20 / 32
20
しおりを挟む
「サーラ様、私の言っている事、理解できてますよね?」
「・・・はい」
ソファーに腕と脚を組んで座り、怖い顔で私を見下ろしてくるのは、アリオスの異母兄妹であり私の侍女でもあるリゾレット。
美人って無表情になると怖いもんなのね・・・と、どこが現実逃避しつつも項垂れる私は、目下リズにお説教されています。しかも、ワタシ正座デス。
事の発端は本当に些細なことで・・・・というか、リズ的には溜まりに溜まった鬱憤をちょっとした切っ掛けでとうとう爆発させた・・・的なところがあるようだけど・・・
彼女が何に怒っているのかと言うと、私のアリオスに対する態度についてだ。
自分家の風呂場ですっ転び、訳の分からないまま素っ裸で異世界のアリオスの元に落ちた。
そして何故かアリオスの魔力を満タンに出来る能力を持っていたらしく、それでもってこれはいまだに懐疑的だけど・・・彼は私を好きだという。
魔力を満タンに出来る人間を『運命の人』と呼ぶらしく、過去の体験により『運命の人』などと言う言葉も、それを口にする人間をも信じない私は、彼のプロポーズも何もかも拒否。
でも、今現在お世話になっているのは彼の家ともいえるお城だから、これはいかんっ!と、私は独り立ちを計画。
まぁ、それはことごとく頓挫。というか、自分が思っているより自分の立場ってとても微妙で危うい事が発覚したのよね。
んで、そうこうしてるうちに虐待されていた子供達を保護して、最終的には五人の子供の親となりましたよ。
子供を引き取るには色々細かくて厳しい規定があるんだけど、それはアリオスと婚約する事で全てクリア。何にも持っていない私には、致し方無いんだけれど・・・
だから婚約はしたけど、婚約と言う名の契約を取り決めた。
契約内容はあまり難しくはないものだと思う。だって、第一に子供達の事を思っての内容だから。
私の身を守るための内容も勿論取り込んでいる。――――このままずるずると結婚に持ち込まれないために。
当然、アリオスの為のものも。
でも、アリオスの為にと思って提案した項目は何故かことごとく却下された。
リズがご立腹なのはその、却下しているはずの内容に沿う様な事を、私がしてしまったからだ。
『婚約期間中、恋人を作っても良いものとする』という、却下された私の提案。
私の事を好きだ、と言ってくれているアリオス。その事自体、いまだに信じられない。それに、その気持ちがいつまで続くかわからないし。
ましてや今の所、私にその気はない。なので、私の我侭に突き合わせてしまって申し訳ない気持ちの方が大きい。
だから取り敢えず逃げ道的な?提案で、好きな人ができたんであれば、付き合っちゃっていいよ!ってな提案をしたのだ。
私なりに気を使ったつもりなのだが、それはアリオスの心を打ちのめし、リズには無神経だと怒られる。
「もし貴女の片思いの相手から『彼、良い奴だから付き合ってやってよ』なんて言われてら、どう思います?嬉しいですか?」
「うぐっ・・・・」
「まぁ、言われて嬉しいのであれば私は何も言いません。男から『運命の人だ』と言われ舞い上がり、挙句に『君は勘違い』と言われ捨てられる事に関しては傷ついても、これに関してはなんとも思わないのでしょうね」
「ぐっは・・・ごめん、なさい・・・」
私は容赦ない攻撃に力尽き、そのままふかふかのジュータンの上に倒れ込んだ。
「アリオスの気持ち、わかっていますよね?」
冷たいリズの声に、私は無言で頷く。
怒られても仕方が無い事を私はやっている。その自覚はある。
子供を引き取る際も、彼の好意を利用するのは嫌だとも思ったけど、利害の一致という事で『契約』した。彼もそれでいいと、言ってくれたから。
