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選挙課のやり取り…(その6)
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中国・四国地方ブロックの
試算を終えて一段落している一行
時計の針は16時55分ちょうどである
友成【なんとか今日の分は
終わったぞ~】と
腕を伸ばしてから
スーツの内ポケットから
目薬を取り出して差している
杉咲【私も終わりました~】と
データを保存して
パソコンの電源を落としてから
目にアイマスクをしている
佐野【さすがに限界ね】
とみんなに視線を向けながら
机の中を開けて
目薬を取り出して差している
大崎【さすがに疲労困憊です】と
データを保存してから
パソコンの電源を落として
目にアイマスクを付けて
目のコリを取ろうとしている
各務【定時まであと少しかい
あと18の府県まできたか~】
とパソコンから手を離して
作業の手を止めてから
机の中から目薬を取り出して
ポタリとそれぞれの目を差して
アイマスクで凝りを取ろうと
しています
佐野【さすがの各務さんも
目薬とアイマスクの
使用ですか~】と
机の中から目薬を出して
目を開けてポタリと差している
各務【さすがに身体にガタがな
労る事をしないとな】
大崎【しかし、本当に総選挙の
つもりなのですかね】
各務【こちらからしたら
余計な事をしでかして
くれましたという思いですよ】
そういって珍しく
腕を組んでいる
そんな時に1本の電話(内線)が鳴る
プルルルル…プルルルル…
ガチャリと友成が受話器を
持ち上げて耳にあてている
友成【はい、もしもし
選挙課大崎班です
お疲れさまです
大崎ですね少々お待ち下さい】
友成【大崎課長、お電話です
田島部長から3番です】
大崎【はい】と受話器を持ち上げて
3番を押す
大崎【もしもし大崎です
田島部長お疲れさまです】
大崎【はい…はい】と頷きながら
メモを取っている
各務【余計な仕事持ってくるなよ】と
ドスの低い声で首を回している
その時ゴリゴリと音がしている
佐野【各務さん、落ち着きましょう】
友成【各務さんて
怒る時あるんですか】
杉咲【初めて見た】
各務【それなりにはな、
理不尽な指示には容赦なし
元締めが男なら玉潰しとかな】
友成【恐ろしい…】
各務【本気ではやらないよ
ただ長く入ればな
それなりの手があるから】
大崎【分かりました
宜しくお願いします】
そう話して受話器を
ガチャリと下ろす
みんなの視線が大崎に向けられる
大崎【みなさん申し訳ありませんが
出番になります】
各務【現場へとですかい】とスクッと
椅子から立ち上がって
皆大崎へ視線を向ける
大崎【埼玉県の川口市と三郷市の
市長選挙の件と
総選挙の準備対応を
お願いします
とりあえず今の作業の仕事の
期限は任せるとの事です】
各務【課長、どうしますか】
大崎【特に埼玉県の川口市と三郷市は
候補者や投開票時に緊張感を
持って対応をお願いします】
各務【課長、ウチらは両方とも
選挙後の対応で大丈夫かと
余計な要請来たら各務からの
言付けをお願いします
“貸しを返せ”と伝えれば
そこで終わりますので】
大崎【貸しですか…】
各務【あらゆる所に貸しが
ありましてね】
友成【各務さんて、何者なんだろう】
と各務に視線を送りながら
ぼやいている
杉咲【何か恐ろしい人と仕事してる
気がする】と
整理整頓をしてから
早くもスーツの上から
ジャンパーを羽織っている
各務【人脈が多いと言ってくれ】と
ぼやいている
そして、時計の針はもうすぐ
定時になろうとしています
大崎【さてと、皆さん帰りましょうか
明日も通常通りに仕事を
しましょう】
と同じくロッカーからコートを
取り出して羽織っている
そういって電気を消して
それぞれぼやきを重ねながら
職場を後にして【お疲れさまでした】と挨拶をして、それぞれの家路へと
足を運ぶのでした
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
物語の繋がりで
こちらもお読みいただければ幸いです
迷宮~新聞記者 津雲京介
宜しくお願いします
