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第22話 温泉娘! 後編!
2日目の朝。
例の旅館の廊下を歩きながら、メグミは目元を指で押さえた。眠れたはずなのに、身体が重い。遠足の翌日のような、どこか変な疲労感が残っている。
今日の撮影は、女優1×男優1の個別セックスシーンから始まる。順番はメグミ、マイ、カナ。
「じゃあ……お願いします」
メグミは男優と声をかけ合い、お互いに会釈した。
浴衣をはだけ、畳の上の布団に寝転ぶ。演出はシンプル。恋人同士のように寄り添い、徐々に熱を高めていく。特別な設定もない、普通のセックス。
肩を寄せ、キスをする。ぎこちないわけではないが、熱に任せるわけでもない。あくまでも、仕事のセックスである。
だが、「仕事だから」と割り切って済むほど、簡単でもなかった。
昨夜、マイが言っていた言葉が、ずっと引っかかっていた。
「でも普通って逆にムズくない?」
理解はできた。激しいプレイや、わかりやすいアブノーマルの方が、画は作りやすいし、演技も振り切れる。
でも、今日みたいなシーンでは、派手な演出やテクニックはない。ただ、相手と向き合って、ひとつひとつを丁寧に積み上げていくしかない。
難しい。だからこそ、誤魔化せない。
男優が肌に触れる。触れ方は優しく、緊張をほどくように、じっくりと攻めてくる。
メグミは、浅く声を漏らしながら、ほんの少し首を傾け、男優を見つめた。
「うん……気持ち、いい……。もっと、一緒に……」
ただ喘ぐだけじゃない。ちゃんと、通じ合いたい。
そのうえで、カメラの向こうにいる人たちにも、ちゃんと伝えたい。
メグミは脚を開き、男優を迎え入れた。
ゆっくりと、身体が繋がる。身体の中で熱が混ざり合い、高まっていく感覚。その瞬間、まぶたが揺れる。
意識を研ぎ澄ませる。男優の動き、息遣い、自分の中に伝わる熱──全部を、逃さないように。
ぎゅっと膣奥まで押し込まれると、喉から自然に声が漏れた。演技ではない。反応でもない。
心を震わし、震わせるような、『本気のセックス』──これは、メグミがAVを通して見つけた「表現」だった。
(気持ちいい、って。あなたも、わたしも、みんなも。そう思ってくれたら……)
布団の上、静かな喘ぎと、身体が擦れる音が重なる。
男優と視線を交わし、熱をわけ合いながら、メグミはわずかに微笑んだ。
「ちゃんと……届いたら、嬉しいな……」
『本気のセックス』とは、何か特別な技術じゃない。
この身体を通して、誰かにちゃんと「何か」を届けること──それを信じて、今日もメグミはAV女優としてセックスをした。
***
メグミが撮影を終えると、浴衣で待機していたマイが笑顔で迎えてくれた。
「メグちゃん、お疲れ様~」
「ありがとう。マイちゃん、次、頑張ってね」
「うう~、緊張するよ~」
そう言いながら、小さくジャンプするたび、マイの胸はぷるんぷるんと揺れた。
メグミはマイと別れると、いったんシャワーを浴びに行った。カナは、控え室でメイク中だった。
シャワーから上がると、マイの撮影は終盤に差しかかっていた。
全体的にバタバタしていたが、マイはマイなりに楽しんでいるようだった。相手に向ける笑顔は、本当に照れているようにも見えた。
マイは、こんな感じだから愛されるんだろう──そう思いながら、メグミはモニター越しに撮影を見守った。
最後はカナ。
控え室から出てきたカナは、AV女優のメイクで塗り固められていた。
「あ、ふたりとも、お疲れ様」
「うわぁ~、カナちゃ~ん。めっちゃ疲れたよぉ~」
へなへなと抱きつくマイの背中を、カナがぽんぽんと叩く。
「カナちゃん、いってらっしゃい」
メグミが声をかけると、カナは「うん」と微笑んだ。
メグミは、マイのときと同じように撮影を見守った。
カナの撮影は……淡々と流れていった。
カナはただ、決められたとおりに衣装を脱ぎ、決められたとおりに動いていた。
カナは元々、プレイ自体は受け身で、主体的に動くタイプではないが、今は受け身どころか感情が削がれているようにも思えた。
男優の責めに喘ぎながら、時折、彼女はどこか遠くを見ていた。
この感覚を、メグミは知っていた。
唐突に、記憶がよみがえった
