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夢か現実か
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「ん?ここは…いつものコンビニ?何でこんな所にいるんだ?俺は確か、バイトが終わって帰ってたんじゃ…そんでメガネを見つけて、かけたら気を失って…ってか今、働いてる?」
意味が分からなかった。バイトから帰っていた最中だったのに、メガネをかけたら、また働いてる状況になっているのだから。
「そうだ!今の時間はどうなってるんだ?」
とりあえず今の時間を知ろうとスマホを見てみた。
「え?何でだ?今日は8月14日だっただろ?何で8月16日なんだ?まさか俺、未来に来てる?!」
どうやら俺は、なぜかは分からないが、未来に来てしまったらしい。
「いや、そんな訳ないか。確か気を失って、今この状況になってるんだろ?てことはこれは夢しかないだろ!」
しかし、そんな非現実的な事はないと思い、無理矢理「夢の中」としてこの状況を理解しようとした。
「でもなぁ、夢の中なのになんでこんな意識
がしっかりしてるんだ?今までこんなことなかったぞ…」
「夢の中」と言い切りたいが、どうも不可解な部分があり、断言出来ずにいた時、店長が、気分の悪そうな顔で、入ってきた。
「お、お疲れ様です。店長。」
とりあえず気まずくなるので、挨拶をした。
「お疲れ、大和君、すまないが、裏に来てもらえないか?」
「あ、はい‥」
「来て早々、何なんだ?」と思いながら、従業員専用の部屋に呼び出された。
「あの…どうしたんですか?」
無表情で、店長が口を開いた。
「大和君、これで記念すべき10回目の品出しミスだよ。前、何て言ってたか覚えてるかね?」
「あっ!すみません…」
また、同じミスをしたことに気付いたと同時に、店長の言葉を思い出した。
「クビ‥ですよね?」
店長は、頷いた。
「大和君、その通りだよ。これだけミスをされると私も困るんだよ。申し訳ないが、今日限りでやめてもらう。」
「そうですよね…今までありがとうございました。」
無言で、店長は行ってしまった。
今まで、迷惑をかけてきたから説得する気も起きなかった。
最後のバイトを終えて、俺は、家に帰ることにした。家に帰っている最中、色々とこみ上げるものがあった。
「これは何でコンビニバイトすらまともに出来ないんだ…俺はこれからどう生きていけばいいんだ…もう死ぬしかないのかな…」
そういう事を考えていたら、今まで我慢していた涙が出てきてしまった。
「俺、これからどうなっちまうんだよ!母さん、父さんとは、縁切ってるようなもんだし、友達もいないし…寂しいよ…孤独辛いよ…」
自分の不甲斐なさに大泣きしながら、家に帰った。
「誰もいない部屋…はぁ…もういいやシャワーでも浴びよ。」
もう嫌な事を忘れようと、シャワーに向かっている時、ふと鏡を見た。
「あれ?俺、メガネかけてる?このメガネは気を失う前にかけてたやつだ。全然気づかなかった。店長、何で指摘しなかったんだろ。まぁそんな事どうでもいいや。」
シャワーを浴びるためにメガネをとった。すると突然、視界が変わった。
「え?ここどこだ?もしかして病院⁈」
メガネを取ったら俺は、病院で入院している状況になっていた。
意味が分からなかった。バイトから帰っていた最中だったのに、メガネをかけたら、また働いてる状況になっているのだから。
「そうだ!今の時間はどうなってるんだ?」
とりあえず今の時間を知ろうとスマホを見てみた。
「え?何でだ?今日は8月14日だっただろ?何で8月16日なんだ?まさか俺、未来に来てる?!」
どうやら俺は、なぜかは分からないが、未来に来てしまったらしい。
「いや、そんな訳ないか。確か気を失って、今この状況になってるんだろ?てことはこれは夢しかないだろ!」
しかし、そんな非現実的な事はないと思い、無理矢理「夢の中」としてこの状況を理解しようとした。
「でもなぁ、夢の中なのになんでこんな意識
がしっかりしてるんだ?今までこんなことなかったぞ…」
「夢の中」と言い切りたいが、どうも不可解な部分があり、断言出来ずにいた時、店長が、気分の悪そうな顔で、入ってきた。
「お、お疲れ様です。店長。」
とりあえず気まずくなるので、挨拶をした。
「お疲れ、大和君、すまないが、裏に来てもらえないか?」
「あ、はい‥」
「来て早々、何なんだ?」と思いながら、従業員専用の部屋に呼び出された。
「あの…どうしたんですか?」
無表情で、店長が口を開いた。
「大和君、これで記念すべき10回目の品出しミスだよ。前、何て言ってたか覚えてるかね?」
「あっ!すみません…」
また、同じミスをしたことに気付いたと同時に、店長の言葉を思い出した。
「クビ‥ですよね?」
店長は、頷いた。
「大和君、その通りだよ。これだけミスをされると私も困るんだよ。申し訳ないが、今日限りでやめてもらう。」
「そうですよね…今までありがとうございました。」
無言で、店長は行ってしまった。
今まで、迷惑をかけてきたから説得する気も起きなかった。
最後のバイトを終えて、俺は、家に帰ることにした。家に帰っている最中、色々とこみ上げるものがあった。
「これは何でコンビニバイトすらまともに出来ないんだ…俺はこれからどう生きていけばいいんだ…もう死ぬしかないのかな…」
そういう事を考えていたら、今まで我慢していた涙が出てきてしまった。
「俺、これからどうなっちまうんだよ!母さん、父さんとは、縁切ってるようなもんだし、友達もいないし…寂しいよ…孤独辛いよ…」
自分の不甲斐なさに大泣きしながら、家に帰った。
「誰もいない部屋…はぁ…もういいやシャワーでも浴びよ。」
もう嫌な事を忘れようと、シャワーに向かっている時、ふと鏡を見た。
「あれ?俺、メガネかけてる?このメガネは気を失う前にかけてたやつだ。全然気づかなかった。店長、何で指摘しなかったんだろ。まぁそんな事どうでもいいや。」
シャワーを浴びるためにメガネをとった。すると突然、視界が変わった。
「え?ここどこだ?もしかして病院⁈」
メガネを取ったら俺は、病院で入院している状況になっていた。
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