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第15話。
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俺が、父親の陽一を放擲する気持ちが強まるにつれて、自然と距離ができていった。何と言うか、もう、お互い、一切干渉し合わないといった感じになってきた。俺が、自宅二階の書斎で、新聞配達のアルバイトが終わった後、睡眠導入剤を服用して、眠たいながらも、小説を書いて、インターネット上に発表するのに対して、陽一は、何もしない。俺はいつしか、陽一から、お金を巻き上げることを考えるようになった。それでいいのだ。憎たらしいから、そうする。あの目つきと、汚い顔つき、それに、酒場や風俗店で、しこたま遊ぶ、悪い生活態度……、すべて、俺の放擲対象となった。以前も言った、朝倉市のソプラノ歌手のオバチャンにストーカー行為をするのも、朝倉署の刑事に見られていて、すでに、厳重にマークされているのだった。俺は、一切を投げた。もう、何も言いたくない。また、相手にしたくもない。(以下次号)
俺が、父親の陽一を放擲する気持ちが強まるにつれて、自然と距離ができていった。何と言うか、もう、お互い、一切干渉し合わないといった感じになってきた。俺が、自宅二階の書斎で、新聞配達のアルバイトが終わった後、睡眠導入剤を服用して、眠たいながらも、小説を書いて、インターネット上に発表するのに対して、陽一は、何もしない。俺はいつしか、陽一から、お金を巻き上げることを考えるようになった。それでいいのだ。憎たらしいから、そうする。あの目つきと、汚い顔つき、それに、酒場や風俗店で、しこたま遊ぶ、悪い生活態度……、すべて、俺の放擲対象となった。以前も言った、朝倉市のソプラノ歌手のオバチャンにストーカー行為をするのも、朝倉署の刑事に見られていて、すでに、厳重にマークされているのだった。俺は、一切を投げた。もう、何も言いたくない。また、相手にしたくもない。(以下次号)
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