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圏ガクの夏休み
過保護は心配性を生む
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脇腹をさすりながら、起き上がろうとすると、小吉さんが手を伸ばしてきた。情けをかけられてるみたいで腹が立ったので、振り払ってやろうとしたのだが、土いじりで逞しくなった固い手のひらは、ガッシリとオレの腕を掴んで離さない。
「離せよ……自分で立てる」
苛つきを隠せず小吉さんを睨み付ける。腹が立っているとは言え、さすがに小吉さんに手や足を上げる事は出来なかった。怯ませて振り払おう、故意に泣かすのは気が引けたが、このまま冷蔵庫に連行されるのは冗談ではない。
「は、ははは離したら、お前、どどどど、どっか行っちゃうだろっ! だから、駄目なんだぞ!」
「うるせぇなッ! 関係ねぇだろ!」
「金城先輩と一緒にいなかったら、すぐにあの、おっかない一年たちに捕まるぞ。それでもいいのか。あぁあ、ああの、ビデオに映ってたお前の友だちみたいになってもいいのか!」
向田を友だち呼ばわりするのは止めて欲しい。背中を毛虫が這い回っているような不快感に襲われる。ゾクッと走った寒気に体が大きく震え、憑き物が落ちたみたいに、オレの苛立ちは落ち着いた。
「……冷蔵庫に行かなきゃ駄目?」
「金城先輩の部屋でもいいんだぞ」
選択肢はなかった。泣く泣く山センたちに突っかかった事を謝罪して、何故か大音量で古いポルノ映画を流す冷蔵庫の隅っこで、毛布に丸まってふて寝をする。何も考えたくなくて、必死で耳を塞いで寝てしまおうと試みるが、昼間の先輩とのやり取りが頭の中で何度も繰り返し再生されるので、仕方無く微妙な気分にしかならない映画を見て過ごした。
映画の内容にウンザリし始めた頃、先輩の部屋から缶詰を盗ってこいと山センに(先輩の部屋へ行くのを渋ったオレの代わりに)パシらされていた小吉さんは、冷蔵庫に戻って来るなり一直線にオレの元へとやって来て隣に座った。
「金城先輩すごい心配してたぞ」
どうやら空き巣に入った先で家主に出くわしたらしい。分け前の焼き鳥の缶詰を差し出してくるが、首を軽く左右に振って断った。
「お前が心配で風呂入る前に一度戻って来たんだってさ。みんなと一緒だって教えたら、安心した顔して、缶詰いっぱい持たせてくれたんだぞ」
「……先輩、怒ってなかった?」
「やっぱり何かしたんだな。帰りのバスもお前らすごい変だったもんな。夷川は半分死んだみたいな顔してるし、金城先輩はずっと心配そうにお前を見てるのに何も声かけないし。ケンカでもしたのか?」
小吉さんの言葉は意外だった。先輩は手のひらを返したような態度を取るオレでも、いつもと変わらず気にかけてくれているんだなと知って、鼻の奥がツンと痛くなる。
「ちゃんと謝ったら許してくれるぞ。絶対だ」
なんならおれが一緒に謝ってやる、そう言ってくれる小吉さんに、オレは頷く事が出来なかった。
オレはやっぱり先輩を許せなかったのだ。だから謝れないと思ってしまった。
翌日、小吉さんにせっつかれたが、先輩の部屋へは寄らず下山するバスに乗った。謝る気のないオレは、どんな顔で会えばいいのか分からず、先輩の部屋を訪ねる根性がなかったのだ。
本当は形振り構わず謝って、後輩にクソ甘い先輩に溶けるくらい甘やかして貰いたい。けれど、そんな軟弱な精神に全てを委ねる訳にはいかなかった。
気分は最悪、解決の糸口さえ見つからない悩みを抱え、心身共にハードな奉仕作業をこなす。監視するように縁側で仁王立ちするジジイを無視して、黙々と雑草を引き抜いたが、悲しいかな二日かかっても、まだ地面が半分近く隠れていた。
午前中の労働は達成感も充実感もなく、ただただ疲労感だけをオレの中に残して終わり、明日のスケジュールも自動的に埋めやがった。溜め息すら出なくなった後輩の分も小吉さんは元気よく挨拶をしてくれたが、オレは口に出したら反省室行きを確定にするような言葉ばかりが頭に浮かんだ。
