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・合成獣
長い1日
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その日から、セリムとノエルは、ダンジョンに泊まることになった。
「セリだけずるい!リヤもパパと一緒にここにいる!」
アダリヤは、悲しいと雨が降り、怒っていると風が強くなる性質があるようだ。
今は、ダンジョン周りのシダが、バサバサと音を立てて揺れている。
「アダリヤ、お互いに辛い思いをするから、ね。元に戻れば、一緒に暮らせるから」
あの場面を見る限りにおいて、アダリヤの体質が、合成獣化された身体に何かしら影響を与えているのは間違いない。
今、一緒にいても、お互い辛いばかりだ。
「そうよ、リヤ。セリムがちゃんと元に戻る方法を探すって言ってるんだから」
うさぎは、加勢するふりをして、セリムに裏切るなと遠回しに念押ししてきた。
言われなくても、そのつもりである。
アダリヤは、後ろ髪を引かれるように、何度も振り返りながら帰って行った。
なお、なぜふたりが泊まることになったかというと、祖父はノート以外に膨大な資料を残していたので、それを読み込むためである。
「普通のダンジョンなら、こういうところに、宝箱が置いてあるんだよな」
ノエルは、部屋を見回した。
ここは聞いたところによると、地下のようで、窓などはなく、どういう仕組みかわからないが、壁に埋められた灯りが部屋を照らしていた。
入り口はひとつしかなく、そちらに視線を向けると、暗がりから2つの目が覗いていた。
「す、み……ませ、ん」
ぬうっと入り口からヤオ族のひとりが籠を持って現れた。
「うわぁあああ」
見た目はオークそのものの醜悪さなので、ノエルは驚いて叫んでしまった。
「ノエル、失礼だろ。えーと、あなたは……」
醜悪さに少し慣れてきたセリムではあるが、彼らを見分けることは難しかった。
「ア、ルト……ロ」
「アルトロ……? あ、アルトゥロさんですか。アダリヤ……さんのお父上でしたっけ」
アルトゥロは頷いた。
合成獣化されたヤオ族の青年は10名で、祖父は几帳面に全員の名前を記していた。
訪ねてきた彼は、アルトゥロといい、若き族長であった。
つまり、アダリヤは族長の娘なのである。
「何かご用ですか」
セリムは腹を括っていた。
この合成獣化された人達を、人間に戻すと決めたのだ。
ならば、対等に付き合っていくべきである。
見た目は緑ががっているし、顔がボアに似ているので、異様ではあるが、話してみれば、普通の人たちである。
「これ……ど、ぞ」
籠の中には、串に刺して焼いた肉が15本ほど入っていた。
「おいしそうですね」
何の調味料かわからないが、黒っぽいタレがかかっており、スパイシーないい匂いがしている。
ノエルは警戒しているようで『鑑定』を発動させている。
「セリム、これボアの肉だわ。これ、共食いになったりしねぇの?」
「ノエル。この人たちはボアに似てるけど、ボアじゃないから」
アルトゥロは、口の端を少しだけ上げて、笑ってみせると、籠の一本を手に取って豪快にかぶりついた。
「「……」」
食べられているのは、ボアの肉なのに、なにか怖さを感じた。
「お、い……しい、で、すよ。毒、な……い」
目の前で、毒見をしてくれたようだ。
対等に付き合うと決めたのだ。毒見までしてくれたものを食べないなんて失礼である。
セリムは一本手に取ると、同じようにかぶりついた。
口の中には、スパイシーな匂いからは想像できなかった甘辛いタレの味が広がった。
「これは、何の味……?」
セリムはスキル『理解』を発動したが、分からなかった。
ノエルもおいしそうな匂いに我慢できなかったのかかぶりつき、咀嚼しながら頷いている。
『鑑定』でも分からないようだ。
「こ……こ、から、採れ……ちょ、みりょ」
「ダンジョン産の調味料?」
食いついたのはノエルである。
「わ、れわれ、こ、のダ……ジン、踏……破し、た」
アルトゥロは、地面を指して、このダンジョンを踏破したと教えてくれた。
「あんたたち、このダンジョン、踏破しちゃってるの??スゲー!」
冒険好きのノエルは一気にテンションが上がってしまった。
さっきまで、オークの姿を怖がっていたのに、慣れてきたのもあるだろうが、現金なものである。
「ほ……かのへ、や、仲……間い、る、見、せ……て、あげ、れ……る」
アルトゥロは、この部屋の入り口を指さして、ノエルを誘導した。
「このダンジョン、見て回っていいの!?マジで!」
アルトゥロは頷いた。
「わ、た、し名……前いえ、ば、部、屋、入り……放、題」
アルトゥロは、入り口をさしていた指を二本に増やして、特典を教えていた。
「セリム、俺、探検してくるわ」
「ああ」
楽しそうに肉の串を三本持って、ノエルは部屋を出ていった。
踏破されているダンジョンは危険は確認されているらしいし、あちこちにヤオ族の仲間がいる。
また、ノエル自体、危機察知能力が高い。
安全面では問題ないだろう。
さきほど、アダリヤたちを見送ったとき、外はまだ、陽が高かった。
いろんなことがあったが、まだまだ今日という1日は長いのだ。
資料を読み込むのは、ほとんどセリムの仕事なので、ノエルはダンジョンを満喫すればいい。
そう考えていた時だった。
「さ、て、セリ……さ、ん」
ノエルを見送ったアルトゥロが、こちらを振り返った。
なぜか、顔には影が見えているような気がする。
