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好き合いの部屋
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よく考えろ俺、確か塔が崩れて瓦礫の下敷きになったはずだ。
それが怪我が綺麗さっぱり消えていて、見知らぬ部屋で寝ていたのはなんでなんだ?
病院?それにしては医療機器らしきものは何処にもいない。
なにが起こっているのか分からずにいたら、部屋のドアが開いた。
部屋に入って来たのは、銀色の髪の神秘的な雰囲気の青年だった。
俺を見て柔らかく微笑むその人物を俺は知っていた。
「………ルイ?」
俺の姿を見たルイは優しく微笑んでいて、近付いてくる。
その顔に、不安が全て消えるかのように安心する。
それどころか、俺の感情までも変化していた。
まるで夢を見ているかのように、自分なのに自分の身体ではないようだ。
ルイを見ると、ずっと思い続けている人にあったかのような気持ちになる。
「ノア」と名前を呼ばれるだけで、身体が熱くなる。
ベッドの上にルイは乗り上げて、頬に触れられると裸を見られて恥ずかしいという気も起きなくなる。
いつもの事のように思えて、背中に腕を回した。
唇が重なりどちらが先なのか、舌を絡めて撫でられるだけでビクッと反応する。
ゆっくりとベッドに倒されて、お互いの視線が混ざり合う。
太ももを撫でられて「Present(見せて)」とコマンドを言われる。
俺の意思とは関係なしに足を大きく開いた。
ルイに俺の全てを見られている。
熱い視線を全身に感じる。
彼のCommandにだけ反応した。
何故か彼だけは安心出来る。
ベッドのサイドテーブルに置かれた丸い容器を手にした。
中からクリームのようなものを指に付けて、俺はジッと見つめていた。
指を入れられると、ビクッと反応してルイから顔を逸らす。
痛みはないが、指の違和感が凄い。
本来は入れるところではないから当然だ。
ゆっくりクリームを塗るように指を動かされる。
変な声が出そうになり、口を紡いで耐えた。
「ノア、Look(目を逸らすな)」
「ぅっ…く」
ルイの方に視線を戻して、満足そうに笑みを浮かべていた。
愛おしそうに頬を撫でられて、唇が重なる。
自分から求めるように舌を伸ばして、それを受け入れて軽く吸われると甘く痺れる。
口の中も指もぐちゅぐちゅにされてイきたいのにイけない。
前を弄ってないからか、後ろだけではイけない。
後ろに手を伸ばそうとしたら、その前にルイが俺のものに触れて擦られた。
忘れていた感覚を呼び覚まされて、身体が震えて絶頂した。
荒くなった息をゆっくりと整えて、ルイの方を見た。
「ノア、俺のノア…」
「る…い」
名前を口にして唇が重なり、恋人同士のような甘い雰囲気がした。
手も絡み合い、唇が離れてルイの方を見た。
すると、ルイの姿は俺の知るいつものルイに戻った。
まだ知らない部屋の中だけど、現実に戻ってきたみたいだ。
もう終わりかと思って下を見ると、ルイも興奮していた。
抜かないと辛いよな、俺もルイに触られた時気持ち良かったから他人の手は気持ちいいのかもしれない。
でも、人のは触った事がない…自慰と同じようにすれば良いよな。
ルイを見ると、抱きしめられて密着する温もりを感じる。
「ノア、最後までしたい」
「…最後?」
「痛くないようにする、ダメか?」
ルイは捨てられた子犬のように俺を見ていた。
さっきまでDomとして絶対的な力を見せていたのに、今とギャップが凄い。
そこは俺の気持ちを考えてCommandを言わないんだな。
現実だったら嫌だと言ったかもしれない。
家の地下でたくさん見てきた愛のない行為に拒否反応がある。
ルイはどうかは分からない。
俺達は恋人同士ではないが、ここでは恋人同士の雰囲気で溢れている。
今の俺は、目の前のルイを愛している気分になる。
ここは夢の中だし、別にいいか。
「ルイになら良いよ、んっ…」
