83 / 83
23.凪
4
しおりを挟む
フィリップ様、ここから先は、どうかあなたさまの胸に、おしまいください。
書かずに行こうと、思いました。
知られてはならないとも、考えました。
ですが、やはりどうしても、書かずにはいられなかったのです。
最初に、わたくしの心がざわめいたのは、刺客に追われてブリストンから逃げる際、あの無礼な御者が、わたくしを抱き上げた時です。
リックは、刺客に追われるわたくしを、力強い腕で抱き、馬上に押し上げました。
自分の身を顧みず、わたくしを助けてくれました。
その時から、わたくしの胸が、ざわめき始めたのです。
最初は、何故そのように胸がざわめくのか、わかりませんでした。
わたくしは、リックを、無礼でずうずうしい御者と思っていたはずなのです。
それなのに、そう思うのとは裏腹に、気持ちのざわめきは止めようもなく、堰を切ってあふれだすのです。
リックは、いつも、わたくしたちを助けてくれました。
わたくしたちを、無事にウッドフィールドへ連れていくために、心を砕いてくれました。
蔭でわたくしは、それを裏切っていたのですが。
知らぬ間に、わたくしは、あの無礼な御者に、心を奪われてしまったのです。
リックとレティシアのことを、一度もお父様に知らせなかったのは、ふたりに対するお父様のお怒りを、恐れたからではありません。
リックを、お父様から守りたかったからです。
わたくしには、レティシアを奪っておいて、ただで済むとは、到底、思えませんでした。
リックへの気持に気付いてしまった時、わたくしは、深く動揺いたしました。
誰かを愛したことなど一度もなく、あるのは、ただ、未知への感情への、怖れと不安でした。
そのようなわたくしが、リックとレティシアが次第に惹かれあう様子を見て、どのように苦しい気持ちでいたか、お分かりでしょうか?
レイクビューで、レティシアが帰ってこなかった夜、わたくしは胸を切り裂かれるような思いで、一睡もできずに、夜を過ごしました。
フォレストバーグで、刺客に襲われた時、先ほど、わたくしは、レティシアが哀れになり、お父様を裏切り、リックを助けたと書きましたが、それは真実ではありません。
銃を突きつけられたリックを見て、到底見殺しにはできませんでした。
何とか、助けなければ、と思う一心で、あのような行動をとりました。
リックの命が助かったあと、彼にすがることのできるレティシアを見て、わたくしの心は千々に乱れました。
レティシアに対する、わたくしの気持も複雑でした。
わたくしは、レティシアと長く接するうちに、本当にレティシアのことを哀れに思うようになり、お父様の手から逃がしてやりたい、助けてやりたいと思うようになりました。
けれども一方で、リックのことに関しては、どうしても押さえきることのできない、暗い感情が、吹き出して来るのです。
わたくしは、悩みました。
レティシアをセヴェロリンスクに連れていくか、わたくし自身の命と引き換えに諦めるか。
わたくしが決心をしたのは、ウッドフィールドに着いた次の日の夜半、レティシアとリックが話すのを、聞いてしまったからです。
レティシアは、リックにこういいました。
ウッドフィールドまでは、恋をしようと。
一度だけでいいから、ちゃんと恋がしてみたい、と。
それを聞いて、わたくしの気持は決まりました。
レティシアをセヴェロリンスクへ連れていくことを、諦めたのです。
レティシアの気持は、わたくしの気持でもありました。
一度でいいから、ちゃんと恋をしてみたい。
それは、わたくしが決して言葉にすることができない、けれども心の奥底にひっそりと根ざす、願望でもあったのです。
フィリップ様、わたくしは、自分の気持ちを伝えることなど、考えたことはございません。
ふたりの間に割って入ろうなどと、考えてみたこともありません。
そんなことをすれば、わたくしは、滑稽な道化師になるだけです。
わたくしは、これからのふたりの暮らしの助けになればと思い、レティシアとウッドフィールドを出発し、ブリストンへ向かおうとするリックに、紙幣の入った封筒を手渡しに行きました。
もちろん、そのようには言わず、これまでの支払いだと言って。
その去り際、リックは、わたくしに何と言ったとお思いになりますか?
