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13.ミネルヴァの囁き④
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「ふふふ。透き通るように白い肌、華奢な体型、すらりと伸びた長い手脚、小ぶりだがツンと上を向いた形のいい胸…君はとても魅惑的だ」
「ああん、そんなに褒めてくれるとは思わなかったぞ♪」
そこから私たちは寝室に移動して愛し合った。
初心なお前には想像がつかぬほどに濃密で情熱的で…まさに至福の時間だったぞ♪
ちゅう、レロォ、ぶちゅうぅ、チロ、ずじゅるるるうぅぅ…
「んむうぅ…んうぅ…んん」
まず、魔王は私の体を力強く抱きしめて、熱いキスをしてくれたんだ。
私にとっては初めてのキスだったが…不思議なことにどう動けばいいのかが分かった。
私は魔王を喜ばせようと必死に唾液まみれの舌を絡めた。魔王も、それに応じるように舌をたっぷりと絡めてくれるんだ。
まるで軟体動物のように舌をうねうねと絡めてきたり、私の舌を吸い上げたり…その全てが刺激的だった。
魔王の唾液を飲み込むたびに、お前との思い出が上書きされるような気分になってきてな。
「んむぅ、んん、ごくっ、んぐっ」
それがたまらなくて、この男の唾液をごくごくと飲んだよ♪
そこからは本格的な取引の話だ。親睦を深めるためにも、お互いの腰を交え、身体を密着させながら、じっくりと語り合ったよ。
「はあん!ああぁんっ!!勇者の、あうんんっ!力の仕組みについてはっ、神官、マリアが詳しいっ!」
「マリアか…聞いたことがある。確か聖剣を司る教会にいる神官がそんな名前だったな」
「流石だ…あああぁぁんっ!そのっ、マリアを味方にすればっ、あああっ!勇者の力の源を断つことに成功っ、するだろう… はああぁあんっ!」
ん?身体がビクッと震えたぞ。マリアの名前が登場して動揺したのか?
そうか。マリアの安否が気になるのか。数ヶ月、前お前と関わりのある女が次々と失踪したが…その中の1人がマリアだからな。
安心しろ。マリアが今どうしているかはまた後で教えてやる。
「ふふふ。では我々の最初の標的はマリアになりそうだ」
「そ、それは、ダメだ!ああぁああぁっんんっ!!さ、最初のっ、標的は決まっている、あううぅぅんっ!こっ、これだけはっ、譲れないっ!」
「ふふふ。ようやく取引らしくなってきたじゃないか。ミネルヴァ、君の要求は何だ?」
「あはぁんっ!最初の標的はっ、マチルダだっ!はうううぅうんっ!あいつをっ!早くアレンから救い出してやってくれっ!」
ふふふ。「仲間を助けるのに理由なんか要らない」…お前が良く言っていたセリフだな。
私も同感だ。だから、かけがえのない親友を救い出したかったのだ。お前のような下等なオスからな♪
「んうううぅぅうっ!!私がアイツをここに連れてくるからっ!救ってくれっ!」
「いいだろう。君の要求を飲もう。その代わり、君は私の側近として仕えてもらおうか。君は非常に聡明で優秀だからな」
「ああああぁあぁっ!!もちろんだっ!暗黒魔法も覚えるからっ!私を駒として使ってくれ!」
こうして、私と魔王の「取引」は無事に成立した。
そして「取引」の話の後は、更に親睦を深めるに尽きる。
「なあっ、もういいだろうっ…?あぁんっ!頼む…注いでくれ!注いでくれっ!」
「ふふふ。そんなに懇願されては仕方あるまい。ミネルヴァ、君の子宮にたっぷりと子種を注いでやろう」
「はぁんっ!激しいのもっ、好きっ…あうううぁあんんっっ!!!」
魔王が腰を激しく振って射精の体勢に入った。
一滴たりとも溢すことは許されない。私は本能的にそう直感した。だからこの男の腰にガッチリと脚を絡めて、しがみつくように厚い背中に手を回して、射精を受け入れた。
ドグン!ビュルルルルルルウウゥゥッッッッ!!!ビュルウゥッ!ビュルウ!ビュウッ!ビュッ!
「んああああああぁぁああぁっっ!!ああぁあああぁっ!!!あああぁぁああああああぁんん!」
魔王の子種を注がれている時、私は確信した。私は何があってもこの男に尽くすと。
そして同時に…アレン、お前に対する一切の感情が消えていくのもわかった。
お前はこれまでさんざん魔王に歯向かってきた。そしてお前はいまだにその態度を改めようとしない。
ならばアレン…お前は私の敵だ♪
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