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ライブ編
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さっそく、唯の家に向かった。
まあ、宏太と唯は自分の家なのでただ家に帰っただけだが。
「いやぁ、楽しみやなぁ!!ほんまにワクワクするわ。」
「俺もなんだかんだ言って、ライブは初めてだからなあ。」
「そうなん?てっきり何個かでライブしてるんやと思ってたわ。」
「したライブは、中学校の文化祭ぐらいかな。だから、ちゃんとしたライブは初めて。」
「へぇ~、忍は?」
「私もライブは文化祭で勝太郎と一緒にやった時だけだね。」
「やっぱそうなんや。」
「でも、私はピアノの発表会があるからピアノを人前で弾くのは慣れてるね。」
「そっか!ピアノって発表会あんのか!」
「そうそう。」
「で、もちろん宏太は経験ゼロと。」
「当たり前だろ。」
と、帰り道に軽く会話を交わしながら唯の家に到着した。
「もう、もはやここがみんなの第二の家みたいな感じやな。」
「実際そうだな。なにかあるたびにここきてるしな。」
「あたし的にはめっちゃうれしいなそれ。」
「なんで?」
「だって、あたしの親は仕事が忙しくて会う時間がほとんどなくてさ...。やから、人の安心できる場所を作れてるのほんまうれしい。」
「まあ、よかった。お互いWin-winならそれでいいや。」
「せやな。とりあえず、荷物おきぃや。」
「ういっす。」
俺たちは、会話しながら移動していたため、気づかずに唯の家のリビングについていた。
「まず、どの曲にするかとかも大事だよな。」
「そうだね。曲に何か指定とかあるの?」
「待って、メールちょっと見る。」
俺は、先生から送られてきたメールの転送を確認した。
そこには、こう書いてあった。
(演奏していただく曲に関しては、1曲目はカバー、2曲目はオリジナルを演奏していただきます。)
「なんか、1曲カバー、もう1曲オリジナルらしい。」
「へぇ~。作曲できる人おらんとこ大変やな。うちは勝太郎おるから大丈夫やけど。」
「確かにね。誰も作曲できないと積むね。」
俺は、携帯をいじりながらハマりそうな曲を探し出した。
まあ、ここは鉄板で青春ソングを行くのが正解な気がする。
「なぁなぁ、とりあえず盛り上がる系かしっとり系か決めへん?」
唯が根本的な疑問を出した。
「確かに唯の言う通りだね。まず、そっから決めようか。」
忍もそれに同意して、ライブの系統から決めることになった。
確かに、俺がライブになれていないから忘れていたが、そこから決めないといけない。
「そうだな。まあ、クール系か...The青春系か...どっちにしようか...。」
「勝太郎はどっちがいいの?私は曲を作ったり、歌ったり、話したりするのは勝太郎だから、聞きたいんだけど。」
「あぁ~、俺はクール系の方がしゃべる時に体力いらないから、楽だけどなぁ。」
「なら、それでえぇんちゃう?」
まず、根本的な方向性を決めることはようやく終わった。
まあ、宏太と唯は自分の家なのでただ家に帰っただけだが。
「いやぁ、楽しみやなぁ!!ほんまにワクワクするわ。」
「俺もなんだかんだ言って、ライブは初めてだからなあ。」
「そうなん?てっきり何個かでライブしてるんやと思ってたわ。」
「したライブは、中学校の文化祭ぐらいかな。だから、ちゃんとしたライブは初めて。」
「へぇ~、忍は?」
「私もライブは文化祭で勝太郎と一緒にやった時だけだね。」
「やっぱそうなんや。」
「でも、私はピアノの発表会があるからピアノを人前で弾くのは慣れてるね。」
「そっか!ピアノって発表会あんのか!」
「そうそう。」
「で、もちろん宏太は経験ゼロと。」
「当たり前だろ。」
と、帰り道に軽く会話を交わしながら唯の家に到着した。
「もう、もはやここがみんなの第二の家みたいな感じやな。」
「実際そうだな。なにかあるたびにここきてるしな。」
「あたし的にはめっちゃうれしいなそれ。」
「なんで?」
「だって、あたしの親は仕事が忙しくて会う時間がほとんどなくてさ...。やから、人の安心できる場所を作れてるのほんまうれしい。」
「まあ、よかった。お互いWin-winならそれでいいや。」
「せやな。とりあえず、荷物おきぃや。」
「ういっす。」
俺たちは、会話しながら移動していたため、気づかずに唯の家のリビングについていた。
「まず、どの曲にするかとかも大事だよな。」
「そうだね。曲に何か指定とかあるの?」
「待って、メールちょっと見る。」
俺は、先生から送られてきたメールの転送を確認した。
そこには、こう書いてあった。
(演奏していただく曲に関しては、1曲目はカバー、2曲目はオリジナルを演奏していただきます。)
「なんか、1曲カバー、もう1曲オリジナルらしい。」
「へぇ~。作曲できる人おらんとこ大変やな。うちは勝太郎おるから大丈夫やけど。」
「確かにね。誰も作曲できないと積むね。」
俺は、携帯をいじりながらハマりそうな曲を探し出した。
まあ、ここは鉄板で青春ソングを行くのが正解な気がする。
「なぁなぁ、とりあえず盛り上がる系かしっとり系か決めへん?」
唯が根本的な疑問を出した。
「確かに唯の言う通りだね。まず、そっから決めようか。」
忍もそれに同意して、ライブの系統から決めることになった。
確かに、俺がライブになれていないから忘れていたが、そこから決めないといけない。
「そうだな。まあ、クール系か...The青春系か...どっちにしようか...。」
「勝太郎はどっちがいいの?私は曲を作ったり、歌ったり、話したりするのは勝太郎だから、聞きたいんだけど。」
「あぁ~、俺はクール系の方がしゃべる時に体力いらないから、楽だけどなぁ。」
「なら、それでえぇんちゃう?」
まず、根本的な方向性を決めることはようやく終わった。
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大賞、いい結果を残せるよう頑張ってください!!
アオハルだなぁ~
久々の長編...楽しみです!