7 / 54
第二章 再び遠き理想郷
その1 やっぱり、俺が……必要!
しおりを挟む
ピーポーピーポ
ドップラーー効果音を引き連れて救急車のサイレンが近づいてきてるのがわかる。
「おい君大丈夫か!?」
制服姿の警察官が俺に声をかける。
よかった俺は戻ってこれた、現代に戻ってこれたんだ。
俺は自分の姿を見直す。
ちょっと砂に汚れているが、ルーと別れた時のような、酷い服の状態ではない。
バッグもそのままだ。
夢……だったのかな?
「大丈夫です。それよりも少女が巻き込まれたかもしれません」
俺は記憶を思い起こす。
1年前の記憶を。
あの日俺は少女を助けようとして……
「えーん! お母さん!」
声の主は見覚えのある少女だった。
母親と思われる女性に抱きついている。
そして到着した救急車の救急隊員は、トラックの運転手を担架に乗せていた。
運転手は救急隊員と会話ができている所を見ると、重篤な事態に陥ってなさそうだ。
そうだ! デートの待ち合わせ!
「急いでるので失礼します!」
「おい! 君! 怪我は……」
おまわりさんの言葉を後目に俺は再び走り始める。
痛っ!
よく見ると腕を擦りむいていた。
やっぱ長袖にしとけばよかったかな。
俺は足を止め、スマホで時間を確認する。
うん時間はまだ十二分にある。
俺はそこらの公園で傷を洗うと、 隣にあった薬局に入り、絆創膏と消毒液を買った。
「これ試供品ね」
店のおばちゃんが手洗い用のアルコール系消毒剤を付けてくれた。
少しタイムロスになってしまったな。
まあでも走る様な時間ではない、だが、念のため、駆け足で向かうか。
俺は小走りに走り始めた。
◇◇◇◇◇
天気は陽々絶好のデート日和だ。
何もトラブルさえ起きなければ。
ガツン
バックの中から音がする。
やばい大理石像が割れている!?
俺はバックを開けて中を確認する。
そこには麗しの彼女の像と、木彫りの人形。
ルーが俺の姿をかたどって作ったあの人形が入っていた。
なんでこれが……
そう思ったのが油断だった。
前方から来る酒屋の配送軽トラが蛇行運転をしているのに気付くのが遅れた。
軽トラはガードレールに車体の側面を擦り、そして荷台にあったビール瓶の入ったケースがぐらりと揺れ落ちてきた。
咄嗟であれど、父の修練を受けた俺は、この程度軽く捌ける。
そのはずだった、瓶の落下に老婆が巻き込まれていなければ。
俺はおっぱいが好きだ。
そのおっぱいをこの世に誕生させた先人に敬意を払い、感謝するのは当然である。
そして、それは行動で示すべきものだ。
俺は老婆を突き飛ばす。
その時俺が考えていたのは、老婆が転んで怪我をしないか。
それは、今ここにある俺への危機への前では些末なことだった。
視界が暗転した。
◇◇◇◇◇◇
「かみさまが、おられたぞー」
気が付くと俺は石の上に横たわっていた。
隣には革の服を身につけた女性が立っていた。
そしてその隣には、かなり色あせたていたが、俺の石像があった。
だがそれは、細部が丸みを帯び、相当な年月を感じる色合いになっていた。
ここは……ルーの時代から未来なのか!?
そうだ! 木彫り像!
俺はバックから、ルーが作ってくれた木彫り像を取り出す。
「それ! かみさまのしるし! かみさま、ありがとう。きてくれた! あたし、しりー」
それが名前なのであろう、その女性はそう名乗った。
また異世界か、だがここはルーの時より、少々時間が進んでいるらしい。
俺の左手には再び365の文字が浮かび、29から変わらなかった右手には、 625に変わっていた。
「シリー、ルーは知っているか?」
「しりーしってる! るーは、かみさまのさいしょのしもべ!」
「しもべいっぱいいる! るー、ちゃー、どー、むー、たくさん!」
あいつらを下僕にした覚えはないんだが。
まあそういう認識ならいいだろう。
やはり、ここはルーの時代より未来らしい。
石を加工してるところを見ると、あいつら金属とか手に入れてるのかな。
レリーフにはヒントっぽいものを刻んだつもりだが。
俺は赤や青や黄色い石を壺に入れて焼くレリーフを作っておいた。
色は、俺のバッグにある絵具を使った。
「かみさま! しりー、かみさまのくに、みせる! すごい!」
今気づいたのだが、ここは天井がある。
石の天井だ。
だがあの洞窟よりはるかに広い。
照明は松明である。
俺はシリーに導かれるがままに外に出た。
外は見渡す限りの黄金の地であった。
それは大げさだな、黄金の地が点在するそんな土地だった。
黄金の正体は、揺れる麦穂である。
もはや麦とも呼べないそんなもの、実が小さくてこれ多分原種だよなー?
