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圏外生活はじめました!
餌付け
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感傷的になっていたせいか、嫌な夢を見た。走馬灯のように今までの事が逆行しながら次々に現れて、夢の中なのに吐き気で死にそうになった。けれど、どうしてか最後の方はそれらが曖昧になり、全てが帳消しになったみたいに気持ちが楽になった。妙に温かくて心地が良い。このまま深く眠ってしまいたかったが、オレの意思とは関係なく、意識は徐々に覚醒していく。
コンロで湯を沸かすような音が聞こえて、次第にぼやけていた視界が鮮明になり、ここが見慣れない場所である事に気が付いた。部屋の隅、床の上で、何かやっている背中が見える。目の前には敷かれたままの寝袋……ここまで認識して、オレの頭は状況をようやく理解した。
いきなり眠りこけた男を待とうとして、自分も眠ってしまったらしい。時刻を確認しようとして、眠る前はなかった物に気付く。寒さを感じないと思ったら、男にかけたはずの毛布にくるまっていた。少し動くと肩にかけてあった毛布が床に落ちる。途端、ひんやりした空気が体に染みた。
「ん、起きたのか?」
動く気配を感じてか、男がこちらを向いた。相変わらず人の良さそうな顔と、穏やかな声だったが、眠る前と状況はさほど変わっていない。これからどうするべきか、判断を窺って緊張していても不思議ではないのだが、どうにも寝起きの頭は正常に動いていなかった。
「おはよう」
自分の口から転がり出た言葉は、間違っている訳ではないが、自分で言うのもなんだが場違いにも程があった。
「あぁ、おはよう。ありがとな、毛布かけてくれて。お前、寒かっただろ」
それを全く気にするふうもなく、普通に返してくる男も男だと思ったが、あまりの寒さに寝ぼけて毛布をかっさらっていたらどうしようという不安は拭えた。
「コーヒーでも淹れようかと思うんだが、飲めるか?」
何の色も模様もない、真っ白なマグカップを手に聞いてくる男に「苦くないのなら」と答えると馬鹿にされたでもないが笑われる。もちろん面白くはなかったが、何故だか不快でもなく、妙にそわそわするような気持ちになった。
私物区画の床に置かれていたのは、持ち運びできるガスボンベで使用するカセットコンロで、その上に少し大きめの鍋がかけられている。背中を向けて準備している男を眺めた後、手元に視線を落とすと時刻はもう四時近くになっていた。室内にある窓には厚めのカーテンが掛けられたいたので分からないが、時刻だけ見れば夜明けは近そうだった。
「熱いから気をつけろよ」
目の前に差し出されたマグカップを受け取ると、指先が溶けるような温かさを感じた。中身の熱さを物語る湯気を吹き散らして、慎重に口を付けたが、舌を焼くような熱さで思わず声を上げてしまう。
すると男は、机の影に隠れて分からなかった、オレの死角になっている場所にある冷蔵庫から、小さな牛乳パックを持って来た。日付を確認して大丈夫だったらしい牛乳を手渡される。開封されていない紙パックを開けるのに苦戦していたら、見かねたらしく男はオレの側で腰を下ろし、自分のカップを床に置いて手を差し出した。
「一年生だよな。名前は?」
牛乳パックを手渡すと、オレが無茶して変形させた注ぎ口を器用に開いてくれた。酌をするように向けられたので、ついマグカップを差し出してしまう。
「……夷川です」
程よい高さから注がれた牛乳によって、良い具合に撹拌されたコーヒーは、カフェオレになった。
「夷川、何?」
思わず名乗るのを躊躇ってしまったが、そのまま流してはくれないらしい。観念してフルネームを名乗ると、男は「清春かぁ」と当然のようにオレを名前で呼んだ。
別に目の前の男は何も悪くないのに、やっぱり腹の底が冷たくなった。自分の名前に染みついた心地の悪さは、原因と離れても健在だった。名前で呼ぶなと、上級生相手にキレる訳にはいかない。ましてや夕べから世話になっている手前、この男の機嫌を損ねる事は極力したくなかったので、その気持ちの悪さをカフェオレで流し込んだ。
コーヒーはあまり好きではなかったが、男の用意してくれた物は、コーヒー牛乳に近い甘さだったので問題無く喉を鳴らして飲み干した。後から足した牛乳のおかげで温くなっていたとは言え、どうして一気飲みをしたのかと言うと、一度舌にその甘さが広がると、腹が空っぽだった事を思い出し、目の前のカロリーに飛びついてしまったのだ。
腹に一杯のカフェオレをおさめると、今まで大人しかった腹の虫が盛大に鳴き出した。昨日は薄ら寒い外食で味のしない昼飯を食ったきり、夕食配膳時に食堂のおばちゃんから口にねじ込まれたおにぎりしか口にしていなかった事を思い出したのだ。朝飯はまともにあたるといいんだが……。
「俺も腹減ったなー。朝飯まで時間あるし、何か食うか」
