儚き狂瀾

韋駄天

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儚き狂瀾

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心の深奥が揺れ、乱舞する感情の漣が脳と胸を激しく混乱に陥れる。

まるで精神が淡いシャボン玉の様な、狂おしい色彩に己の存在を揺らし表し、少しずつ、消えゆく「我」を嘆き喜ぶような、感覚が人生を支配する。

『芯』を持つとは、どういう事だろうか。
己の存在意義を把握し、それに対し励む事だろうか。
己の実力を冷静に極めて正確に分析し、分相応の状況を求め創り在る事なのだろうか。
己の意味を理解し、破壊し、己の欲の望むがままに突き進む事だろうか。

自分が、己が、脳が、心が、漂う。

世界の激流に身を任せ、揺蕩う心を、彷徨う魂を、どうするか。

泡沫の目標を、塵の様に吹き飛ばされる心情を、どうすれば。


己の、「芯」を、持てるのだろうか。


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