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圏ガクの夏休み
黒歴史
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割と昔から圏ガクの評判は、お世辞にも良いものではなかったようだ。番長なんて存在が、伝統だと言い張る校風、推して知るべしだな。とは言え、問題の二年前までは、地元の人もあまり意識はしていなかったらしい。
なんせ、山奥の学校で、交流らしい交流もない。帰省時期に普段無人の最寄り駅が、人相悪い奴らに占拠されていて吃驚した程度の認識で、村人が退去しろとデモを起こすなど夢にも思わなかったそうだ。
それが起こってしまった原因を聞いて、またオレはドキッとしてしまう。
「二年前にね、夜中に三十人以上の怪我した生徒が病院に送られてきたの。怪我自体はそれほど酷くはなくてね、隣町の大きな病院で診るまでもないって言って、この村で唯一の病院の先生が引き受けてくれて治療をしたのだけど……ね」
そいつらを病院送りにしたのって……先輩……だよな。
先輩がデモの原因なのかと、先の説明を待ったが、村主さんの口は重くなり、小吉さんがモシャモシャとサラダを食う音だけがその場に流れた。村主さんは言葉を探すようにカップの持ち手を指の腹で磨いているし、担任も気まずそうな顔してそっぽ向いている。
「……それで、どうなったんですか?」
本当は口を挟む気などなかったが、先輩に何があったのか知りたいという、髭と張り合って自分の中で蓋をした欲求が溢れてしまったのだ。朝食からはスッパリ意識を切り離し、真っ直ぐに村主さんを見つめると、都合の悪い事でもあるのか、たじろぐのが分かった。
「そんな澄んだ目をされると言いにくいわ。色々あった……それじゃあ駄目かしら」
顔を引き攣らせて笑う村主さんは、難しい事を言い出す。その『色々』の中に先輩が何割くらい含まれているのかをオレは知りたいのだ。ここで引き下がれない、そう思い、テーブルに乗り出し、食い下がろうとした時、
「それって、一年寮でキノコだかハッパだかを育ててたって話のことですよね、谷垣先生」
オレのハムエッグのハムを一枚、握りしめたフォークで勝手にむしり取った小吉さんが、向かいに座る大人二人の顔色を真っ白にした。
寮で(と言うか圏ガクを取り囲む環境かな)キノコにハッパと聞いて、松茸や紅葉を思い浮かべてしまったのだが、それにしては『育てる』というのはおかしい気がする。小吉さんの口ぶりから、詳しく知っていそうな担任に説明を求めようとしたのだが、有無を言わさぬ静かな圧迫感が前方から発生して、容赦なくそれを遮った。
「小吉君、そういった些細な解釈の違いで大問題に発展しそうなデリケートな話題は、時と場所、あと相手を選んでしなさいね」
表情だけ見れば穏やかな微笑なのだが、淡々と喋る平坦な声からは、明らかに爆発寸前のナニカが目に見えるような気すらした。オレは思わず乗り出した体を椅子の背もたれに押しつけるよう戻し、その迫力から逃げてしまう。けれど、隣の小吉さんは目の前の脅威をまるで気にしたふうも見せず、同じ調子でデリケートな話題を続行した。
「え? でも、その時に完全にキメてた奴らが、お医者先生のお嬢さんに乱暴しようとして、大騒ぎになったんじゃ?」
村主さんの微笑には亀裂が走り、その隣の担任は小吉さんを上ずった声で慌てて怒鳴りつけた。怒鳴られてようやく、ビクッと硬直した小吉さんは、見る見る顔を青くして事態を悟ったらしい。首をブンブン振るみたいに、全員の顔を何度も見返し狼狽えだす。フォークを握りしめた手が震えだし、動揺した感情に直結する涙腺が大粒の涙をその目に浮かべる様を目の当たりにして、村主さんが深い深い溜め息を吐き、オレらをビビらせる雰囲気を緩めてくれた。
「あの……その二年前の話、オレらは聞かない方が、知らない方がいいんでしょうか?」
目頭を押さえて頭痛を堪えるような顔を見せる村主さんに、オレはどんな答えが欲しいのか、自分でも分からない事を聞いていた。オレの思考も少し冷静さを取り戻しつつあったのだ。
別にオレは二年前に圏ガクで何があったのかを知りたい訳じゃない。オレが知りたいのは、先輩の事だけなんだ。別に当時の三年が何をやらかしたや、どうなったかなんて、どうでもいい。話題を断ち切れるオレの質問に、村主さんはしまったという顔を隠しもせずに答えてくれた。