「あんた、中々いい度胸してるぜ。器量も悪くない。ちょっとは、愛想よくしてみろよ。男があんたの前に列をなすぜ」
笑いながら、そのように言いました。
その言葉は、どれほど残酷に、わたくしの心を傷つけたことでしょう。
わたくしが苦渋の思いで、決断したにも関わらず、レティシアは、セヴェロリンスクに行くと、わたくしを心配して、一緒に行くと言い張りました。
わたくしは、レティシアを振り切ることはできませんでした。
それは、やはりわたくしが、お父様を、死を・・・、恐れていたからなのでしょう。
セヴェロリンスクに到着してからも、わたくしは、お父様のもとへレティシアを連れて行くことを、躊躇していました。
連れてゆけば、レティシアとしての人生は終わり、再び、レティシアはブロンディーヌとして、そして今度はお父様の所有物として、生きることになるからです。
レティシアの母親と、同じ運命をたどることになるのです。
そういったことは、リックという恋人を持ったために、これまで以上に、レティシアをずたずたに引き裂くことは、明らかでした。
ですから、お父様から再三の催促があったにも関わらず、わたくしは、その日を先延ばしにしていました。
ところが、お姉様にようやくお会いしたその日、お姉様の不用意な一言が発端で、レティシアは、全てを知ることになったのです。
わたくしは、レティシアに、心の底から同情しました。
哀れに思いました。
どうあっても助けなければならないと、思いました。
でも・・・、でも、どうしても許せないことが、起こりました。
わたくしはどうしても、許せなかったのです・・・。
レティシアのお腹に、赤ちゃんが宿ったことを。
考えてみれば、わたくしは、あの時、お姉様をも、妬んでいたのです。
アレクセイ国王への恋慕に溺れる、お姉様を嘲笑しながら、心のどこかで、妬んでいました。
わたくしは、レティシアをお父様のもとへ、向かわせました。
行かせればどうなるかわかっていても、憎しみでいっぱいになったわたくしは、そうせずにはいられなかったのです。
わたくしが、心惹かれる男性の子供を宿した、レティシア。
わたくしは、一言も想いを告げることが許されないのに、優しく抱擁されるレティシア。
そういった、濁った苦しい想いが、次から次へとあふれだして、押さえようとしても押さえようがないのです。
わたくしは、初めて、自分で自分を抑えることが、できなくなっていました。
けれども結局は、お父様のもとへ向かったレティシアを放ってはおけずに、後から追ったのです。
わたくしが、お父様のいるミラージュの隠れ家へ着いた時、レティシアは隙をついて、お父様のもとを逃げ出したところでした。
兵士たちが、レティシアを追っていました。
わたくしも、急いでレティシアを捜しました。
そして、わたくしは、自らの胸を刺して、庭に倒れるレティシアを見つけました。
わたくしは、そのレティシアを見て、もうこれで最期にしてあげよう、そう思いました。
この娘は、死んだ方が幸せなのだと、レティシアに向かい、ナイフをふりあげました。
でも・・・、でも、どうしても降り下ろせなかったのです。
レティシアを、心から愛するリックは、ウッドフィールドでの別れの朝、必ず迎えに行くから待っているように、何かあれば、必ず連絡するようにと、何度も何度も、約束させていました。
リックは、レティシアの死を知って、どれほどの、深い悲しみを背負うことになるのか。
わたくしが初めて愛した人に、どれほどの、絶望を味わせることになるのか。
