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魔王の仲間第一号
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なんか冒険者ギルドに登録しに来たら冒険者らしいチンピラ風情に絡まれた。
冒険者なりたての若者達の第一関門であり、ここを乗り切るのが立派な冒険者への登竜門とも言われている。
しかしこの新人はそこらのピチピチホヤホヤの新米冒険者とは一味違うのである。
何故ならこの御方は人族最強と謳われる勇者さえも苦戦した程、と有名な魔王様その人だからである。
しかし周りのガラの悪い男達にはそんな事分かる筈も無い。
何故ならこの魔王、単体での戦闘力は大した事ないからである!
圧倒的な武力で捻伏せる訳でもなく、天才的な魔法力で瞬殺する訳でもない。
ただ魂が破壊されない限り自分も自分の操る地平線を埋め尽くす程の数の人形も死なないと言う悪夢の様な戦術を使うだけ。
通常の相手なら物量ゴリ押しで押し潰すか持久戦に持ち込み倒す。
勇者の場合、奴と奴の仲間の広範囲殲滅魔法で勝てなかっただけ。
そして霊魂を直接攻撃する【霊魂破壊】も格下じゃなければ効果は薄い。
そんな訳で勇者と本気で戦うのを避けて時間稼ぎしかしなかった訳だが、それでも人族の間では勇者を唸らせる強さを持つという恐怖の魔王と言い伝えられてるのである。
という訳で現実に戻ると、やっぱりさっきのチンピラ風熟練冒険者達がこっちを睨み付けていた。
なので、霊魂交換!
なんと!
冒険者達の身体は入れ替わってしまいました!
「あれ、なんか急に視点が変わったような。。。」
「あれ!?俺!?」
「何でお前ら急にデカくなってんだ!?」
冒険者達は混乱した!
冒険者達は混乱してお互いを攻撃し始めた!
魔王は経験値(周りで状況を見守っていた先輩冒険者達に認められた)を手に入れた!
ギルド内はカオスである!
魔王様は機嫌良く退室する!
「う~ん、さてこっからどうすっか」
魔王は今勇者に殺された仕返しに勇者を倒しに行く旅の途中なのである!
そして冒険者として登録したのは情報収集の為の身分証明なのだ!
と、いう訳で一旦ギルドの建物の中へ戻って金稼ぎ用のクエストを受注しに行く。
元々この冒険者ギルドというのは大昔彼の不死身の魔王が暇潰しに大陸全土に人形を送って魔物を倒しまくっていたのを見た配下達が代わりにこの仕事を行う人材を確保すると言い結成された組織である。
登録の際に能力判定を取り行う時に魔力等を制御して魔王とはバレないが充分クエストを自由に選べる程度にしておいたのだ。
これでランク即爆上げ間違いなし!
クエストを受注したら、少し急ぎめで建物を出て行く。
そしてまた防壁の門を潜って外へ出ると、魔王様は近くの森へと走っていった。
依頼品の龍の鱗は近くに待機させている地龍さんを召喚して適当に剥がす。
なんか苦痛の悲鳴を上げているような感じがするが、取り敢えず無視。
地龍を帰すと、次はリッチの上質な骨が必要だ。
地龍の洞穴へ行くと人間の死体が散乱していた。
一つ選び、霊魂をブチ込み、それを昇華し、リッチへと変貌させる。
そして、肋骨を一本分けて貰う。
最後のミスリル鉱石の採取は地龍が溜め込んでいた財宝の中からちょい拝借させてもらった。
依頼完了!
魔王様は笑顔で地龍の洞窟を出て都市へと帰還した。
そして冒険者ギルドへ辿り着くと、僅か一時間弱でクエストを達成してきた新米を見て周りの人達が全員驚愕している。
魔王様はドヤ顔を発動した!
全員変わらずポカーンとしていた!
そして魔王はクエストの報酬を貰うと次のをやろうと受注しに行き、ーーー後ろから声をかけられた。
「あの~すみません。ウオマさん?少し宜しいでしょうか?」
なんか背後に背の低めの黄緑色の髪をした青年が立っていた。
「はいなんでしょう?」
冒険者ウオマは答える。
「あの、仲間にして頂けないでしょうか!?」
。。。
魔王様は困惑した。
「何故だね少年?」
「貴方は難易度最上級の依頼を僅か一時間で一人で完了したお強い方ですよね?それで是非仲間に入れて鍛えて貰えないかと!勿論初対面でこんな事言うのは失礼だと分かっています!でも貴方の仲間になれば強くなれると思うんです!対価は用意できませんけど。。。そこをなんとか!」
魔王様は思った。
成る程。
要するにこいつはただ自分を利用して強くなりたいと。
メリット無し!
どうしよう。
でももしこいつが付いてきたら色々雑用に使えるし?
そういえばここで仲間確保したら勇者が仲間集めて魔王退治に行く的な?
魔王が仲間集めて勇者倒しに行く事が出来るんじゃね?
よし!
記念すべき仲間第一号だ!
「よし、いいだろう。だが一応それなりに俺の指示には従ってもらうぞ?いいな?」
「はい!文句はありません!僕はクレイ・グランと申します!よろしくお願いします!」
魔王は仲間を手に入れた!
