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第四話 アクアリウスの罠
アクアリウスの罠 八
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あれからぼくらは館に戻り、みんなで遅い昼食をとった。
それにしてもレオとアクアリウスは仲がいい。あんなことがあっても和気あいあいとテーブルをともにするんだから、よほど深い師弟愛で繋がっているんだろう。
まあ、そりゃそうか。レオにとってアクアリウスは恩人だし、聞けばアクアリウスはレオを五年もつきっきりで育てたというから、もはや姉妹に近い存在だ。
しかし今日のレオはなんだかかわいかったなぁ。ずっとぼくの腕に手を回し、肩に頭を乗せてきて、なんども、
「好きだぞ、アーサー」
なんて言ってきてさ。うれしいやら、こそばゆいやらだったよ。
なんでもぼくが歯茎から血が出るほど抗ったのがうれしかったらしい。ぼくとしては考えなしに叫んだだけなんだけど、それを言うと、
「だからだ。打算抜きでああまで言う人間はそういない。おまえが本気でわたしを愛してくれている証拠だ」
と余計によろこんでいた。なんだか恥ずかしいや。だってぼくは冷静沈着な騎士だ。騎士っていうのはいつだって寡黙であるべきなんだ。口よりも目で語り、余計なことはべらべらしゃべらない。それが男のあるべき姿なんだ。まあ、結果それがレオとアクアリウスを和解させるきっかけになったからよかったけどさ。
でも不安も残ったなぁ。あれ以来レグルスはぼくを見ると顔を真っ赤にして目を逸らし、あまり口を利いてくれない。これはすごく困る。この調子だと今後稽古ができないかもしれない。そうするとぼくの剣技はどんどん鈍ってしまうし、運動不足で太ってしまうかもしれない。そもそも彼女は友人であり仲間だ。できれば円滑に会話したいもんだよ。
それとデネボラだ。魔法合戦のとき、どうも見ないと思ったら、こっそり逃げてたらしい。馬って人間との絆が深い生き物じゃないのか? ぼくは幼いころから馬とはよく触れ合っていたけど、あいつらは野犬に吠え立てられても人間を見捨てて逃げたりしなかったぞ。
まあ、デネボラは気が弱いからしょうがないけどさ。そもそもいたところでなにもできなかっただろうし、アクアリウスは野犬とは話が違う。逃げるのも無理はない。とはいえちょっとショックだったよ。
ともあれ一日が終わった。アクアリウス一行は今夜は泊まっていくことになり、ぼくらは夕食をともにし、湯に浸かりたい者は浸かり、そしておのおの寝床に着いた。
そんな中、ぼくはリビングにいた。本来ならレオとベッドに潜り込み、昼のあの様子ならだいぶ長い夜を過ごすことになると思っていたけど、
「一時間ほどしたら部屋に来い」
とレオに言われ、こうしてリビングで待っている。
テーブルには一杯のジュースが置かれている。これもレオに渡されたもので、
「部屋に来る前にこれを飲んでおけ」
と言われたんだけど、いったいどういうつもりだろう。そもそもなんで一時間待つんだ? きっとレオのことだから、いやらしい衣装でも整えているんだろうけど、着替えるだけなら大して時間はかからないし、まずジュースの意味がわからない。
結局わからないまま一時間経ってしまった。
「まあ、いいか」
考えたところでわからないものはわからないし、とりあえず行ってみよう。
ぼくはジュースを一気に飲み干し、リビングをあとにした。
寝室の前に立ち、ぼくは扉を開けようとドアノブに手を伸ばした。すると、不意に胸騒ぎを感じた。
……なんでだろう。なんとなく違和感がある。どうして一時間待たされたんだろう。なんでジュースを飲まされたんだろう。
ぼくの悪い予感はけっこう当たる。でも、レオと寝室で逢うのにどうして悪い予感がするんだ?
