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第一章
遥と幸太4
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幸太は口をへの字にして
「もう! 遙先輩はいつまでたっても、僕を子供扱いするんだから!」
と叫び、勢い良く席から立ち上がると
「遙先輩、これだけは忘れないでくださいね。
僕は、遙先輩だけの騎士になるって決めたんです! だから、例え遙先輩がどんな姿になったって、世界中の人が遙先輩の敵になっても、僕だけは遙先輩の味方ですから」
ガッツポーズをして自席へと戻って行った。
遥はそんな幸太の後姿を微笑んで見つめて居た。
時刻は8:30
「おはようございま~す」
事務職のリーダー、相田紀子が出勤して来た。
「おはよう」
笑顔で答える遙に
「あ、そうそう。日下部さん、そこの公園で猫にまみれてましたよ~」
くすくす笑いながら、出て行ったきり戻らないカメラマンの所在を紀子が伝える。
「あの馬鹿~~~」
遙が机を叩くと
「幸太!」
叫んだ時にはもう
「冬夜さんを猫から取り戻して来ます」
そう言いながら、幸太は冬夜を呼びに走り出していた。
この時はまだ、いつもと変わらない毎日が、ずっと続くと思っていた──────
「もう! 遙先輩はいつまでたっても、僕を子供扱いするんだから!」
と叫び、勢い良く席から立ち上がると
「遙先輩、これだけは忘れないでくださいね。
僕は、遙先輩だけの騎士になるって決めたんです! だから、例え遙先輩がどんな姿になったって、世界中の人が遙先輩の敵になっても、僕だけは遙先輩の味方ですから」
ガッツポーズをして自席へと戻って行った。
遥はそんな幸太の後姿を微笑んで見つめて居た。
時刻は8:30
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笑顔で答える遙に
「あ、そうそう。日下部さん、そこの公園で猫にまみれてましたよ~」
くすくす笑いながら、出て行ったきり戻らないカメラマンの所在を紀子が伝える。
「あの馬鹿~~~」
遙が机を叩くと
「幸太!」
叫んだ時にはもう
「冬夜さんを猫から取り戻して来ます」
そう言いながら、幸太は冬夜を呼びに走り出していた。
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