「わ、たしの、むす……めと、は、ど……いう、か、んけ……で、すか?」
好意を寄せている相手の父親と対峙するという、セリムの長い1日が始まった。
「セリだけずるい!リヤもパパと一緒にここにいる!」
アダリヤは、悲しいと雨が降り、怒っていると風が強くなる性質があるようだ。
今は、ダンジョン周りのシダが、バサバサと音を立てて揺れている。
「アダリヤ、お互いに辛い思いをするから、ね。元に戻れば、一緒に暮らせるから」
あの場面を見る限りにおいて、アダリヤの体質が、合成獣化された身体に何かしら影響を与えているのは間違いない。
今、一緒にいても、お互い辛いばかりだ。
「そうよ、リヤ。セリムがちゃんと元に戻る方法を探すって言ってるんだから」
うさぎは、加勢するふりをして、セリムに裏切るなと遠回しに念押ししてきた。
言われなくても、そのつもりである。
アダリヤは、後ろ髪を引かれるように、何度も振り返りながら帰って行った。
なお、なぜふたりが泊まることになったかというと、祖父はノート以外に膨大な資料を残していたので、それを読み込むためである。
「普通のダンジョンなら、こういうところに、宝箱が置いてあるんだよな」
ノエルは、部屋を見回した。
ここは聞いたところによると、地下のようで、窓などはなく、どういう仕組みかわからないが、壁に埋められた灯りが部屋を照らしていた。
入り口はひとつしかなく、そちらに視線を向けると、暗がりから2つの目が覗いていた。
「す、み……ませ、ん」
ぬうっと入り口からヤオ族のひとりが籠を持って現れた。
「うわぁあああ」
見た目はオークそのものの醜悪さなので、ノエルは驚いて叫んでしまった。
「ノエル、失礼だろ。えーと、あなたは……」
醜悪さに少し慣れてきたセリムではあるが、彼らを見分けることは難しかった。
「ア、ルト……ロ」
「アルトロ……? あ、アルトゥロさんですか。アダリヤ……さんのお父上でしたっけ」
アルトゥロは頷いた。
合成獣化されたヤオ族の青年は10名で、祖父は几帳面に全員の名前を記していた。
訪ねてきた彼は、アルトゥロといい、若き族長であった。
つまり、アダリヤは族長の娘なのである。
「何かご用ですか」
セリムは腹を括っていた。
この合成獣化された人達を、人間に戻すと決めたのだ。
ならば、対等に付き合っていくべきである。
見た目は緑ががっているし、顔がボアに似ているので、異様ではあるが、話してみれば、普通の人たちである。
「これ……ど、ぞ」
籠の中には、串に刺して焼いた肉が15本ほど入っていた。
「おいしそうですね」
何の調味料かわからないが、黒っぽいタレがかかっており、スパイシーないい匂いがしている。
ノエルは警戒しているようで『鑑定』を発動させている。
「セリム、これボアの肉だわ。これ、共食いになったりしねぇの?」
「ノエル。この人たちはボアに似てるけど、ボアじゃないから」
アルトゥロは、口の端を少しだけ上げて、笑ってみせると、籠の一本を手に取って豪快にかぶりついた。
「「……」」
食べられているのは、ボアの肉なのに、なにか怖さを感じた。
「お、い……しい、で、すよ。毒、な……い」
目の前で、毒見をしてくれたようだ。
対等に付き合うと決めたのだ。毒見までしてくれたものを食べないなんて失礼である。
セリムは一本手に取ると、同じようにかぶりついた。
口の中には、スパイシーな匂いからは想像できなかった甘辛いタレの味が広がった。
「これは、何の味……?」
セリムはスキル『理解』を発動したが、分からなかった。
ノエルもおいしそうな匂いに我慢できなかったのかかぶりつき、咀嚼しながら頷いている。
『鑑定』でも分からないようだ。
「こ……こ、から、採れ……ちょ、みりょ」
「ダンジョン産の調味料?」
食いついたのはノエルである。
「わ、れわれ、こ、のダ……ジン、踏……破し、た」
アルトゥロは、地面を指して、このダンジョンを踏破したと教えてくれた。
「あんたたち、このダンジョン、踏破しちゃってるの??スゲー!」
冒険好きのノエルは一気にテンションが上がってしまった。
さっきまで、オークの姿を怖がっていたのに、慣れてきたのもあるだろうが、現金なものである。
「ほ……かのへ、や、仲……間い、る、見、せ……て、あげ、れ……る」
アルトゥロは、この部屋の入り口を指さして、ノエルを誘導した。
「このダンジョン、見て回っていいの!?マジで!」
アルトゥロは頷いた。
「わ、た、し名……前いえ、ば、部、屋、入り……放、題」
アルトゥロは、入り口をさしていた指を二本に増やして、特典を教えていた。
「セリム、俺、探検してくるわ」
「ああ」
楽しそうに肉の串を三本持って、ノエルは部屋を出ていった。
踏破されているダンジョンは危険は確認されているらしいし、あちこちにヤオ族の仲間がいる。
また、ノエル自体、危機察知能力が高い。
安全面では問題ないだろう。
さきほど、アダリヤたちを見送ったとき、外はまだ、陽が高かった。
いろんなことがあったが、まだまだ今日という1日は長いのだ。
資料を読み込むのは、ほとんどセリムの仕事なので、ノエルはダンジョンを満喫すればいい。
そう考えていた時だった。
「さ、て、セリ……さ、ん」
ノエルを見送ったアルトゥロが、こちらを振り返った。
なぜか、顔には影が見えているような気がする。
「わ、たしの、むす……めと、は、ど……いう、か、んけ……で、すか?」
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