オレが空腹を自覚していると、男はそんな事を言って再び私物区画へと足を向けた。その中にあった段ボール箱の中からいくつか物を取り出して、
「清春は何がいい?」
手の中のインスタント食品を放り投げて寄越した。
完璧なコントロールで、オレの腕の中に三つのインスタントラーメンが転がり込んだ。塩と味噌と焼きそば、どれも食べた事のない銘柄で少し迷ったが、塩味を選び残りを男に手渡した。……普通に食う気満々なんだが、この人の私物だよな。遠慮するべきだろうか? そんな事を考えつつ、手に持っているラーメンを見つめていると、
「お湯なら、さっきの残りでいけるぞ?」
自分の焼きそばに早速お湯を注ぐ男に声をかけられる。手鍋を持ったままオレの方を向くと、急に思い当たったと言う顔をして、また大きな手をこちらに差し出した。
「清春はインスタント食った事ないか? お湯淹れるだけで出来る便利な飯なんだけど」
妙な誤解を生んでいた。ついでに何か話しかけられる度に、オレの中の何処かが膿んでいく。
「いや、普通に主食でしたけど……じゃなくて、そのこれ先輩……のだし、オレ今は金持ってないんで」
手にした塩ラーメンに未練タラタラで、歯切れ悪く答えると、内心を見透かされたらしく盛大に笑われた。まあ、腹を鳴らしながら言っても説得力ないよな。
「別に金なんていいよ。いっぱいあるしな。それより腹減ったから、早く食おうぜ」
暢気に夜食(夜明け前だからちょっと違うか)なんぞ食っていて大丈夫なんだろうかと、思わなかった訳ではないが、空腹には抵抗出来ず、潔く男の申し出に甘える事にした。
即席麺とは言え、お湯を注いで即食べられる訳ではなく、当然三分をこのまま待たなければならない。
インスタントラーメンを挟んでいるとは言え、男との近すぎる距離を持て余した。言わなければいけない事は色々とあるのだが、どこから口にするべきか迷っているという口実を自分の中に見つけて、ジッと三分が過ぎるのをただ塩ラーメンに意識を向けて待った。
「んで、清春はどうして夜中に校舎なんかに居たんだ?」
三分は意外と長かった。三分あれば事情聴取くらい出来るのだ。男は黙っているオレにそう問いかけた。
同室の奴とスマホの繋がる場所を探して彷徨いていた。事情はそれだけなのだが、由々式の事を話すべきか否か一瞬迷い、すぐに答えられずにいると、男はこちらを覗き込むようにして、もう一度オレの名前を呼んだ。
その声が、その音の響きが、まとまりかけた思考を乱す。やっぱり、この気持ち悪さは飲み込めない。覚悟を決めて、自分の声に怒気が混じらないよう注意しながら口を開く。
「オレを名前で呼ぶの……止めてもらっていいですか」
男は疑問符をその表情に貼り付けて、軽く首を傾げてみせた。
「どうしてだ?」
質問に答えず、相手を突き放すような事を言うオレに対して、変わらないテンションでその疑問を返してきた。
コンロで湯を沸かすような音が聞こえて、次第にぼやけていた視界が鮮明になり、ここが見慣れない場所である事に気が付いた。部屋の隅、床の上で、何かやっている背中が見える。目の前には敷かれたままの寝袋……ここまで認識して、オレの頭は状況をようやく理解した。
いきなり眠りこけた男を待とうとして、自分も眠ってしまったらしい。時刻を確認しようとして、眠る前はなかった物に気付く。寒さを感じないと思ったら、男にかけたはずの毛布にくるまっていた。少し動くと肩にかけてあった毛布が床に落ちる。途端、ひんやりした空気が体に染みた。
「ん、起きたのか?」
動く気配を感じてか、男がこちらを向いた。相変わらず人の良さそうな顔と、穏やかな声だったが、眠る前と状況はさほど変わっていない。これからどうするべきか、判断を窺って緊張していても不思議ではないのだが、どうにも寝起きの頭は正常に動いていなかった。
「おはよう」
自分の口から転がり出た言葉は、間違っている訳ではないが、自分で言うのもなんだが場違いにも程があった。
「あぁ、おはよう。ありがとな、毛布かけてくれて。お前、寒かっただろ」
それを全く気にするふうもなく、普通に返してくる男も男だと思ったが、あまりの寒さに寝ぼけて毛布をかっさらっていたらどうしようという不安は拭えた。
「コーヒーでも淹れようかと思うんだが、飲めるか?」
何の色も模様もない、真っ白なマグカップを手に聞いてくる男に「苦くないのなら」と答えると馬鹿にされたでもないが笑われる。もちろん面白くはなかったが、何故だか不快でもなく、妙にそわそわするような気持ちになった。
私物区画の床に置かれていたのは、持ち運びできるガスボンベで使用するカセットコンロで、その上に少し大きめの鍋がかけられている。背中を向けて準備している男を眺めた後、手元に視線を落とすと時刻はもう四時近くになっていた。室内にある窓には厚めのカーテンが掛けられたいたので分からないが、時刻だけ見れば夜明けは近そうだった。
「熱いから気をつけろよ」
