思想学部

ケーキ

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ニ年生

変化

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あれから少しして、変わったことがある。

部活へがとくんが来てくれた。

理由は分からないが、部活にも参加してくれてる。

しかし、キセキさんのことを逐一気にしているような気がした。

気のせいかもしれないが。

そして、大きく驚いた事があった。

みおさんが、ここの学校の校長ととても仲良さそうに話している。

学校入学して、そんなに経たず仲良くなれるなんて凄い。

彼女の社交性に驚かされる。

思えば、部活に入ってくれた時も彼女からだった。

すると、ふと、探し人のことを思い出す。

結局見つかったのかな…?

午後の部活がはじまる。

今日はまた、何かある人は居るかとすすむくんがみんなに聞いていた。

そして、みおさんの前に来た時彼女は話す。

「大丈夫です!私は毎日ラバーダッキングしてるので!」

「ラバーダッキング?」

「はい!あひるさんのおもちゃや、ぬいぐるみさんに今日あったことを話してるんです!」

とても元気そうだ。

直後、後ろから、「あの!」と声がした。

振り返ってみると、そこに、仮面をした女の子が立っている。

「君は!」

僕が名前を言おうとした時、「私はペルソナ・ノングラータです!」と言った。

前言っていた偽名のようなもの。更に長くなってる…。

すると、向こうから、みおさんがやってきた。

「あなたは…もしかして…?」

「すすむくんと話していたんじゃあ?」

僕が呟くと、彼女は「今日はみんな自由行動らしいです!」と言った。

「そうだったんだ。」

「ところで…あなたはお姉ちゃんじゃ…?」

みおさんは、仮面の女の子を見つめて言う。

そして、近付こうとした時「来ないで!」と。

「どうして?」

みおさんがそう言うと「私の目は封印されてる!」と。

「本名ペルソナ・ノングラータ…

その顔に触れてはいけない…」

「この封じられし顔を見ようと言うのなら…」

「分かった!触れない!」

みおさんは続けて言った。

「確かに、お姉ちゃんだったら、そんなことは言わない!」

「声と雰囲気が似てたから同じ人かと思ったけど…」

それは最早、同じ人なのでは…?

心の中で思いつつも、2人とも納得した形になっていた。

「先輩、話に割り込んじゃいました」

元気にそう言った。

そういえば、僕には聞きたいことがある。さっきのことは、心の中にしまう。

「ペルソナさんどうしてこの学校に?」

「特に理由はないよ。久しぶりに来たかっただけ。」

「そうなんですね。」

「はい!」

仮面越しからも分かる。彼女はいつも笑顔だ。

「そういえば、前のショーの時、居ませんでした?」

「懐かしいことを言いますね。居ましたよ。」

「やっぱり!確か、帰る前、最後に見た気がします。」

すると、みおさんもまじってくる。

「ダイバースショーのことですよね?私も居たー!」

とても嬉しそうに笑う。

「確か、可愛さについて語ってましたね。とても素晴らしいと思います」

「ありがとうございます!」と言ったが、少しペルソナさんの方を見つめている。

「どうかされたんですか?」

「その話し方…やっぱり、知ってる人のような気がして…」

ペルソナさんは急にカタコトになった。

「ワタシ、ソノヒトトハチガウ」

「確かに…お姉ちゃんはカタコトじゃなかった気がする!」

それでいいのだろうか…?

僕は心の中で思った。

「2回疑ってごめんなさい!」

「大丈夫だよ!とっても嬉しいから!」

心の中で、何故?と思う。

「そんなにその人と会いたいのね。」

そして、ペルソナさんはみおさんの頭をなでた。

「わーい!」

なんだか2人はとっても嬉しそうだ。

結局、2人はとても近くにいた。

「私、ペルソナさんと一緒に居ると落ち着く!なんでだろう…?」

「それはきっと、みおちゃんがいい子だからっ!」

「わ!ありがとー!」

それから少しして、僕はペルソナさんに聞く。

「そういえば、この学校に来て大丈夫なの?」

「学校休んだから!」

「他校の生徒が来ていいのかなって!」

「なるほど!」

ペルソナさんは頷く。

「この学校は、大丈夫なんだよ!校長先生が優しいから」

みおさんが元気で話す。

「そうなんだ!じゃあ、良かった」

そのままペルソナさんが来た理由は分からず、部活時間は過ぎていった。

帰る時に、ペルソナさんは僕に言った。

「ここに来たのは、人を見たかったから。私の学校以外は、どんな性格の人が居るかって。」

僕は頷く。

「人の性格とかって、その人にしかない特別なものだから。」

「他の学校には行くの?」

「うん。行ったよ。この学校は特に来たかったから」

そして、小さな声で呟く

「私、この学校に…」

その先は聞き取れなかった。

「また来るかも。」 

彼女はそう言って別れた

───────
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