それは、わたくしにとっても、耐えがたい苦痛でした。
わたくしは、どうしても、レティシアに止めを刺すことができませんでした。
代わりにわたくしは、馬車に待たせていたエマを呼び、すぐさまレティシアをその場から運び去りました。
そうして、レティシアは助かることができたのです。
レティシアをさる場所へ隠したのは、このわたくしに対して、無礼な態度を取り続けたリックに、罰をあたえるためと、先ほど書きました。
けれども、それも真実ではありません。
あえて、下世話な言葉で書きますと、わたくしの嫉妬です。
このわたくしが、あのふたりを結び付けるようなことを、どうしてできましょうか。
ふたりには、ほんのしばらく、辛い気持を味わってほしいものです。
たとえそれが、わたくしの何十分の一かだとしても。
全てが終わって、やはり、これでよかったのだと思います。
お父様のことも、お母様のことも、リックのことも、レティシアのことも、わたくしの心の傷は、到底癒えそうにありません。
ですが、最初にもお話した通り、今、わたくしは、胸の内に、一筋の希望も、感じているのです。
実を申し上げて、わたくしは、ある大きな夢を描いております。
それは、新天地で自分の土地を持ち、豊かな土壌に作物を実らせるという夢です。
その夢の実現の為に、わたくしは、新たな大地を目指します。
わたくしは、全てをあなたさまに告白し、ようやくこれまでの自分に、幕を引くことができたような気持ちでいます。
不思議です。
お父様のことも、お母様のことも、胸が張り裂けそうなほど哀しいはずなのに、一方で安堵の気持も強いのですから。
それでは、フィリップ様、本当にこれでお別れです。
どうぞ、お健やかに、お過ごしになられますよう。
ごきげんよう、国王陛下。
アンヌ
<完>
書かずに行こうと、思いました。
知られてはならないとも、考えました。
ですが、やはりどうしても、書かずにはいられなかったのです。
最初に、わたくしの心がざわめいたのは、刺客に追われてブリストンから逃げる際、あの無礼な御者が、わたくしを抱き上げた時です。
リックは、刺客に追われるわたくしを、力強い腕で抱き、馬上に押し上げました。
自分の身を顧みず、わたくしを助けてくれました。
その時から、わたくしの胸が、ざわめき始めたのです。
最初は、何故そのように胸がざわめくのか、わかりませんでした。
わたくしは、リックを、無礼でずうずうしい御者と思っていたはずなのです。
それなのに、そう思うのとは裏腹に、気持ちのざわめきは止めようもなく、堰を切ってあふれだすのです。
リックは、いつも、わたくしたちを助けてくれました。
わたくしたちを、無事にウッドフィールドへ連れていくために、心を砕いてくれました。
蔭でわたくしは、それを裏切っていたのですが。
知らぬ間に、わたくしは、あの無礼な御者に、心を奪われてしまったのです。
リックとレティシアのことを、一度もお父様に知らせなかったのは、ふたりに対するお父様のお怒りを、恐れたからではありません。
リックを、お父様から守りたかったからです。
わたくしには、レティシアを奪っておいて、ただで済むとは、到底、思えませんでした。
リックへの気持に気付いてしまった時、わたくしは、深く動揺いたしました。
誰かを愛したことなど一度もなく、あるのは、ただ、未知への感情への、怖れと不安でした。
そのようなわたくしが、リックとレティシアが次第に惹かれあう様子を見て、どのように苦しい気持ちでいたか、お分かりでしょうか?
