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第31話 戦前交渉
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おれたちは最高に活気づいていた。
オーンスイ三十人はもちろん、その熱を受けたナーガス兵士たちも口々に好物の名を叫び、追い風のような気合いが重圧を消しとばしていた。
そんな中、
「おい! あれを見ろ!」
ひとりの兵士が、北東、一番数の多い方を指差した。
「あ、あれは……魔王か!?」
一匹、抜きん出てでかい魔物がいた。
ほかはせいぜい三メートルなところ、そいつはざっと見て背まで五メートルはあった。
むかし絵で見た”ゾウ”に似ている。
その背中に、そいつがいた。
青い肌、赤い瞳、黒いマントの男が悠々とまたがっていた。
「魔王だ! 魔王がいるぞ!」
と兵士どもがわめいたが、ありゃ違え。
遠くてはっきりはしねえが、よく見りゃ顔が違う。
「女王さん! ありゃ魔族だ!」
おれは後方に向かって叫んだ。すると、
「なに!? それはきさまらが旅の道中で戦った、イヴォージィやキレジィとおなじものか!?」
「だろうな! 攻撃が効かねえから気ィつけな!」
「ちょうどいい! 魔王捕縛の練習にうってつけだ!」
ほー、さすが女王さん。こんな危機的状況でも前向きたぁ気に入ったね。部下が惚れ込むのも当然か。
「ベンデル、あの大軍はおそらくあいつが操作してるぞ」
オンジーが言った。
「君は言っていたな。ヤツらには魔物を操る力がある——と。ならば今回もそうだろう。まさかこの数の魔物がこれほど規律ある動きをするとは思えない」
なるほど、つまりあのやろうをぶち殺せばいいってことだな。
安心しな! どっちにしてもぶち殺すからよ!
「頼んだぞ。魔族を殺せるのはおそらく君の”無敵泣き虫”だけだ。できるだけ泣けるよう準備しておいてくれ」
あ……そうか。
あのクソ魔族を殺すにはトリガー・スキル”無敵うんこ漏らし”を発動させねえといけねえのか。
おいおい、ちと待て。この大勢の前でクソ漏らすのか?
無理だよ~。だって恥ずかしいもの~。そりゃ勘弁してくれ。
いいじゃん、女王が捕まえるって言ってるんだから。
やらせてやろうよ。殺しちゃ悪いって。
そんなことを考えているときだった。
魔族を乗せた巨大な魔物が群の先頭に立ち、大声で叫んだ。
「人間どもに告ぐ! 降伏か、死か、どちらかを選べ!」
およ、降伏って選択肢があんのかい。どーゆーつもりだ?
「おれは魔族ヴィチグン! 偉大なる魔王様の眷属にして、忠実なしもべだ! ここに魔王様を邪魔した人間”ベンデル・キーヌクト”がいると知って始末しに来た! もしベンデルの首を差し出すというなら手を引いてやろう!」
な、なんだとこのやろう! ぶっ殺してやる!
「待てベンデル!」
離せオンジー! あいつナメたことほざきやがって! ただじゃおかねえ!
「行くな! いま行けばあいつを仕留められなくなるぞ!」
なに!? ……なんで?
「君のスキルは涙を流しているわずかなあいだしか発動しないんだろう! まだ数百メートルは距離がある! いま行けば標的にされ、スキルを使わざるを得なくなる! そうなれば、ヤツに近づく前に終わってしまうぞ!」
ふーむ……よくわかんねえけどそうなの?
「そうなんども泣けるものじゃないだろう。とにかく待て。ここぞというタイミングで接近するんだ」
……けっ、しょうがねえ。ヴィチグンとやら、ちっとだけ寿命が伸びたな!
さーて、女王さんはどう返すんだい?
おれの方をじっと見て、なにか考えてんのかい?
……まさか言う通りにしようなんて思ってねえよな?
「はっ、なにを言うかと思えば!」
女王は魔族ヴィチグンに嘲笑を向け、叫んだ。
「ベンデル!? そんなヤツは知らん! たとえいたとしても降伏などありえん!」
お、言ってくれるね!
そうだそうだ! もっと言ってやれ!
「どうせ魔王は人類を皆殺しにするつもりだろう! そんな約束守るとは思えんし、いま戦わずともいずれ刃を交えるさだめ! なら、ここできさまらのいのち、摘み取ってくれる!」
「嘘をつくな!」
「なに!?」
「ここに東南からベンデルの一行が来ていることは、ワイバーンの追跡でわかっている!」
あ! あのストーカーワイバーンってあいつが操ってたのか!
