魂売りのレオ

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第二十四話 悪党は笑う

悪党は笑う 六

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 尋問は、驚くほどすんなりだった。
「痛いのはやめてください! すべてお話します!」
 盗賊たちを捕まえた自治会は、事務所に詰め込み、地下室で尋問をすることとなった。
 そうしてひとり目を壁にくくりつけ、顔のこわい男がじろりと睨みつけたところで、すぐに降参してしまった。
「おれたちは元役人です」
 彼らの大半は元々どこかの街の役人だった。事務関係もいるが、ほとんどが衛兵で、あとの何割かは市民から選んで仲間に加えたという。中には浮浪者もいるようだ。
カシラは役人と繋がっていて、あらかじめ賄賂わいろで手回しをしていました。あんまり本気で捜査しないようにって」
 いくら盗賊がやり手でも、捜査が進めばいずれアジトが見つかる。いつかはだれかが捕縛され、調査される。
「真面目に捕まえるはずないですよね。だって、しゃべったら賄賂のこともバレるんですから。全員ってわけじゃないけど、結構な要所にばら撒いてたらしいですよ」
 おじさんは彼になぜ盗賊になったのか訊いた。すると、
「元々おれも汚職役人だったんです。カシラから賄賂もらって犯罪を見逃してました」
 カシラの名は?
「キャンサーって男です」
「キャンサー!?」
 それを聞いた途端、ぼくとレオは同時に前のめりで叫んだ。
「おまえたち、知っているのか?」
 おじさんは呆気に取られたというか、不思議そうにぼくらを覗き込んで訊いた。
「知ってるもなにも友人だ」
 そう、キャンサーはぼくらの友人だ。かつてギャンブル街で出会った彼は大型カジノを乗っ取り、なんやかんやあって店を潰してトンズラした。
 その後ビーチで海の家を経営し、本来なら廃棄されるような肉を無理やり調理して客に出していた。しかもリピーターを増やすために中毒性のある危険なきのこを混ぜたりしていた。
 それが去年の夏だ。最後に会ってからおよそ一年が経っており、そろそろまた彼のビーチへ遊びに行こうかなどと話していた。
「へえ……さすがカシラ。カジノ店を乗っ取ったなんてなァ」
 話を聞いて盗賊役人はおもしろがった。どうやらキャンサーの過去までは知らないらしい。おじさんは立場をわかってないスットボケのすねにいい音の蹴りを入れた。
 悲鳴と嗚咽おえつを背後に、
「おまえ……なんてヤツと友達なんだ」
「なかなかおもしろいヤツでな」
「だが悪党とは知っていたんだろう? もう少し友達を選んだらどうだ」
「安心してくれ。わたしはつまらんヤツとは仲よくせん」
 はぁ……と、おじさんが頭をかかえた。あー、なんかこの感じ既視感きしかんあるなぁ。ぼくもレオと付き合いの浅かったころはこんなだった気がする。
「それで、そのキャンサーという男から賄賂をもらっていたというのは?」
 おじさんは疲れた顔のまま言った。しつけの行き届いた盗賊はおずおずと、
「はい……悪徳商売を見逃すのにもらっていました。今日捕まった別の仲間にも何人か同様の者がおります」
「いくらくらいだ?」
 と問うと、なんと毎月小遣い程度の金で買収されていた。ちょっと仕事に精を出せば簡単に稼げる額だ。衛兵は固定給だとしても、ほんの数日アルバイトか内職をすれば事足りる。たったそれだけのはした金で、市民のいのち健康を脅かす悪行を見逃していたのか!
 ぼくは呆れちゃったよ。それじゃ役人はなんのためにいるんだ。まあ、ぼくらは放置するどころか応援までしちゃったけどさ。
「この国の役人は汚職が多いからな」
 レオはニヤニヤ顔で言った。ちなみにさっき男が蹴られてからこんな顔をしている。
「たしかにキャンサーからの賄賂ははした金だ。だが他のヤツからも受け取り、積もり積もればかなりの額になる。それじゃ仕事に身が入るわけがないよなぁ」
「だから自治会ができたんだ」
 おじさんは壁に背をつけ、腕を組み言った。
「あんなヤツらに治安を任せてられないからな。事実、金で事件を握りつぶしていやがった。この国の悪いところだよ」
 大国で、他国に潰される恐れが少ない。だから自然、役人が腐る。国とはそういうものだ——とレオは言った。よくわかんないけど、よくないね!
