うちの彼女を傷つけたあの女はVtuberをやっているのでその動画を全校集会で流してやろうと思います。

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そして、ついにハッキングの神がハッキングに成功したみたいで映像が乱れました。

みんながザワザワしだした次の瞬間映像が変わりました。

クソ女が顔出しでR-18配信をしている様子がスクリーンに映し出されました。

クソ女は一人で動揺し慌てていまいた。

すると、音楽の先生（女）がクソ女のところに駆け寄っていきました。

そして、甲高い声で
「なんてことしてるの！？」

と、怒鳴りつけました。

クソ女はただただ動揺しているだけで声も何も挙げずにいました。

場が一通り荒れたところで生徒指導の先生が、

「プロジェクターが壊れたため、今日の学年集会は終わります。

（クソ女の名前）だけ残るように。」

さらにクソ女の顔が暗くなっていくのが分かりました。

そして、全てを理解したのか急に悲鳴を上げ始めました。

クソ女「どうせあいつのせいだ。クソキャプの仕業だ！」

とわめきだす始末。

クソ女「そうだ！あれを公開してやる！全校生徒にあいつの醜態をお披露目してやる！」

きっと、彼女の裸の姿を公開しようとしたんでしょう。

クソ女「ない！なんで？なんでないの！？」

とさらにパニック状態。

俺は冷静に見ているふりをして心の中で大爆笑していました。

クソ女「そうだ、ゴミ箱だ、ゴミ箱！」

俺はひやりとしました。

ですが流石の副キャプ、ちゃんとごみ箱からも削除してくれました。

クソ女「なんで、なんで何もないのよ！！！！！」

クソ女が喚き散らしている間に俺らは教室に戻ることになりました。

さらには、

担任「誰があんなことしたんだ？」

という質問詰めで一時間目の数学もつぶれるという最高の展開。

俺たち生徒は最高な時間を過ごしていました。

帰ってから急いで彼女の家に行き、今日の成果を彼女に伝えると

彼女「本当に？そんなことあったの？（副キャプの名前）にも後でありがとうって言わなきゃね。」

と言っていたので、俺も

俺「そうだな。」

と、笑顔で返しました。

そのときにはずっと消えていた笑顔を久々に見ることが出来ました。

後日談です。

ネットでの活動がバレたクソ女は退学処分になるまでの間も学校に来ることは出来ず、

そのまま誰の目にも止まらず、うちの学校を去っていきました。

一方、彼女は全ての心のモヤモヤが消え去って、見違えるように楽しそうにしていました。

一生懸命頑張っていた部活も努力が実を結ぶようになって、ついに全国が見えるところまで行きました。

それに負けず劣らず俺たち男バスも頑張り、全国に進みました。

おかげで、俺らの代は「T高校　キセキの世代」と呼ばれました。

本当にかわいい彼女の笑顔が戻ってよかった。