なのに、私には戸惑う事ばかりなのだ。
『契約』だというのに彼はとても嬉しそうに、私や子供達と関わっている。溢れんばかりの愛情を注いでくれるから。
―――――罪悪感、半端ないし・・・・・何だか怖いのだ・・・
そもそも、何で私とアリオスが契約婚約してまで子供達の親となったか・・・それは、一番末っ子のティナの希望だったからだ。
契約時、彼等に再度気持ちを聞いてみた。私だけが盛り上がってもしょうがないから。
それに彼等にしてみれば、別に親は私でなくても良かったのかもしれない。五人一気に引き取ってさえくれれば。
現実的に、五人まとめて引き取れる事ができるのは、今現在アリオスにしか出来ないのだけれど・・・・
そんな子供達の我侭を彼は快く引き受けてくれた。婚約者となるのは私という条件付きで。
ティナの元々の希望が、私とアリオスが親となる事だったから、正に彼女の希望を叶えた事になる。
まぁ、アリオスと私の思惑が・・・中身は別として・・・一致したから、かなり悩みはしたけど了承した。
そんなこんなで婚約発表まで・・・してしまったのよ。正に電光石火とはこの事を言うんだろうなぁ・・・と、その時の記憶が曖昧なほどにあっという間だった。
超冷静になった今では『やばいかも?マジ、やばいかも?このまま、結婚?』と、心の中で呪文の様に繰り返されている。
そんな私の焦りというか、何と言うか・・・そんな気持ちが態度に出てしまっているのだ。
リズは突っ伏す私に手を伸ばしてくれ、私は小さく溜息を吐くと、彼女の手を取って立ち上がった。
ソファーに並んで座ると握っていた手を、ポンポンと優しく叩いた。
私は又も小さく息を吐き、観念したように口を開いた。
「怖いんだ・・・」
「怖い?」
「うん・・・アリオスの、何ていうか・・・・邪な気持ちが入り交じった無償の愛情?」
「邪な・・・・まぁ、分かる気がしますが」
そう、彼は婚約してからというもの私に対する好意を隠そうとせず・・・これまでもダダ漏れだったとリズは言うけど・・・何と言うか・・・恋愛感情の他に家族愛もプラスされグレードアップされていて、厄介な事にそれがあまりに心地良すぎて、引き込まれそうで、私的には危機感を感じひじょーに困っているのだ。
子供達が来てからひと月が経った。引き取った初日、親睦を計る為と称し私は床に毛布を敷き詰め十人くらいは寝れるよう布団を作り、皆で雑魚寝した。
意外にもそれが好評で、それからというもの月に何回かは必ず皆で寝ている。その中には勿論アリオスも含まれている。
彼は王子なのに床に寝る事に何の抵抗も示さず、反対に戦場での野営に比べればと笑い飛ばしている。
子供達との関係も比較的良好で、今は学校への入学手続きで二人額を合わせ話し合う事も多い。
今まで単なる女好きのイケメン野郎だと思っていたのだが、深く関われば関わるほど彼の内面が見えてくるようで・・・・
「ぶっちゃけ、惹かれてきてるって事ですよね?」
期待感の籠るリズの一撃に、私は真顔で返す。
「いや、それはないから」
なんとも微妙な顔のリズに一応、言い訳をする。
「まぁ、見直しているっていうか・・・」
「では、何故他の女性をあてがおうとするのです?」
「だって、あんなイケメンの王子様が本気で私の事好きなわけないじゃない。単に珍しいものが目の前に居て、自分に中々靡かないから意地になっているだけで・・・」
「はぁぁぁぁぁ~~~~~~~~」
リズは頭を抱え、こいつバカなの?みたいな目で私を見ながら、大きくも長い溜息を吐いた。
「・・・はい」
ソファーに腕と脚を組んで座り、怖い顔で私を見下ろしてくるのは、アリオスの異母兄妹であり私の侍女でもあるリゾレット。
