壊すようなキスを

蓮ノ葉 睡蓮

文字の大きさ
上 下
16 / 20
1人

会社にて

しおりを挟む
「西城…絵里さん…ですよね」

私よりも10センチほど背の高い女性が私に話しかけてきた。

声には聞き覚えがあった

あの時の拓真さんの電話相手。

私は小柄で尚且つ椅子に座ってるので立っていて157cm程ある彼女はものすごく威圧的にとれた。

「そうですけれど、なんの御用でしょうか。」

「竹田さんの件で少しよろしいかしら…?」

可愛らしい顔と声で微笑む顔はまるで悪魔だった。
しおりを挟む

処理中です...