! そう考えた宇賀神は、広大な異世界に野球というスポーツを根付かせるため、時に美人にうつつを抜かしながらも、その身を投じていくのだった。
6

出雲阿国の大阪城妖物語り~その女が視るのは不思議か謀か?

戦国×あやかし×陰謀――時々、料理香る大阪城は未だ築城中。 人の世と隣合わせの妖界から意図せず招かれる小さき妖物達。 様々な想いが宿った品の形を借りてやって来る彼らを速やかに還す役目を担う不思議を視る目を持つ娘、露音は神聖な巫女たる出雲阿国の名を継いだばかり。その重圧に耐える中、不思議を”視る者”達を束ねる宿祈院(やどりぎいん)から与えられた役目は天正18年(1590年)に起こった小田原征伐に勝利し、名実ともに天下人となった豊臣秀吉が住まう大阪城の監視であった。まるで、忍び者のようにその身分を隠して下級の侍女として過ごす露音だが、穢れた地の上に建てられた城には頻繁に妖物が招かれる始末。さらに人の悪意も見え隠れして、彼女の思惑とは裏腹に不吉な事件が頻発する。 本物の忍び者に、秘密を抱えた人間、様々な人の思いと嘘が入り混じる中、露音が目撃するのは不思議かそれとも謀か? 戦国の世の終焉が見え隠れする時代で、巫女、改め、宿祈師を自称する若き娘が怪異と人の闇を覗き見る。 ※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 【主な登場人物】 露音(つゆね)……不思議を視る出雲阿国の名を継いだ娘。 朝霧朔之助(あさぎり さくのすけ)……大阪城のすべての膳を司る膳所衆に属する料理人だが…? 千春(ちはる)……侍女仲間。 綾乃(あやの)……侍女仲間。 南の方(みなみのかた)……豊臣秀吉の側室。 実部吉信(みべ よしのぶ)……武器庫番。 棟方清六(とうかた せいろく)……大工。 ※カクヨム様にも掲載しております。
7

啼哭ノ太刀

傾国の美女に溺れる皇帝。 流行り病に苦しむ民。 そして、人を幸福にも、絶望にも導くという一本の魔剣──。 剣士・水無瀬宗次郎は、流浪の旅の果てにその国を訪れる。 少女・雪乃との出会いが、やがて国を揺るがす戦いへとつながっていく。 傾国の悪女と、魔剣を背負う剣士。 二人の対峙の先に待つものとは──。
8

貞宗を佩く白猿

 曲亭馬琴他 編「兎園小説」第十一集「白猿賊をなす事」より(全五話)  江戸時代後期に催された、世の中の珍談・奇談を収集する会「兎園会」  「南総里見八犬伝」等で有名な曲亭馬琴、著述家の山崎美成らが発起人となって開催された「兎園会」で披露された世の珍談・奇談等を編纂したのが「兎園小説」  あの有名な「けんどん争い」(「けんどん」の語源をめぐる論争)で、馬琴と山崎美成が大喧嘩をして、兎園会自体は自然消滅してしまいましたが、馬琴はその後も、個人的に収集した珍談・奇談を「兎園小説 余録」「兎園小説 拾遺」等々で記録し続けます・・・もう殆ど記録マニアと言っていいでしょう。  そんな「兎園小説」ですが、本集の第十一集に掲載されている「白猿賊をなす事」という短い話を元に短編の伝奇小説風にしてみました。  このお話は、文政八(1825)年、十月二十三日に、海棠庵(関 思亮・書家)宅で開催された兎園会の席上で、「文宝堂」の号で亀屋久右衛門(当時62歳)という飯田町で薬種を扱う商人が披露したものと記録されています。  この人は、天明期を代表する文人・太田南畝の号である「蜀山人」を継いで二代目・蜀山人となったということです。  【あらすじ】  佐竹候の領国、羽州(出羽国)に「山役所」という里があり、そこは大山十郎という人が治めていました。  ある日、大山家に先祖代々伝わる家宝を虫干ししていると、一匹の白猿が現れ家宝の名刀「貞宗」を盗んで逃げてゆきます・・・。 【登場人物】  ●大山十郎(23歳)  出羽の国、山役所の若い領主  ●猟師・源兵衛(五十代)  領主である大山家に代々出入りしている猟師。若い頃に白猿を目撃したことがある。  ●猴神直実(猴神氏)  かつてこの地を治めていた豪族。大山氏により滅ぼされた。
9