「ごめんなさいね。私が余計な事まで話ちゃったから……そうね……いいわ。このまま変な疑問が残るより、しっかり口止めしといた方が安全でしょう」
自嘲するような色を少し滲ませた後、担任にも確認を取り、村主さんは圏ガク最大の黒歴史、その顛末を語ってくれた。
丸々一クラス分くらいの人数が病院に運ばれて来たのは、前代未聞とまでは言わずとも、ここ数年、少なくとも村主さんが知っている限りでは最大の人数ではあったらしいが、それ自体は髭も言っていた通り、圏ガクでは特別な事でもなんでもなく、その原因である先輩について村主さんは何も言及しなかった。
問題なのは、その運ばれた圏ガク生たちが、今では違法とされているキノコだかハッパを自分たちで作って、常用していた事だった。その日も半数近くの奴らが、それらを使用していたらしく、怪我をした自分たちを介抱してくれた医者の娘に手を出そうとしたのだとか。
「偶然近くに来ていた刑事さんたちが鎮圧してくれるまで、引率で来ていた先生が体を張って必死で頑張って下さったおかげで、未遂には終わったんだけど……」
未遂だから許される問題ではない。その場に居合わせた全員が学校に戻って来なかったのは、学校側と警察、あと地元の代表である村主さんたちで話し合った結果、そいつら全員一人残らず退学処分が下され更正施設に叩き込まれたからだった。
オレはその退学させられた奴らの事よりも『偶然近くに来ていた刑事』が何をしに来ていたのかを聞きたかったが、先輩の寂しそうな辛そうな顔が思い浮かんでしまい、その欲求を自分の中に黙って沈めた。
問題を起こした奴らがいなくなっても、病院という一種の聖地のような場所で起こした騒動は、瞬く間に村全体に広がった。村主さん曰わく、地元の年寄り連中は医者を崇拝している人が多く、そこで働く娘姉妹が安心して暮らせるよう、力を合わせて圏ガクを追い出そうと、本格的な行動に出るようになったらしい。
「学校側には、色々と改善してもらったわ。さすがに薬物依存の温床を放置は出来ないからね。その時は内々に処理をして、新聞の一面を飾るようなことはさせなかったけど、こんな状態が続くようでは、遅かれ早かれ圏ガクの悪名は世間に轟いちゃうでしょう。わたしの第二の故郷であるここの名前とセットでね」
教職員の見直し、敷地内の一斉清掃、もちろん勝手に栽培していたキノコやハッパも焼却処分。村主さんをはじめ、地元の人も介入して、徹底的に圏ガクをクリーンにしようとしたらしいが、そこで生活している連中は今も昔もそうそう代わり栄えはしない。そうした必死のアピールもデモを鎮火させる材料にはならず、存続が本気で難しくなるような事態にまでなったらしい。
「もしかして、奉仕活動は少しでも地元の人たちの好感度を上げる為の苦肉の策ですか」
首の皮一枚で今の圏ガクが成り立っているのだとしたら、オレたちの行動一つで結構ヤバイ状態になるのでは? そう不安になり声を上げる。とてもじゃないが、希望の星である小吉さんと同じように、誰彼構わず友好的に振る舞う事などオレには出来ない。不安が顔に出ていたのか、村主さんは手をパタパタ振り「好感度とか考えなくていいから」と笑って言った。
「一応、問題は解決してるのよ。心の底ではどう思ってるか分からないけれど、今は誰も君たちに出て行けなんて言わないわ」
「いらん心配はしなくていい」
黙って話を聞いていた担任も言葉を重ねた。隣では小吉さんも「大丈夫だ!」と言いたげな目をしながらコクコク頷いている。
「じゃあ、どうやって騒ぎは治まったんですか?」
不安が消えて、残った疑問を率直にぶつけてみると、意地悪そうな顔をした村主さんは指先で丸い輪っかを作って見せた。
「お金で解決したの。君たちの学校に羽坂君っているでしょう。生徒会長でしたっけ? 彼のお家の人が、圏ガク立ち退きの署名をした人たち全員にお金を握らせて、その抗議を撤回させたの。誰からも文句が出ない額だったみたいでね、デモとか一瞬で消えたわよ」
豪快に笑い飛ばす村主さんに、オレはそれでは済まない部分についても聞いてみた。デモの原因と言っては失礼だが、その騒ぎの被害者である医者の娘についてだ。普通に考えて、オレらのセンパイ方がやらかした事は未遂とは言え、金を貰ってハイ解決とはいかないだろう。
「あー……そっちは、ねぇ。デモどころか、立ち退きの署名活動すら参加してなかったのよ」
村主さんは意味深な視線を担任に向け、肩を竦めて見せた。