そう思いながらサバンナで採った、麦っぽいものを『これ うめる、ふやす』 と言って教えておいたのが文字通り実を結んだのだ。
あいつやりやがった!
俺はちょっと嬉しくなった。
あのヒントから、農業を興したのだ。
「かみさま! こっち!」
シリーが俺の手を引っ張り村に連れ出す。
「みんな! かみさまきた! あがめる!」
泥の壁と枯れ草の屋根を持った家から、住人がわらわらと出てくる。
おー結構人口増えてるじゃないか。
3桁は軽く超えている。
500行くか行かないかぐらいだろうか。
もぉー! ぶるるるぅふぅー!
家畜と思われる声も聞こえる。
おっ! 牛とラクダじゃないか!
あいつらを見つけたんだな。
これもレリーフに刻んだことだ。
ラクダと牛を家畜にしろと。
ラクダは捕まえたが、牛は捕まえられなかった。
水牛みたいなものを何度か見たが捕まえることができなかったのだ。
そして俺は広場に案内され、その中央にシリーと一緒に座る 。
パンパン、とシリーが手を叩くと、皿に盛られた食べ物が出て来た。
俺の好きなデーツとイチジクの実、そして焼肉とスープ。
デーツは干されて甘味が増していた。
ドーが天日干しにたどり着いたのだ。
そして、乳白色の塊。
これなんだ?
「それ、ちゃー! らくだのちゃー!」
シリーが説明する。
俺はそれを口にする。
ああ、これチーズだ。
そういえばチャーが、動物の胃袋にミルクを入れていたな。
胃袋の中の酵素がミルクをチーズにしたのだ。
うん、えらいぞチャー
食器も芸術的な皿だ。
土器ではあったが、 文様が刻まれ、塗られ、センスのある物となっている。
「これ、しりーのさら! しりーがつくった! かみさまのために!」
ルーから始まった芸術という文化は今ここにも生きている。
ん!?
皿と料理に目を奪われて気づかなかったが、今、皿を持ってきたやつ、獣耳をつけていなかったか!?
よく見ると、顔は人間に近いが、逆三角形の鼻、ピクピクと動く側面ではなく、より頭頂に近い位置にある耳、そして何よりも、毛は短いがブチ模様の皮膚。
「おい! シリー! あれは!?」
俺は獣耳男を指差して尋ねる。
「あ、あれ、ひとのしもべ!」
この文明なら、奴隷制があっても俺は驚かない。
奴隷となるのが人であったならば。
「あれ! すばらしい、むーが、がるーをしもべにしたの!」
あいつやりやがった!
文字通り、ヤリやがった!
あれ? ここって、過去の地球じゃなくって、ファンタジー世界!?
いやいや結論を出すにはまだ早い、もし彼が化石で発見されたならば、動物と人間が一緒に埋葬されていた、という学説になっていてもおかしくない。
「かみさま! しりーたち、うたう! おどる! みて!」
そしてシリーと、何人もの女性が俺たちの前で踊る。
「かみさまー、すごいー、すきー、えらいー、るるるーはおどる、ちゃちゃちゃーはつくる、どどどーはおいしー、ちゃちゃちゃーはおかすー!」
ぶほっ!
俺は水を吹いた。
おい、ちゃー、お前の偉業、未来に伝わっているぞ。
「かみさまー! だいすきー! りそー、おっぱいー! みせるー!」
おっぱいですと!?
俺の視線がシリーたちに集中する。
彼女たちは革の胸当てをしている。
下半身は腰蓑だ。
そして彼女たちは、その胸当てを脱ぎ捨てた。
俺は絶望した!
革製品は固い。
柔らかく加工しても、それは力を込めれば曲げれるというレベルで、決して柔らかくはない。
彼女たちの体格は良くなっている。
現代人に近いレベルだ。
当然胸も成長しているのだろう。
だがその成長の過程で、固い胸当てに抑圧されたとしたら……
彼女達の胸は歪んでいた。
俺は決意した!
こいつらに布の服を授けてやらねばならぬ!
俺の理想はまだ遠い……
ドップラーー効果音を引き連れて救急車のサイレンが近づいてきてるのがわかる。
「おい君大丈夫か!?」
制服姿の警察官が俺に声をかける。
よかった俺は戻ってこれた、現代に戻ってこれたんだ。
俺は自分の姿を見直す。
ちょっと砂に汚れているが、ルーと別れた時のような、酷い服の状態ではない。
バッグもそのままだ。
夢……だったのかな?
