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パブリック・ドメインを和訳&公開したら一日も経たないうちに削除されたよ、という話。
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当アカウントの投稿作品が削除された経緯をご報告します。
2022年4月26日。
『フラワー・ウェディング ~花たちの結婚式~【ウォルター・クレインの絵本】』と題した作品を、アルファポリス内の絵本カテゴリで投稿しました。
その翌日、運営様から当該作品の削除作業を行ったとの連絡を頂戴しました。
原作者のウォルター・クレインは1915年に死没したため、現在、彼の作品はパブリック・ドメインとなっています。
著作権が消滅した状態ですから、既訳を盗用せずに独自に翻訳すれば法的には問題ない……と解釈しての投稿だったのですが、アルファポリスの方針としてはやはりNGであるとのこと。
具体的には、アルファポリス利用規約第13条5項に抵触する、とのご指摘を受けました。
いや、私も事前に利用規約を読んではいたのですが、しかし「原作はパブリック・ドメインだから第三者の権利を侵害することにはならない」と、高をくくっていた結果がこれ……。
現実には、そんなシンプルな話ではありませんでした。反省です。
勉強不足ゆえに間違っているかもしれませんが、つまり、翻訳物は広い意味での「二次創作」に該当する、ということなのかもしれません。
「二次創作」っていうと、私のイメージでは、著作権が現存する漫画・アニメ・ゲーム・ドラマ・小説などのファンが、萌えたぎるパッションで妄想を爆発させた作品を思い浮かべちゃうのですが、法的な定義はまた違うのでしょうか。
ともかく、翻訳物が二次的な産物であることは間違いないので、少なくともアルファポリスでは、パブリック・ドメインの和訳も二次創作として括られるのかな、と推測しています(いまだによくわかってなくてすみません)。
ここから蛇足ですが、実は。
アカウントを作成する前、小説投稿サイトを選ぶ段階で、「大手のサイトで、実際にパブリック・ドメインの翻訳して公開しているアカウントはあるのか、否か」って、一応下調べ? はしていました。
それで、小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、それぞれのサイトで著作権切れの作品を和訳して投稿しているアカウントが複数あるのを発見したので、ならば大丈夫だろうと思ったのがいけなかった……いやー、アルファポリスについていえば全然大丈夫じゃなかったです。
初回投稿の翌日の午後にはきっちり削除されていたので、とても迅速な対応でした。
アルファポリスの絵本カテゴリの場合、作品数が少ない&読み手が少ないせいか、新作ブーストで瞬間的にカテゴリ別ランキングの上位に食い込んだので、運営の人の目に留まりやすかったのかなと想像します。
ちなみに先ほど確認したら、私より数年はやく投稿された、ほかの方のアカウントの翻訳作品は削除されていないままでした。
これはもちろん、「運営様に見つからなければ大丈夫っぽいよ」という意味じゃありませんよっ。
アルファポリスでは、著作権切れ作品の和訳は削除対象になるので、翻訳物に関しては、別のサイトを検討したほうがいいですよ~!って意味です。
それから、投稿ルールについて少しでも分からない点があったら、早合点して投稿する前に運営側にちゃんと問い合わせてみたほうが確実ですよ~ってことも伝えたい。
(運営様から私に送られてきたメールの印象は、簡潔で感じの良いものでしたから、なにかあれば安心して問い合わせしてよいと思います)
私と同じように翻訳を趣味としていて、パブリック・ドメインの作品を翻訳してどこかに載せたいと思っている人、意外とけっこういるんじゃないかなと思うので。
労力と時間を割いて投稿したら、規約違反で削除されちゃったって、むなしいですからね(実感)。
私っていつもこんな感じでうっかり&思い込みで無駄なことばかりしてる気がする……。
まだ決めてませんが、翻訳物はpixivにでも投稿しようかな、と考え中です。
イラストや漫画が主軸のサイトなので、小説や絵本などの文章はあまり読まれなさそうですが、試してみる価値はあるかも。