美人って無表情になると怖いもんなのね・・・と、どこが現実逃避しつつも項垂れる私は、目下リズにお説教されています。しかも、ワタシ正座デス。
事の発端は本当に些細なことで・・・・というか、リズ的には溜まりに溜まった鬱憤をちょっとした切っ掛けでとうとう爆発させた・・・的なところがあるようだけど・・・
彼女が何に怒っているのかと言うと、私のアリオスに対する態度についてだ。
自分家の風呂場ですっ転び、訳の分からないまま素っ裸で異世界のアリオスの元に落ちた。
そして何故かアリオスの魔力を満タンに出来る能力を持っていたらしく、それでもってこれはいまだに懐疑的だけど・・・彼は私を好きだという。
魔力を満タンに出来る人間を『運命の人』と呼ぶらしく、過去の体験により『運命の人』などと言う言葉も、それを口にする人間をも信じない私は、彼のプロポーズも何もかも拒否。
でも、今現在お世話になっているのは彼の家ともいえるお城だから、これはいかんっ!と、私は独り立ちを計画。
まぁ、それはことごとく頓挫。というか、自分が思っているより自分の立場ってとても微妙で危うい事が発覚したのよね。
んで、そうこうしてるうちに虐待されていた子供達を保護して、最終的には五人の子供の親となりましたよ。
子供を引き取るには色々細かくて厳しい規定があるんだけど、それはアリオスと婚約する事で全てクリア。何にも持っていない私には、致し方無いんだけれど・・・
だから婚約はしたけど、婚約と言う名の契約を取り決めた。
契約内容はあまり難しくはないものだと思う。だって、第一に子供達の事を思っての内容だから。
私の身を守るための内容も勿論取り込んでいる。――――このままずるずると結婚に持ち込まれないために。
当然、アリオスの為のものも。
でも、アリオスの為にと思って提案した項目は何故かことごとく却下された。
リズがご立腹なのはその、却下しているはずの内容に沿う様な事を、私がしてしまったからだ。
『婚約期間中、恋人を作っても良いものとする』という、却下された私の提案。
私の事を好きだ、と言ってくれているアリオス。その事自体、いまだに信じられない。それに、その気持ちがいつまで続くかわからないし。
ましてや今の所、私にその気はない。なので、私の我侭に突き合わせてしまって申し訳ない気持ちの方が大きい。
だから取り敢えず逃げ道的な?提案で、好きな人ができたんであれば、付き合っちゃっていいよ!ってな提案をしたのだ。
私なりに気を使ったつもりなのだが、それはアリオスの心を打ちのめし、リズには無神経だと怒られる。
「もし貴女の片思いの相手から『彼、良い奴だから付き合ってやってよ』なんて言われてら、どう思います?嬉しいですか?」
「うぐっ・・・・」
「まぁ、言われて嬉しいのであれば私は何も言いません。男から『運命の人だ』と言われ舞い上がり、挙句に『君は勘違い』と言われ捨てられる事に関しては傷ついても、これに関してはなんとも思わないのでしょうね」
「ぐっは・・・ごめん、なさい・・・」
私は容赦ない攻撃に力尽き、そのままふかふかのジュータンの上に倒れ込んだ。
「アリオスの気持ち、わかっていますよね?」
冷たいリズの声に、私は無言で頷く。
怒られても仕方が無い事を私はやっている。その自覚はある。
子供を引き取る際も、彼の好意を利用するのは嫌だとも思ったけど、利害の一致という事で『契約』した。彼もそれでいいと、言ってくれたから。
なのに、私には戸惑う事ばかりなのだ。
『契約』だというのに彼はとても嬉しそうに、私や子供達と関わっている。溢れんばかりの愛情を注いでくれるから。
―――――罪悪感、半端ないし・・・・・何だか怖いのだ・・・