「ベンデル! いるんだろう! きさまのことは知っている! 無敵になり、一瞬で魔物を灰にしてしまう恐ろしいトリガー・スキルを持っているそうだな! だがスキルが使える時間はわずか限り! この数を相手にまず勝ち目はないだろう! 仲間ごと踏み潰されたくなかったらいさぎよく死ね! きさまが死ねば丸く納まるのだ!」
このやろお~! 好き放題言いやがって! もう我慢できねえ!
「ざけんなこのやろー!」
おれはズンズンと胸を張るように前に出て、
「スキルだあ~!? んなもん使わなくたってこのベンデル・キーヌクト様は強えんだよ! 殺せるもんなら殺してみろ!」
「あっ、バカ!」
うぐっ! なにすんだカレーノ!
おれを沈めるように頭を押さえて、むむ、やらかいのが背中に当たる……
「なんで名乗っちゃうのよ!」
「だって名乗んねえとわかんねえだろ」
「わかっちゃダメなのよー!」
えっ? そうなの?
「顔がバレてなければこっそり近づいてスキルでやっつけられたでしょー! あのときキレジィは似顔絵を破ったのよ! じゃあヴィチグンは、あなたの顔を知らないかもしれないじゃない!」
あ、そーかあ! こりゃまずいことしたなあ!
「そこか! そこにいるのか!」
あちゃ、こっち見てる。
「魔物どもよ! あの男だ! あの男を殺せえーーッ!」
げっ、ヴィチグンの目が赤く輝いたと同時に、クソ魔物どもがおれを睨んで……走ってきたー!
もしかしてあれ、ぜんぶおれが戦うの!?
——ジャン、ジャン、ジャン!
焦るおれの背後から、ドラの音が三度響いた。そして、
「全軍! 戦闘開始ーーッ!」
女王の怒号が響き渡った。
「うおおおーーッ!」
兵士どもが叫ぶ。兵士どもが沸き立つ。
兵士どもが前進し、地響きと土煙が舞い上がる。
うーん……なんでもいいけど要は戦うっちゅーことだな。よーし!
「おれたちも行くぞー! うまい肉と酒のためにーーッ!」
「肉ーーーーッ!」
「酒ーーーーッ!」
「ぶっ殺おおーーす!」
そうだ! その意気だ! オーンスイ勇者部隊、突撃だアアアーーーーッ!
オーンスイ三十人はもちろん、その熱を受けたナーガス兵士たちも口々に好物の名を叫び、追い風のような気合いが重圧を消しとばしていた。
そんな中、
「おい! あれを見ろ!」
ひとりの兵士が、北東、一番数の多い方を指差した。
「あ、あれは……魔王か!?」
一匹、抜きん出てでかい魔物がいた。
ほかはせいぜい三メートルなところ、そいつはざっと見て背まで五メートルはあった。
むかし絵で見た”ゾウ”に似ている。
その背中に、そいつがいた。
青い肌、赤い瞳、黒いマントの男が悠々とまたがっていた。
「魔王だ! 魔王がいるぞ!」
と兵士どもがわめいたが、ありゃ違え。
遠くてはっきりはしねえが、よく見りゃ顔が違う。
「女王さん! ありゃ魔族だ!」
おれは後方に向かって叫んだ。すると、
「なに!? それはきさまらが旅の道中で戦った、イヴォージィやキレジィとおなじものか!?」
「だろうな! 攻撃が効かねえから気ィつけな!」
「ちょうどいい! 魔王捕縛の練習にうってつけだ!」
ほー、さすが女王さん。こんな危機的状況でも前向きたぁ気に入ったね。部下が惚れ込むのも当然か。
「ベンデル、あの大軍はおそらくあいつが操作してるぞ」
オンジーが言った。
「君は言っていたな。ヤツらには魔物を操る力がある——と。ならば今回もそうだろう。まさかこの数の魔物がこれほど規律ある動きをするとは思えない」
なるほど、つまりあのやろうをぶち殺せばいいってことだな。
安心しな! どっちにしてもぶち殺すからよ!
「頼んだぞ。魔族を殺せるのはおそらく君の”無敵泣き虫”だけだ。できるだけ泣けるよう準備しておいてくれ」
あ……そうか。
あのクソ魔族を殺すにはトリガー・スキル”無敵うんこ漏らし”を発動させねえといけねえのか。
おいおい、ちと待て。この大勢の前でクソ漏らすのか?