「響さんたちは、もちろんその時に病院で暴れた子たちに対しては厳しい処分を望んだけれど、それをイコールで圏ガクと結びつけたりしなかったのよ。まあ、谷垣先生のおかげって言い換えてもいいけれど」
村主さんと小吉さんが顔を見合わせてクスクス笑った。意味が分からず、どういう意味か小吉さんに聞こうとしたら、担任に怒鳴る一歩手前の大声で「黙って食え!」と言われ遮られてしまった。
なんせ、山奥の学校で、交流らしい交流もない。帰省時期に普段無人の最寄り駅が、人相悪い奴らに占拠されていて吃驚した程度の認識で、村人が退去しろとデモを起こすなど夢にも思わなかったそうだ。
それが起こってしまった原因を聞いて、またオレはドキッとしてしまう。
「二年前にね、夜中に三十人以上の怪我した生徒が病院に送られてきたの。怪我自体はそれほど酷くはなくてね、隣町の大きな病院で診るまでもないって言って、この村で唯一の病院の先生が引き受けてくれて治療をしたのだけど……ね」
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「……それで、どうなったんですか?」
本当は口を挟む気などなかったが、先輩に何があったのか知りたいという、髭と張り合って自分の中で蓋をした欲求が溢れてしまったのだ。朝食からはスッパリ意識を切り離し、真っ直ぐに村主さんを見つめると、都合の悪い事でもあるのか、たじろぐのが分かった。
「そんな澄んだ目をされると言いにくいわ。色々あった……それじゃあ駄目かしら」
顔を引き攣らせて笑う村主さんは、難しい事を言い出す。その『色々』の中に先輩が何割くらい含まれているのかをオレは知りたいのだ。ここで引き下がれない、そう思い、テーブルに乗り出し、食い下がろうとした時、
「それって、一年寮でキノコだかハッパだかを育ててたって話のことですよね、谷垣先生」
オレのハムエッグのハムを一枚、握りしめたフォークで勝手にむしり取った小吉さんが、向かいに座る大人二人の顔色を真っ白にした。
寮で(と言うか圏ガクを取り囲む環境かな)キノコにハッパと聞いて、松茸や紅葉を思い浮かべてしまったのだが、それにしては『育てる』というのはおかしい気がする。小吉さんの口ぶりから、詳しく知っていそうな担任に説明を求めようとしたのだが、有無を言わさぬ静かな圧迫感が前方から発生して、容赦なくそれを遮った。
「小吉君、そういった些細な解釈の違いで大問題に発展しそうなデリケートな話題は、時と場所、あと相手を選んでしなさいね」
表情だけ見れば穏やかな微笑なのだが、淡々と喋る平坦な声からは、明らかに爆発寸前のナニカが目に見えるような気すらした。オレは思わず乗り出した体を椅子の背もたれに押しつけるよう戻し、その迫力から逃げてしまう。けれど、隣の小吉さんは目の前の脅威をまるで気にしたふうも見せず、同じ調子でデリケートな話題を続行した。
「え? でも、その時に完全にキメてた奴らが、お医者先生のお嬢さんに乱暴しようとして、大騒ぎになったんじゃ?」
村主さんの微笑には亀裂が走り、その隣の担任は小吉さんを上ずった声で慌てて怒鳴りつけた。怒鳴られてようやく、ビクッと硬直した小吉さんは、見る見る顔を青くして事態を悟ったらしい。首をブンブン振るみたいに、全員の顔を何度も見返し狼狽えだす。フォークを握りしめた手が震えだし、動揺した感情に直結する涙腺が大粒の涙をその目に浮かべる様を目の当たりにして、村主さんが深い深い溜め息を吐き、オレらをビビらせる雰囲気を緩めてくれた。
「あの……その二年前の話、オレらは聞かない方が、知らない方がいいんでしょうか?」
目頭を押さえて頭痛を堪えるような顔を見せる村主さんに、オレはどんな答えが欲しいのか、自分でも分からない事を聞いていた。オレの思考も少し冷静さを取り戻しつつあったのだ。
別にオレは二年前に圏ガクで何があったのかを知りたい訳じゃない。オレが知りたいのは、先輩の事だけなんだ。別に当時の三年が何をやらかしたや、どうなったかなんて、どうでもいい。話題を断ち切れるオレの質問に、村主さんはしまったという顔を隠しもせずに答えてくれた。
「ごめんなさいね。私が余計な事まで話ちゃったから……そうね……いいわ。このまま変な疑問が残るより、しっかり口止めしといた方が安全でしょう」
自嘲するような色を少し滲ませた後、担任にも確認を取り、村主さんは圏ガク最大の黒歴史、その顛末を語ってくれた。