理由はわからない。というか考えようとすると頭がぼやっとして思考がまとまらない。それになんだか暑い。今夜はかなり涼しいはずなのに、暑いというか、ぼくの体が熱くなっている感じだ。まさか風邪? 今日は疲れたからなぁ。
「……まあ、いいか」
ぼくは考えるのが面倒になって扉を開けた。
「来たよ」
と言って、部屋の中央にあるキングサイズのベッドに目を向けた。瞬間、
「へ?」
ぼくは固まってしまった。
それは異常な光景だった。
レオとアクアリウスがいた。
ふたりは重なっていた。
ふたりは恥ずかしいところが丸見えの下着を身に着け、うつ伏せであえぎ鳴くアクアリウスにレオが乗っかっていた。
「な、な、な、なぁ!?」
ぼくは言葉にならない声を上げた。すると、
「おお、来たか」
汗だくになった半裸のレオがぼくに目を向け、アクアリウスを放り捨てるようにして、ひざ立ちになった。
その姿を見てぼくはさらに驚愕した。
「そ、それは……!?」
レオに、ないはずのものがあった。”それ”は大きくそそり立ち、へそまで届いていた。
「フフフ、土人形だ。このあいだヴルペクラに肉体を与えるとき、土人形に魔法をかけて、生きた体を作っただろう。あれの応用だ。しかし男の快感というのも悪くないものだな」
「そ、そういう問題じゃなくて……」
「た、助けて……」
アクアリウスが息も絶えだえに言った。
「もう無理……わたし壊れちゃう」
「フフフ、そう言って実際に壊れたという話は聞きませんよ」
レオはそう言ってアクアリウスの尻を引っ叩き、短く鳴かせた。
「な、なんでこんなことを……?」
ぼくは当然の疑問をぶつけた。するとレオは当然のように言った。
「たとえ和解しようが、師匠だろうが、おまえを泣かせた事実は消えることはない。だからわたしもアクア様に涙を流してもらうことにしたんだ。もっとも、目からではなく下からだがなぁ。あははは! 見ろ、我々の寝床が涙でびしょびしょだ。まったく、みっともないお方だ」
な、なんてことだ。レオはアクアリウスを許してなかった。しかもこんなとんでもない罰を与えるなんて……
「罰ではない、むしろご褒美だ。なにせアクア様はお好きだからなぁ。その証拠にずいぶんお悦びの声を上げなさったぞ」
「あ、悪趣味だよ!」
「人聞きの悪いことを言うな。おまえもその趣味に加わるというのに」
「はあ!?」
「ふたりで交代でするんだ。なに、ちょうどいいじゃないか。アクア様はおまえに泣かされたがっていたんだから」
「バカ言わないでよ! こんなことに参加するわけないだろう!?」
「ほう、じゃあそれはなんだ?」
「え? ……あっ!」
気がつけばぼくのズボンの中身がガチガチになっていた。そのうえさっきから昂ってしょうがない。みだらな高揚が全身を駆け巡り、熱い息がはあはあ止まらない。この感覚はまさか……!
「あのジュース! 媚薬を入れたな!?」
「さあ、なんのことだか」
くそっ、やられた! おかしいと思ったんだ! だってわざわざジュースを飲む必要がないもの!
「いいから早く来い。見ろ、アクア様が欲しがって口をぱくぱくしているぞ」
レオはアクアリウスをうしろから抱え込むように両ふとももを持ち上げ、”よく見える”ようにした。
「うっ……!」
いけない! 込み上げてくる!
「やめてアーサー君……ひどいことしないで……」
ううっ! ダメだアクアリウス! そんなこと言われたら……ああ! もう耐えられない! くそっ! くそお!
