転生者に体を取られた。〜それはそれでいいんだけどね〜

テリヤキ

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「おぅっほん。アルくん。起きてもらっても良いかの~」

ん?ここはどこだ僕は確か家で寝ていて、、、

「おぉー起きたか。アルくん」

誰だ?このおじさん?いやおじいちゃん?しかもなんで僕の名前を、、、

「すみません。どこかでお会いしたことがありましたっけ?」

「大丈夫じゃわしとはどこでも会ってはおらん。その前にわしはアルくんに謝らないといかん。一度アルくんは自分の姿を確認してくれんか。」

自分の姿を確認って、、、うぉおっ!体がない。何これ火の玉?
どういうことだ?自分は一体どうなったんだ?

「そんなに慌てるんじゃない。それは魂の状態。一言で言うなら
  アルくんの生命エネルギーを表したというか状態じゃ」

「僕はどうなってしまったのですか?」

お爺さんは申し訳なさそうな顔をして話しはじめた

「すまないの~アルくん。君がそうなってしまったのはワシの責任でも
あるんじゃ。わしが1人の男をそちらの世界に転生させようとした時、
その時にわしがその男にやった加護を使って無理矢理、転生先を
変えたんじゃ。本当はまだ意思のない赤ん坊に転生するはずだったのじゃが
無理矢理変えたせいで君の方に転生してしまったというとこなのじゃ。
本当にすまんの~」

・・・・・はっ。じゃあ僕は死んだってことかな?ま~生きていても
親とはうまくやっていけてないし。でも死ぬのは嫌だな~

「そのことに関しては大丈夫です。向こうでは親には暴力を振られていて
そこまで親しい仲の子もいないし、どうせあのままいけばそのうち死んでますから。でも僕はこのまま死んでしまうのですか?」

「いやいや。流石にわしのミスで死なせる訳にはいかない。というか
死なせてはダメなのじゃ。この世界には決められた魂が生きていても
死ぬはずのなかった魂が死ぬとその一つの魂の隙間が世界の崩壊に繋がるのじゃよ。なのでアルくんには転生してもらうことになると思う。 」

ふーん魂の一つの違いでそこまで被害が出るんだ。
あれ?さっき言ってた転生者って大丈夫なのかな?

「どうする赤ん坊からの転生にするか、今と同じ年齢に転生するか。」

う~んどうしよ。赤ん坊からの転生はなんか恥ずかしいし。
同じ年齢に転生させてもらおう。その前に

「転生者の魂って大丈夫なんですか?」

「うん。確かに魂は記憶を消されて転生を繰り返しておるから
本来は魂を増やすのはまずいのじゃけれど、何億年に何回か魂の寿命がきて魂が消滅するのじゃよ。その穴を埋めるための転生者ってことじゃ。」

なるほど。うん。12歳の僕からしたらあんまり関係がないか。

「わかりました。ありがとございます。僕は今と同じ歳に転生させてもらいたいと思います。」

「ほっほっほ。今と同じ歳にじゃな。わかった。わしのせいじゃから
わしからも少しアルくんにプレゼントしておくよ。そのプレゼントは
転生したらステータスをみて確認しておいてくれ。それじゃあ転生するぞ」

「あのお爺さんの名前は?」

「わしの名前はメルク。神メルクじゃ」

うん。神メルクね。よし覚えた。ん?、、、神メルク

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」


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