「大丈夫です。それよりも少女が巻き込まれたかもしれません」
俺は記憶を思い起こす。
1年前の記憶を。
あの日俺は少女を助けようとして……
「えーん! お母さん!」
声の主は見覚えのある少女だった。
母親と思われる女性に抱きついている。
そして到着した救急車の救急隊員は、トラックの運転手を担架に乗せていた。
運転手は救急隊員と会話ができている所を見ると、重篤な事態に陥ってなさそうだ。
そうだ! デートの待ち合わせ!
「急いでるので失礼します!」
「おい! 君! 怪我は……」
おまわりさんの言葉を後目に俺は再び走り始める。
痛っ!
よく見ると腕を擦りむいていた。
やっぱ長袖にしとけばよかったかな。
俺は足を止め、スマホで時間を確認する。
うん時間はまだ十二分にある。
俺はそこらの公園で傷を洗うと、 隣にあった薬局に入り、絆創膏と消毒液を買った。
「これ試供品ね」
店のおばちゃんが手洗い用のアルコール系消毒剤を付けてくれた。
少しタイムロスになってしまったな。
まあでも走る様な時間ではない、だが、念のため、駆け足で向かうか。
俺は小走りに走り始めた。
◇◇◇◇◇
天気は陽々絶好のデート日和だ。
何もトラブルさえ起きなければ。
ガツン
バックの中から音がする。
やばい大理石像が割れている!?
俺はバックを開けて中を確認する。
そこには麗しの彼女の像と、木彫りの人形。
ルーが俺の姿をかたどって作ったあの人形が入っていた。
なんでこれが……
そう思ったのが油断だった。
前方から来る酒屋の配送軽トラが蛇行運転をしているのに気付くのが遅れた。
軽トラはガードレールに車体の側面を擦り、そして荷台にあったビール瓶の入ったケースがぐらりと揺れ落ちてきた。
咄嗟であれど、父の修練を受けた俺は、この程度軽く捌ける。
そのはずだった、瓶の落下に老婆が巻き込まれていなければ。
俺はおっぱいが好きだ。
そのおっぱいをこの世に誕生させた先人に敬意を払い、感謝するのは当然である。
そして、それは行動で示すべきものだ。
俺は老婆を突き飛ばす。
その時俺が考えていたのは、老婆が転んで怪我をしないか。
それは、今ここにある俺への危機への前では些末なことだった。
視界が暗転した。
◇◇◇◇◇◇
「かみさまが、おられたぞー」
気が付くと俺は石の上に横たわっていた。
隣には革の服を身につけた女性が立っていた。
そしてその隣には、かなり色あせたていたが、俺の石像があった。
だがそれは、細部が丸みを帯び、相当な年月を感じる色合いになっていた。
ここは……ルーの時代から未来なのか!?
そうだ! 木彫り像!
俺はバックから、ルーが作ってくれた木彫り像を取り出す。
「それ! かみさまのしるし! かみさま、ありがとう。きてくれた! あたし、しりー」
それが名前なのであろう、その女性はそう名乗った。
また異世界か、だがここはルーの時より、少々時間が進んでいるらしい。
俺の左手には再び365の文字が浮かび、29から変わらなかった右手には、 625に変わっていた。
「シリー、ルーは知っているか?」
「しりーしってる! るーは、かみさまのさいしょのしもべ!」
「しもべいっぱいいる! るー、ちゃー、どー、むー、たくさん!」
あいつらを下僕にした覚えはないんだが。
まあそういう認識ならいいだろう。
やはり、ここはルーの時代より未来らしい。
石を加工してるところを見ると、あいつら金属とか手に入れてるのかな。
レリーフにはヒントっぽいものを刻んだつもりだが。
俺は赤や青や黄色い石を壺に入れて焼くレリーフを作っておいた。
色は、俺のバッグにある絵具を使った。
「かみさま! しりー、かみさまのくに、みせる! すごい!」
今気づいたのだが、ここは天井がある。
石の天井だ。
だがあの洞窟よりはるかに広い。
照明は松明である。
俺はシリーに導かれるがままに外に出た。
外は見渡す限りの黄金の地であった。
それは大げさだな、黄金の地が点在するそんな土地だった。
黄金の正体は、揺れる麦穂である。
もはや麦とも呼べないそんなもの、実が小さくてこれ多分原種だよなー?
そう思いながらサバンナで採った、麦っぽいものを『これ うめる、ふやす』 と言って教えておいたのが文字通り実を結んだのだ。
あいつやりやがった!
