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『短編小説』
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短編小説という名の、短編小説を書く。一口に、短編小説と言っても、いろいろある。俺は、元々、長いものばかり書いてきた。短くまとめるのは、苦手だ。でも、書いてみる。と言っても、ネタが浮かばない。短編というのは、難しいのだ。俺のような、長編ばかり書いてきた人間にとって、短編は難しい話なのである。俺の知り合いに、短編の名手がいる。北大路という作家だ。彼は、短編を、今まで2000作以上書いてきた。同人誌に載せていて、その世界では、ちょっとした有名人である。でも、短編を書くのでは食えなくて、雑誌社で嘱託のバイトをやっている。短編小説家というのは、それが、生活の実態なのだ。俺も、短いものを書きたいが、いかんせん、その文体の雰囲気というのが分からないし、コツが掴めない。でも、いい。俺は長いものを書いて、サイトに載せて、書籍化を狙っていくのだ。短編は、所詮、お遊びなのだ。この短編小説という名の短編小説も、ここら辺りで字数が尽きそうだから、ここまでとしておく。この程度の字数でまとめて、サイトにアップする。これは、短編小説じゃなくて、エッセーもどきだ。だが、いい。俺は何でも書く書き物屋だ。また、それが仕事でもある。そう書き記して、この短編小説もどきの小文を結んでおく。
(了)
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