女王の成長

苺姫 木苺

文字の大きさ
5 / 37
静かなる怒り

ん?どこ????

しおりを挟む
「んー。よく寝ましたね。あれ?ここはどこなのでしょう??」

ガチャ

「女王様お目覚めになられたのですね!良かったです!!!」

女王様??誰のことでしょう?キョロキョロ
あれ?もしかして、私ですか!?

「あの、もしかして私のことですか??あと、貴方は誰です??」

「そうですよ。僕のことわかりませんか?・・・・・ん?女王様口調と言うか言語を流暢にいつ喋れるようになったんですか??」

「夢で練習したんです!!」

なんとなーく何ですがバレたらいけない気がします。

「そうですか。あ、僕ですが女王様の護衛騎士をしておりますレントです。」

「レントさんですか。あの、私の名前って何ですか?」

自分の名前がわからないと不便ですしね

「!?!?!女王様記憶が失われてしまっているのですね。・・・・・・あの不躾な質問なのですが、名前以外にわからない事はありますでしょうか?」

「始めからわかりません」

ホッ、レントさんは私が別人とは気づいてないようですね。

翼はこの時余り動揺していなかった。

「では、始めから説明させて頂きますね。女王様の名前は、ショコラ・カフォシリンダ様です。カフォシリンダ国の女王様であらせられます。お歳は、5才でございます。それと、貴方様は階段から落ちてしまい頭を打ち付けて5日間お目覚めになられませんでした」

ん?私縮んでるのですか??だから、さっきあのような事を。
あれ?何で5才で女王なのでしょう??

「あの、何で私が女王なんですか?」

「そ、それは、あの、ですね、・・・・・酷なことですが聞いても大丈夫ですか?」

「はい」

「父君と母君は貴方様を賊の手から守りお亡くなりになられました」

「そ、うですか」

「はい。大丈夫でしょうか?」

「大丈夫です」

父と母はいないのですか。私は何でこの状況になったのでしょう?

「では、僕は女王様がお目覚めになられたと皆に伝えて来ますね」

「わかりました」

「あ、それとですねさん付けはいりませんよ」

「はい」

「では、伝えて来ます」

バタン

「女王様です、か」

これは、夢、なのでしょうか?まあ、どうにかなりますよね。
レント優しかったです。優しくしてもらったのは初めてです。心がほわほわしますね


ガチャ

「女王様お目覚めになられて良かったです。我ら一同心配しておりました」

「ええ。とても心配しましたよ」

「そうです!とても心配しましたよ」

「目が覚められてよかったです」

「お元気になられて良かったです」

「・・・・・」

この人達信用できませんね。私を道具のような目で見ていますね。それと、私が死ねば良かったのにと思っていますね。

「皆様困ります!!女王様は目が覚めらたばかりなのです!この様な大勢は女王様が驚きになられてしまいます!」

「黙れ!騎士ごときが!我ら貴族に口答えするな!」

「礼儀がなっていないな!」

「生意気だな!貴族に逆らったらどうなるか教えてやろうか」

ムカムカ
「お黙りなさい!レントは私の大事な騎士です!貴方達が愚弄していい人ではありませんよ。それに、私達が平和に暮らせるのは騎士たちが守ってくれているからなのですよ」

「で、ですが!」

「ですが何です!それに、レントは私の身を一番に心配してくれたのですよ!」

「い、いえ。私達の方が一番に心配しておりました」

「お黙りなさい。私の身を案じているのならば起きたばかりの病人の所に大勢で来る者がありますか?大声を出すものが私の身を案じる??馬鹿を言わないでください」

「そ、それは」

「申し訳ございません」

「レント、皆さんをお送りして差し上げて」

「かしこまりました」

バタン

ふー。静かになりましたね
あの5人は何ですか!!!!無礼ですね!嘘もバレないようにしてもらいたいものです!!



この時、レントはショコラの事を凄いと思った
しおりを挟む
感想 32

あなたにおすすめの小説

結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?

おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました! 皆様ありがとうございます。 「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」 眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。 「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」 ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。 ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視 上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。

腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。

灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。 彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。 タイトル通りのおっさんコメディーです。

ねえ、今どんな気持ち?

かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた 彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。 でも、あなたは真実を知らないみたいね ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・

はじめまして、私の知らない婚約者様

有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。 見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。 けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。 ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。 けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。 この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。 悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに? ※他サイトにも掲載しています。

「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある

柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった 王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。 リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。 「わかりました。あなたには、がっかりです」 微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。

メインをはれない私は、普通に令嬢やってます

かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・ だから、この世界での普通の令嬢になります! ↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・

ざまぁされるための努力とかしたくない

こうやさい
ファンタジー
 ある日あたしは自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生している事に気付いた。  けどなんか環境違いすぎるんだけど?  例のごとく深く考えないで下さい。ゲーム転生系で前世の記憶が戻った理由自体が強制力とかってあんまなくね? って思いつきから書いただけなので。けど知らないだけであるんだろうな。  作中で「身近な物で代用できますよってその身近がすでにないじゃん的な~」とありますが『俺の知識チートが始まらない』の方が書いたのは後です。これから連想して書きました。  ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。  恐らく後で消す私信。電話機は通販なのでまだ来てないけどAndroidのBlackBerry買いました、中古の。  中古でもノーパソ買えるだけの値段するやんと思っただろうけど、ノーパソの場合は妥協しての機種だけど、BlackBerryは使ってみたかった機種なので(後で「こんなの使えない」とぶん投げる可能性はあるにしろ)。それに電話機は壊れなくても後二年も経たないうちに強制的に買い換え決まってたので、最低限の覚悟はしてたわけで……もうちょっと壊れるのが遅かったらそれに手をつけてた可能性はあるけど。それにタブレットの調子も最近悪いのでガラケー買ってそっちも別に買い換える可能性を考えると、妥協ノーパソより有意義かなと。妥協して惰性で使い続けるの苦痛だからね。  ……ちなみにパソの調子ですが……なんか無意識に「もう嫌だ」とエンドレスでつぶやいてたらしいくらいの速度です。これだって10動くっていわれてるの買ってハードディスクとか取り替えてもらったりしたんだけどなぁ。

乙女ゲームの悪役令嬢、ですか

碧井 汐桜香
ファンタジー
王子様って、本当に平民のヒロインに惚れるのだろうか?

処理中です...