俺はちょっと嬉しくなった。
あのヒントから、農業を興したのだ。
「かみさま! こっち!」
シリーが俺の手を引っ張り村に連れ出す。
「みんな! かみさまきた! あがめる!」
泥の壁と枯れ草の屋根を持った家から、住人がわらわらと出てくる。
おー結構人口増えてるじゃないか。
3桁は軽く超えている。
500行くか行かないかぐらいだろうか。
もぉー! ぶるるるぅふぅー!
家畜と思われる声も聞こえる。
おっ! 牛とラクダじゃないか!
あいつらを見つけたんだな。
これもレリーフに刻んだことだ。
ラクダと牛を家畜にしろと。
ラクダは捕まえたが、牛は捕まえられなかった。
水牛みたいなものを何度か見たが捕まえることができなかったのだ。
そして俺は広場に案内され、その中央にシリーと一緒に座る 。
パンパン、とシリーが手を叩くと、皿に盛られた食べ物が出て来た。
俺の好きなデーツとイチジクの実、そして焼肉とスープ。
デーツは干されて甘味が増していた。
ドーが天日干しにたどり着いたのだ。
そして、乳白色の塊。
これなんだ?
「それ、ちゃー! らくだのちゃー!」
シリーが説明する。
俺はそれを口にする。
ああ、これチーズだ。
そういえばチャーが、動物の胃袋にミルクを入れていたな。
胃袋の中の酵素がミルクをチーズにしたのだ。
うん、えらいぞチャー
食器も芸術的な皿だ。
土器ではあったが、 文様が刻まれ、塗られ、センスのある物となっている。
「これ、しりーのさら! しりーがつくった! かみさまのために!」
ルーから始まった芸術という文化は今ここにも生きている。
ん!?
皿と料理に目を奪われて気づかなかったが、今、皿を持ってきたやつ、獣耳をつけていなかったか!?
よく見ると、顔は人間に近いが、逆三角形の鼻、ピクピクと動く側面ではなく、より頭頂に近い位置にある耳、そして何よりも、毛は短いがブチ模様の皮膚。
「おい! シリー! あれは!?」
俺は獣耳男を指差して尋ねる。
「あ、あれ、ひとのしもべ!」
この文明なら、奴隷制があっても俺は驚かない。
奴隷となるのが人であったならば。
「あれ! すばらしい、むーが、がるーをしもべにしたの!」
あいつやりやがった!
文字通り、ヤリやがった!
あれ? ここって、過去の地球じゃなくって、ファンタジー世界!?
いやいや結論を出すにはまだ早い、もし彼が化石で発見されたならば、動物と人間が一緒に埋葬されていた、という学説になっていてもおかしくない。
「かみさま! しりーたち、うたう! おどる! みて!」
そしてシリーと、何人もの女性が俺たちの前で踊る。
「かみさまー、すごいー、すきー、えらいー、るるるーはおどる、ちゃちゃちゃーはつくる、どどどーはおいしー、ちゃちゃちゃーはおかすー!」
ぶほっ!
俺は水を吹いた。
おい、ちゃー、お前の偉業、未来に伝わっているぞ。
「かみさまー! だいすきー! りそー、おっぱいー! みせるー!」
おっぱいですと!?
俺の視線がシリーたちに集中する。
彼女たちは革の胸当てをしている。
下半身は腰蓑だ。
そして彼女たちは、その胸当てを脱ぎ捨てた。
俺は絶望した!
革製品は固い。
柔らかく加工しても、それは力を込めれば曲げれるというレベルで、決して柔らかくはない。
彼女たちの体格は良くなっている。
現代人に近いレベルだ。
当然胸も成長しているのだろう。
だがその成長の過程で、固い胸当てに抑圧されたとしたら……
彼女達の胸は歪んでいた。
俺は決意した!
こいつらに布の服を授けてやらねばならぬ!
俺の理想はまだ遠い……
0
あなたにおすすめの小説
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
魔法物語 - 倒したモンスターの魔法を習得する加護がチートすぎる件について -
花京院 光
ファンタジー
全ての生命が生まれながらにして持つ魔力。
魔力によって作られる魔法は、日常生活を潤し、モンスターの魔の手から地域を守る。
十五歳の誕生日を迎え、魔術師になる夢を叶えるために、俺は魔法都市を目指して旅に出た。
俺は旅の途中で、「討伐したモンスターの魔法を習得する」という反則的な加護を手に入れた……。
モンスターが巣食う剣と魔法の世界で、チート級の能力に慢心しない主人公が、努力を重ねて魔術師を目指す物語です。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~
カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。
気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。
だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう――
――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる