魂売りのレオ

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第十話 呪術師ライブラ

呪術師ライブラ 二

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 ぼくはひとり寝室で泣きはらしたあと、洗面所で顔を洗い、気を落ち着けることにした。
 しかしこの程度のことでリフレッシュできるわけもなく、欲情は治まったものの苛立ちと悲しみは残った。
 ちくしょう、せっかく最高の夜を迎えられると思ったのに。そもそもこんな時間に来るのがおかしいよ。もうみんな眠りにつく時間じゃないか。どうせろくでもないヤツに決まってる。きっとクソやろうだ。
 まあいいさ。レオの客じゃどうせろくな目にあわないからね。自慢じゃないけどレオはすごく性格が悪いんだ。客が不幸な目にあうのを見てよろこぶような悪女だ。今回だってそうなるに決まってる。そうなってしまえ。男なら男性器をちぎられてしまえ。女なら……ううん、あんまり痛い目にあってほしくないけど、とりあえず不幸になれ!
 ぼくは応接間に向かった。レオはまだ風呂場にいるだろうけど、とりあえず先に行ってひとこと文句を言ってやろうと思った。こんな時間に非常識だ——ってね。
 ぼくは砂を蹴りつけるような気持ちで扉を開けた。開口一番「いま何時だと思ってるの?」と言おうと思っていた。
 が、息が止まった。
 恐怖で全身が硬直した。
 女がそこにいた。
 きれいなひとだった。
 しかし同時に本能が危機を感じた。
 歳は二十代後半くらいだろうか。紫がかった黒髪をうねうね伸ばし、癖っ毛らしいかたまりがそこかしこで波を描いている。
 目つきはキッと強く、眉が怒りっぽく吊り上がっている。しかし睨んでいるわけではないようで、口元は微笑んでいる。
 目鼻立ちよく、長いまつ毛が美しい。
 それが、黒い細身の衣装をまとい、気だるげに首をかたむけ、奥のソファでフン反り返っていた。
 どこかレオに似ている。しかし違う。
 殺伐とした気配がにじんでいる。
 たとえばだが、レオは支配した相手を服従させようとするが、この女は頭を踏みつけてギリギリ地面に押しつけるだろう。
 レオなら暴力で済ますところも、この女は容赦なくナイフを突き立てるだろう。
 そんな恐さがある。
 目が合っただけで暴力を振るわれそうな剥き出しの威圧感を感じる。
 そう思えてしまうほどの暗い重圧が女からにじみ出し、部屋を支配していた。
「おや、あんたが魂売りかい? そうは見えないねぇ」
 女はやや低めの、あでやかな声で言った。口調はやさぐれた娼婦とでも言おうか。だが質感は野生獣に近い。一切の天敵を持たない雄のライオンが日なたで寝そべって野うさぎに話しかけるようなゆとりがあった。
 そしてぼくは野うさぎだった。剣を持てばどんな屈強な相手にもたじろぐことのないこのぼくが、ぎゅうっと押さえつけられたかのようにこわばって返事もできなかった。
 女はフフ、と笑い、ソファの脇に佇むデネボラに黒目だけ滑らせ、言った。
「紅茶もいいんだけどさぁ、あたしゃ酒の方がいいねぇ」
 テーブルの上には手つかずの紅茶があった。デネボラは慌てて、
「あ、あらぁ。じゃあなに飲みますぅ?」
「そうさねぇ。冷えたシードルか、エールがあるとうれしいねぇ」
「はぁい、お待ちくださぁい」
 そう言ってデネボラはそそくさと部屋をあとにし、バタンと扉が閉められた。
 途端、ぼくは全身にじわっと汗をかいた。この恐ろしい気配の女と部屋でふたりきり。まるで猛獣の檻に閉じ込められたような気分だ。
 女は緊張するぼくを刺すような視線で覗き込み、余裕のある笑みで言った。
「悪いねぇ、こんな時間に」
「あ、いや……別に」
 ぼくは咄嗟に肯定した。そのことを非難してやりたかったのに、一切の反抗心が消えてしまった。それどころか機嫌を損ねないよう必死だった。
 女はさらに言った。
「あたしもこんな夜遅くなんて悪いと思ったんだけどさぁ。どうしても急ぎでねぇ」
「じ、じゃあしょうがないんじゃない……?」
「そうかい? 話のわかるヤツで助かるよ」
 ああ、レオ! 早く来てくれ! このひと恐いよ! ふつうに話してるだけなのに威圧感がすごいんだ!