冒険者なりたての若者達の第一関門であり、ここを乗り切るのが立派な冒険者への登竜門とも言われている。
しかしこの新人はそこらのピチピチホヤホヤの新米冒険者とは一味違うのである。
何故ならこの御方は人族最強と謳われる勇者さえも苦戦した程、と有名な魔王様その人だからである。
しかし周りのガラの悪い男達にはそんな事分かる筈も無い。
何故ならこの魔王、単体での戦闘力は大した事ないからである!
圧倒的な武力で捻伏せる訳でもなく、天才的な魔法力で瞬殺する訳でもない。
ただ魂が破壊されない限り自分も自分の操る地平線を埋め尽くす程の数の人形も死なないと言う悪夢の様な戦術を使うだけ。
通常の相手なら物量ゴリ押しで押し潰すか持久戦に持ち込み倒す。
勇者の場合、奴と奴の仲間の広範囲殲滅魔法で勝てなかっただけ。
そして霊魂を直接攻撃する【霊魂破壊】も格下じゃなければ効果は薄い。
そんな訳で勇者と本気で戦うのを避けて時間稼ぎしかしなかった訳だが、それでも人族の間では勇者を唸らせる強さを持つという恐怖の魔王と言い伝えられてるのである。
という訳で現実に戻ると、やっぱりさっきのチンピラ風熟練冒険者達がこっちを睨み付けていた。
なので、霊魂交換!
なんと!
冒険者達の身体は入れ替わってしまいました!
「あれ、なんか急に視点が変わったような。。。」
「あれ!?俺!?」
「何でお前ら急にデカくなってんだ!?」
冒険者達は混乱した!
冒険者達は混乱してお互いを攻撃し始めた!
魔王は経験値(周りで状況を見守っていた先輩冒険者達に認められた)を手に入れた!
ギルド内はカオスである!
魔王様は機嫌良く退室する!
「う~ん、さてこっからどうすっか」
魔王は今勇者に殺された仕返しに勇者を倒しに行く旅の途中なのである!
そして冒険者として登録したのは情報収集の為の身分証明なのだ!
と、いう訳で一旦ギルドの建物の中へ戻って金稼ぎ用のクエストを受注しに行く。
元々この冒険者ギルドというのは大昔彼の不死身の魔王が暇潰しに大陸全土に人形を送って魔物を倒しまくっていたのを見た配下達が代わりにこの仕事を行う人材を確保すると言い結成された組織である。
登録の際に能力判定を取り行う時に魔力等を制御して魔王とはバレないが充分クエストを自由に選べる程度にしておいたのだ。
これでランク即爆上げ間違いなし!
クエストを受注したら、少し急ぎめで建物を出て行く。
そしてまた防壁の門を潜って外へ出ると、魔王様は近くの森へと走っていった。
依頼品の龍の鱗は近くに待機させている地龍さんを召喚して適当に剥がす。
なんか苦痛の悲鳴を上げているような感じがするが、取り敢えず無視。
地龍を帰すと、次はリッチの上質な骨が必要だ。
地龍の洞穴へ行くと人間の死体が散乱していた。
一つ選び、霊魂をブチ込み、それを昇華し、リッチへと変貌させる。
そして、肋骨を一本分けて貰う。
最後のミスリル鉱石の採取は地龍が溜め込んでいた財宝の中からちょい拝借させてもらった。
依頼完了!
魔王様は笑顔で地龍の洞窟を出て都市へと帰還した。
そして冒険者ギルドへ辿り着くと、僅か一時間弱でクエストを達成してきた新米を見て周りの人達が全員驚愕している。
魔王様はドヤ顔を発動した!
全員変わらずポカーンとしていた!
そして魔王はクエストの報酬を貰うと次のをやろうと受注しに行き、ーーー後ろから声をかけられた。
「あの~すみません。ウオマさん?少し宜しいでしょうか?」
なんか背後に背の低めの黄緑色の髪をした青年が立っていた。
「はいなんでしょう?」
冒険者ウオマは答える。
「あの、仲間にして頂けないでしょうか!?」
。。。
魔王様は困惑した。
「何故だね少年?」
「貴方は難易度最上級の依頼を僅か一時間で一人で完了したお強い方ですよね?それで是非仲間に入れて鍛えて貰えないかと!勿論初対面でこんな事言うのは失礼だと分かっています!でも貴方の仲間になれば強くなれると思うんです!対価は用意できませんけど。。。そこをなんとか!」
魔王様は思った。
成る程。
要するにこいつはただ自分を利用して強くなりたいと。
メリット無し!
どうしよう。
でももしこいつが付いてきたら色々雑用に使えるし?
そういえばここで仲間確保したら勇者が仲間集めて魔王退治に行く的な?
魔王が仲間集めて勇者倒しに行く事が出来るんじゃね?
よし!
記念すべき仲間第一号だ!
「よし、いいだろう。だが一応それなりに俺の指示には従ってもらうぞ?いいな?」
「はい!文句はありません!僕はクレイ・グランと申します!よろしくお願いします!」
魔王は仲間を手に入れた!
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