「まあ、汚職役人はたっぷり捕まえたんだ。全員しっかり尋問して、かく自治会に情報を流布るふしよう」
 おじさんはそう言ってひと呼吸置き、
「それよりいまは盗賊団だ。カシラはどこにいる」
「はい、おそらく西国かと」
「なに!?」
 おじさんは盗賊の胸ぐらをつかみ、ぐいと引き寄せた。そして顔を間近に、
「どういうことだ!」
 とツバが飛ぶほどの怒号で言った。
 なぜおじさんがこんなにも声を張り上げるのか。それは西国の検問が厳しいからだ。
 盗賊騒ぎは向こうにも知れ渡っているはずだ。となれば入国は簡単じゃない。厳重な審査を受けるか、許可証なくして通ることはできない。
「なぜ西にいるんだ!」
「き、きっと盗品を売りに……」
「バカを言うな! この盗賊騒ぎの中で盗品を持っていけば間違いなく検問で引っかかるぞ! それがなんで入れるんだ!」
「そ、そこまでは……痛い、痛い!」
「吐け! 洗いざらい話せ!」
「うっ!」
 うわ、いい平手ひらて入ったなぁ。ただのビンタなのに鼻血出てるよ。なんだか見てて痛々しいや。
「吐かねえとこんなもんじゃ済まねえぞ!」
「あぎゃあ! 知らない! 知らなっ、ぐう!」
 うげ、すっごい痛そう。ぼくもう見たくないや。ねえレオ、外に出てよう?
「ふむ……そうだな。わたしも暴力はあまり好きではない」
 え、ホント? 意外だなぁ。レオは他人の不幸が大好きだと思ってたけど……
「なんというか、こういうストレートな痛みはそれほどおもしろくない。できれば人生を破壊されるとか、破滅から逃れられないといった苦痛が望ましい」
 あー、なるほど。君らしいや。
「おじさん、わたしたちは外でメシでも食ってくる」
 そう言ってレオは地下室をあとにしようとした。すると、
「ん? じゃあちょっと待ってくれ。おい、おまえ代われ」
 おじさんはいっしょにいた男に尋問の続きを任せ、
「おれも行く。そのキャンサーとやらの話を聞きたいからな」
「わかった、おじさんのおごりな」
 そんなわけでぼくらは食事に出かけた。といっても外で食べるわけにはいかない。おじさんは“顔を覚えられない魔法”にかからないからだ。
「すまんな。サジッタに“ひげの伸びがよくなる魔法”をかけてもらっていて、これは解除したくないんだ」
 対象に状態を付与する“状態魔法”は、ひとつのものに、ひとつしかかけることができない。レオの母さんがかけた魔法は、おじさんの精神と色濃く合致し、レオの強大な魔力でも引き剥がせないほど染み込んでいる。
「くだらん魔法だ」
 とレオは言ったが、なにがくだらないっていうんだ。最高じゃないか。ぼくにもぜひかけてほしいよ。
「残念だが、わたしはその魔法を知らんのだ。もっとも知っていたとしても、おまえにだけはかけんがな」
 そんな! ……神よ!
「しょうがない、若いのに適当に買ってこさせるか」
 おじさんは部下に食事を用意させ、ぼくらは個室で食べながらキャンサーの話をした。
「なるほど……悪知恵の働く男ってわけか」
 ひとしきり食べ終わったおじさんはコーヒーをすすり、言った。
「おまえ、よくそんなヤツとツルんでるな」
「実力のあるヤツが好きなんだ」
「……まあ、たしかにこれだけのことをしでかすくらいだから、能力はあるんだろうな」
 おじさんは苦い顔をこぼし、
「ところで、そいつと会うことはできないのか?」
「キャンサーと?」
「このまま放っておくわけにはいかないだろう。なんとかして捕まえたい」
「ふぅむ……困った」
 レオはあごに手を置き、めずらしく真面目な顔をした。
「友を裏切ることになる」
「バカ! その友のおかげで国がめちゃくちゃなんだぞ! 下手に放置すればこの街だってどうなっていたか!」
「ううむ……街がダメになるのは困る」
「ねえレオ、しょうがないんじゃない?」
 ぼくはちょっぴりしょぼくれた声で言った。
「ぼくもキャンサーはきらいじゃないけど、悪いことしちゃったんだし、もうしょうがないよ。死人も出てることだしさ」
「……そうだな」
 レオはためらいながらもコクンとうなずいた。
「限度を越えたあいつが悪い……か。おもしろいヤツだったのに残念だ」
 そう言ってレオは遠い目をした。こんな彼女を見るのははじめてだった。
 キャンサーはまず死罪になるだろう。大量の金品を奪い、多くの市民を苦しめ、人死ひとじにを出した。禁固刑で済むはずがない。せめて苦しまずに死んでほしいところだけど、この国の重罰は鞭打ちと決まっている。痛みが重なって、重なって、やがて耐えきれずに絶命するという恐ろしい処刑だ。