無理だよ~。だって恥ずかしいもの~。そりゃ勘弁してくれ。
いいじゃん、女王が捕まえるって言ってるんだから。
やらせてやろうよ。殺しちゃ悪いって。
そんなことを考えているときだった。
魔族を乗せた巨大な魔物が群の先頭に立ち、大声で叫んだ。
「人間どもに告ぐ! 降伏か、死か、どちらかを選べ!」
およ、降伏って選択肢があんのかい。どーゆーつもりだ?
「おれは魔族ヴィチグン! 偉大なる魔王様の眷属にして、忠実なしもべだ! ここに魔王様を邪魔した人間”ベンデル・キーヌクト”がいると知って始末しに来た! もしベンデルの首を差し出すというなら手を引いてやろう!」
な、なんだとこのやろう! ぶっ殺してやる!
「待てベンデル!」
離せオンジー! あいつナメたことほざきやがって! ただじゃおかねえ!
「行くな! いま行けばあいつを仕留められなくなるぞ!」
なに!? ……なんで?
「君のスキルは涙を流しているわずかなあいだしか発動しないんだろう! まだ数百メートルは距離がある! いま行けば標的にされ、スキルを使わざるを得なくなる! そうなれば、ヤツに近づく前に終わってしまうぞ!」
ふーむ……よくわかんねえけどそうなの?
「そうなんども泣けるものじゃないだろう。とにかく待て。ここぞというタイミングで接近するんだ」
……けっ、しょうがねえ。ヴィチグンとやら、ちっとだけ寿命が伸びたな!
さーて、女王さんはどう返すんだい?
おれの方をじっと見て、なにか考えてんのかい?
……まさか言う通りにしようなんて思ってねえよな?
「はっ、なにを言うかと思えば!」
女王は魔族ヴィチグンに嘲笑を向け、叫んだ。
「ベンデル!? そんなヤツは知らん! たとえいたとしても降伏などありえん!」
お、言ってくれるね!
そうだそうだ! もっと言ってやれ!
「どうせ魔王は人類を皆殺しにするつもりだろう! そんな約束守るとは思えんし、いま戦わずともいずれ刃を交えるさだめ! なら、ここできさまらのいのち、摘み取ってくれる!」
「嘘をつくな!」
「なに!?」
「ここに東南からベンデルの一行が来ていることは、ワイバーンの追跡でわかっている!」
あ! あのストーカーワイバーンってあいつが操ってたのか!
「ベンデル! いるんだろう! きさまのことは知っている! 無敵になり、一瞬で魔物を灰にしてしまう恐ろしいトリガー・スキルを持っているそうだな! だがスキルが使える時間はわずか限り! この数を相手にまず勝ち目はないだろう! 仲間ごと踏み潰されたくなかったらいさぎよく死ね! きさまが死ねば丸く納まるのだ!」
このやろお~! 好き放題言いやがって! もう我慢できねえ!
「ざけんなこのやろー!」
おれはズンズンと胸を張るように前に出て、
「スキルだあ~!? んなもん使わなくたってこのベンデル・キーヌクト様は強えんだよ! 殺せるもんなら殺してみろ!」
「あっ、バカ!」
うぐっ! なにすんだカレーノ!
おれを沈めるように頭を押さえて、むむ、やらかいのが背中に当たる……
「なんで名乗っちゃうのよ!」
「だって名乗んねえとわかんねえだろ」
「わかっちゃダメなのよー!」
えっ? そうなの?
「顔がバレてなければこっそり近づいてスキルでやっつけられたでしょー! あのときキレジィは似顔絵を破ったのよ! じゃあヴィチグンは、あなたの顔を知らないかもしれないじゃない!」
あ、そーかあ! こりゃまずいことしたなあ!
「そこか! そこにいるのか!」
あちゃ、こっち見てる。
「魔物どもよ! あの男だ! あの男を殺せえーーッ!」
げっ、ヴィチグンの目が赤く輝いたと同時に、クソ魔物どもがおれを睨んで……走ってきたー!
もしかしてあれ、ぜんぶおれが戦うの!?
——ジャン、ジャン、ジャン!
焦るおれの背後から、ドラの音が三度響いた。そして、
「全軍! 戦闘開始ーーッ!」
女王の怒号が響き渡った。
「うおおおーーッ!」
兵士どもが叫ぶ。兵士どもが沸き立つ。
兵士どもが前進し、地響きと土煙が舞い上がる。
うーん……なんでもいいけど要は戦うっちゅーことだな。よーし!
「おれたちも行くぞー! うまい肉と酒のためにーーッ!」
「肉ーーーーッ!」
「酒ーーーーッ!」
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