草と土と汗の臭いが染み込んだ体を丸洗いしたかったが、公民館の手洗い場を借りて頭から水を被る元気すらなく、手だけ洗って食事の席に着いた。
「あれ? 金城先輩は?」
隣に座る小吉さんが、向かいに座る山センたちにそう聞いた。確かに昨日はオレらより先に座っていた先輩の姿が見当たらない。便所でも行っているのだろうと、一瞬上げた視線を机に戻したのだが、山センの答えはもう一度オレの顔を上げさせた。
「金城なら今日はいないぞ。バスに乗ってなかったから、学校に残ってるんだろ」
「え? な、なんで?」
「そりゃあ……アレだろ。お前と顔合わすの嫌なんじゃねーの」
つい口を挟んでしまったオレに、山センは強烈な一撃を見舞ってきた。冗談のようなノリで言われたのに、軽く流すどころか真正面から受け止めてしまい思わず息を呑む。
「え、えぇ夷川、だいじょーぶだぞ! 帰ったらすぐに謝りに行けばいいんだ」
何故か小吉さんまで動揺していた。オレらの反応が面白いらしく、ゲラゲラと笑い転げる山センの隣で、矢野君が怪訝な顔をこちらに向ける。
「金城先輩なら、体調悪いから今日は休んでるって谷垣が言ってたぞ。お前ら、何マジになってんだ? 阿呆が調子付いてウザイから止めろ」
先輩が体調を崩した。それを聞いてオレは、考えるより先に体が動き、事情を知っているらしい担任の元へと駆け寄る。
「先生! 先輩、じゃなくて、金城先輩の体調が悪いって本当ですか? てか、その、大丈夫なんですか! 学校で一人とか、その病院とか行かなくて平気なんですか!」
担任は第一声の前に、詰め寄るオレの頭へ容赦なく拳をめり込ませた。
「揃いも揃って、しょうもない事で騒ぐな。ちょっと疲れが出たんだろうよ。大人しく寝てれば十分だ。病院も薬も必要ない」
呆れた表情で随分と冷たい事を言う担任は、唐突に眉を顰め顎を引き、四角くなった顔で「臭い」と手で鼻を摘まみ、どっか行けと追い払うみたいに手を振った。
「本当に平気だって言えるんですか。疲れが出たんだろうって、熱とかあったら薬は必要だよ。それに、それに昼飯だって下りて来なきゃロクなもんねぇのに!」
「ガキじゃねぇんだぞ。必要があれば、自分の口で言うだろうが。それより、問題なのはお前だ夷川。なんでもかんでも金城に頼るな」
担任の言葉は、暗に先輩の疲れの原因はオレだと言っていた。思い当たる事が多すぎて、何も言い返せず、山センにやられたのと同じ所をまたも抉られたオレは、情けないかな部屋を飛び出した。「もう飯だ! 戻れ夷川!」と怒鳴り散らす担任の声を無視して廊下に出ると、運悪く目の前に誰かが立っていて勢いよくぶつかってしまった。
柔らかくも重量のある相手に負け、ぼよんと弾き飛ばされ、部屋の中へ転がり戻る。
「あらあら、ごめんなさい! 大丈夫だった?」
由々式のおばさんは、慌ててオレを助け起こそうと手を伸ばしてくれたが、その手を取るより先に、オレの頭には駆け寄って来た担任の拳がめり込んだ。
逃亡に失敗したオレは、大人しく席に戻り美味しい食事を食べた。けれど、先輩の事で頭がいっぱいになり、おかずの半分を山センに奪われてしまった。
山センと担任の言葉に動揺を隠せなかったオレに、小吉さんがたくさん慰めの言葉をかけてくれたが、自分の甘えが先輩の体調不良を招いてしまった事は事実で、そう簡単に反省からは抜け出せなかった。
一秒でも早く学校に帰りたい。そんな気持ちに焦らされるが、この期に及んで、どんな顔をして先輩に会えばいいのか分からず、答えの出ない悩みに酔ったのか、久し振りにバスの中で気分が悪くなった。
「あれ? あそこにいるの、もしかして金城先輩じゃないか?」
気持ちの悪さに軽く嘔吐いていると、窓の外を眺めていた小吉さんが聞き流せない事を言う。「どこに?」と、小吉さんに詰め寄ると、少し席をずらしてオレが窓を覗ける場所を作ってくれる。
「屋上に人影が見えたんだ。多分金城先輩だぞ。大きかった。今は引っ込んで分かんないけどな」
