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王子さまはすっかりお妃さまに夢中になってしまいました。心ではダメだと分かっているのに、お妃さまのことを考えると身体がジンジンと疼いてしまうのです。
お妃さまと会う時は、必ず中出しです。お妃さまが杭打ち騎乗位で、容赦なく搾り取ってくるからです。お妃さまは上体を前に傾けて、乳首を舐めたり、指で弄ったりしながら、腰を上下に動かします。とても気持ちがいいので、王子さまは何発も中出しをしてしまうのでした。
それに比べて、召使いの娘は何とつまらないのでしょう。王子さまはいけないと分かっていても、そう思うようになってしまいました。交わる時には、目を瞑り、お妃さまのことを考えるようになりました。そちらの方が気持ち良くなれるからです。
そんなことを繰り返しているうちに、再び王子さまはお妃さまに依存してしまいました。このように、男女の仲というものは、簡単には切れないものなのです。
「私と王子さまはもう会わない方がいいですわ」
しかし突然、お妃さまは別れ話を切り出したのでした。王子さまは目の前が真っ暗になるくらいのショックを受けました。王子さまは、お妃さまがいないと生きていけません。だから、すがるようにして、別れを取り消してほしいとお願いをしました。
「でしたら、お願いが2つございます。1つ目は、私と大臣を解放することです。2つ目は、私と大臣を捕まえた不届きものたちを、全員まとめて牢屋に入れることです」
お妃さまのお願いは、とてもではありませんが、聞き入れられるものではありません。そんなことをしてしまったら、せっかく訪れた平穏が台無しになってしまいます。
「このお願いを聞き入れられないのなら、私と王子さまの関係はそれまでですわ」
お妃さまは冷たい口調で素っ気なく言い放ちました。王子さまの心には、言いようのない喪失感が広がってしまいます。
それでも、こんなお願いを聞けるはずがありません。しかし、お願いを聞き入れなければ、王子さまはお妃さまに捨てられてしまいます。
王子さまは、みっともなくあわあわとしながら…ついに決断を下したのでした。
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