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第3章 始動
12 前借り
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私たちが入った治療院の二階の真ん中の部屋からは、いつの間にかきれいに壁が取り除かれてた。そこから見える景色にひぃっと一瞬引きつった。
さっき前を通った時も、人の集まりはまあ悪くないなぁって思ってたけど、この高さから見渡すと治療院の前庭だけじゃなくて通りまでぎっしり人がびっしり集まってきてるのが見えた。治療院の壁にまで人がよじ登っている。
よく見れば治療院の前の家の庭先にも人が詰まってた。
ああ、これご近所さんにご迷惑だった!
そんな私の心配を他所に、キールさんが壁際までゆうゆうと歩いてく。いつの間にかキールさんの手を逃れた黒猫君が、私の膝の上に擦り寄ってきていた。
私はと言えば。アルディさんが用意してくれた椅子に腰掛けて部屋の少し後ろからことの成り行きを見守ってます。
すぐに一人の若い兵士さんが階段を駆け上がってきて、キールさんに一言二言告げて後ろに下がった。目を見開いたキールさんが黒猫君を苦々しい顔で振り返った。
黒猫君は素知らぬ顔で私の手に頭をすり寄せてる。
はいはい、甘やかすんですね。分かってます。
いつもの如く黒猫君の耳の後ろや喉元をナデナデしながら目線を前に戻した。
「あー、どうやら準備が整ったらしい」
キールさんがそのよく通る声で第一声を上げると、途端、眼下の群集に静けさが広がる。
「今日は突然集まってもらってすまない。今日のうちに色々公示すべきことが出来てこうなってしまった」
キールさんの演説は、なんか歯切れの悪いスタートだった。
「すでに聞いている者もいるかも知れんが、半年ほど前、教会からここの統治を任されていた者達が全て中央に出て行ってしまった。それ以来この街に留まっていた俺が暫定的にここの面倒を見てきたわけだが……」
そこで言葉を切ったキールさんは少し言い淀んでから、でも覚悟を決めたようにはっきりと話し始めた。
「そろそろ、皆にもここの現状を把握しておいてもらいたいと思う」
そう宣言したキールさんの言葉に、そこここでゴクリとつばを飲み下す音が聞こえた気がする。
「まず、この街は現在、隣町のナンシーとも他の街とも行き来が出来なくなってる。先週、俺達も精鋭部隊を率いて東の砦まで出てみたが、結局狼人族の急襲を受けていたずらに兵を減らす結果に終わってしまった」
そう言って一瞬空を見上げた。
「行き来が途絶え、隔離されてしまったこの街の中では毎日の食料もそろそろ街で手に入れられなくなってきているだろう」
何人もの人が少し俯いたのがみえた。
「長年ここはナンシーと王都を繋ぐ重要な街道街として栄えてきたが、この3年の間に住むものも減り、今ここに残っているのは余程ここに執着があるか他に行く手がないか、それとも逃げそこなった者ばかりだと思う」
また何人かの人が俯いた。
「毎日が少しずつ生きづらくなり生活も大変になってきていると思う。それには大いに俺の責任もある」
ふと数人が怪訝そうに顔を上げた。
「今日あるやつにハッキリと指摘された。この現状を放置している俺は怠惰であると」
今度はほとんどの人がギョッとしてキールさんを見上げた。
「その通りだ。俺は今まで自分の出生を誤魔化して、取るべき責任の立場も宙ぶらりんにしたまま、今の軍内の立場でも出来ることだけして満足してきた」
ぐっとキールさんが両の拳を握り込んだのが見えた。
「だがこうハッキリと指摘されてはもう目を背け続ける訳にもいかない。時期は遅くなってしまったがどうやらまだ手遅れではなさそうだ」
そこで大きく息を吸って宣言する。
「俺の名前はキーロン。キーロン・ザ・ビス・ザイオン。このザイオン帝国の皇王が第五子。……今日より王族の権利を持ってこの地域の代理統治を始めることとする!」
一瞬、前庭から全ての音が消えた。
水を打ったような静けさは、だけどすぐに群集全体から湧き上がったいくつもの叫びに引き裂かれた。
「Hail,O King (ヘイル・オ・キング)!」
「Hail The King (ヘイル・ザ・キング)!」
そこかしこから声が上がった。
それは別にさっきみたいにアルディさんに扇動されたわけではなく、まるでそれが当たり前というように皆が勝手に叫んでいる。
「待て待て待て! あくまでも代行だ! 聞いてるか?! ダ・イ・コ・ウ!」