どうして屋上なんかにいるんだろう。普段から屋上に出入りしている奴なら不思議には思わないが、オレは先輩が屋上に出入りしている所なんて一度も見た事がない。
嫌な予感が迷いを押し潰し、バスが停車するなりオレは全力で走った。
「離せよ……自分で立てる」
苛つきを隠せず小吉さんを睨み付ける。腹が立っているとは言え、さすがに小吉さんに手や足を上げる事は出来なかった。怯ませて振り払おう、故意に泣かすのは気が引けたが、このまま冷蔵庫に連行されるのは冗談ではない。
「は、ははは離したら、お前、どどどど、どっか行っちゃうだろっ! だから、駄目なんだぞ!」
「うるせぇなッ! 関係ねぇだろ!」
「金城先輩と一緒にいなかったら、すぐにあの、おっかない一年たちに捕まるぞ。それでもいいのか。あぁあ、ああの、ビデオに映ってたお前の友だちみたいになってもいいのか!」
向田を友だち呼ばわりするのは止めて欲しい。背中を毛虫が這い回っているような不快感に襲われる。ゾクッと走った寒気に体が大きく震え、憑き物が落ちたみたいに、オレの苛立ちは落ち着いた。
「……冷蔵庫に行かなきゃ駄目?」
「金城先輩の部屋でもいいんだぞ」
選択肢はなかった。泣く泣く山センたちに突っかかった事を謝罪して、何故か大音量で古いポルノ映画を流す冷蔵庫の隅っこで、毛布に丸まってふて寝をする。何も考えたくなくて、必死で耳を塞いで寝てしまおうと試みるが、昼間の先輩とのやり取りが頭の中で何度も繰り返し再生されるので、仕方無く微妙な気分にしかならない映画を見て過ごした。
映画の内容にウンザリし始めた頃、先輩の部屋から缶詰を盗ってこいと山センに(先輩の部屋へ行くのを渋ったオレの代わりに)パシらされていた小吉さんは、冷蔵庫に戻って来るなり一直線にオレの元へとやって来て隣に座った。
「金城先輩すごい心配してたぞ」
どうやら空き巣に入った先で家主に出くわしたらしい。分け前の焼き鳥の缶詰を差し出してくるが、首を軽く左右に振って断った。
「お前が心配で風呂入る前に一度戻って来たんだってさ。みんなと一緒だって教えたら、安心した顔して、缶詰いっぱい持たせてくれたんだぞ」
「……先輩、怒ってなかった?」
「やっぱり何かしたんだな。帰りのバスもお前らすごい変だったもんな。夷川は半分死んだみたいな顔してるし、金城先輩はずっと心配そうにお前を見てるのに何も声かけないし。ケンカでもしたのか?」
小吉さんの言葉は意外だった。先輩は手のひらを返したような態度を取るオレでも、いつもと変わらず気にかけてくれているんだなと知って、鼻の奥がツンと痛くなる。
「ちゃんと謝ったら許してくれるぞ。絶対だ」
なんならおれが一緒に謝ってやる、そう言ってくれる小吉さんに、オレは頷く事が出来なかった。
オレはやっぱり先輩を許せなかったのだ。だから謝れないと思ってしまった。
翌日、小吉さんにせっつかれたが、先輩の部屋へは寄らず下山するバスに乗った。謝る気のないオレは、どんな顔で会えばいいのか分からず、先輩の部屋を訪ねる根性がなかったのだ。
本当は形振り構わず謝って、後輩にクソ甘い先輩に溶けるくらい甘やかして貰いたい。けれど、そんな軟弱な精神に全てを委ねる訳にはいかなかった。
気分は最悪、解決の糸口さえ見つからない悩みを抱え、心身共にハードな奉仕作業をこなす。監視するように縁側で仁王立ちするジジイを無視して、黙々と雑草を引き抜いたが、悲しいかな二日かかっても、まだ地面が半分近く隠れていた。
午前中の労働は達成感も充実感もなく、ただただ疲労感だけをオレの中に残して終わり、明日のスケジュールも自動的に埋めやがった。溜め息すら出なくなった後輩の分も小吉さんは元気よく挨拶をしてくれたが、オレは口に出したら反省室行きを確定にするような言葉ばかりが頭に浮かんだ。
草と土と汗の臭いが染み込んだ体を丸洗いしたかったが、公民館の手洗い場を借りて頭から水を被る元気すらなく、手だけ洗って食事の席に着いた。
「あれ? 金城先輩は?」