 そんな悲鳴を胸の中で上げていると、
「あはははっ!」
 女がおかしそうに笑った。ゆるく開いた手のひらを口元であおり、
「なにをそんなに怯えてるのさぁ。あたしゃ客だよ。魂売りが呪術師を怖がるなんておかしいじゃないのさぁ」
 と笑い混じりに言った。
「へ、呪術師?」
 ぼくはハッとした。どうやらこのひとは呪術師らしい。そういうものがあるとは聞いていたけど、実物を見るのはこれがはじめてだ。
 女はぼくの顔色を察したらしく、
「おや、あんたあの猫ちゃんから聞いてないのかい?」
 あの猫——シェルタンのことだろうか。
「いや、ぼくは猫とは話せないから……」
「へえ……あの猫ちゃん、だれとでも話せるってわけじゃないの。生き物なのか妖物なのかわかんなかったけど、余計わかんなくなっちゃった」
 そう言って女はクスクス笑った。なにがおかしいのかぼくにはわからないが、ともかくおもしろいらしい。
「それにしても、あんたかわいいねぇ」
 女はすっくと立ち上がり、ゆらりとぼくに近づいて来た。ぼくの体がビクリとうしろに揺れた。
「さっきっからビクビクして、男のくせにずいぶん弱っちいじゃないか」
 女はぼくの左肩をつかみ、乱暴に壁に押しつけ、
「いいかおだねぇ。怖くて怖くて堪んないって貌だ」
 そう言ってゴツンとおでこを重ね合わせ、こわい目でぼくの瞳を覗き込んだ。さして強くないであろう彼女の腕力は、実際以上にぼくを重く押さえつけた。
「ご、ごめんなさい……」
 ぼくはなぜか謝っていた。目には涙が溜まっていた。それほど彼女の目が恐かった。
「謝っちゃって、かわいいねぇ。ペットにしてやろうかねぇ」
「そ、そんな、やだ……」
「いやかい? あたしのペットになったらたーっぷりかわいがってあげるよ」
「わ、わああ……」
 ぼくは震えていた。情けなくも泣きそうになっていた。体が逃げ出そうと、背中も手も頭も背後の壁にべったり張り付いていた。
「た、助けて……」
「おお? 男が”助けて”? くくく、あははは。かわいいねぇ! もっといじめてやりたくなるよ! あははは!」
 ぼくは限界だった。あと一歩で涙が出るところだった。そこに、
 ——がちゃり。
 と扉が開き、レオが顔を出した。
「レオ!」
 ぼくはヘナヘナ声で彼女の名を呼んだ。するとレオはムッと眉を曇らせ、
「おい、あばずれ。手を離せ。死にたくないだろう?」
 と言った。すると女はレオを睨み、フッと笑ってぼくから離れた。
「悪いねぇ。かわいくって、つい」
「気持ちはわかるがわたしの夫だ」
「ありゃあ、そうかい。てっきり使用人かと思ってさぁ。そりゃ悪かったねぇ」
 そう言って女は高級ソファにどっかり座り、悪びれる様子もなく首を背もたれに預けた。
 ぼくはレオがいる安心感でホッと力が抜け、そそくさと彼女の傍に寄った。するとレオは呆れるようにフフと笑い、
「おまえ、本当に女にいじめられるのが好きなんだな」
「なっ?」
 なにを言ってるんだ。好きなわけないだろう。恐くて仕方なかったんだぞ。
「だがおまえの”そこ”は大きくなっている」
「へっ!?」
 ぼくは言われてはじめて気がついた。が、ガチガチになってる!
「な、なんで!?」
「好きだからだろう」
 そ、そんなわけない! だって恐かったんだよ! いやだったんだよ! それがどうしてこんなふうに……
 ——あ、そうか!
「きっと呪術だ! このひと呪術師だって言ってたもの! たぶんぼくがそうなるよう呪いをかけたんだよ!」
 ぼくは叫ぶように言った。必死だった。
 だけど女は反論した。
「ちょっと待っておくれよ。呪術なんて使っちゃいないよ。あたしゃ仕事でどうしてもってとき以外、決して他人のこころを操作しないと決めてるのさ」
「じゃあなんでぼくは興奮してるんだ!」
「あんたがマゾヒストだからだろうよ」
「ば、バカなこと言わないでよ! ぼくは騎士だぞ! 本物の騎士の家に生まれて、本物の剣術を学び育った本物の騎士だ! ぼくがマゾなわけないじゃないか!」
「そうだろうねぇ。瞳の奥に嵐が見える。きっとそうなんだろうよ。でもそれ以上に”見える”のさ。あんたの腰に見えない尻尾が生えていて、強い女を見ると仰向けの服従ポーズでフリフリするのがさぁ」
 な、なんて言い草だ! なんとか言ってやってよレオ!
