2 / 2
チンピラは弱い
しおりを挟む
「あったーーーー!!」
あれから程なくして町が見えた。さらに奥には城らしき建造物まである……ということはなかなか大きい島のようだ。
「やりましたね!」
「よーし! 早速略奪を?」
町に入ったハートたちは、町の中を歩いていく。すると広場的な広い場所に人だかりができているのが目についた。
「何だろう? 何かやっているのかな?」
「でも穏やかな雰囲気ではなさそうですね」
「行ってみようか」
ハートたちが人ごみの中を掻き分けていくと……
「や、やめて!!!」
一人の金髪の少女が男たちに絡まれていた。
「ああん? てめぇ金出せばやめてやるよ! 速く出しやがれ!!!」
「金持ちなんだろう!? ちょっとくらいいいだろう!!!」
女の子が泣きながら助けを求めている……
だが、誰一人助けようとしない……
「はぁ、ハート様行きましょう? 面倒ごとは避けないと……っていない!」
「おい! やめろ!!!」
「ああん!?」
「誰だ?」
「寄って集って女の子を泣かせるなんて許せないな!」
「はぁ!? 何だこの女?」
「正義のヒーロー気取りか? 返り討ちにしてやるぜ!」
男たちは刀を取り出しハートの方へ突きつける。
「このハート様がやっつけてやろう! 来い」
「ちょっと! ハート様!?」
「何だぁ?小娘ごときが勝てると思ってるのか?」
「勝てると思ってるよ」
「ちっ、さっさと片付けちまおう」
男が殴りかかってくるが……
「ほい」
「!?」
それを難なくかわしたのだ。
「こいつ……まぐれに決まっている」
もう一度殴りかかるが……
「ほいっ」
「何!?」
あっさりかわされてしまった。
「だったら二人相手なら!」
もう一人の男も参戦してくる。
「あぁ、ハート様何やってるんですか……すぐ終わらせば良いのに」
人ごみの中からボニーが呟く。ハート様は強いのだ。なんせ海賊団のキャプテンだったのだから。だからすぐ終わらせることができるはずなのに……
「くそっ!」
「もうばてたの?」
「おらっ!」
後ろから襲い掛かられるが
「見えてるよ」
「えっ!」
かわされ、さらにカウンターで腹に拳を入れる。
「ぐはっ!」
倒れる男。それを見たもう一人の男は
「ひぇぇええ!! とても女とは思えねぇ!」
そう言って逃げていった。
「あれ? 思ったよりあっけなかったな……」
そう言いながらハートは襲われていた女の子に近づく。
「大丈夫?」
「は、はい。ありがとうございます!」
「あんた名前は?」
「ジェリアンといいます」
「そうか……ジェリアン気をつけるんだぞ」
「はい!」
ジェリアンはハートにお礼を言うと走り去っていく……
あれから程なくして町が見えた。さらに奥には城らしき建造物まである……ということはなかなか大きい島のようだ。
「やりましたね!」
「よーし! 早速略奪を?」
町に入ったハートたちは、町の中を歩いていく。すると広場的な広い場所に人だかりができているのが目についた。
「何だろう? 何かやっているのかな?」
「でも穏やかな雰囲気ではなさそうですね」
「行ってみようか」
ハートたちが人ごみの中を掻き分けていくと……
「や、やめて!!!」
一人の金髪の少女が男たちに絡まれていた。
「ああん? てめぇ金出せばやめてやるよ! 速く出しやがれ!!!」
「金持ちなんだろう!? ちょっとくらいいいだろう!!!」
女の子が泣きながら助けを求めている……
だが、誰一人助けようとしない……
「はぁ、ハート様行きましょう? 面倒ごとは避けないと……っていない!」
「おい! やめろ!!!」
「ああん!?」
「誰だ?」
「寄って集って女の子を泣かせるなんて許せないな!」
「はぁ!? 何だこの女?」
「正義のヒーロー気取りか? 返り討ちにしてやるぜ!」
男たちは刀を取り出しハートの方へ突きつける。
「このハート様がやっつけてやろう! 来い」
「ちょっと! ハート様!?」
「何だぁ?小娘ごときが勝てると思ってるのか?」
「勝てると思ってるよ」
「ちっ、さっさと片付けちまおう」
男が殴りかかってくるが……
「ほい」
「!?」
それを難なくかわしたのだ。
「こいつ……まぐれに決まっている」
もう一度殴りかかるが……
「ほいっ」
「何!?」
あっさりかわされてしまった。
「だったら二人相手なら!」
もう一人の男も参戦してくる。
「あぁ、ハート様何やってるんですか……すぐ終わらせば良いのに」
人ごみの中からボニーが呟く。ハート様は強いのだ。なんせ海賊団のキャプテンだったのだから。だからすぐ終わらせることができるはずなのに……
「くそっ!」
「もうばてたの?」
「おらっ!」
後ろから襲い掛かられるが
「見えてるよ」
「えっ!」
かわされ、さらにカウンターで腹に拳を入れる。
「ぐはっ!」
倒れる男。それを見たもう一人の男は
「ひぇぇええ!! とても女とは思えねぇ!」
そう言って逃げていった。
「あれ? 思ったよりあっけなかったな……」
そう言いながらハートは襲われていた女の子に近づく。
「大丈夫?」
「は、はい。ありがとうございます!」
「あんた名前は?」
「ジェリアンといいます」
「そうか……ジェリアン気をつけるんだぞ」
「はい!」
ジェリアンはハートにお礼を言うと走り去っていく……
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
サディストの私がM男を多頭飼いした時のお話
トシコ
ファンタジー
素人の女王様である私がマゾの男性を飼うのはリスクもありますが、生活に余裕の出来た私には癒しの空間でした。結婚しないで管理職になった女性は周りから見る目も厳しく、私は自分だけの城を作りまあした。そこで私とM男の週末の生活を祖紹介します。半分はノンフィクション、そして半分はフィクションです。
繰り返しのその先は
みなせ
ファンタジー
婚約者がある女性をそばに置くようになってから、
私は悪女と呼ばれるようになった。
私が声を上げると、彼女は涙を流す。
そのたびに私の居場所はなくなっていく。
そして、とうとう命を落とした。
そう、死んでしまったはずだった。
なのに死んだと思ったのに、目を覚ます。
婚約が決まったあの日の朝に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる