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喜劇と悲劇
しおりを挟むパンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!
「このスケべ女が!!わしがお仕置きしてやらんと気が済まんわい!!」
「んおほぅ♪これ、凄いっ、凄すぎるうぅぅっ!」
先ほどから朱莉は僕の背中に回している。その手には凄い力が入っていて…僕の背中が掻きむしられるんじゃないかと思うほどだ。本当に気持ちがいいと朱莉はこうなるんだ。
「変態のくせに、まだカマトトぶっておるの!!さあ、監督とはどんなことをしたのか洗いざらい語ってもらうぞ!」
「はぁんっ!あああうぅっ!色々っ、したから…どこから言えばいいのか…ぁぅんっ!…わか、らない…ああんっ!!」
「わしにしたスケベテクは監督に仕込まれたんじゃな!?」
「は、はいぃぃっ…!乳首舐め、手コキも…はあんっ!金玉吸うのもっ…アナル、舐めも…フェラも…ああううぅっ!監督に、仕込まれましたあぁぁっ!!」
どれだけ背中が痛くて、脚に負荷がかかっても、僕は我慢し続ける。この続きを知りたい。そのためなら、僕はこんな痛みや苦しみなんて我慢できるから。
「他にはどんなことをしたんじゃ!?」
「んおううぅぅっ!!夏の部活終わりっ、んぁうぅっ!呼び出されて…監督の全身の汗、舐めとったり…」
僕の脳裏にその光景が浮かぶ。サンタみたいにでっぷりとした、汗まみれの巨漢のおっさんが横になっている。そしてそこに、ユニフォーム姿の朱莉がいて、舌を突き出しておっさんの汗を舐めとっていく。
「他には…んあぅっ!そ、ソープ?…みたいなことしたり…制服や体操服のまましたり、メイドとかバニーとか色々なコスプレもしたあぁぁ!!」
衝撃的な告白の連続に、僕の想像が追いつかなくなる。ただ一つ言えるのは、その監督は僕よりもはるかに朱莉の身体を知っていて、僕の知らない朱莉を堪能してきたということだ。
「まだまだあるじゃろ!?」
「んあううぅっ!か、監督…よく、カメラも回していたあぁぁっ!!」
「ハメ撮りもたくさん撮ったわけか!!AV女優さながらじゃな!!」
再び僕の想像が掻き立てられていく。その映像に写る朱莉はどんな姿を見せているのだろう。監督が僕の知らない朱莉の痴態を今も堪能していると思うと、嫉妬と興奮が渦巻いて…ゾクゾクと震えが止まらなくなる。
すると突然、激しく滑らかに朱莉を突き立てていたサンタの腰の動きがピタリと止まった。サンタはニヤニヤと笑いながら、朱莉に問いかけた。
「そんなに愛し合った監督と、卒業してからそれっきり…そんなことはないじゃろ?」
「はあっ、はあっ、ああうぅぅ…それはぁ…それだけはぁぁ…」
「なあ、ゆう君と付き合っている時も、愛し合ったんじゃろ?」
朱莉が一瞬戸惑っているように感じた。いくら僕の性癖を受け入れたと言っても、抵抗感が完全に払拭されるわけではないのだろう。
だけど、そこで戸惑うということは…僕は答えが分かってしまい、身体が昂っていく。あとは、朱莉の答えを聞いて、確認するだけだ。
「さっさと正直に答えんか!」
「か、監督と浮気しましたあっ!」
ああ、やっぱりそうだ。全身がゾクゾクして、凄まじい興奮が込み上げる。でも、僕は支えなのだから…我慢しないと…
「ぐひひ、やっぱりそうか。つくづく淫乱な女じゃのう」
「4ヶ月前の夏休み…監督からOGとして部活の合宿を手伝えって…何されるか分かったから、断ったけど…しつこくて…結局通話で話し合うことになったけど、通話していたら…いつの間にかオナニーさせられていたの…」
「がはは!結局、言いなりになって参加するしかなくなったわけか!」
その合宿なら僕も記憶がある。付き合ってすぐの夏休み、朱莉は高校の部活の合宿を手伝うことを話していた。確か朱莉のSNSで、朱莉と部員との記念写真がアップされていた。その裏で、朱莉は監督とのSEXに耽っていたのか…
「それで…合宿のあった5日間…夜はずっと監督とSEXした…」
「監督との久々のSEX、興奮したじゃろ?」
「そうなの…すごく興奮したのぉぉ…!ゆう君相手にずっと我慢していた分、凄く気持ちよかったあぁぁ…!!」
僕は思わず笑ってしまう。僕が寝取られを妄想するまでもなく、朱莉は他の男と浮気SEXをしていた。とうに僕は裏切られていたのだ。
これはもしかしたら、悲劇かもしれない。おそらく大半の男性にとってはそうだろう。だけど、僕にとっては…これは悦楽渦巻く喜劇だ。僕がこの喜劇を止めることは、ありえないだろう。
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