引退直前の、最後の共演。撮影の合間合間に、レイも、似たような目をしていた。
感情を抜いているわけじゃない。でも、先にある終わりを知っている人間の目──そうとしか言えない何かが、カナの視線に宿っていた。
メグミの予感は、この時点で、ほとんど確信に変わっていた。
***
夜。最後の撮影は、女優3人、男優6人による温泉での9P乱交だった。
準備中、メグミは、マイの明るい声と、男優たちの冗談まじりの会話を聞きながら、カナの動きを追っていた。
やはり、カナの意識はここにはなかった。
撮影が始まる。温泉の湯船を中心に、女優ひとりに男優がふたり付く形で、シーンごとに相手を変えながら交わる。
メグミは自分のセックスをしっかり意識しながら、マイとカナとも絡んだ。
マイはわちゃわちゃしていた。無邪気な笑顔で抱かれながら、隙あらば温泉のお湯でしっぽりしつつ、時折うっとりと男優のテクニックに喘いでいた。
カナはただ静かに役目をこなしていた。絡みが錯綜して画面は賑やかなのに、カナだけは静かだった。情熱はなく、拒絶もなく、そんなセックスだった。
ラストシーン。
メグミは片足立ちホールドの状態から、男優ふたりによる連続中出しを受けた。
がに股になり、割れ目から白濁液をじんわりと垂らす。射精後の2本を丁寧にお掃除フェラしながら、メグミはまたマイとカナに目をやった。
マイはローションを使った『ふわトロマシュマロパイズリ』から、おっぱいにダブル射精を受け、「うわぁ! 熱い!」とびっくりしていた。
温泉の湯気とローション、そして精液でテラテラと光る乳首と乳輪は、いつもよりいやらしい色をしていた。
カナも立ちフェラ・立ちバックで、口と膣内に射精を受けていた。
肩で息をしながら、口と膣から精液を垂らすカナは──もう何も見ていなかった。
その表情を見て、メグミは確信した──カナは、これで終わる、と。
撮影が終わる頃には、すっかり深夜になっていた。
胸騒ぎは治らなかった。でも、聞けなかった。
軽く夜食を済ませると、その日は晩酌一杯でみんなすぐに寝てしまった。
***
3日目は朝食後に軽いオフショットを撮って、すぐ帰途についた。
みんな疲れているせいか、帰りのロケバスは静かだった。
マイとカナは並んで座り、マイがカナの肩にもたれて眠っていた。カナは身じろぎもせず、ただ目を閉じていた。
メグミも目を閉じた。けれど、眠れなかった。
東京には昼過ぎに着いた。
駅前で、3人は手を振った。マイは笑顔で「また遊ぼうね!」と軽く言った。メグミとカナは、「じゃあね」と短く返した。
その日の夜、メグミのスマホに、カナからチャットが届いた。
『メグちゃんお疲れ様。私、今日で引退するね』
『本当は直接言おうと思ってたけど、言えなかった。ごめん』
『例のビーチで会ってから、今まで、本当にありがとう。バイバイ。メグちゃん、ちゃんと幸せになってね』
目に焼きつけるように、メグミは画面の文字列をじっと見つめた。
(やっぱり……)
数分後、スマホが震えた。マイからの電話だった。
「メグちゃん! カナちゃんからチャット来た!? 聞いてないよ……引退って、なにそれ、聞いてない……! 一緒に温泉行ったのに……なんで……?」
マイの声はわずかに震えていた。
「……私、なんかしちゃったかな……?」
メグミは、優しく言葉を重ねた。
「マイちゃんのせいじゃないよ。たぶん、ずっと前から決めてたんだと思う」
しばらく、マイの鼻をすする音だけが聞こえた。
通話を終えたあと、メグミはスマホに視線を落とした。
すぐにでも電話をしたかった。声を聞いて、ちゃんと話がしたかった。
けれど、「直接言えなかった」という言葉が全てな気がした。
迷った末に、メグミはチャットアプリを開き、カナに返信した。
『こっちこそ、ありがとう。私もカナちゃんと出会えてよかった』
『例のビーチ、懐かしいね。いろいろ助けてくれて、支えてくれてたよね。カナちゃんと一緒にいると、なんだか気持ちが落ち着いて、ちゃんと歩けるなって感覚になったの、今も覚えてる。マイちゃんと3人で遊んだ時間も楽しかった』
『新生活、身体に気をつけて頑張って。カナちゃんのこと、私はずっと親友だと思ってる。またいつかどこかで会おうね』
送信を押したあと、メグミはスマホを伏せた。
