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テスト勉強編
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宏太の唯宅への居候生活が始まった初日、宏太はいつもの癖でAM4:00に起きた。
親による勉強の強制によって、このような生活習慣が身に着いたのだ。
目が覚めたが、勉強をする気にもなれないので雑用をすることにした。
掃除機をかけたり、机を拭いたり、軽く掃除をした。
1,2時間掃除をした後にお腹がすいたので朝ご飯を作ることにした。
唯が何時に起きてくるかは分からないが、とりあえず作っておいて損はないだろう。
ということで、簡単に料理を作る。
まあ、冷蔵庫に入っているウィンナーを焼いたものと、スクランブルエッグ、ちょっとしたサラダぐらいだが。
流石にないよりはましだろうと思い、とりあえず作った。
食器棚から皿を取りだし、そこに盛り付け、昨日の白ご飯の残りを一緒に盛った。
すると、においに反応したのか、眼鏡をかけた唯が眠い目をこすりながら降りてきた。
「ふぁぁ~。おはよう。美味しそうな臭いする。」
「おはよう。ご飯勝手に作ったから。」
「ありがとう。美味しそ~。」
「なんか脱力感すごいな。」
「だって眠たいもん。」
唯はぶかぶかなパジャマ姿であくびをする。
昨日の一件から宏太はちょっとずつ唯に対して、胸の高鳴ることが増えるようになった。
今回もその一つだ。
だが、宏太は人を好きになったことがないのでただの緊張だという認識だ。
唯は食卓に着いたが、目は閉じたままだ。
「唯?起きてる?」
「起きてる~。」
が、唯の行動は真逆でずっと目は閉じたままだ。
なので、唯の顔に当たらない程度に顔の前で手をたたいた。
唯はこれすらにも反応せずに「んん~?」と、眠たそうに返事をする。
手が出ずにブランとした袖で目を擦る。
「食べようぜ。」
「そうやな。いただきます。」
「いただきます。」
普段の唯の元気さは全く見えない。
言えば、気だるそうなだけの可愛い女子だ。
「眠たいぃ...。」
「見たらわかるよ。」
「宏太は眠たくないの?」
「眠くないな。」
「すごいね。まあ、食べるわ。」
「召し上がれ。」
唯はぶかぶかの袖から手を出して、箸を持った。
あむっ
「おいしいね。宏太って料理できたんだ。」
「まあ、できねえと飯が食えない日があったわけだし。」
「そうかぁ...。」
あいかわらず、唯は元気のないままだ。
「唯っていつもこんな感じなの?」
「うん。いつも朝弱いで。せやから、いつも家出るのギリギリ。」
「そうなんだ。」
「やから朝ごはん作ってくれたんめっちゃありがたい。」
その後、唯と宏太はご飯を食べきった。
宏太は皿洗いをして、唯は顔を洗いに行った。
宏太が皿洗いを終わらせ、リュックに荷物を詰め終わったころに、唯はリビングに戻ってきた。
「よぉ~し!学校いくでぇ!!」
そこには、いつもの元気な唯が立っていた。
どうやら、顔を洗ってスイッチが入ったようだ。
すると、唯は時計を見た。
「あれ?まだ6:45とかやん。これなら余裕もって朝ごはん食べれるやん。」
「は?」
「え?朝ご飯食べないの?」
「食べたじゃん。」
「え?食べてないで?」
「食べたよ。俺が作ったやつ食べたじゃん。」
「え?そうなん?顔洗うまでの記憶いつもなくなってまうんよなぁ。」
「すごい体質だね。」
「やから、あたしは基本一番最初に顔洗ってからご飯とか着替えとかするようにしてんねん。」
「そうなんだ。」
「まあ、宏太がおるから変えてもええけど。」
「とりあえず、さっさと用意しろよ。」
「はーい!!」
二人とも学校に行く準備を始めて、そのまま家を出た。
親による勉強の強制によって、このような生活習慣が身に着いたのだ。
目が覚めたが、勉強をする気にもなれないので雑用をすることにした。
掃除機をかけたり、机を拭いたり、軽く掃除をした。
1,2時間掃除をした後にお腹がすいたので朝ご飯を作ることにした。
唯が何時に起きてくるかは分からないが、とりあえず作っておいて損はないだろう。
ということで、簡単に料理を作る。
まあ、冷蔵庫に入っているウィンナーを焼いたものと、スクランブルエッグ、ちょっとしたサラダぐらいだが。
流石にないよりはましだろうと思い、とりあえず作った。
食器棚から皿を取りだし、そこに盛り付け、昨日の白ご飯の残りを一緒に盛った。
すると、においに反応したのか、眼鏡をかけた唯が眠い目をこすりながら降りてきた。
「ふぁぁ~。おはよう。美味しそうな臭いする。」
「おはよう。ご飯勝手に作ったから。」
「ありがとう。美味しそ~。」
「なんか脱力感すごいな。」
「だって眠たいもん。」
唯はぶかぶかなパジャマ姿であくびをする。
昨日の一件から宏太はちょっとずつ唯に対して、胸の高鳴ることが増えるようになった。
今回もその一つだ。
だが、宏太は人を好きになったことがないのでただの緊張だという認識だ。
唯は食卓に着いたが、目は閉じたままだ。
「唯?起きてる?」
「起きてる~。」
が、唯の行動は真逆でずっと目は閉じたままだ。
なので、唯の顔に当たらない程度に顔の前で手をたたいた。
唯はこれすらにも反応せずに「んん~?」と、眠たそうに返事をする。
手が出ずにブランとした袖で目を擦る。
「食べようぜ。」
「そうやな。いただきます。」
「いただきます。」
普段の唯の元気さは全く見えない。
言えば、気だるそうなだけの可愛い女子だ。
「眠たいぃ...。」
「見たらわかるよ。」
「宏太は眠たくないの?」
「眠くないな。」
「すごいね。まあ、食べるわ。」
「召し上がれ。」
唯はぶかぶかの袖から手を出して、箸を持った。
あむっ
「おいしいね。宏太って料理できたんだ。」
「まあ、できねえと飯が食えない日があったわけだし。」
「そうかぁ...。」
あいかわらず、唯は元気のないままだ。
「唯っていつもこんな感じなの?」
「うん。いつも朝弱いで。せやから、いつも家出るのギリギリ。」
「そうなんだ。」
「やから朝ごはん作ってくれたんめっちゃありがたい。」
その後、唯と宏太はご飯を食べきった。
宏太は皿洗いをして、唯は顔を洗いに行った。
宏太が皿洗いを終わらせ、リュックに荷物を詰め終わったころに、唯はリビングに戻ってきた。
「よぉ~し!学校いくでぇ!!」
そこには、いつもの元気な唯が立っていた。
どうやら、顔を洗ってスイッチが入ったようだ。
すると、唯は時計を見た。
「あれ?まだ6:45とかやん。これなら余裕もって朝ごはん食べれるやん。」
「は?」
「え?朝ご飯食べないの?」
「食べたじゃん。」
「え?食べてないで?」
「食べたよ。俺が作ったやつ食べたじゃん。」
「え?そうなん?顔洗うまでの記憶いつもなくなってまうんよなぁ。」
「すごい体質だね。」
「やから、あたしは基本一番最初に顔洗ってからご飯とか着替えとかするようにしてんねん。」
「そうなんだ。」
「まあ、宏太がおるから変えてもええけど。」
「とりあえず、さっさと用意しろよ。」
「はーい!!」
二人とも学校に行く準備を始めて、そのまま家を出た。
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