「愛してる、ノア」
ルイの声は、Commandではないのに俺の抵抗をなくす。
ズボンの前を開いて、自分のものを取り出した。、
俺のとは明らかに違うそれは、綺麗なカタチと色をしていた。
そこまでイケメンになるのか、知らなかった。
綺麗なものが俺の中にゆっくりと丁寧に入ってきた。
俺の中に入るとは思わずびっくりしたが、それ以上に快感が襲う。
今まで感じた事がない、直接中から刺激を与えられているようだ。
腰を掴まれて、身体を揺さぶられてビクッと反応する。
甘い声に混じり、ルイの名前を呼ぶと動きが早くなった。
頭が変になるほど強い刺激に、何かに縋りたくなる。
腕を伸ばすとルイが腰から手を離して、俺の手をギュッと握った。
「あっ、あ…ルイ、ルイッ」
「うっ…ノア…好き、愛してる…好き、好き…」
ルイは俺に愛を囁いて、俺はその言葉に反応する。
敏感な中を擦られて、なにかが込み上げてくる。
何度目かの唇が重なり、強く手を握った。
全身が痙攣して、中を締め付けてルイも耐えていた。
イったばかりで敏感な中はすぐに絶頂した。
すぐ後にルイのものが俺の中で出た。
温かい、俺でルイは絶頂してくれたのか。
引き抜かれて、小さく息を吐くと頭を撫でられた。
頬に触れられて、猫のように擦って甘える。
ここでは、俺もルイが好きに感じる。
あれ?俺って、ルイが好きだったんだっけ。
「good boy(いい子)」
「んっ…」
身体が重い、疲れたのかな。
ルイの頭を撫でる手が心地よい。
うとうとすると、ルイは「眠ってもいいぞ」と言った。
なんだろう、今寝たらルイが消えてしまいそうで不安になる。
夢の世界なら、ここであった出来事は元々存在しない。
ルイが俺を好きだと愛しているという感情もない。
そもそも可笑しな話だよな、Domの憧れの存在で国民に愛されているルイがなんで一日しか会っていない俺を好きになるんだよ。
自分の都合のいい世界だなと苦笑いするしかない。
俺が生きる場所は現実世界で、ここじゃない。
目が覚めたらルイと俺は他人なんだと思いながら目を閉じた。
「絶対に迎えに行くから…ノア」
それが怪我が綺麗さっぱり消えていて、見知らぬ部屋で寝ていたのはなんでなんだ?
病院?それにしては医療機器らしきものは何処にもいない。
なにが起こっているのか分からずにいたら、部屋のドアが開いた。
部屋に入って来たのは、銀色の髪の神秘的な雰囲気の青年だった。
俺を見て柔らかく微笑むその人物を俺は知っていた。
「………ルイ?」
俺の姿を見たルイは優しく微笑んでいて、近付いてくる。
その顔に、不安が全て消えるかのように安心する。
それどころか、俺の感情までも変化していた。
まるで夢を見ているかのように、自分なのに自分の身体ではないようだ。
ルイを見ると、ずっと思い続けている人にあったかのような気持ちになる。
「ノア」と名前を呼ばれるだけで、身体が熱くなる。
ベッドの上にルイは乗り上げて、頬に触れられると裸を見られて恥ずかしいという気も起きなくなる。
いつもの事のように思えて、背中に腕を回した。
唇が重なりどちらが先なのか、舌を絡めて撫でられるだけでビクッと反応する。
ゆっくりとベッドに倒されて、お互いの視線が混ざり合う。
太ももを撫でられて「Present(見せて)」とコマンドを言われる。
俺の意思とは関係なしに足を大きく開いた。
ルイに俺の全てを見られている。
熱い視線を全身に感じる。
彼のCommandにだけ反応した。
何故か彼だけは安心出来る。
ベッドのサイドテーブルに置かれた丸い容器を手にした。
中からクリームのようなものを指に付けて、俺はジッと見つめていた。
指を入れられると、ビクッと反応してルイから顔を逸らす。
痛みはないが、指の違和感が凄い。
本来は入れるところではないから当然だ。
ゆっくりクリームを塗るように指を動かされる。
変な声が出そうになり、口を紡いで耐えた。
「ノア、Look(目を逸らすな)」
「ぅっ…く」
ルイの方に視線を戻して、満足そうに笑みを浮かべていた。