「「「「Yes, Your Majesty!」」」」
「俺はお前らのマジェスティじゃねぇ!」
必死に叫ぶキールさんの声は、だけど集まった人達の歓声にかき消されてた。私の膝の上で黒猫君が「なんだ仕掛けなんか全然必要なかったじゃねーか」ってぼやいてる。
そこに、荷物を山積みにした荷車が人垣を割るようにして入ってきた。
兵士に先導されて治療院の前に停められる。
「お言いつけ通り昨年の税を持って参りました」
荷車の横に付き添ってきたお爺さんが、人垣に圧倒されて恐る恐る細い声を上げた。
それを聞きつけた周りの人達が顔色を変えていく。
「ご苦労だった」
そう言ってキールさんが頷くと同時に、荷車にかけられていた布を先導してきた兵士が外した。
最初のの荷車の荷台には山積みの麦袋が積み上げられてる。もう一台の荷台には見るからに採れたてピカピカの野菜がたんまりと、いくつか乗せられてる大きな壺には英語でミルクと書かれてる。隙間には乾燥させた大きなハムの塊らしき物まで見えた。
前庭のそこら中から生唾を飲み込む音が聞こえる。
「これが我が村の分の3分の1ですじゃ。他の3つの村も追っかけ運んで参りますじゃ」
「助かる。では、この麦を今まで俺が卸してきた工房や卸元に今までと同じ値段で売ってやろう。そうすればお前の村が去年支払わなければならなかった時価に比べて3割増しにはなる。そこで残りの3割は直接お前の村の取り分になる訳だ」
キールさんの言葉に老人が目を見開いた。
「で、卸主の親父さんよ、今度は兵舎の元責任者としてお願いしたいんだが、俺の卸した麦を今度は適正価格で兵舎にも売ってくれ。パン工房の所も同じだ」
一番前で話を聞いていた少しばかり身なりのいい人達が数人ハッとした顔でキールさんを見上げた。
「次の3分の1は必要な時に頼む。残りの3分の1は今年の麦が取り入れられたら頼むわ」
その言葉に最前列の皆さまが再度驚きの声を上げた。
「野菜はこれも税金の一部か?」
キールさんの質問におじいさんが手をバタバタと振りながら答えた。
「ち、違いますじゃ。これは殿下が買って下さらないかと期待してお持ちしましたのじゃ」
「おお、そうか。ならば買おう。幾らだ?」
「そ、それは殿下がお決め下され」
「良し分かった。ここに野菜の卸はいるか?」
「は、はい私どもがそうです!」
数人のおじ様たちが名乗りを上げた。
「お前らちょっとこの野菜の山を試算してくれないか?」
「わ、分かりました」
おじ様たちが手分けして概算を出していく。それを聞き取ったキールさんは再度尋ねた。
「じゃあ、この同じ野菜の山は三ヶ月前まで幾らだった?」
聞かれたおじ様達がまたもや顔を見合わせて話し合う。出て来た値段は何と5分の1程だった。
「良し、じゃあ俺はこれを今日だけ今日の時価で買ってやる。そして卸のお前達にはいま試算した5分の1で卸してやろう。そして分かってるな?」
「はい! 適正価格で兵舎や市にも卸させて頂きます!」
決して暴利が上がるわけでもないのに、返事を返したおじ様たちがなぜか涙ぐんでる。
そこでキールさんが群集に向かって声を張り上げた。
「明日の終わりまでだけに限り、他の物品も俺が時価で買い取ってやる。それぞれ持ってこい。それから今後も税はちゃんと徴収するぞ。ただし今年だけは物品での支払いを受け付けてやる。売りたいやつはちゃんと自分の卸先を一緒に連れてこいよ。自家売りの奴らはここに相談しに来い。考えてやる。ついでに求人だ。俺の施政にはまるっきり人手が足りない。商売を止めて俺に付いてもいいって奴は俺のスチュワードに面接してもらえ」
突然黒猫君がビクンと飛び上がった。
「あんのやろ!」
叫んで私の膝から飛び降り逃げ出そうとした所を、今度はアルディさんが首筋をヒョイっと掴んでキールさんに突きだす。
「いいか、これがうちのランド・アンド・ハウス・スチュワードのネロだ。覚えておけ」
前庭の皆さんがポカーンとした顔でキールさんと黒猫君を見上げた。
全ての視線を一身に集めるキールさんの手からブランと吊り下げられた黒猫君が、それでも仕方なさそうに片手を上げて、「ヨッ」と小さな声でぶっきらぼうな挨拶をした。
さっき前を通った時も、人の集まりはまあ悪くないなぁって思ってたけど、この高さから見渡すと治療院の前庭だけじゃなくて通りまでぎっしり人がびっしり集まってきてるのが見えた。治療院の壁にまで人がよじ登っている。
よく見れば治療院の前の家の庭先にも人が詰まってた。
ああ、これご近所さんにご迷惑だった!