「クックック、ずいぶん思い切り服を脱ぐじゃないか。そんなに慌ててがっついて、おまえも好きだなぁ。おお、おお、ずいぶん立派にして。いいぞ、やってしまえ。征服してしまえ。そして屈服させ、我々に敵う者などだれもいないとわからせてやれ。なに、時間はいくらでもある。ふたりでなんども泣かせて、服従させ、終いにはケツの穴でも平気で舐めるよう調教してやれ! くくく、あははは! あーっはっはっはっはっは!」
それにしてもレオとアクアリウスは仲がいい。あんなことがあっても和気あいあいとテーブルをともにするんだから、よほど深い師弟愛で繋がっているんだろう。
まあ、そりゃそうか。レオにとってアクアリウスは恩人だし、聞けばアクアリウスはレオを五年もつきっきりで育てたというから、もはや姉妹に近い存在だ。
しかし今日のレオはなんだかかわいかったなぁ。ずっとぼくの腕に手を回し、肩に頭を乗せてきて、なんども、
「好きだぞ、アーサー」
なんて言ってきてさ。うれしいやら、こそばゆいやらだったよ。
なんでもぼくが歯茎から血が出るほど抗ったのがうれしかったらしい。ぼくとしては考えなしに叫んだだけなんだけど、それを言うと、
「だからだ。打算抜きでああまで言う人間はそういない。おまえが本気でわたしを愛してくれている証拠だ」
と余計によろこんでいた。なんだか恥ずかしいや。だってぼくは冷静沈着な騎士だ。騎士っていうのはいつだって寡黙であるべきなんだ。口よりも目で語り、余計なことはべらべらしゃべらない。それが男のあるべき姿なんだ。まあ、結果それがレオとアクアリウスを和解させるきっかけになったからよかったけどさ。
でも不安も残ったなぁ。あれ以来レグルスはぼくを見ると顔を真っ赤にして目を逸らし、あまり口を利いてくれない。これはすごく困る。この調子だと今後稽古ができないかもしれない。そうするとぼくの剣技はどんどん鈍ってしまうし、運動不足で太ってしまうかもしれない。そもそも彼女は友人であり仲間だ。できれば円滑に会話したいもんだよ。
それとデネボラだ。魔法合戦のとき、どうも見ないと思ったら、こっそり逃げてたらしい。馬って人間との絆が深い生き物じゃないのか? ぼくは幼いころから馬とはよく触れ合っていたけど、あいつらは野犬に吠え立てられても人間を見捨てて逃げたりしなかったぞ。
まあ、デネボラは気が弱いからしょうがないけどさ。そもそもいたところでなにもできなかっただろうし、アクアリウスは野犬とは話が違う。逃げるのも無理はない。とはいえちょっとショックだったよ。
ともあれ一日が終わった。アクアリウス一行は今夜は泊まっていくことになり、ぼくらは夕食をともにし、湯に浸かりたい者は浸かり、そしておのおの寝床に着いた。
そんな中、ぼくはリビングにいた。本来ならレオとベッドに潜り込み、昼のあの様子ならだいぶ長い夜を過ごすことになると思っていたけど、
「一時間ほどしたら部屋に来い」
とレオに言われ、こうしてリビングで待っている。
テーブルには一杯のジュースが置かれている。これもレオに渡されたもので、
「部屋に来る前にこれを飲んでおけ」
と言われたんだけど、いったいどういうつもりだろう。そもそもなんで一時間待つんだ? きっとレオのことだから、いやらしい衣装でも整えているんだろうけど、着替えるだけなら大して時間はかからないし、まずジュースの意味がわからない。
結局わからないまま一時間経ってしまった。
「まあ、いいか」
考えたところでわからないものはわからないし、とりあえず行ってみよう。
ぼくはジュースを一気に飲み干し、リビングをあとにした。
寝室の前に立ち、ぼくは扉を開けようとドアノブに手を伸ばした。すると、不意に胸騒ぎを感じた。
……なんでだろう。なんとなく違和感がある。どうして一時間待たされたんだろう。なんでジュースを飲まされたんだろう。
ぼくの悪い予感はけっこう当たる。でも、レオと寝室で逢うのにどうして悪い予感がするんだ?