そもそも、何で私とアリオスが契約婚約してまで子供達の親となったか・・・それは、一番末っ子のティナの希望だったからだ。
契約時、彼等に再度気持ちを聞いてみた。私だけが盛り上がってもしょうがないから。
それに彼等にしてみれば、別に親は私でなくても良かったのかもしれない。五人一気に引き取ってさえくれれば。
現実的に、五人まとめて引き取れる事ができるのは、今現在アリオスにしか出来ないのだけれど・・・・
そんな子供達の我侭を彼は快く引き受けてくれた。婚約者となるのは私という条件付きで。
ティナの元々の希望が、私とアリオスが親となる事だったから、正に彼女の希望を叶えた事になる。
まぁ、アリオスと私の思惑が・・・中身は別として・・・一致したから、かなり悩みはしたけど了承した。
そんなこんなで婚約発表まで・・・してしまったのよ。正に電光石火とはこの事を言うんだろうなぁ・・・と、その時の記憶が曖昧なほどにあっという間だった。
超冷静になった今では『やばいかも?マジ、やばいかも?このまま、結婚?』と、心の中で呪文の様に繰り返されている。
そんな私の焦りというか、何と言うか・・・そんな気持ちが態度に出てしまっているのだ。
リズは突っ伏す私に手を伸ばしてくれ、私は小さく溜息を吐くと、彼女の手を取って立ち上がった。
ソファーに並んで座ると握っていた手を、ポンポンと優しく叩いた。
私は又も小さく息を吐き、観念したように口を開いた。
「怖いんだ・・・」
「怖い?」
「うん・・・アリオスの、何ていうか・・・・邪な気持ちが入り交じった無償の愛情?」
「邪な・・・・まぁ、分かる気がしますが」
そう、彼は婚約してからというもの私に対する好意を隠そうとせず・・・これまでもダダ漏れだったとリズは言うけど・・・何と言うか・・・恋愛感情の他に家族愛もプラスされグレードアップされていて、厄介な事にそれがあまりに心地良すぎて、引き込まれそうで、私的には危機感を感じひじょーに困っているのだ。
子供達が来てからひと月が経った。引き取った初日、親睦を計る為と称し私は床に毛布を敷き詰め十人くらいは寝れるよう布団を作り、皆で雑魚寝した。
意外にもそれが好評で、それからというもの月に何回かは必ず皆で寝ている。その中には勿論アリオスも含まれている。
彼は王子なのに床に寝る事に何の抵抗も示さず、反対に戦場での野営に比べればと笑い飛ばしている。
子供達との関係も比較的良好で、今は学校への入学手続きで二人額を合わせ話し合う事も多い。
今まで単なる女好きのイケメン野郎だと思っていたのだが、深く関われば関わるほど彼の内面が見えてくるようで・・・・
「ぶっちゃけ、惹かれてきてるって事ですよね?」
期待感の籠るリズの一撃に、私は真顔で返す。
「いや、それはないから」
なんとも微妙な顔のリズに一応、言い訳をする。
「まぁ、見直しているっていうか・・・」
「では、何故他の女性をあてがおうとするのです?」
「だって、あんなイケメンの王子様が本気で私の事好きなわけないじゃない。単に珍しいものが目の前に居て、自分に中々靡かないから意地になっているだけで・・・」
「はぁぁぁぁぁ~~~~~~~~」
リズは頭を抱え、こいつバカなの?みたいな目で私を見ながら、大きくも長い溜息を吐いた。
12
あなたにおすすめの小説
冷徹宰相様の嫁探し
菱沼あゆ
ファンタジー
あまり裕福でない公爵家の次女、マレーヌは、ある日突然、第一王子エヴァンの正妃となるよう、申し渡される。
その知らせを持って来たのは、若き宰相アルベルトだったが。
マレーヌは思う。
いやいやいやっ。
私が好きなのは、王子様じゃなくてあなたの方なんですけど~っ!?