そんな私の心配を他所に、キールさんが壁際までゆうゆうと歩いてく。いつの間にかキールさんの手を逃れた黒猫君が、私の膝の上に擦り寄ってきていた。
私はと言えば。アルディさんが用意してくれた椅子に腰掛けて部屋の少し後ろからことの成り行きを見守ってます。
すぐに一人の若い兵士さんが階段を駆け上がってきて、キールさんに一言二言告げて後ろに下がった。目を見開いたキールさんが黒猫君を苦々しい顔で振り返った。
黒猫君は素知らぬ顔で私の手に頭をすり寄せてる。
はいはい、甘やかすんですね。分かってます。
いつもの如く黒猫君の耳の後ろや喉元をナデナデしながら目線を前に戻した。
「あー、どうやら準備が整ったらしい」
キールさんがそのよく通る声で第一声を上げると、途端、眼下の群集に静けさが広がる。
「今日は突然集まってもらってすまない。今日のうちに色々公示すべきことが出来てこうなってしまった」
キールさんの演説は、なんか歯切れの悪いスタートだった。
「すでに聞いている者もいるかも知れんが、半年ほど前、教会からここの統治を任されていた者達が全て中央に出て行ってしまった。それ以来この街に留まっていた俺が暫定的にここの面倒を見てきたわけだが……」
そこで言葉を切ったキールさんは少し言い淀んでから、でも覚悟を決めたようにはっきりと話し始めた。
「そろそろ、皆にもここの現状を把握しておいてもらいたいと思う」
そう宣言したキールさんの言葉に、そこここでゴクリとつばを飲み下す音が聞こえた気がする。
「まず、この街は現在、隣町のナンシーとも他の街とも行き来が出来なくなってる。先週、俺達も精鋭部隊を率いて東の砦まで出てみたが、結局狼人族の急襲を受けていたずらに兵を減らす結果に終わってしまった」
そう言って一瞬空を見上げた。
「行き来が途絶え、隔離されてしまったこの街の中では毎日の食料もそろそろ街で手に入れられなくなってきているだろう」
何人もの人が少し俯いたのがみえた。
「長年ここはナンシーと王都を繋ぐ重要な街道街として栄えてきたが、この3年の間に住むものも減り、今ここに残っているのは余程ここに執着があるか他に行く手がないか、それとも逃げそこなった者ばかりだと思う」
また何人かの人が俯いた。
「毎日が少しずつ生きづらくなり生活も大変になってきていると思う。それには大いに俺の責任もある」
ふと数人が怪訝そうに顔を上げた。
「今日あるやつにハッキリと指摘された。この現状を放置している俺は怠惰であると」
今度はほとんどの人がギョッとしてキールさんを見上げた。
「その通りだ。俺は今まで自分の出生を誤魔化して、取るべき責任の立場も宙ぶらりんにしたまま、今の軍内の立場でも出来ることだけして満足してきた」
ぐっとキールさんが両の拳を握り込んだのが見えた。
「だがこうハッキリと指摘されてはもう目を背け続ける訳にもいかない。時期は遅くなってしまったがどうやらまだ手遅れではなさそうだ」
そこで大きく息を吸って宣言する。
「俺の名前はキーロン。キーロン・ザ・ビス・ザイオン。このザイオン帝国の皇王が第五子。……今日より王族の権利を持ってこの地域の代理統治を始めることとする!」
一瞬、前庭から全ての音が消えた。
水を打ったような静けさは、だけどすぐに群集全体から湧き上がったいくつもの叫びに引き裂かれた。
「Hail,O King (ヘイル・オ・キング)!」
「Hail The King (ヘイル・ザ・キング)!」
そこかしこから声が上がった。
それは別にさっきみたいにアルディさんに扇動されたわけではなく、まるでそれが当たり前というように皆が勝手に叫んでいる。
「待て待て待て! あくまでも代行だ! 聞いてるか?! ダ・イ・コ・ウ!」
「「「「Yes, Your Majesty!」」」」
「俺はお前らのマジェスティじゃねぇ!」
必死に叫ぶキールさんの声は、だけど集まった人達の歓声にかき消されてた。私の膝の上で黒猫君が「なんだ仕掛けなんか全然必要なかったじゃねーか」ってぼやいてる。