丸々一クラス分くらいの人数が病院に運ばれて来たのは、前代未聞とまでは言わずとも、ここ数年、少なくとも村主さんが知っている限りでは最大の人数ではあったらしいが、それ自体は髭も言っていた通り、圏ガクでは特別な事でもなんでもなく、その原因である先輩について村主さんは何も言及しなかった。
問題なのは、その運ばれた圏ガク生たちが、今では違法とされているキノコだかハッパを自分たちで作って、常用していた事だった。その日も半数近くの奴らが、それらを使用していたらしく、怪我をした自分たちを介抱してくれた医者の娘に手を出そうとしたのだとか。
「偶然近くに来ていた刑事さんたちが鎮圧してくれるまで、引率で来ていた先生が体を張って必死で頑張って下さったおかげで、未遂には終わったんだけど……」
未遂だから許される問題ではない。その場に居合わせた全員が学校に戻って来なかったのは、学校側と警察、あと地元の代表である村主さんたちで話し合った結果、そいつら全員一人残らず退学処分が下され更正施設に叩き込まれたからだった。
オレはその退学させられた奴らの事よりも『偶然近くに来ていた刑事』が何をしに来ていたのかを聞きたかったが、先輩の寂しそうな辛そうな顔が思い浮かんでしまい、その欲求を自分の中に黙って沈めた。
問題を起こした奴らがいなくなっても、病院という一種の聖地のような場所で起こした騒動は、瞬く間に村全体に広がった。村主さん曰わく、地元の年寄り連中は医者を崇拝している人が多く、そこで働く娘姉妹が安心して暮らせるよう、力を合わせて圏ガクを追い出そうと、本格的な行動に出るようになったらしい。
「学校側には、色々と改善してもらったわ。さすがに薬物依存の温床を放置は出来ないからね。その時は内々に処理をして、新聞の一面を飾るようなことはさせなかったけど、こんな状態が続くようでは、遅かれ早かれ圏ガクの悪名は世間に轟いちゃうでしょう。わたしの第二の故郷であるここの名前とセットでね」
教職員の見直し、敷地内の一斉清掃、もちろん勝手に栽培していたキノコやハッパも焼却処分。村主さんをはじめ、地元の人も介入して、徹底的に圏ガクをクリーンにしようとしたらしいが、そこで生活している連中は今も昔もそうそう代わり栄えはしない。そうした必死のアピールもデモを鎮火させる材料にはならず、存続が本気で難しくなるような事態にまでなったらしい。
「もしかして、奉仕活動は少しでも地元の人たちの好感度を上げる為の苦肉の策ですか」
首の皮一枚で今の圏ガクが成り立っているのだとしたら、オレたちの行動一つで結構ヤバイ状態になるのでは? そう不安になり声を上げる。とてもじゃないが、希望の星である小吉さんと同じように、誰彼構わず友好的に振る舞う事などオレには出来ない。不安が顔に出ていたのか、村主さんは手をパタパタ振り「好感度とか考えなくていいから」と笑って言った。
「一応、問題は解決してるのよ。心の底ではどう思ってるか分からないけれど、今は誰も君たちに出て行けなんて言わないわ」
「いらん心配はしなくていい」
黙って話を聞いていた担任も言葉を重ねた。隣では小吉さんも「大丈夫だ!」と言いたげな目をしながらコクコク頷いている。
「じゃあ、どうやって騒ぎは治まったんですか?」
不安が消えて、残った疑問を率直にぶつけてみると、意地悪そうな顔をした村主さんは指先で丸い輪っかを作って見せた。
「お金で解決したの。君たちの学校に羽坂君っているでしょう。生徒会長でしたっけ? 彼のお家の人が、圏ガク立ち退きの署名をした人たち全員にお金を握らせて、その抗議を撤回させたの。誰からも文句が出ない額だったみたいでね、デモとか一瞬で消えたわよ」
豪快に笑い飛ばす村主さんに、オレはそれでは済まない部分についても聞いてみた。デモの原因と言っては失礼だが、その騒ぎの被害者である医者の娘についてだ。普通に考えて、オレらのセンパイ方がやらかした事は未遂とは言え、金を貰ってハイ解決とはいかないだろう。
「あー……そっちは、ねぇ。デモどころか、立ち退きの署名活動すら参加してなかったのよ」
村主さんは意味深な視線を担任に向け、肩を竦めて見せた。
「響さんたちは、もちろんその時に病院で暴れた子たちに対しては厳しい処分を望んだけれど、それをイコールで圏ガクと結びつけたりしなかったのよ。まあ、谷垣先生のおかげって言い換えてもいいけれど」
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