鬼伝説と不老不死の水、ツンデレ幼馴染といく冒険探索

「星河……おかえり」  高校最後、十八歳の夏休み、藤田星河は東京から地元の夜見市に帰省した。  出迎えるのはちょっとツンがいき過ぎた幼馴染、会田優心。  星河の帰省の目的はもう一人の幼馴染、高橋活美を見舞うためだ。余命いくばくもないと宣告された彼女と最後の思い出を作るため。  安らかな時を過ごしたい三人の想いと相反するように、夜見市はある殺人事件の噂でもちきりだった。猛獣の仕業とも狂人の仕業ともいわれる残虐な事件だった。  そんな背景がある中で、優心は夜見山のキャンプ場にテントをかまえ、夜な夜な山を探索しているというのだ。  危ないだろうと思い優心を問いただしてみると、彼女にはとある目的があると言うのだが……。  ちょっと切ない青春三角関係の恋愛ノベル+ちょっとクトゥルフ伝奇です。  ささやかですが、それなりにエロティックな濡れ場があるのでR18です。濡れ場は♡でわかるようにします。  濡れ場は物語の後半に一か所あるだけです。官能系のノベルではありません。  アルファポリス、なろう、同時掲載です。
10

三人キサブロー

明治二十年。ある寺を訪れて寺男となった不思議な男、「きさぶろう」は、伝説的生き人形の造形師、松本喜三郎の如き名人となりたいと言い出し、旅立ち、生き人形師となって帰還した。それでも満足な腕前を得られなかったという「きさぶろう」は、『西行法師』の伝説を聞き京都へ行く。 その後また帰った「きさぶろう」は、ほどなく死んでしまう。 そして寺の周辺で連続殺人が起きるようになって……。 これは明治より続く、一体の生き人形を巡る、三人の「キサブロー」にまつわる物語である。
11

クガイの剣 とある剣豪の異境活劇

俺の名はクガイ。 生まれ故郷で腕を頼りに東に人さらいが出たと聞けばぶちのめし、西に人食い妖怪が出たと聞けばぶった切り、そうして生きていたら何の因果かいつの間にやら見知らぬ土地に無一文で放り出されていた。 俺が放り出されたのは浸食都市"楽都"。 何十年も前に魔界と融合して浸食されたという、とんでもない街だ。道行く人の中に妖怪や魔族が紛れ、刃傷沙汰はおろか仙術、魔術の入り乱れる大抗争が日常茶飯事。 人間と妖怪と神とが争い、共存し、欲望を滾らせる浸食都市”楽都”。 何が起きてもおかしくない街。誰をも受け入れる街。この街ほど命の軽い場所はない。この街ほど命の足掻く場所はない。 それでも住めば都。毎日、自分と世界の正気を疑うようなこの街にも慣れてきたころ、俺は悪党どもに追いかけられていた女の子を助け――この街でも滅多にお目に掛かれない厄介ごとに自ら飛び込むのだった。 ※小説家になろうでも投稿しています
12

無明を断つ 〜寛永の遊魔〜

剣難女難、魔を断つ一閃―― 島原の乱後の江戸、隻眼の七郎は魔性との闘争に臨む。何のためでもない、せめて大事な人々を守るために(※先に投稿した「柳生の剣士」の続編です)。
13

帝都地下鉄警備隊

大正十六年、帝都では地下鉄開通のための工事が続いていたが、その地下に謎の生き物が蔓延するようになり、急遽謎の生き物は影狼と呼称が付けられ、それと戦う地下鉄警備隊が編成され、開通式まで駆逐任務を与えられた。 そんな地下鉄警備隊の一員である在帆士九郎は、影狼に襲われる謎の少女月子と出会う。 九郎は月子を保護したことから、地下鉄に蔓延する影狼の正体と陰謀と戦うことになる。 ・カクヨム、エブリスタにも掲載しております
14

【完結】不老不死の魔女 -Kamelie.-

古い海辺の村に伝わる、人魚を喰らった娘の伝承。 不老不死となり、傷さえも残らぬ【魔女】の物語。 東金国の片隅で、ひっそりと庵に暮らしていた椿。 老いることのない身体を持つ彼女は、村人から畏れられ、長い年月を孤独に生きてきた。 ある日、奴隷商人に攫われ異国へ売られそうになった椿は、 異端を取り締まる組織【銀十字】の青年―― 冷たい灰色の瞳を持つヴィルヘルムと、 陽気な美青年クラウディオによって救い出される。 帰る国を失い、行き場をなくした椿は、 ヴィルの屋敷で新たな生活を始めることになる。 不器用で無愛想だが、誰より優しいヴィル。 彼に少しずつ惹かれていく椿。 2人の物語がゆっくりと紡がれていくーー ※ 昔の小説のリライトです。 公開はじめは、2012年の個人HPにて配布したノベルゲーム、しかも未完。 2014年になろうに掲載、エタりを重ねて2020年に完結したものを手直ししました。 ※誘拐・暴力(性的含)・差別的な言動など、重い描写があります。
15

異能テスト 〜誰が為に異能は在る〜

クールで知的美人だが、無口で無愛想な国家公務員・牧野桐子は通称『異能係』の主任。 そんな彼女には、誰にも言えない秘密があり── 国家が『異能者』を管理しようとする世界で、それに抗う『異能者』たちの群像劇です。
16

ルー・ガルー〈ジェヴォーダンの獣異聞〉

18世紀のフランスで実際に起きた、巨大な獣による連続殺人事件。 「ジェヴォーダンの獣」の真実とは。 伝奇ファンタジー。
16件