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慣用句、ことわざっ!
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あの日から長い月日が過ぎた。
僕の頭の中にあのときのことが浮かんでくる‥。
友達と話していたときのこと。
「~くんって、目から鼻に抜ける~。」
最後まで聞かなかったが、僕は疑問に思った。
目から鼻に抜けるって何だろう?
僕は思いついて言った。
「風だ!」
「え、どうしたの?」
「目から鼻に抜けるもの。つまりクイズでしょ?」
「ははは。そういう慣用句があるんだよ。」
僕は顔を赤くする。
あのとき、僕は“慣用句”というものを殆ど知らなかった。
しかし、今は違う。
慣用句を沢山調べ、ことわざ、四字熟語までもチェックした。
これなら大丈夫。
僕は早速、友達の元に行った。
「久しぶり。」
そうあのときの恥ずかしさから、関われなくなっていた。
「久しぶり。前はごめんね。」
「いや、もう大丈夫。慣用句、ことわざ沢山覚えてきたから。」
「おぉ。じゃあ、問題出していい?」
「あぁ、もちろん。」
「上手な人でも、失敗することがあるということわざは?」
「それね。天狗の飛び損ないでしょ。」
友達は無表情。
「何それ。」
「その意味があることわざでしょ。」
「まぁ、いいや。じゃあ、もう一つ問題だすね。」
「よーし!頑張る!」
「価値のわからないものに与えても無意味であるということわざは?」
「うさぎに祭文!」
「知らない。」
「その意味があることわざだよ。」
「聞いたこともないよ。」
「慣用句なら大丈夫!」
「出すの難しいからごめん。」
僕は膝をついた。
求めている答えじゃなかったのか‥。
「あの明眸皓歯を浮かべた時間はなんだったんだ‥。」
「知らないよ。」
「実際に、屋根にとまったカラスが恋しくなったあの時間も‥。」
「好きな人できたの?」
「うん。少し前にね。」
「誰?」
「きみこさんっていう女性だった‥。」
「へー。どこが好きになったの?」
「君子(くんし)って漢字で書くと思ったからかな。」
「そこだけで?しかも、理由が分からない。」
「馴染み深い言葉だったんだけどな‥。」
「意味なくないでしょ。」
「通じなければ意味ない!」
「意気消沈‥。」
そう言って僕は倒れた。
「その四字熟語知ってる。」
今頃!そう思ってがっくりした。
僕の頭の中にあのときのことが浮かんでくる‥。
友達と話していたときのこと。
「~くんって、目から鼻に抜ける~。」
最後まで聞かなかったが、僕は疑問に思った。
目から鼻に抜けるって何だろう?
僕は思いついて言った。
「風だ!」
「え、どうしたの?」
「目から鼻に抜けるもの。つまりクイズでしょ?」
「ははは。そういう慣用句があるんだよ。」
僕は顔を赤くする。
あのとき、僕は“慣用句”というものを殆ど知らなかった。
しかし、今は違う。
慣用句を沢山調べ、ことわざ、四字熟語までもチェックした。
これなら大丈夫。
僕は早速、友達の元に行った。
「久しぶり。」
そうあのときの恥ずかしさから、関われなくなっていた。
「久しぶり。前はごめんね。」
「いや、もう大丈夫。慣用句、ことわざ沢山覚えてきたから。」
「おぉ。じゃあ、問題出していい?」
「あぁ、もちろん。」
「上手な人でも、失敗することがあるということわざは?」
「それね。天狗の飛び損ないでしょ。」
友達は無表情。
「何それ。」
「その意味があることわざでしょ。」
「まぁ、いいや。じゃあ、もう一つ問題だすね。」
「よーし!頑張る!」
「価値のわからないものに与えても無意味であるということわざは?」
「うさぎに祭文!」
「知らない。」
「その意味があることわざだよ。」
「聞いたこともないよ。」
「慣用句なら大丈夫!」
「出すの難しいからごめん。」
僕は膝をついた。
求めている答えじゃなかったのか‥。
「あの明眸皓歯を浮かべた時間はなんだったんだ‥。」
「知らないよ。」
「実際に、屋根にとまったカラスが恋しくなったあの時間も‥。」
「好きな人できたの?」
「うん。少し前にね。」
「誰?」
「きみこさんっていう女性だった‥。」
「へー。どこが好きになったの?」
「君子(くんし)って漢字で書くと思ったからかな。」
「そこだけで?しかも、理由が分からない。」
「馴染み深い言葉だったんだけどな‥。」
「意味なくないでしょ。」
「通じなければ意味ない!」
「意気消沈‥。」
そう言って僕は倒れた。
「その四字熟語知ってる。」
今頃!そう思ってがっくりした。
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