実家が無害そう、という理由で王子の妃に選ばれたマレーヌと、冷徹宰相の恋物語。
(「小説家になろう」でも公開しています)
王太子妃専属侍女の結婚事情
蒼あかり
恋愛
伯爵家の令嬢シンシアは、ラドフォード王国 王太子妃の専属侍女だ。
未だ婚約者のいない彼女のために、王太子と王太子妃の命で見合いをすることに。
相手は王太子の側近セドリック。
ところが、幼い見た目とは裏腹に令嬢らしからぬはっきりとした物言いのキツイ性格のシンシアは、それが元でお見合いをこじらせてしまうことに。
そんな二人の行く末は......。
☆恋愛色は薄めです。
☆完結、予約投稿済み。
新年一作目は頑張ってハッピーエンドにしてみました。
ふたりの喧嘩のような言い合いを楽しんでいただければと思います。
そこまで激しくはないですが、そういうのが苦手な方はご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件
三谷朱花
恋愛
レイーアが目覚めたら横にクーン男爵家の令息でもある騎士のマットが寝ていた。曰く、クーン男爵家では「初めて契った相手と結婚しなくてはいけない」らしい。
※アルファポリスのみの公開です。
前世で孵した竜の卵~幼竜が竜王になって迎えに来ました~
高遠すばる
恋愛
エリナには前世の記憶がある。
先代竜王の「仮の伴侶」であり、人間貴族であった「エリスティナ」の記憶。
先代竜王に真の番が現れてからは虐げられる日々、その末に追放され、非業の死を遂げたエリスティナ。
普通の平民に生まれ変わったエリスティナ、改めエリナは強く心に決めている。
「もう二度と、竜種とかかわらないで生きていこう!」
たったひとつ、心残りは前世で捨てられていた卵から孵ったはちみつ色の髪をした竜種の雛のこと。クリスと名付け、かわいがっていたその少年のことだけが忘れられない。
そんなある日、エリナのもとへ、今代竜王の遣いがやってくる。
はちみつ色の髪をした竜王曰く。
「あなたが、僕の運命の番だからです。エリナ。愛しいひと」
番なんてもうこりごり、そんなエリナとエリナを一身に愛する竜王のラブロマンス・ファンタジー!
【完結】元お飾り聖女はなぜか腹黒宰相様に溺愛されています!?
雨宮羽那
恋愛
元社畜聖女×笑顔の腹黒宰相のラブストーリー。
◇◇◇◇
名も無きお飾り聖女だった私は、過労で倒れたその日、思い出した。
自分が前世、疲れきった新卒社会人・花菱桔梗(はなびし ききょう)という日本人女性だったことに。
運良く婚約者の王子から婚約破棄を告げられたので、前世の教訓を活かし私は逃げることに決めました!
なのに、宰相閣下から求婚されて!? 何故か甘やかされているんですけど、何か裏があったりしますか!?
◇◇◇◇
お気に入り登録、エールありがとうございます♡
※ざまぁはゆっくりじわじわと進行します。
※「小説家になろう」「エブリスタ」様にも掲載しております(アルファポリス先行)。
※この作品はフィクションです。特定の政治思想を肯定または否定するものではありません(_ _*))
【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!
白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。
辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。
夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆
異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です)
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆
勘違いで嫁ぎましたが、相手が理想の筋肉でした!
エス
恋愛
「男性の魅力は筋肉ですわっ!!」
華奢な男がもてはやされるこの国で、そう豪語する侯爵令嬢テレーゼ。
縁談はことごとく破談し、兄アルベルトも王太子ユリウスも頭を抱えていた。
そんな折、騎士団長ヴォルフがユリウスの元に「若い女性を紹介してほしい」と相談に現れる。
よく見ればこの男──家柄よし、部下からの信頼厚し、そして何より、圧巻の筋肉!!
「この男しかいない!」とユリウスは即断し、テレーゼとの結婚話を進める。
ところがテレーゼが嫁いだ先で、当のヴォルフは、
「俺は……メイドを紹介してほしかったんだが!?」
と何やら焦っていて。
……まあ細かいことはいいでしょう。
なにせ、その腕、その太もも、その背中。
最高の筋肉ですもの! この結婚、全力で続行させていただきますわ!!
女性不慣れな不器用騎士団長 × 筋肉フェチ令嬢。
誤解から始まる、すれ違いだらけの新婚生活、いざスタート!
※他サイトに投稿したものを、改稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる