思想学部

ケーキ

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一年生

部活動!

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練習試合が終わってから、何事もなく休みが続いた。

そして、部活の日。

みんな1つの場所に集まって、勉強会をすることになった。

青野くんも勿論、参加して、勉強も教えてくれた。

なんでも、教えることは普通に勉強するよりも、定着するらしいのだとか。

青野くんはすすむくんにつき、おとねさんがしずくさんについていた。

「ありがとう…おとねちゃん。

私、学校に入るのギリギリだったから、教えて貰えてありがたいんだ…!」

「こちらこそ!力になれたのなら私も嬉しいよ!」

「おとねちゃんに教えてもらうと、とっても分かりやすくて…。」

しずくさんは嬉しさのあまり、泣き出してしまう。

そんな時、おとねさんはいつも、優しく頭を撫でて寄り添った。

しずくさんが泣き止むと、彼女は、少し皆の前に出てくる

「どうしたの?」

すすむくんは、ノートから顔を上げた。

「実は、話さないといけないことがあって…」

首を傾げる。

「私、思想学部を辞めようと思うの…!」

みんなはそれに驚いた。

しずくさんは、またうるうるとおとねさんに近寄る

「何かあったの…?もしかして、私がよく泣くから…。」

おとねは首を降った。

「ううん。私はもう一度、自分の夢…ピアノでみんなを笑顔にしたいと思ったの!」

しずくは少し寂しそうです。

「ごめんね。」

「寂しいけど、大丈夫だよ…おとねちゃん!」

「ありがとう、しずくちゃん…!」

そして、少し心配そうに、すすむの方を見ました。

「私が抜けちゃったら、部活大丈夫かな…?」

「大丈夫だよ!」

彼は落ち着いていた

すると、青野くんがやってくる

「僕は卒業するまで、部員で居ようと思ってるから大丈夫だよ。」

「向かってる最中、暗記したり、みんながいる所で勉強した方が落ち着くし捗るから」

おとねさんはそれに「ありがとう」と言った。

──────

それから、すこし勉強を続けると、「そうそう。」とおとねさんが思い出す。

「中学校の時の友達に聞いたんだけど…!他の学校でも、思想学部が沢山作られてるらしいよ!」

僕はその言葉に驚いた。

「大会があるとは聞いたけど…。」

「なんでも、むりさんって人が広めたって噂だよ」

むりさん。聞いた事の無い名前だ。

すすむくんは前に出てきて言う

「何があっても、変わらない。大会ができたってことは嬉しいことだよ!」

「リベラルシンク高校の人が否定で行くなら、僕は肯定でいく!」

キラキラと目を輝かせていた。

「大会で勝つには、否定より肯定か。」

僕は頷いた。

だけど、もし、本当にそれで行くのなら、決着はつかないのでは…?

そう思いつつも、彼の強い未来への気持ちが大丈夫と後押ししているよう。

どんな形であれ、誰かを傷付けて得ようとする勝利よりも、お互いが悲しまず得られる勝利の方がいい。

僕は「いいと思う」と笑った。

───────

リベラルシンク高校では、思想学部のメンバーが集まっていた。

「リーダー行けなくてすみません。」

ひていは頭をさげる。

「謝らなくていい。しようと思ってたことはできた。」

「おとねって部員のことですか?」

「あぁ。彼女は時期に部活を辞めるだろう。」

「流石、リーダー。」

「そういえば、ショー行きました?俺は行かなかったんですよね。」

「あぁ。行った。2人気になるのが参加してな。」

「そういえば…」

ひていがそう言うと、リーダーの男はあたりを見回した。

「ところで、今日は、あゆみさんと、はみさんが来てないな。」

「何してるんでしょうね。」

「まぁ、いい。」

リーダーの男は窓から太陽のぼる空を見上げた。

「すすむ」

───────

おとねさんは夏休みの間だけは居ることになる。

それから先に、また吹奏楽部に入るらしい。

そして、また少しずつ家でピアノを弾いて練習を続ける。

すすむくんは彼女を後押しした。

「おとねさんならきっと大丈夫!」

それから、思想学部は、部活をしたり、勉強したり、それぞれで遊んだり、色々なことをして夏休みを過ごした。

短いようで長い夏休み

───────
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