愛おしそうに頬を撫でられて、唇が重なる。
自分から求めるように舌を伸ばして、それを受け入れて軽く吸われると甘く痺れる。
口の中も指もぐちゅぐちゅにされてイきたいのにイけない。
前を弄ってないからか、後ろだけではイけない。
後ろに手を伸ばそうとしたら、その前にルイが俺のものに触れて擦られた。
忘れていた感覚を呼び覚まされて、身体が震えて絶頂した。
荒くなった息をゆっくりと整えて、ルイの方を見た。
「ノア、俺のノア…」
「る…い」
名前を口にして唇が重なり、恋人同士のような甘い雰囲気がした。
手も絡み合い、唇が離れてルイの方を見た。
すると、ルイの姿は俺の知るいつものルイに戻った。
まだ知らない部屋の中だけど、現実に戻ってきたみたいだ。
もう終わりかと思って下を見ると、ルイも興奮していた。
抜かないと辛いよな、俺もルイに触られた時気持ち良かったから他人の手は気持ちいいのかもしれない。
でも、人のは触った事がない…自慰と同じようにすれば良いよな。
ルイを見ると、抱きしめられて密着する温もりを感じる。
「ノア、最後までしたい」
「…最後?」
「痛くないようにする、ダメか?」
ルイは捨てられた子犬のように俺を見ていた。
さっきまでDomとして絶対的な力を見せていたのに、今とギャップが凄い。
そこは俺の気持ちを考えてCommandを言わないんだな。
現実だったら嫌だと言ったかもしれない。
家の地下でたくさん見てきた愛のない行為に拒否反応がある。
ルイはどうかは分からない。
俺達は恋人同士ではないが、ここでは恋人同士の雰囲気で溢れている。
今の俺は、目の前のルイを愛している気分になる。
ここは夢の中だし、別にいいか。
「ルイになら良いよ、んっ…」
「愛してる、ノア」
ルイの声は、Commandではないのに俺の抵抗をなくす。
ズボンの前を開いて、自分のものを取り出した。、
俺のとは明らかに違うそれは、綺麗なカタチと色をしていた。
そこまでイケメンになるのか、知らなかった。
綺麗なものが俺の中にゆっくりと丁寧に入ってきた。
俺の中に入るとは思わずびっくりしたが、それ以上に快感が襲う。
今まで感じた事がない、直接中から刺激を与えられているようだ。
腰を掴まれて、身体を揺さぶられてビクッと反応する。
甘い声に混じり、ルイの名前を呼ぶと動きが早くなった。
頭が変になるほど強い刺激に、何かに縋りたくなる。
腕を伸ばすとルイが腰から手を離して、俺の手をギュッと握った。
「あっ、あ…ルイ、ルイッ」
「うっ…ノア…好き、愛してる…好き、好き…」
ルイは俺に愛を囁いて、俺はその言葉に反応する。
敏感な中を擦られて、なにかが込み上げてくる。
何度目かの唇が重なり、強く手を握った。
全身が痙攣して、中を締め付けてルイも耐えていた。
イったばかりで敏感な中はすぐに絶頂した。
すぐ後にルイのものが俺の中で出た。
温かい、俺でルイは絶頂してくれたのか。
引き抜かれて、小さく息を吐くと頭を撫でられた。
頬に触れられて、猫のように擦って甘える。
ここでは、俺もルイが好きに感じる。
あれ?俺って、ルイが好きだったんだっけ。
「good boy(いい子)」
「んっ…」
身体が重い、疲れたのかな。
ルイの頭を撫でる手が心地よい。
うとうとすると、ルイは「眠ってもいいぞ」と言った。
なんだろう、今寝たらルイが消えてしまいそうで不安になる。
夢の世界なら、ここであった出来事は元々存在しない。
ルイが俺を好きだと愛しているという感情もない。
そもそも可笑しな話だよな、Domの憧れの存在で国民に愛されているルイがなんで一日しか会っていない俺を好きになるんだよ。
自分の都合のいい世界だなと苦笑いするしかない。
俺が生きる場所は現実世界で、ここじゃない。
目が覚めたらルイと俺は他人なんだと思いながら目を閉じた。
「絶対に迎えに行くから…ノア」
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