「そこまでわかるか。一流の呪術師は顔を見ただけでこころを読むというが、どうやら本物らしいな」
 レオ!
「あんたもその貫禄、一流の魂売りだね。気に入ったよ。あたしゃライブラ。あんたは?」
「わたしはレオ。こっちのマゾ犬はアーサーだ」
 レオ!!!
「なんだ、そんなに怒らなくてもいいだろう。本当のことなんだから」
「ち、違うよ! ぼくは強い男だよ! 犬なんかじゃない!」
「まあまあ落ち着け。とにかくいまは仕事だ。あんまりはしゃぐんじゃない」
 そう言ってレオはぼくの頭とあごをよしよしコロコロした。むぅ……そ、そんなことされたってごまかされないぞ……む、むぅ。
「ところで」
 レオはいぶかしむような顔で言った。
「客は入り口側のソファに座ることになっているんだが」
「ああ、そうらしいねぇ。給仕の使い魔が言ってたよ」
 呪術師ライブラはテーブルに足を乗せ、そっぽを向いた。
「でもあたしゃ安物はいやでねぇ。こっちの方がいいと思ったのさぁ」
 その言葉を聞いた瞬間、レオの眉間がぎゅうっとしわを作った。
 レオは客が偉そうにするのを許さない。レオにとって大半の人間は虫けらで、すべからく下等だ。それが生意気な態度を取るなど、ましてやレオの席に座るなど決して許すはずがない。
「どけ、アホヅラ。そこはわたしの席だ」
 レオはほんのりと殺意を込めて言った。すると、
「だれがアホヅラだって? クソブス」
 ライブラは殺されてもおかしくない返事を返した。どうやら彼女も恐ろしく傲慢ごうまんらしい。ビシッと空気にひびが入り、ぼくは自分のことでもないのに「ぎえっ」と声を漏らしそうになった。
「おまえ、だれになにを言ってるのかわかっているのか?」
 とレオはあくまで静かに言った。しかしひたいに筋が浮かんでいる。爆発寸前だ。
「あんたこそ失礼じゃないかい? あたしゃ客だよ。金がほしけりゃ少しは頭を下げな」
「きさまこそ魂がほしければ這いつくばって謝れ。店が売らんと言えば客もクソもなかろう」
「なにさ、あたしにケチをつける気かい?」
「それはわたしのセリフだ。いのちが惜しければいますぐそこを離れろ」
「ほぉ~、あたしを殺そうってのかい! 魔法よりも呪いの方が恐いってことを教えてやろうかねぇ!」
「とんだ大バカ者だな! わたしに敵う者がこの世にあると思っている!」
「上等だよクソブス!」
 ライブラが立ち上がり、ふたりは胸ぐらをつかみ合った。どちらもドス黒い殺気をブンブン振り撒いている。目は血走り、向かい合う視線が火花を散らしている。
「あわわわわわ……」
 ぼくは心底震えながら壁に背面を張り付けた。
 レオはこうなると譲らない。そしてライブラも譲る様子はない。ただ、理性だけはしっかり残っているようで、どちらも手は出していない。レオは客がほしいし、ライブラも魂を買いたい。だからきっと睨み合いののしり合いしてるんだろう。
 そこに、飲み物を持ったデネボラが顔を出した。
「あらぁ、あらあらぁ」
 彼女はふたりの殺気でおどおどし、震える手で飲み物の乗ったトレイを運んだ。しかし、
「きゃっ!」
 おびえたせいで足がもつれ、なんと高級ソファに飲み物をぶち撒けてしまった。
「あー!」
 レオとライブラは面食らって声を上げた。ぼくは黙って真っ青だった。
「ひぃん、ごめんなさぁい!」
「おまえ、なんてドジを!」
「だって、だってぇ……」
「ええい、とにかくタオルを持ってこい! まずは水気を拭き取れ!」
「はぁい!」
 そう言ってデネボラは部屋を飛び出した。
 レオが、はぁ、と頭を抱えた。
 その横で、
「で、どこをどけって?」
 とライブラが両手を広げて首をかしげて見せた。
 その口から舌をチロチロ出し、目があさってを向いた。
「……」
 レオは無言で頭を掻いた。怒りは驚きで吹き飛んでしまったらしい。殺気の代わりに呆れがにじんでいた。
 そしてうんざりした顔で言った。
「アーサー、おまえの言う通りだった」
「へ?」
「こんな夜遅くに来るのはろくでもないヤツに決まっていたよ」
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