既読はついたが、返信はなかった。
それきり、カナの名前を現場で聞くことは二度となかった。
例の旅館の廊下を歩きながら、メグミは目元を指で押さえた。眠れたはずなのに、身体が重い。遠足の翌日のような、どこか変な疲労感が残っている。
今日の撮影は、女優1×男優1の個別セックスシーンから始まる。順番はメグミ、マイ、カナ。
「じゃあ……お願いします」
メグミは男優と声をかけ合い、お互いに会釈した。
浴衣をはだけ、畳の上の布団に寝転ぶ。演出はシンプル。恋人同士のように寄り添い、徐々に熱を高めていく。特別な設定もない、普通のセックス。
肩を寄せ、キスをする。ぎこちないわけではないが、熱に任せるわけでもない。あくまでも、仕事のセックスである。
だが、「仕事だから」と割り切って済むほど、簡単でもなかった。
昨夜、マイが言っていた言葉が、ずっと引っかかっていた。
「でも普通って逆にムズくない?」
理解はできた。激しいプレイや、わかりやすいアブノーマルの方が、画は作りやすいし、演技も振り切れる。
でも、今日みたいなシーンでは、派手な演出やテクニックはない。ただ、相手と向き合って、ひとつひとつを丁寧に積み上げていくしかない。
難しい。だからこそ、誤魔化せない。
男優が肌に触れる。触れ方は優しく、緊張をほどくように、じっくりと攻めてくる。
メグミは、浅く声を漏らしながら、ほんの少し首を傾け、男優を見つめた。
「うん……気持ち、いい……。もっと、一緒に……」
ただ喘ぐだけじゃない。ちゃんと、通じ合いたい。
そのうえで、カメラの向こうにいる人たちにも、ちゃんと伝えたい。
メグミは脚を開き、男優を迎え入れた。
ゆっくりと、身体が繋がる。身体の中で熱が混ざり合い、高まっていく感覚。その瞬間、まぶたが揺れる。
意識を研ぎ澄ませる。男優の動き、息遣い、自分の中に伝わる熱──全部を、逃さないように。
ぎゅっと膣奥まで押し込まれると、喉から自然に声が漏れた。演技ではない。反応でもない。
心を震わし、震わせるような、『本気のセックス』──これは、メグミがAVを通して見つけた「表現」だった。
(気持ちいい、って。あなたも、わたしも、みんなも。そう思ってくれたら……)
布団の上、静かな喘ぎと、身体が擦れる音が重なる。
男優と視線を交わし、熱をわけ合いながら、メグミはわずかに微笑んだ。
「ちゃんと……届いたら、嬉しいな……」
『本気のセックス』とは、何か特別な技術じゃない。
この身体を通して、誰かにちゃんと「何か」を届けること──それを信じて、今日もメグミはAV女優としてセックスをした。
***
メグミが撮影を終えると、浴衣で待機していたマイが笑顔で迎えてくれた。
「メグちゃん、お疲れ様~」
「ありがとう。マイちゃん、次、頑張ってね」
「うう~、緊張するよ~」
そう言いながら、小さくジャンプするたび、マイの胸はぷるんぷるんと揺れた。
メグミはマイと別れると、いったんシャワーを浴びに行った。カナは、控え室でメイク中だった。
シャワーから上がると、マイの撮影は終盤に差しかかっていた。
全体的にバタバタしていたが、マイはマイなりに楽しんでいるようだった。相手に向ける笑顔は、本当に照れているようにも見えた。
マイは、こんな感じだから愛されるんだろう──そう思いながら、メグミはモニター越しに撮影を見守った。
最後はカナ。
控え室から出てきたカナは、AV女優のメイクで塗り固められていた。
「あ、ふたりとも、お疲れ様」
「うわぁ~、カナちゃ~ん。めっちゃ疲れたよぉ~」
へなへなと抱きつくマイの背中を、カナがぽんぽんと叩く。
「カナちゃん、いってらっしゃい」
メグミが声をかけると、カナは「うん」と微笑んだ。
メグミは、マイのときと同じように撮影を見守った。
カナの撮影は……淡々と流れていった。
カナはただ、決められたとおりに衣装を脱ぎ、決められたとおりに動いていた。
カナは元々、プレイ自体は受け身で、主体的に動くタイプではないが、今は受け身どころか感情が削がれているようにも思えた。
男優の責めに喘ぎながら、時折、彼女はどこか遠くを見ていた。
この感覚を、メグミは知っていた。
唐突に、記憶がよみがえった
引退直前の、最後の共演。撮影の合間合間に、レイも、似たような目をしていた。