https://www.alphapolis.co.jp/novel/619502113/824832932
試算を終えて一段落している一行
時計の針は16時55分ちょうどである
友成【なんとか今日の分は
終わったぞ~】と
腕を伸ばしてから
スーツの内ポケットから
目薬を取り出して差している
杉咲【私も終わりました~】と
データを保存して
パソコンの電源を落としてから
目にアイマスクをしている
佐野【さすがに限界ね】
とみんなに視線を向けながら
机の中を開けて
目薬を取り出して差している
大崎【さすがに疲労困憊です】と
データを保存してから
パソコンの電源を落として
目にアイマスクを付けて
目のコリを取ろうとしている
各務【定時まであと少しかい
あと18の府県まできたか~】
とパソコンから手を離して
作業の手を止めてから
机の中から目薬を取り出して
ポタリとそれぞれの目を差して
アイマスクで凝りを取ろうと
しています
佐野【さすがの各務さんも
目薬とアイマスクの
使用ですか~】と
机の中から目薬を出して
目を開けてポタリと差している
各務【さすがに身体にガタがな
労る事をしないとな】
大崎【しかし、本当に総選挙の
つもりなのですかね】
各務【こちらからしたら
余計な事をしでかして
くれましたという思いですよ】
そういって珍しく
腕を組んでいる
そんな時に1本の電話(内線)が鳴る
プルルルル…プルルルル…
ガチャリと友成が受話器を
持ち上げて耳にあてている
友成【はい、もしもし
選挙課大崎班です
お疲れさまです
大崎ですね少々お待ち下さい】
友成【大崎課長、お電話です
田島部長から3番です】
大崎【はい】と受話器を持ち上げて
3番を押す
大崎【もしもし大崎です
田島部長お疲れさまです】
大崎【はい…はい】と頷きながら
メモを取っている
各務【余計な仕事持ってくるなよ】と
ドスの低い声で首を回している
その時ゴリゴリと音がしている
佐野【各務さん、落ち着きましょう】
友成【各務さんて
怒る時あるんですか】
杉咲【初めて見た】
各務【それなりにはな、
理不尽な指示には容赦なし
元締めが男なら玉潰しとかな】
友成【恐ろしい…】
各務【本気ではやらないよ
ただ長く入ればな
それなりの手があるから】
大崎【分かりました
宜しくお願いします】
そう話して受話器を
ガチャリと下ろす
みんなの視線が大崎に向けられる
大崎【みなさん申し訳ありませんが
出番になります】
各務【現場へとですかい】とスクッと
椅子から立ち上がって
皆大崎へ視線を向ける
大崎【埼玉県の川口市と三郷市の
市長選挙の件と
総選挙の準備対応を
お願いします
とりあえず今の作業の仕事の
期限は任せるとの事です】
各務【課長、どうしますか】
大崎【特に埼玉県の川口市と三郷市は
候補者や投開票時に緊張感を
持って対応をお願いします】
各務【課長、ウチらは両方とも
選挙後の対応で大丈夫かと
余計な要請来たら各務からの
言付けをお願いします
“貸しを返せ”と伝えれば
そこで終わりますので】
大崎【貸しですか…】
各務【あらゆる所に貸しが
ありましてね】
友成【各務さんて、何者なんだろう】
と各務に視線を送りながら
ぼやいている
杉咲【何か恐ろしい人と仕事してる
気がする】と
整理整頓をしてから
早くもスーツの上から
ジャンパーを羽織っている
各務【人脈が多いと言ってくれ】と
ぼやいている
そして、時計の針はもうすぐ
定時になろうとしています
大崎【さてと、皆さん帰りましょうか
明日も通常通りに仕事を
しましょう】
と同じくロッカーからコートを
取り出して羽織っている
そういって電気を消して
それぞれぼやきを重ねながら
職場を後にして【お疲れさまでした】と挨拶をして、それぞれの家路へと
足を運ぶのでした
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
物語の繋がりで
こちらもお読みいただければ幸いです
迷宮~新聞記者 津雲京介
宜しくお願いします
https://www.alphapolis.co.jp/novel/619502113/824832932
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