隣に座る小吉さんが、向かいに座る山センたちにそう聞いた。確かに昨日はオレらより先に座っていた先輩の姿が見当たらない。便所でも行っているのだろうと、一瞬上げた視線を机に戻したのだが、山センの答えはもう一度オレの顔を上げさせた。
「金城なら今日はいないぞ。バスに乗ってなかったから、学校に残ってるんだろ」
「え? な、なんで?」
「そりゃあ……アレだろ。お前と顔合わすの嫌なんじゃねーの」
つい口を挟んでしまったオレに、山センは強烈な一撃を見舞ってきた。冗談のようなノリで言われたのに、軽く流すどころか真正面から受け止めてしまい思わず息を呑む。
「え、えぇ夷川、だいじょーぶだぞ! 帰ったらすぐに謝りに行けばいいんだ」
何故か小吉さんまで動揺していた。オレらの反応が面白いらしく、ゲラゲラと笑い転げる山センの隣で、矢野君が怪訝な顔をこちらに向ける。
「金城先輩なら、体調悪いから今日は休んでるって谷垣が言ってたぞ。お前ら、何マジになってんだ? 阿呆が調子付いてウザイから止めろ」
先輩が体調を崩した。それを聞いてオレは、考えるより先に体が動き、事情を知っているらしい担任の元へと駆け寄る。
「先生! 先輩、じゃなくて、金城先輩の体調が悪いって本当ですか? てか、その、大丈夫なんですか! 学校で一人とか、その病院とか行かなくて平気なんですか!」
担任は第一声の前に、詰め寄るオレの頭へ容赦なく拳をめり込ませた。
「揃いも揃って、しょうもない事で騒ぐな。ちょっと疲れが出たんだろうよ。大人しく寝てれば十分だ。病院も薬も必要ない」
呆れた表情で随分と冷たい事を言う担任は、唐突に眉を顰め顎を引き、四角くなった顔で「臭い」と手で鼻を摘まみ、どっか行けと追い払うみたいに手を振った。
「本当に平気だって言えるんですか。疲れが出たんだろうって、熱とかあったら薬は必要だよ。それに、それに昼飯だって下りて来なきゃロクなもんねぇのに!」
「ガキじゃねぇんだぞ。必要があれば、自分の口で言うだろうが。それより、問題なのはお前だ夷川。なんでもかんでも金城に頼るな」
担任の言葉は、暗に先輩の疲れの原因はオレだと言っていた。思い当たる事が多すぎて、何も言い返せず、山センにやられたのと同じ所をまたも抉られたオレは、情けないかな部屋を飛び出した。「もう飯だ! 戻れ夷川!」と怒鳴り散らす担任の声を無視して廊下に出ると、運悪く目の前に誰かが立っていて勢いよくぶつかってしまった。
柔らかくも重量のある相手に負け、ぼよんと弾き飛ばされ、部屋の中へ転がり戻る。
「あらあら、ごめんなさい! 大丈夫だった?」
由々式のおばさんは、慌ててオレを助け起こそうと手を伸ばしてくれたが、その手を取るより先に、オレの頭には駆け寄って来た担任の拳がめり込んだ。
逃亡に失敗したオレは、大人しく席に戻り美味しい食事を食べた。けれど、先輩の事で頭がいっぱいになり、おかずの半分を山センに奪われてしまった。
山センと担任の言葉に動揺を隠せなかったオレに、小吉さんがたくさん慰めの言葉をかけてくれたが、自分の甘えが先輩の体調不良を招いてしまった事は事実で、そう簡単に反省からは抜け出せなかった。
一秒でも早く学校に帰りたい。そんな気持ちに焦らされるが、この期に及んで、どんな顔をして先輩に会えばいいのか分からず、答えの出ない悩みに酔ったのか、久し振りにバスの中で気分が悪くなった。
「あれ? あそこにいるの、もしかして金城先輩じゃないか?」
気持ちの悪さに軽く嘔吐いていると、窓の外を眺めていた小吉さんが聞き流せない事を言う。「どこに?」と、小吉さんに詰め寄ると、少し席をずらしてオレが窓を覗ける場所を作ってくれる。
「屋上に人影が見えたんだ。多分金城先輩だぞ。大きかった。今は引っ込んで分かんないけどな」
どうして屋上なんかにいるんだろう。普段から屋上に出入りしている奴なら不思議には思わないが、オレは先輩が屋上に出入りしている所なんて一度も見た事がない。
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