そこに、荷物を山積みにした荷車が人垣を割るようにして入ってきた。
兵士に先導されて治療院の前に停められる。
「お言いつけ通り昨年の税を持って参りました」
荷車の横に付き添ってきたお爺さんが、人垣に圧倒されて恐る恐る細い声を上げた。
それを聞きつけた周りの人達が顔色を変えていく。
「ご苦労だった」
そう言ってキールさんが頷くと同時に、荷車にかけられていた布を先導してきた兵士が外した。
最初のの荷車の荷台には山積みの麦袋が積み上げられてる。もう一台の荷台には見るからに採れたてピカピカの野菜がたんまりと、いくつか乗せられてる大きな壺には英語でミルクと書かれてる。隙間には乾燥させた大きなハムの塊らしき物まで見えた。
前庭のそこら中から生唾を飲み込む音が聞こえる。
「これが我が村の分の3分の1ですじゃ。他の3つの村も追っかけ運んで参りますじゃ」
「助かる。では、この麦を今まで俺が卸してきた工房や卸元に今までと同じ値段で売ってやろう。そうすればお前の村が去年支払わなければならなかった時価に比べて3割増しにはなる。そこで残りの3割は直接お前の村の取り分になる訳だ」
キールさんの言葉に老人が目を見開いた。
「で、卸主の親父さんよ、今度は兵舎の元責任者としてお願いしたいんだが、俺の卸した麦を今度は適正価格で兵舎にも売ってくれ。パン工房の所も同じだ」
一番前で話を聞いていた少しばかり身なりのいい人達が数人ハッとした顔でキールさんを見上げた。
「次の3分の1は必要な時に頼む。残りの3分の1は今年の麦が取り入れられたら頼むわ」
その言葉に最前列の皆さまが再度驚きの声を上げた。
「野菜はこれも税金の一部か?」
キールさんの質問におじいさんが手をバタバタと振りながら答えた。
「ち、違いますじゃ。これは殿下が買って下さらないかと期待してお持ちしましたのじゃ」
「おお、そうか。ならば買おう。幾らだ?」
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「良し分かった。ここに野菜の卸はいるか?」
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数人のおじ様たちが名乗りを上げた。
「お前らちょっとこの野菜の山を試算してくれないか?」
「わ、分かりました」
おじ様たちが手分けして概算を出していく。それを聞き取ったキールさんは再度尋ねた。
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聞かれたおじ様達がまたもや顔を見合わせて話し合う。出て来た値段は何と5分の1程だった。
「良し、じゃあ俺はこれを今日だけ今日の時価で買ってやる。そして卸のお前達にはいま試算した5分の1で卸してやろう。そして分かってるな?」
「はい! 適正価格で兵舎や市にも卸させて頂きます!」
決して暴利が上がるわけでもないのに、返事を返したおじ様たちがなぜか涙ぐんでる。
そこでキールさんが群集に向かって声を張り上げた。
「明日の終わりまでだけに限り、他の物品も俺が時価で買い取ってやる。それぞれ持ってこい。それから今後も税はちゃんと徴収するぞ。ただし今年だけは物品での支払いを受け付けてやる。売りたいやつはちゃんと自分の卸先を一緒に連れてこいよ。自家売りの奴らはここに相談しに来い。考えてやる。ついでに求人だ。俺の施政にはまるっきり人手が足りない。商売を止めて俺に付いてもいいって奴は俺のスチュワードに面接してもらえ」
突然黒猫君がビクンと飛び上がった。
「あんのやろ!」
叫んで私の膝から飛び降り逃げ出そうとした所を、今度はアルディさんが首筋をヒョイっと掴んでキールさんに突きだす。
「いいか、これがうちのランド・アンド・ハウス・スチュワードのネロだ。覚えておけ」
前庭の皆さんがポカーンとした顔でキールさんと黒猫君を見上げた。
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