そして、アルファポリスでは、たまにエッセイかなんかでも投稿していこうと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
2022年4月26日。
『フラワー・ウェディング ~花たちの結婚式~【ウォルター・クレインの絵本】』と題した作品を、アルファポリス内の絵本カテゴリで投稿しました。
その翌日、運営様から当該作品の削除作業を行ったとの連絡を頂戴しました。
原作者のウォルター・クレインは1915年に死没したため、現在、彼の作品はパブリック・ドメインとなっています。
著作権が消滅した状態ですから、既訳を盗用せずに独自に翻訳すれば法的には問題ない……と解釈しての投稿だったのですが、アルファポリスの方針としてはやはりNGであるとのこと。
具体的には、アルファポリス利用規約第13条5項に抵触する、とのご指摘を受けました。
いや、私も事前に利用規約を読んではいたのですが、しかし「原作はパブリック・ドメインだから第三者の権利を侵害することにはならない」と、高をくくっていた結果がこれ……。
現実には、そんなシンプルな話ではありませんでした。反省です。
勉強不足ゆえに間違っているかもしれませんが、つまり、翻訳物は広い意味での「二次創作」に該当する、ということなのかもしれません。
「二次創作」っていうと、私のイメージでは、著作権が現存する漫画・アニメ・ゲーム・ドラマ・小説などのファンが、萌えたぎるパッションで妄想を爆発させた作品を思い浮かべちゃうのですが、法的な定義はまた違うのでしょうか。
ともかく、翻訳物が二次的な産物であることは間違いないので、少なくともアルファポリスでは、パブリック・ドメインの和訳も二次創作として括られるのかな、と推測しています(いまだによくわかってなくてすみません)。
ここから蛇足ですが、実は。
アカウントを作成する前、小説投稿サイトを選ぶ段階で、「大手のサイトで、実際にパブリック・ドメインの翻訳して公開しているアカウントはあるのか、否か」って、一応下調べ? はしていました。
それで、小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、それぞれのサイトで著作権切れの作品を和訳して投稿しているアカウントが複数あるのを発見したので、ならば大丈夫だろうと思ったのがいけなかった……いやー、アルファポリスについていえば全然大丈夫じゃなかったです。
初回投稿の翌日の午後にはきっちり削除されていたので、とても迅速な対応でした。
アルファポリスの絵本カテゴリの場合、作品数が少ない&読み手が少ないせいか、新作ブーストで瞬間的にカテゴリ別ランキングの上位に食い込んだので、運営の人の目に留まりやすかったのかなと想像します。
ちなみに先ほど確認したら、私より数年はやく投稿された、ほかの方のアカウントの翻訳作品は削除されていないままでした。
これはもちろん、「運営様に見つからなければ大丈夫っぽいよ」という意味じゃありませんよっ。
アルファポリスでは、著作権切れ作品の和訳は削除対象になるので、翻訳物に関しては、別のサイトを検討したほうがいいですよ~!って意味です。
それから、投稿ルールについて少しでも分からない点があったら、早合点して投稿する前に運営側にちゃんと問い合わせてみたほうが確実ですよ~ってことも伝えたい。
(運営様から私に送られてきたメールの印象は、簡潔で感じの良いものでしたから、なにかあれば安心して問い合わせしてよいと思います)
私と同じように翻訳を趣味としていて、パブリック・ドメインの作品を翻訳してどこかに載せたいと思っている人、意外とけっこういるんじゃないかなと思うので。
労力と時間を割いて投稿したら、規約違反で削除されちゃったって、むなしいですからね(実感)。
私っていつもこんな感じでうっかり&思い込みで無駄なことばかりしてる気がする……。
まだ決めてませんが、翻訳物はpixivにでも投稿しようかな、と考え中です。
イラストや漫画が主軸のサイトなので、小説や絵本などの文章はあまり読まれなさそうですが、試してみる価値はあるかも。
そして、アルファポリスでは、たまにエッセイかなんかでも投稿していこうと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
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