目の前に差し出されたマグカップを受け取ると、指先が溶けるような温かさを感じた。中身の熱さを物語る湯気を吹き散らして、慎重に口を付けたが、舌を焼くような熱さで思わず声を上げてしまう。
すると男は、机の影に隠れて分からなかった、オレの死角になっている場所にある冷蔵庫から、小さな牛乳パックを持って来た。日付を確認して大丈夫だったらしい牛乳を手渡される。開封されていない紙パックを開けるのに苦戦していたら、見かねたらしく男はオレの側で腰を下ろし、自分のカップを床に置いて手を差し出した。
「一年生だよな。名前は?」
牛乳パックを手渡すと、オレが無茶して変形させた注ぎ口を器用に開いてくれた。酌をするように向けられたので、ついマグカップを差し出してしまう。
「……夷川です」
程よい高さから注がれた牛乳によって、良い具合に撹拌されたコーヒーは、カフェオレになった。
「夷川、何?」
思わず名乗るのを躊躇ってしまったが、そのまま流してはくれないらしい。観念してフルネームを名乗ると、男は「清春かぁ」と当然のようにオレを名前で呼んだ。
別に目の前の男は何も悪くないのに、やっぱり腹の底が冷たくなった。自分の名前に染みついた心地の悪さは、原因と離れても健在だった。名前で呼ぶなと、上級生相手にキレる訳にはいかない。ましてや夕べから世話になっている手前、この男の機嫌を損ねる事は極力したくなかったので、その気持ちの悪さをカフェオレで流し込んだ。
コーヒーはあまり好きではなかったが、男の用意してくれた物は、コーヒー牛乳に近い甘さだったので問題無く喉を鳴らして飲み干した。後から足した牛乳のおかげで温くなっていたとは言え、どうして一気飲みをしたのかと言うと、一度舌にその甘さが広がると、腹が空っぽだった事を思い出し、目の前のカロリーに飛びついてしまったのだ。
腹に一杯のカフェオレをおさめると、今まで大人しかった腹の虫が盛大に鳴き出した。昨日は薄ら寒い外食で味のしない昼飯を食ったきり、夕食配膳時に食堂のおばちゃんから口にねじ込まれたおにぎりしか口にしていなかった事を思い出したのだ。朝飯はまともにあたるといいんだが……。
「俺も腹減ったなー。朝飯まで時間あるし、何か食うか」
オレが空腹を自覚していると、男はそんな事を言って再び私物区画へと足を向けた。その中にあった段ボール箱の中からいくつか物を取り出して、
「清春は何がいい?」
手の中のインスタント食品を放り投げて寄越した。
完璧なコントロールで、オレの腕の中に三つのインスタントラーメンが転がり込んだ。塩と味噌と焼きそば、どれも食べた事のない銘柄で少し迷ったが、塩味を選び残りを男に手渡した。……普通に食う気満々なんだが、この人の私物だよな。遠慮するべきだろうか? そんな事を考えつつ、手に持っているラーメンを見つめていると、
「お湯なら、さっきの残りでいけるぞ?」
自分の焼きそばに早速お湯を注ぐ男に声をかけられる。手鍋を持ったままオレの方を向くと、急に思い当たったと言う顔をして、また大きな手をこちらに差し出した。
「清春はインスタント食った事ないか? お湯淹れるだけで出来る便利な飯なんだけど」
妙な誤解を生んでいた。ついでに何か話しかけられる度に、オレの中の何処かが膿んでいく。
「いや、普通に主食でしたけど……じゃなくて、そのこれ先輩……のだし、オレ今は金持ってないんで」
手にした塩ラーメンに未練タラタラで、歯切れ悪く答えると、内心を見透かされたらしく盛大に笑われた。まあ、腹を鳴らしながら言っても説得力ないよな。
「別に金なんていいよ。いっぱいあるしな。それより腹減ったから、早く食おうぜ」
暢気に夜食(夜明け前だからちょっと違うか)なんぞ食っていて大丈夫なんだろうかと、思わなかった訳ではないが、空腹には抵抗出来ず、潔く男の申し出に甘える事にした。
即席麺とは言え、お湯を注いで即食べられる訳ではなく、当然三分をこのまま待たなければならない。
インスタントラーメンを挟んでいるとは言え、男との近すぎる距離を持て余した。言わなければいけない事は色々とあるのだが、どこから口にするべきか迷っているという口実を自分の中に見つけて、ジッと三分が過ぎるのをただ塩ラーメンに意識を向けて待った。
「んで、清春はどうして夜中に校舎なんかに居たんだ?」
三分は意外と長かった。三分あれば事情聴取くらい出来るのだ。男は黙っているオレにそう問いかけた。
同室の奴とスマホの繋がる場所を探して彷徨いていた。事情はそれだけなのだが、由々式の事を話すべきか否か一瞬迷い、すぐに答えられずにいると、男はこちらを覗き込むようにして、もう一度オレの名前を呼んだ。
その声が、その音の響きが、まとまりかけた思考を乱す。やっぱり、この気持ち悪さは飲み込めない。覚悟を決めて、自分の声に怒気が混じらないよう注意しながら口を開く。
「オレを名前で呼ぶの……止めてもらっていいですか」
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