理由はわからない。というか考えようとすると頭がぼやっとして思考がまとまらない。それになんだか暑い。今夜はかなり涼しいはずなのに、暑いというか、ぼくの体が熱くなっている感じだ。まさか風邪? 今日は疲れたからなぁ。
「……まあ、いいか」
ぼくは考えるのが面倒になって扉を開けた。
「来たよ」
と言って、部屋の中央にあるキングサイズのベッドに目を向けた。瞬間、
「へ?」
ぼくは固まってしまった。
それは異常な光景だった。
レオとアクアリウスがいた。
ふたりは重なっていた。
ふたりは恥ずかしいところが丸見えの下着を身に着け、うつ伏せであえぎ鳴くアクアリウスにレオが乗っかっていた。
「な、な、な、なぁ!?」
ぼくは言葉にならない声を上げた。すると、
「おお、来たか」
汗だくになった半裸のレオがぼくに目を向け、アクアリウスを放り捨てるようにして、ひざ立ちになった。
その姿を見てぼくはさらに驚愕した。
「そ、それは……!?」
レオに、ないはずのものがあった。”それ”は大きくそそり立ち、へそまで届いていた。
「フフフ、土人形だ。このあいだヴルペクラに肉体を与えるとき、土人形に魔法をかけて、生きた体を作っただろう。あれの応用だ。しかし男の快感というのも悪くないものだな」
「そ、そういう問題じゃなくて……」
「た、助けて……」
アクアリウスが息も絶えだえに言った。
「もう無理……わたし壊れちゃう」
「フフフ、そう言って実際に壊れたという話は聞きませんよ」
レオはそう言ってアクアリウスの尻を引っ叩き、短く鳴かせた。
「な、なんでこんなことを……?」
ぼくは当然の疑問をぶつけた。するとレオは当然のように言った。
「たとえ和解しようが、師匠だろうが、おまえを泣かせた事実は消えることはない。だからわたしもアクア様に涙を流してもらうことにしたんだ。もっとも、目からではなく下からだがなぁ。あははは! 見ろ、我々の寝床が涙でびしょびしょだ。まったく、みっともないお方だ」
な、なんてことだ。レオはアクアリウスを許してなかった。しかもこんなとんでもない罰を与えるなんて……
「罰ではない、むしろご褒美だ。なにせアクア様はお好きだからなぁ。その証拠にずいぶんお悦びの声を上げなさったぞ」
「あ、悪趣味だよ!」
「人聞きの悪いことを言うな。おまえもその趣味に加わるというのに」
「はあ!?」
「ふたりで交代でするんだ。なに、ちょうどいいじゃないか。アクア様はおまえに泣かされたがっていたんだから」
「バカ言わないでよ! こんなことに参加するわけないだろう!?」
「ほう、じゃあそれはなんだ?」
「え? ……あっ!」
気がつけばぼくのズボンの中身がガチガチになっていた。そのうえさっきから昂ってしょうがない。みだらな高揚が全身を駆け巡り、熱い息がはあはあ止まらない。この感覚はまさか……!
「あのジュース! 媚薬を入れたな!?」
「さあ、なんのことだか」
くそっ、やられた! おかしいと思ったんだ! だってわざわざジュースを飲む必要がないもの!
「いいから早く来い。見ろ、アクア様が欲しがって口をぱくぱくしているぞ」
レオはアクアリウスをうしろから抱え込むように両ふとももを持ち上げ、”よく見える”ようにした。
「うっ……!」
いけない! 込み上げてくる!
「やめてアーサー君……ひどいことしないで……」
ううっ! ダメだアクアリウス! そんなこと言われたら……ああ! もう耐えられない! くそっ! くそお!
「クックック、ずいぶん思い切り服を脱ぐじゃないか。そんなに慌ててがっついて、おまえも好きだなぁ。おお、おお、ずいぶん立派にして。いいぞ、やってしまえ。征服してしまえ。そして屈服させ、我々に敵う者などだれもいないとわからせてやれ。なに、時間はいくらでもある。ふたりでなんども泣かせて、服従させ、終いにはケツの穴でも平気で舐めるよう調教してやれ! くくく、あははは! あーっはっはっはっはっは!」
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