わたしのゆめ

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夢の中の夢?

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「うみちゃん‥うみちゃん。」

私はいつの間にか、あの子のことを探していた。

なんでこんなに寂しいんだろう‥。

そしてそのまま立ってると、トントンと誰かが肩を叩きます。

その手の方に、体を向けると‥

そこにはおばあちゃんが居ました。

「あいまちゃん見つけたよ!」

知らない人かも‥。でも‥?

「もしかしてうみちゃん‥?」

「そう!」

「面をしてるんじゃない?」

でも、そうは見えませんでした‥。

「えっ、え‥?私、何十年後の未来に来ちゃったってこと?」

「そうかもしれませんね!」

というか‥うみちゃん年をとっても可愛くて優しそう‥。

「今日も遊びましょうか。」

「いいけど、何をするの?」

「短歌や、園芸、お茶を飲んだりしましょう!」


そこで私は目を覚ました。

周りを見ると、知らない家の中。

「そういえば、寝るって言ったね‥。」

「うみちゃんは‥?」

周りを見ると、そばで寝てるうみちゃんが居た。

「良かった‥。」

だけど‥

「うみちゃん」

トントンと優しく叩くが、起きる気配はない。

「あれ‥?うみちゃん、うみちゃん。」

全く起きる気配がない。

目から涙があふれる。

「うみちゃん‥。」



「あいまちゃん!」

目を開けると、目の前にうみちゃんの顔があった。

「あ‥さっきのも夢だったんだ‥。」

「ふふふっ。今も夢の中かもしれませんよ?」

「確かに‥三度目の正直って言うもんね。」

うみちゃんは微笑む。

「二度あることは三度あるじゃないですか?」

「そうだったね‥。これも夢なんだ‥。」

少し目を閉じる。

「もしかしたら!」

うみちゃんの顔を見ると、たぬきの面をかぶってた。

「急にどうしたの?」

「なんでもないですよ!」

「ところで、最近、元気なかったですけど、何かあったんですか?」

「あぁ‥そうね‥。夢なら言ってもいいかな。」

「聞かせてください!」

「うみちゃんがね‥。」

「遠い人になってしまうんじゃないかって‥。」

「私がですか?」

「うん。月のこと言ってたでしょ?」

「そうでしたね。でも、私はずっとそばに居ますよ。」

「本当?」

「あいまちゃんのことも好きだから、毎日あなたのハートをぎゅっとしちゃいます!」

「前に私、そんなこと言ってたね。恥ずかしい‥。」

「そうですか?私は好きですよ。」

「ありがとう‥。」

「ちょっと安心したから休もうかな‥。目がさめるかもしれないし。」

「はい。あいまちゃんおやすみなさい‥。」


私は目を覚ます。

近くで立って、後ろに手を組んでいるうみちゃんが‥。

「おはようございます。」

「ようやく起きれたかな。」

「現実と夢の境界線ってないですよね。」

「確かにそうかもね。」

「でも、私は、起きれたと思いますよ。」

「良かった。」

「ひとつだけ言ってもいいかな‥?」

「勿論です!」

「仲直りしよう!」

「喧嘩なんてしてましたっけ?」

「たしかにそうだった。じゃあ、いつも通り仲良くしてほしいな!」

「言われなくても、私はそのつもりですよ!」

「ありがとう。」

「ふふふっ!」

そうわらったうみの手に、たぬきの面が握られていたのだった─────
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