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幽霊かもしれん…(´TωT`)
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誰も居ないはずの部屋で肩を誰かに叩かれた。
大学生の私が猫と暮らす1Kの部屋。
振り返ると誰もいなくて、猫も部屋の隅であくびをしていた。
「え、怖っ!」
思わずそう言ってしまった。
以前霊感の強いと言う後輩が、幽霊は普通に人の部屋を通り道に使うと言っていたので、それだろうかと考える。
テレビで流れていた座敷わらしの番組がなお、そう感じさせる。
座敷わらしならいいなぁ、なんて考えているうちに、猫が寄って来た。
「そういえば猫も幽霊見えるんだっけ……」
この子の名前は狛(こま)。
猫だけど狛。
大層な名前だなぁってつけた本人でも思う。
「ねぇ狛、あんた私の後ろになんか見える?」
答えが返ってくるとは思わないが、ビビってる私は聞かざる負えない。
「ナー」
見えると言っているのか、見えないと言っているのか、はたまたそれ以外か、さっぱりわからん。
まぁこの部屋には、神社の御守りもあるし、悪いもの(霊)は入って来ないだろうことを信じる事にした。
その後はあと数日で実家に帰省することを考えて部屋の掃除に取り掛かったり、洗濯をしたりして過ごしていたが、気がついたら狛が消えていた。
部屋のドアや窓の鍵はかかっていたから外には出て居ないはずと思い探していたら、部屋のベットの下のダンボールから出てきた。
もちろん自主的に出てきた訳ではない。
某会社の出している猫用おやつの曲を歌っておびき出したのだ。
狛はあれを私が歌うと数秒で出てくる。
冬なので暖房はつけているが、この部屋は温まりずらく、狛には寒いのだろう。
だからダンボール箱で暖を取っていたらしい。
狛も見つかって安心していると、今度は狛の居ない方から鈴の音がした。
私はビクッとなって狛にしがみついた。
狛は数秒で腕から抜けてしまったが、その普段通りの行動が私をすごし冷静にした。
音のした勉強机のほうを探して見ると、特に鈴の様なものはなかった。
私が首を傾げていると、今度は羽織っていたパーカーの紐を引かれた。
狛が紐で遊んでいるのかと思ったが、狛は目の前だ。
振り返ると、何もいなかった。
大学生の私が猫と暮らす1Kの部屋。
振り返ると誰もいなくて、猫も部屋の隅であくびをしていた。
「え、怖っ!」
思わずそう言ってしまった。
以前霊感の強いと言う後輩が、幽霊は普通に人の部屋を通り道に使うと言っていたので、それだろうかと考える。
テレビで流れていた座敷わらしの番組がなお、そう感じさせる。
座敷わらしならいいなぁ、なんて考えているうちに、猫が寄って来た。
「そういえば猫も幽霊見えるんだっけ……」
この子の名前は狛(こま)。
猫だけど狛。
大層な名前だなぁってつけた本人でも思う。
「ねぇ狛、あんた私の後ろになんか見える?」
答えが返ってくるとは思わないが、ビビってる私は聞かざる負えない。
「ナー」
見えると言っているのか、見えないと言っているのか、はたまたそれ以外か、さっぱりわからん。
まぁこの部屋には、神社の御守りもあるし、悪いもの(霊)は入って来ないだろうことを信じる事にした。
その後はあと数日で実家に帰省することを考えて部屋の掃除に取り掛かったり、洗濯をしたりして過ごしていたが、気がついたら狛が消えていた。
部屋のドアや窓の鍵はかかっていたから外には出て居ないはずと思い探していたら、部屋のベットの下のダンボールから出てきた。
もちろん自主的に出てきた訳ではない。
某会社の出している猫用おやつの曲を歌っておびき出したのだ。
狛はあれを私が歌うと数秒で出てくる。
冬なので暖房はつけているが、この部屋は温まりずらく、狛には寒いのだろう。
だからダンボール箱で暖を取っていたらしい。
狛も見つかって安心していると、今度は狛の居ない方から鈴の音がした。
私はビクッとなって狛にしがみついた。
狛は数秒で腕から抜けてしまったが、その普段通りの行動が私をすごし冷静にした。
音のした勉強机のほうを探して見ると、特に鈴の様なものはなかった。
私が首を傾げていると、今度は羽織っていたパーカーの紐を引かれた。
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振り返ると、何もいなかった。
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