壊すようなキスを

蓮ノ葉 睡蓮

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1人

ランチ

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ランチタイムに会社の食堂に来ていた。
この会社は独特で個室が何個かある。
声は通さないが、透明のアクリル板で、防犯上は大丈夫なようにしてあるらしい

席に着いたとこでいきなり話を持ちかけられた

「拓真と別れて欲しいのだけれど…」

私は頭が混乱した

「は…?もうプライベートでは会わないとも約束しましたし、会ってません。」

「じゃあ他の女の人かしら。最近また家の模様替えが激しくてね。」

また私は頭が混乱した

拓真さんが他の女の人と…

私は席を立ち、軽く会釈をするとふらついた足取りでデスクへと戻った。
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