レイクビューで、レティシアが帰ってこなかった夜、わたくしは胸を切り裂かれるような思いで、一睡もできずに、夜を過ごしました。
フォレストバーグで、刺客に襲われた時、先ほど、わたくしは、レティシアが哀れになり、お父様を裏切り、リックを助けたと書きましたが、それは真実ではありません。
銃を突きつけられたリックを見て、到底見殺しにはできませんでした。
何とか、助けなければ、と思う一心で、あのような行動をとりました。
リックの命が助かったあと、彼にすがることのできるレティシアを見て、わたくしの心は千々に乱れました。
レティシアに対する、わたくしの気持も複雑でした。
わたくしは、レティシアと長く接するうちに、本当にレティシアのことを哀れに思うようになり、お父様の手から逃がしてやりたい、助けてやりたいと思うようになりました。
けれども一方で、リックのことに関しては、どうしても押さえきることのできない、暗い感情が、吹き出して来るのです。
わたくしは、悩みました。
レティシアをセヴェロリンスクに連れていくか、わたくし自身の命と引き換えに諦めるか。
わたくしが決心をしたのは、ウッドフィールドに着いた次の日の夜半、レティシアとリックが話すのを、聞いてしまったからです。
レティシアは、リックにこういいました。
ウッドフィールドまでは、恋をしようと。
一度だけでいいから、ちゃんと恋がしてみたい、と。
それを聞いて、わたくしの気持は決まりました。
レティシアをセヴェロリンスクへ連れていくことを、諦めたのです。
レティシアの気持は、わたくしの気持でもありました。
一度でいいから、ちゃんと恋をしてみたい。
それは、わたくしが決して言葉にすることができない、けれども心の奥底にひっそりと根ざす、願望でもあったのです。
フィリップ様、わたくしは、自分の気持ちを伝えることなど、考えたことはございません。
ふたりの間に割って入ろうなどと、考えてみたこともありません。
そんなことをすれば、わたくしは、滑稽な道化師になるだけです。
わたくしは、これからのふたりの暮らしの助けになればと思い、レティシアとウッドフィールドを出発し、ブリストンへ向かおうとするリックに、紙幣の入った封筒を手渡しに行きました。
もちろん、そのようには言わず、これまでの支払いだと言って。
その去り際、リックは、わたくしに何と言ったとお思いになりますか?
「あんた、中々いい度胸してるぜ。器量も悪くない。ちょっとは、愛想よくしてみろよ。男があんたの前に列をなすぜ」
笑いながら、そのように言いました。
その言葉は、どれほど残酷に、わたくしの心を傷つけたことでしょう。
わたくしが苦渋の思いで、決断したにも関わらず、レティシアは、セヴェロリンスクに行くと、わたくしを心配して、一緒に行くと言い張りました。
わたくしは、レティシアを振り切ることはできませんでした。
それは、やはりわたくしが、お父様を、死を・・・、恐れていたからなのでしょう。
セヴェロリンスクに到着してからも、わたくしは、お父様のもとへレティシアを連れて行くことを、躊躇していました。
連れてゆけば、レティシアとしての人生は終わり、再び、レティシアはブロンディーヌとして、そして今度はお父様の所有物として、生きることになるからです。
レティシアの母親と、同じ運命をたどることになるのです。
そういったことは、リックという恋人を持ったために、これまで以上に、レティシアをずたずたに引き裂くことは、明らかでした。
ですから、お父様から再三の催促があったにも関わらず、わたくしは、その日を先延ばしにしていました。
ところが、お姉様にようやくお会いしたその日、お姉様の不用意な一言が発端で、レティシアは、全てを知ることになったのです。
わたくしは、レティシアに、心の底から同情しました。
哀れに思いました。
どうあっても助けなければならないと、思いました。
でも・・・、でも、どうしても許せないことが、起こりました。
わたくしはどうしても、許せなかったのです・・・。
レティシアのお腹に、赤ちゃんが宿ったことを。
考えてみれば、わたくしは、あの時、お姉様をも、妬んでいたのです。
アレクセイ国王への恋慕に溺れる、お姉様を嘲笑しながら、心のどこかで、妬んでいました。
わたくしは、レティシアをお父様のもとへ、向かわせました。
行かせればどうなるかわかっていても、憎しみでいっぱいになったわたくしは、そうせずにはいられなかったのです。