「……さんざん暴れて贅沢したんだ。太く生きたことだろう」
 レオはフッと苦い笑みを浮かべた。それで彼女が気持ちを切り替えたのだとわかった。
「それで、どうやってそいつと会うんだ?」
 おじさんが訊いた。すると、
「知らん」
「は?」
「だから知らん」
「おまえ、腹をくくったんじゃないのか?」
「逆に聞くが、おじさんは遠方にいる人間とやりとりする方法なんてあると思うのか?」
「そりゃあ……」
「たとえば呪術師相手なら、召喚術である程度呼べるかもしれん。それか強い念のこもったものがあれば、多少の探しようがあった。だがあいつからもらったものといえば酒や珍味ばかりで、あいつ特有というものがない。それに西国にいるんじゃわたしも近寄れんしな」
「ううむ、やっととっ捕まえる方法が見つかったと思ったのにな」
 おじさんはギリリと奥歯を鳴らした。今回のことで盗賊騒ぎは収まるかもしれないが、根本こんぽんのキャンサーを捕まえなければ安心できない。これまでの悪行をかんがみて、放置していい人間ではない。今後どんな事件が起きるかわかったもんじゃない。
 だけどレオはあっけらかんと言った。
「別にわたしでなくても見つけられるだろう」
「どういうことだ?」
「あの三十人の手下は、いずれどこかでキャンサーと会うことになっていたはずだ。ならその予定を聞き出し、うまいことやればよかろう」
「アッ、そうか!」
 おじさんは一瞬口を大きく開け、パッと明るい顔で言った。
「なるほど、言われてみればその通りだ。お宝を集めておしまいじゃない。キャンサーに渡すはずだ」
 そうかなあ? 金目のものたっぷり手に入れたらどっか逃げちゃったりしない?
「だが金に替えるルートがない。国内なら盗品で足がつく。それにこれだけ成功しているなら、いっときの金より長期的な報酬の方が魅力的だろう」
 なんてレオは言うが、そんなもんかな?
「それに優秀なリーダーというのは、ひとをきつけるものだ。盗みの快楽もあるというしな。まず合流の流れと見ていいだろう」
「よし、訊いてこよう」
 おじさんは早速立ち上がり、ドカドカと地下室に向かった。それからしばらくして、
「おまえの言う通りだったぞ。今夜待ち合わせだそうだ」
 個室に戻ったおじさんは意気揚々いきようようと言った。
「どうする、おまえも来るか?」
「いや、わたしはよすよ。友が苦しむところを見たくない」
「そうか……それもそうだな」
「さて、そろそろ帰るか。やることもやったしな」
「おまえのおかげで助かったよ。あとで礼をする」
「いいさ。でもどうなったかは教えてくれよ」
 そんなわけで、ぼくらは館に戻った。
 長い一週間だった。
 毎日毎日馬車に乗り、炎天下、風をさえぎられて座りっぱなしで待つのは大変だった。
 やっと終わったという安堵感がある。
 事件が解決し、いままで通りの日常が送れるよろこびがある。
 だけど、達成感は薄い。
「どちらも救うということはできんからな」
 夕方、小リビングのソファに座り、レオが言った。
「正直キャンサーは死なせたくない。だがわたしの街をおびやかす以上、仕方がない」
 もし自分に被害がなければ、たとえ国を滅ぼす大悪党だろうと救った、とレオは言う。それはそれで問題ある気がするけど、こう見えてレオが仲間想いなのを、ぼくはよく知ってる。
「……今夜は早く寝てしまおう。少しは気がまぎれる」
 そう言ってレオはググッとウィスキーのロックを飲み干し、次の一杯をそそごうとした。そのとき、
「レオ様ー! お客さんですよー!」
 ノックもせずにアルテルフが扉を開けた。全身が笑顔に見えるほどウキウキで、動きもハキハキしている。
「どうした、そんなうれしそうな顔をして」
「あれー? レオ様元気ないですねー! せっかくひさびさにおもしろいひとが来たってのにー!」
「おもしろいひと? 知り合いか?」
「キャンサー様ですよー! きっとまたおみやげ持ってきてくれましたよ! いったいなにかなー!」
「なに!? キャンサーだと!?」
 レオはソファから跳ねるように立ち上がった。美しい瞳は美貌を感じさせないほどまん丸に見開いていた。
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