感情を抜いているわけじゃない。でも、先にある終わりを知っている人間の目──そうとしか言えない何かが、カナの視線に宿っていた。
メグミの予感は、この時点で、ほとんど確信に変わっていた。
***
夜。最後の撮影は、女優3人、男優6人による温泉での9P乱交だった。
準備中、メグミは、マイの明るい声と、男優たちの冗談まじりの会話を聞きながら、カナの動きを追っていた。
やはり、カナの意識はここにはなかった。
撮影が始まる。温泉の湯船を中心に、女優ひとりに男優がふたり付く形で、シーンごとに相手を変えながら交わる。
メグミは自分のセックスをしっかり意識しながら、マイとカナとも絡んだ。
マイはわちゃわちゃしていた。無邪気な笑顔で抱かれながら、隙あらば温泉のお湯でしっぽりしつつ、時折うっとりと男優のテクニックに喘いでいた。
カナはただ静かに役目をこなしていた。絡みが錯綜して画面は賑やかなのに、カナだけは静かだった。情熱はなく、拒絶もなく、そんなセックスだった。
ラストシーン。
メグミは片足立ちホールドの状態から、男優ふたりによる連続中出しを受けた。
がに股になり、割れ目から白濁液をじんわりと垂らす。射精後の2本を丁寧にお掃除フェラしながら、メグミはまたマイとカナに目をやった。
マイはローションを使った『ふわトロマシュマロパイズリ』から、おっぱいにダブル射精を受け、「うわぁ! 熱い!」とびっくりしていた。
温泉の湯気とローション、そして精液でテラテラと光る乳首と乳輪は、いつもよりいやらしい色をしていた。
カナも立ちフェラ・立ちバックで、口と膣内に射精を受けていた。
肩で息をしながら、口と膣から精液を垂らすカナは──もう何も見ていなかった。
その表情を見て、メグミは確信した──カナは、これで終わる、と。
撮影が終わる頃には、すっかり深夜になっていた。
胸騒ぎは治らなかった。でも、聞けなかった。
軽く夜食を済ませると、その日は晩酌一杯でみんなすぐに寝てしまった。
***
3日目は朝食後に軽いオフショットを撮って、すぐ帰途についた。
みんな疲れているせいか、帰りのロケバスは静かだった。
マイとカナは並んで座り、マイがカナの肩にもたれて眠っていた。カナは身じろぎもせず、ただ目を閉じていた。
メグミも目を閉じた。けれど、眠れなかった。
東京には昼過ぎに着いた。
駅前で、3人は手を振った。マイは笑顔で「また遊ぼうね!」と軽く言った。メグミとカナは、「じゃあね」と短く返した。
その日の夜、メグミのスマホに、カナからチャットが届いた。
『メグちゃんお疲れ様。私、今日で引退するね』
『本当は直接言おうと思ってたけど、言えなかった。ごめん』
『例のビーチで会ってから、今まで、本当にありがとう。バイバイ。メグちゃん、ちゃんと幸せになってね』
目に焼きつけるように、メグミは画面の文字列をじっと見つめた。
(やっぱり……)
数分後、スマホが震えた。マイからの電話だった。
「メグちゃん! カナちゃんからチャット来た!? 聞いてないよ……引退って、なにそれ、聞いてない……! 一緒に温泉行ったのに……なんで……?」
マイの声はわずかに震えていた。
「……私、なんかしちゃったかな……?」
メグミは、優しく言葉を重ねた。
「マイちゃんのせいじゃないよ。たぶん、ずっと前から決めてたんだと思う」
しばらく、マイの鼻をすする音だけが聞こえた。
通話を終えたあと、メグミはスマホに視線を落とした。
すぐにでも電話をしたかった。声を聞いて、ちゃんと話がしたかった。
けれど、「直接言えなかった」という言葉が全てな気がした。
迷った末に、メグミはチャットアプリを開き、カナに返信した。
『こっちこそ、ありがとう。私もカナちゃんと出会えてよかった』
『例のビーチ、懐かしいね。いろいろ助けてくれて、支えてくれてたよね。カナちゃんと一緒にいると、なんだか気持ちが落ち着いて、ちゃんと歩けるなって感覚になったの、今も覚えてる。マイちゃんと3人で遊んだ時間も楽しかった』
『新生活、身体に気をつけて頑張って。カナちゃんのこと、私はずっと親友だと思ってる。またいつかどこかで会おうね』
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