わたくしが、心惹かれる男性の子供を宿した、レティシア。
わたくしは、一言も想いを告げることが許されないのに、優しく抱擁されるレティシア。
そういった、濁った苦しい想いが、次から次へとあふれだして、押さえようとしても押さえようがないのです。
わたくしは、初めて、自分で自分を抑えることが、できなくなっていました。
けれども結局は、お父様のもとへ向かったレティシアを放ってはおけずに、後から追ったのです。
わたくしが、お父様のいるミラージュの隠れ家へ着いた時、レティシアは隙をついて、お父様のもとを逃げ出したところでした。
兵士たちが、レティシアを追っていました。
わたくしも、急いでレティシアを捜しました。
そして、わたくしは、自らの胸を刺して、庭に倒れるレティシアを見つけました。
わたくしは、そのレティシアを見て、もうこれで最期にしてあげよう、そう思いました。
この娘は、死んだ方が幸せなのだと、レティシアに向かい、ナイフをふりあげました。
でも・・・、でも、どうしても降り下ろせなかったのです。
レティシアを、心から愛するリックは、ウッドフィールドでの別れの朝、必ず迎えに行くから待っているように、何かあれば、必ず連絡するようにと、何度も何度も、約束させていました。
リックは、レティシアの死を知って、どれほどの、深い悲しみを背負うことになるのか。
わたくしが初めて愛した人に、どれほどの、絶望を味わせることになるのか。
それは、わたくしにとっても、耐えがたい苦痛でした。
わたくしは、どうしても、レティシアに止めを刺すことができませんでした。
代わりにわたくしは、馬車に待たせていたエマを呼び、すぐさまレティシアをその場から運び去りました。
そうして、レティシアは助かることができたのです。
レティシアをさる場所へ隠したのは、このわたくしに対して、無礼な態度を取り続けたリックに、罰をあたえるためと、先ほど書きました。
けれども、それも真実ではありません。
あえて、下世話な言葉で書きますと、わたくしの嫉妬です。
このわたくしが、あのふたりを結び付けるようなことを、どうしてできましょうか。
ふたりには、ほんのしばらく、辛い気持を味わってほしいものです。
たとえそれが、わたくしの何十分の一かだとしても。
全てが終わって、やはり、これでよかったのだと思います。
お父様のことも、お母様のことも、リックのことも、レティシアのことも、わたくしの心の傷は、到底癒えそうにありません。
ですが、最初にもお話した通り、今、わたくしは、胸の内に、一筋の希望も、感じているのです。
実を申し上げて、わたくしは、ある大きな夢を描いております。
それは、新天地で自分の土地を持ち、豊かな土壌に作物を実らせるという夢です。
その夢の実現の為に、わたくしは、新たな大地を目指します。
わたくしは、全てをあなたさまに告白し、ようやくこれまでの自分に、幕を引くことができたような気持ちでいます。
不思議です。
お父様のことも、お母様のことも、胸が張り裂けそうなほど哀しいはずなのに、一方で安堵の気持も強いのですから。
それでは、フィリップ様、本当にこれでお別れです。
どうぞ、お健やかに、お過ごしになられますよう。
ごきげんよう、国王陛下。
アンヌ
<完>
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
捨てられた王妃は情熱王子に攫われて
きぬがやあきら
恋愛
厳しい外交、敵対勢力の鎮圧――あなたと共に歩む未来の為に手を取り頑張って来て、やっと王位継承をしたと思ったら、祝賀の夜に他の女の元へ通うフィリップを目撃するエミリア。
貴方と共に国の繁栄を願って来たのに。即位が叶ったらポイなのですか?
猛烈な抗議と共に実家へ帰ると啖呵を切った直後、エミリアは隣国ヴァルデリアの王子に攫われてしまう。ヴァルデリア王子の、エドワードは影のある容姿に似合わず、強い情熱を秘めていた。私を愛しているって、本当ですか? でも、もうわたくしは誰の愛も信じたくないのです。
疑心暗鬼のエミリアに、エドワードは誠心誠意向に向き合い、愛を得ようと少しずつ寄り添う。一方でエミリアの失踪により国政が立ち行かなくなるヴォルティア王国。フィリップは自分の功績がエミリアの内助であると思い知り――
ざまあ系の物語です。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる