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蜜月
悲願達成?
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先輩が健気にもオレの言うとおりに体をずらす。オレも机の下から顔を出す形で、ようやくちんこを丸呑みにしてやる。
「んがっ、っと……悪い、ちょい歯当たった」
抑えた興奮が漏れ出たのか、後先考えずに口に入れてしまったせいで、軽くだがちんこを噛んでしまった。慌てて口を離して謝ったが、見上げた先輩の顔は蕩けきっていて、どんな刺激も興奮を増す為の潤滑剤になりそうだった。
「だいじょうぶ、少しくらい噛んでも平気だ」
いや、大丈夫じゃあねぇだろフツー。
「ちょっと歯が当たるくらいの方が、俺は好きだ」
むしろ『しっかり噛め』くらい前のめりな雰囲気すら感じる。先輩はアレか、マゾ的な行為に興奮するタイプなのか? 生い立ちが全力で影響しているとしか思えないな。
「リクエストに答えてやれるほど慣れてないんだ。大人しくしゃぶられてろよ」
そんな負の性癖はオレが上書き、いや先輩の中から消してやる。妙な使命感が芽生えて、自分が気持ちよくなりたいが為の興奮は消え去った。
焦らす訳じゃあないが、いきなり丸呑みはせず、亀頭だけを口に含み、舌で形をなぞりながら丹念に吸う。先だけ弄るのも不公平な気もして、舌が届かない所は手でサービスしてやる。先輩好みのちょい強めに握ってやると、先走りの味が微妙に変わってきた。ちょい濃くなってる気がする。
「せんぱぃ、きもちいい?」
息継ぎの合間に確認すると、しゃべる余裕がないのか、耳まで赤くした先輩はコクコクと首を縦に振った。
得も言われぬ高揚が自分の中に生まれてしまう。
オレの口一つで先輩のこんな姿を見られるんだと思うと、更に深い所まで踏み込んでやりたくなる。
頭がいい具合に興奮で茹だってきたせいか、オレの口や舌は勝手にペースを上げていく。唾液と先走りは泡立つくらい混ざって、口から溢れ顎を伝って先輩の膝と布団を汚している。
「せ、せい、しゅん……もぅ」
少しでも冷静になれば、自分の鼻息の荒さに引いたり、口を全力で開けっ放しにしている顎の痛さで、休憩を入れられただろう。そうしたら、先輩の限界も事前に知れただろう……が、今のオレは一欠片の冷静さも持ち合わせていなかった。
下半身に巡るべき血液が、丸ごと頭の中で荒れ狂っているような、異常な状態のまま、先輩を責め続け、心構え一つ用意せず無防備にその瞬間を迎えてしまった。
「あっ、あぁッ!」
『起こせよ!! 起きなかったら、顔でも口でも、ケツの中とか! ぶっかけろよ! ぶちまけろよ!』
オレが先輩に言い放った台詞が頭の中で再生される。必死で望んだ行為の一つが、見事に達成された訳だが、感動とは程遠い境地にオレは居た。
「……………」
いきなり口の中に放たれた精液に驚いて、体全ての動きが止まる。呼吸すら止まる。
さっきまであった異常な興奮は鎮火し、頭の中では教科書(エロマンガ)の内容を思い出して、自分が今どうするべきか、その答えを探す。
答えはすぐに見つかった。細部は違えど、フェラシーンのフィニッシュは一つしかなかった。
「……………………」
いつも当たり前のように機能する喉が、硬直しているのが分かる。
「はぁ……すまん……」
口に溜まったモノをゴクリと飲み込んでしまえばいい。けれど、頑なに拒否するようにオレの体は、口は、喉は、呼吸すら再開しようとしない。
「セイシュン、大丈夫か?」
熱っぽい息を吐いた先輩は、停止したオレを見て、すぐに元の声色に戻ってしまった。
「んがっ、っと……悪い、ちょい歯当たった」
抑えた興奮が漏れ出たのか、後先考えずに口に入れてしまったせいで、軽くだがちんこを噛んでしまった。慌てて口を離して謝ったが、見上げた先輩の顔は蕩けきっていて、どんな刺激も興奮を増す為の潤滑剤になりそうだった。
「だいじょうぶ、少しくらい噛んでも平気だ」
いや、大丈夫じゃあねぇだろフツー。
「ちょっと歯が当たるくらいの方が、俺は好きだ」
むしろ『しっかり噛め』くらい前のめりな雰囲気すら感じる。先輩はアレか、マゾ的な行為に興奮するタイプなのか? 生い立ちが全力で影響しているとしか思えないな。
「リクエストに答えてやれるほど慣れてないんだ。大人しくしゃぶられてろよ」
そんな負の性癖はオレが上書き、いや先輩の中から消してやる。妙な使命感が芽生えて、自分が気持ちよくなりたいが為の興奮は消え去った。
焦らす訳じゃあないが、いきなり丸呑みはせず、亀頭だけを口に含み、舌で形をなぞりながら丹念に吸う。先だけ弄るのも不公平な気もして、舌が届かない所は手でサービスしてやる。先輩好みのちょい強めに握ってやると、先走りの味が微妙に変わってきた。ちょい濃くなってる気がする。
「せんぱぃ、きもちいい?」
息継ぎの合間に確認すると、しゃべる余裕がないのか、耳まで赤くした先輩はコクコクと首を縦に振った。
得も言われぬ高揚が自分の中に生まれてしまう。
オレの口一つで先輩のこんな姿を見られるんだと思うと、更に深い所まで踏み込んでやりたくなる。
頭がいい具合に興奮で茹だってきたせいか、オレの口や舌は勝手にペースを上げていく。唾液と先走りは泡立つくらい混ざって、口から溢れ顎を伝って先輩の膝と布団を汚している。
「せ、せい、しゅん……もぅ」
少しでも冷静になれば、自分の鼻息の荒さに引いたり、口を全力で開けっ放しにしている顎の痛さで、休憩を入れられただろう。そうしたら、先輩の限界も事前に知れただろう……が、今のオレは一欠片の冷静さも持ち合わせていなかった。
下半身に巡るべき血液が、丸ごと頭の中で荒れ狂っているような、異常な状態のまま、先輩を責め続け、心構え一つ用意せず無防備にその瞬間を迎えてしまった。
「あっ、あぁッ!」
『起こせよ!! 起きなかったら、顔でも口でも、ケツの中とか! ぶっかけろよ! ぶちまけろよ!』
オレが先輩に言い放った台詞が頭の中で再生される。必死で望んだ行為の一つが、見事に達成された訳だが、感動とは程遠い境地にオレは居た。
「……………」
いきなり口の中に放たれた精液に驚いて、体全ての動きが止まる。呼吸すら止まる。
さっきまであった異常な興奮は鎮火し、頭の中では教科書(エロマンガ)の内容を思い出して、自分が今どうするべきか、その答えを探す。
答えはすぐに見つかった。細部は違えど、フェラシーンのフィニッシュは一つしかなかった。
「……………………」
いつも当たり前のように機能する喉が、硬直しているのが分かる。
「はぁ……すまん……」
口に溜まったモノをゴクリと飲み込んでしまえばいい。けれど、頑なに拒否するようにオレの体は、口は、喉は、呼吸すら再開しようとしない。
「セイシュン、大丈夫か?」
熱っぽい息を吐いた先輩は、停止したオレを見て、すぐに元の声色に戻ってしまった。
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